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    平成19年度第5回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:324
    平成19年度第5回羽村市社会教育委員の会議会議録
    1 日時平成19年9月28日(金曜日)午後7時~午後9時
    2 場所生涯学習センターゆとろぎ 2階会議室
    3 出席者議長 川津紘順  副議長 大野元雄  委員 関澤和代、塩田真紀子、浦野雅文、木村兼江、西田小夜子
    4 欠席者委員 宇都宮透、並木太一
    5 議題1 10月の社会教育関係事業について
    2 平成19年度関東甲信越静社会教育研究大会の報告について
    3 次年度の活動について(平成20年度 予算要求に向けて)
    (1)研修・視察の実施について
    (2)社会教育委員の会議の出席者の拡大について
    (3)次年度以降取り組むべき活動について
    ・研究テーマ、提言、その他
    4 その他
    6 傍聴者1人
    7 配布資料(1) 社会教育関係事業実施予定表(10月分)(表下PDFファイル参照)
    (2) 季刊ゆとろぎ(秋号)
    (3) 月刊ゆとろぎ(10月号)
    (4) 社教連会報No.61
    (5) みんなの生涯学習No.87
    (6) 学びからキャリアへ(第3回生涯学習研究大会のチラシ)
    8 会議の内容

    あいさつ
    (生涯学習課長) 本日は、関東甲信越静社会教育研究大会の報告があるとのことなので、楽しみにしている。
    また、初の傍聴があるが、市民に関心を持っていただいたことを歓迎している。

    (議長) 関東甲信越静社会教育研究大会は非常に有意義な研修だった。本日は報告をお願いしたい。

    協議事項
    1 10月の社会教育関係事業について

    【生涯学習センターゆとろぎ】
    ・子ども映画会が、10月14日(日)に生涯学習センターゆとろぎ講座室1で行われる。
    ・青年学級は、10月3日(水)の夜に茶話会が、10月21日(日)には、四市交流(羽村市、青梅市、あきる野市、福生市)があり、今回は羽村市が幹事市なので羽村東小学校体育館でスポーツ大会を行う。
    ・生涯学習センターゆとろぎ事業については、「月刊ゆとろぎ10月号」と「季刊ゆとろぎ秋号」をご覧いただきたい。
    【体育課】
    ・第60回羽村市市民体育祭が、10月7日(日)に富士見公園で行われる。
    【図書館】
    ・幼児向けおはなし会が10月13日(土)に、小学生向けおはなし会が10月20日(土)におはなしのへやで行われる。
    【郷土博物館】
    ・企画展「はむらの野鳥」が、9月16日(日)から10月14日(日)の期間、企画展コーナーにて行われている。
    ・企画展「昭和の水道拡張と玉川上水(仮)」が、10月28日(日)から12月24日(月)の期間、企画展コーナーにて行われる。
    ・歴史散歩「市内に残る介山の足跡」が、10月28日(日)に羽村市内にて行われる。
    ・自然観察会「カワラノギクと川原の植物を観察してみよう!」が、10月14日(日)に多摩川河川敷等にて行われる。

    (副議長) 今年度の体育祭は60回の記念大会なので、総合優勝を設けクリスタルトロフィーを授与する。だれでも参加できるので、ぜひ委員のみなさんも参加してほしい。

    (委員) 広い意味で生涯学習と関係があるので、地区委員会など青少年関係の行事や他の部署の事業についても紹介してほしい。
    10月6日に地区委員会で稲刈り、20日に脱穀がある。

    (事務局) 次回から入れるようにしたい。

    2 平成19年度関東甲信越静社会教育研究大会の報告について
    ・9月13、14日に静岡県熱海市 熱海後楽園ホテルにて開催。
    川津議長、浦野委員、塩田委員、木村委員、小池主事が参加。

    (議長) 全体会と第6分科会の話をする。
    開会式後の基調講演で、茨城大学生涯学習センターの長谷川准教授の講演があったが、大変おもしろかった。この先生を何かの機会に羽村市に呼びたいと思った。
    社会教育は、子どもがふるさとに誇りを持つよう育てる教育だとの主張が心に残った。
    社会教育委員は今まであまり目立たなかったので、表に出て活動するようであってほしいとのことだった。
    今までの社会教育委員は、教育委員会からの諮問に対して答申したり、提言したり、補助金審査などをしたりしていたが、一般には何をしているのか知られていない。
    いろいろな所へ出て活動する社会教育委員でありたい。
    生涯学習センター建設の時も話がなかった。もっといろいろなところに出て、自分達を売り出さないとダメだと思った。
     
    第6分科会:「生涯学習の場を広める方策」
    (1)子どもが見える・家庭が見える・仲間が見える 「はなまる地域探検隊」の活動から
    長野県伊那市教育委員会 生涯学習課コーディネーター 伊藤 元郎氏

    「はなまる地域探検隊」という、子ども達に1年を通じ季節ごとにさまざまな体験をさせる活動についての事例発表だった。
    羽村市での、体験セミナーなどは一発事業なので、年間を通じて体験させるセミナーができればよいと思っていたので参考になった。
    参加者は4月に募集をしているが、途中でも自由に参加できるようにしている。
    ぜひ、羽村市でもやりたいと思う。
    2日目午前には、有馬元文部大臣の講演があり、データを基にした話だった。
    今、学力低下と言われているが、義務教育では低下しておらず、大学教育が低下しているとのことだった。そして、日本は教育予算が少なすぎるということを強調していた。  
    最後に大会アピールがあった。そこでは、次の大会アピールが採択された。
      
    一、家庭教育への支援と学校・家庭・地域が連携協力した青少年の健全育成に努め、社会全体で子どもたちをはぐくむ環境づくりを推進します。
    一、地方分権や市町村合併という大きな時代の変化の中、個人の要望や社会の要請を的確に把握し、「新しい時代を切り拓く生涯学習社会」を目指します。
    一、「心豊かな生活実現」のため、地域の特性・伝統を生かした文化活動の振興や生涯スポーツの推進に努めます。
    一、男女共同参画社会の実現や国際理解を深め、地域の一人一人を尊重する思いやりのある社会を目指します。

    これを聞いて、社会教育委員としてもっと力を入れていかなければならないのは、「学校・家庭・地域が連携協力した青少年の健全育成に努め」というところであり、特に社会教育委員は『地域』のところで力を付けていかなければならないと思った。
    また、3つ目の「文化活動の振興や生涯スポーツの推進」について、羽村市も文化協会ができ、生涯スポーツの面では総合型地域スポーツクラブができる。ぜひ、そういうところにも社会教育委員として積極的に活動する場を設けてやっていかなくてはいけないと思う。
    4つ目の「男女共同参画社会の実現」について、羽村市でも謳っているので目を向けていく必要があると思う。
    さっきも言ったが、社会教育委員というと答申と提言だけで、活動が会議室だけのイメージだが、外に出て行ってアピールしていく必要があるというのが感想である。
    続いて、第1分科会に参加した委員に報告をお願いしたい。
      
    (委員) 第1分科会に参加したが、基調講演の感想も少し話したい。
    講師が町内会長の時に、廃品回収に参加した子どもにお菓子を配ったりして、関係を作っていた。
    そうすると、子どもが成長してコンビニなどでたむろする歳になっても、この人には挨拶をするようになる。
    このように、子ども達に憶えてもらうだけでも、子ども達が大きくなって傾きかけた時に引っ張り直せる。
    また、印象に残ったのが、昔はけんかで「卑怯」という言葉があったが、今はなくなっている。卑怯という言葉がないということは、ズルをしてもよいという時代になっているとのことだった。

    第1分科会:「身の回りの環境問題」
    (1)『「地域で取り組む自然保護」寄(やどりき)自然休養村ホタルを育てる会』
    〈集う、学ぶ、伝える-世代を超えてともに輝く地域づくり-〉
    神奈川県松田町社会教育委員 安藤 彬氏

    循環社会について、江戸はリサイクルが進んでいたし羽村市も分別が徹底している。その中で、身の回りの環境問題は何かということに興味があったので参加した。
    「寄自然休養村ホタルを育てる会」でのホタルの養殖と、朝霧高原での富士山の自然環境保全活動について報告があった。
    松田市は、昭和50年代に宅地化が進み田畑が減少した。
    家庭でも合成洗剤の使用が増加、農業でも除草剤や農薬で水質汚染が始まり、ホタルが消滅していく中、昭和61年に育てる会が122人で発足し、ホタルの幼虫15000匹を箱根町から取寄せ放流したが繁殖しなかった。
    休耕田を利用してのカワニナの養殖や護岸の見直し、水質検査など清流を守る活動を行った。その結果、上流は綺麗になったが下流は汚いままだった。これは、家庭排水による水質汚濁が原因ではないかということで、固形石鹸の使用の呼びかけを行った。
    また、一昨年は小学4年生の総合学習の取組みで、ホタルと石鹸の関係を取り上げ、合成洗剤では水生生物に被害があるということを学び、廃油からの石鹸作りをした。
    しかし、現在の問題点としては、現在会員の高齢化、生活排水、農薬の使用、酸性雨での立ち枯れが増加、杉が外材に押され管理ができないための山の保水力低下などもあげられている。
    ホタルは戻ってきているとのことだが、ホタルも種類によって生活環境が違うので、他所から持ってくるのではなく、自然に戻ってくるのを待とうということになった。
     
    (2)日常生活の中や地域社会で起こる環境問題について考える
    ~富士山麓における自然環境保全の取り組み~
    静岡県社会教育主事・富士宮市自然監視員 富士山の自然を守る会会長 佐藤尚吾氏

    朝霧高原の畜産農家の実態、飼育牛の頭数と糞尿の実態、農業環境三法を実際に適用した際の問題点の抽出を行う。
    自然に還元できるのは1haで3頭が限界である。生計を立てるには100頭必要だが、本来100頭を飼育するには広大な土地が必要となってしまうため、自然保護と生活形成とのバランスの難しさが取り上げられた。
    また、現在の頭数は、6000haで乳牛が8000頭、肉牛が9000頭、1ha当たり2.9頭だが、場所によってバラつきがあるとのことである。
    富士山の入山料の徴収については、入口がいろいろあり難しいので、チップ制の導入を考えている。
    堆肥の販路については、あまりはけていないので無害化するしかない。
    その他の環境問題に関して、社会教育委員としての実践例の発表がいくつかあった。
    野田市も市長からホタルの飼育を指示されたが、生態系などがわからず全滅してしまった。
    小金井市も野川公園でホタルを育てているが、ホタル祭では行政が別のホタルを放しており、DNAの問題で他からホタルを持ってきているのはどうかという話があった。
    富士吉田市では、社会教育課で月見草を市の花にしようと活動している。

    2日目の記念講演では、講師が社会教育委員を社会科の教師とまちがえていたためもあり、子ども達の理科離れについてかなり時間を割いていたように思える。日本において各界のトップの大多数は文系出身者で占められている、学費の面では理系が高いなどの点が原因なのではないかと感じた。

    (委員) 第2分科:次代を担う青少年の育成
    (1)地域で子どもを育てる「桐生市わくわく通学合宿」の取り組み
    ~「桐生市わくわく通学合宿マニュアルづくり」を通して~
    群馬県桐生市社会教育委員 小堀とみ代氏

    (2)行動する社会教育委員を目指しての実践
    静岡県御前崎市社会教育委員 長野多計彦氏

    第2分科会は一番多い参加者数だった。桐生市からは通学合宿についての発表で、平成15~17年度に3回実施し、3回とも地域が異なっていた。地域を特定して参加者を募集し、次年度は地区を変えていくやり方である。通学合宿とは、公民館など合宿する場所から学校へ通う方式である。
    1回目と3回目は16人、2回目は28人の参加というように小さな地域であり、羽村市では実施するにはむずかしいかもしれない。
    通学合宿は、いろいろなところでやっており、静岡県では、県が初年度は20万円、2、3年目は10万円補助してくれる。桐生市では、『桐生市ワクワク通学合宿マニュアル』を発行しているので取り寄せてはどうか。
    この事業は、社会教育委員だけではなく、地域の人を巻き込んで実施しているのではないかと思った。
    御前崎の行動する社会教育委員では、人口3万6千人に対し13人の社会教育委員がおり、人口比では非常に高い。青少年健全育成サポート隊を社会教育委員が音頭を取っており、腕章やノボリを作って派手だが、1学期に1回しか活動していない。
    また、市の公用車と社会教育委員の自家用車でパトロールしたり、社会教育学級を支援したり、心の教育ということで、命の大切さを訴えるノボリやチラシなどを作っている。通学合宿も今年初めて行った。また、小・中連携洋上体験合宿(2泊3日)というのを計画している。これは、子どもだけでなく親にも声を掛けているとのことである。
    元気はいいが、始まったばかりなので息切れしないか心配している。
    通学合宿についての質問の中で、参加費は4泊5日だと5千円位だが、ほとんど食費と布団代であり、宿泊も公民館に泊まっているとのことである。
    行事の主役は子どもで、育てるのは「昔子どもだった人」という。「昔子どもだった人」は子どもの気持ちがわかる人なので、そういう人がいるとよいということだった。
    ファシリテーターが自分の意見を無理やりまとめに持ってきたような感じがした。
    今の子どもは生きづらい。家庭でも学校でもがんばれと言われる。子どもがSOSを出していないか、子どものぐちなどを聞いているかということを問いかけていた。
    子どもが失敗しても許せる関係を作ることが大切だという。
    今の大人の世界は失敗したら許されない風潮なので、大人の社会でも許せる関係を作ればいいと思う。
    青少年の育成というとイベントをやって終わりだが、日常的に継続できるのが社会教育だと思った。

    (事務局) 第3分科会は羽村市からは参加者がいませんでした。
    第4分科会:地域文化の保存と創造
    (1)「ちばカレッジ」の試み 千葉市における文化活動の一事例
    千葉県千葉市社会教育委員 犬塚先氏

    「ちばカレッジ」は、千葉市とその周辺を「ちば」と定義し、歴史、自然、経済活動、生活、社会変化などを課題として学び、そしてこの講座の受講者が、地域の文化的リーダーとしての役割を果たしていくことを想定した活動である。
    「ちばカレッジ」では、・知る・触れる(体験型)・作る(記録集)をテーマに、ただ講義を聴くだけではなく受講者が自ら調べ発表するようにしている。
    現在『自然と人間コース』『政治と社会コース』『産業と交通コース』『生活文化コース』『情報化と国際化コース』の5コースがあり、年2回講座(1講座10回程度)を行っている。 参加者は各回10人~20人くらいであり、コースについては今後増やしていく予定とのことである。
    話の中で、「生活の中から出てきて蓄積されたものが文化であり、それを講座として記録集をまとめている。この記録集自体が文化財ではないか」との発言があった。
    参加者の知識は高度だが、それを活かす場がないので、成果をどう活かすかが今後の課題である。

    (2)昔からの伝統文化の継承と新たな創造 
    ~一人一人の心を育む地域文化の継承と誇り~
    静岡県川根本町社会教育委員 石山 貴美夫氏
     
    川根本町の無形民俗文化財は、国指定が1件、県指定が3件あり、これらを保存するために町内に保存会が4団体あり、各保存会に対しては、町から補助金による支援をし、保存と継承を推進している。
    その1つに「川根本町徳山古典芸能保存会」があり、「徳山神楽」と「徳山の盆踊り」の保存継承を行っている。現会員数は約400人で、徳山地区のほぼ全員が加入している。
    「徳山の盆踊り」の継承は、危機的になった時期もあったが、地区民、関係者の熱意と努力により継承されてきた。こうした危機を乗り越えたことにより、区民にお祭りを継承することの意義が浸透し、地区がまとまりさまざまな活動についても、積極的に参加する地域となった。
    他の地域でも、地域文化の継承の危機があり、その危機に対する意識が低いためにそれを乗り越えられなくて廃れてしまった文化も数多くあった。川根本町では、危機に対する危険意識が高かったので乗り越えられた。「文化に対する危機意識自体が文化ではないか」との話があった。

    今回の事例報告を聞いて、地域文化というのは、自然にできるのではない。地域文化を創るのは、まさに、そこに住んでいる人達なのだということを再認識した。
    また、それを継承していくことのむずかしさを感じた。
    昔から住んでいる人が大半の川根本町と、半分近くが外から引っ越してきた人の羽村市とは比べられないかもしれないが、自分の住んでいる地域に誇りを持って、文化や伝統を大切にし、伝えていかなければいけないと感じた。
    それには、千葉市で行っているように、地域の文化を知ることから始めるのが1番だと思った。
    それぞれの事例にも、講座の後の活動の場や、文化を継承することのむずかしさなど、問題はあるが、今回の分科会は地域文化を改めて考えるよいきっかけになった。
    第5分科会も羽村市からは出席者がいなかった。

    (委員) 第6分科会:「生涯学習の場を広める方策」
    (2)豊かな「地域づくり・人づくり」と生涯学習の関わり
    ~今、求められる地域コミュニティの在り方~
    静岡県沼津市社会教育委員 鈴木敏久氏
       
    先にあった伊那市の方の話し方の印象が強く、沼津市の方がちょっと地味だった。
    沼津市における生涯学習の取組みというのは、出前講座に力をいれているなどあまり羽村市と変わらず、目新しいものはないという印象だった。
    「沼津市の社会教育委員会の諮問について」という資料の中に、平成11年度から平成19年度までの諮問の内容が記載されており、4期のうち3期は青少年の問題だった。
    平成11年度は、『学校週5日制に伴う青少年のあり方について』。次の期は、『地域社会における青少年育成の充実と、その推進体制のあり方について』。次の期は、違うものだが、また平成17年から平成19年は、『青少年の就労における生涯学習の必要性とその具体的対応について』ということで、青少年についてがんばっていることが伺えたが、逆に青少年のことばかりなのが気になった。
    「生涯学習の場を広める」という分科会だったので、何か新しいものを得られるかと期待していたが、新しいものがなくて想像していたのと内容が違っていた。
    「はなまる探検隊」は興味深かったが、内容は羽村市でもやっていると思った。
    ただ、羽村では年間を通じてではなく単発になっているところが異なっている。
    資料として、「はなまる探検隊」に参加した子ども達の感想が書いてあったが、「楽しかった」「参加してよかった」ばかりだった。
    確かに友達と初めてのことをすると楽しいと思うが、青少年とか子どもの体験をやる時に、その時は楽しいで終わりでいいのかなと思う。
    その活動が、どれだけ子ども達にとって有意義になったかというのは、小学校の時に体験した子ども達が、中学、高校に行って自分達が得られたものを、今度は自分達が年下の小学生とかに教えてあげたりする頃に成果がでるのではないかと思った。
    青少年とか子ども向けの体験は、長い目で見ていかなくてはいけないのだと感じた。
    「人の役にたててうれしかった」「いろいろなことが学べてよかった」という感想を持った子が、その気持ちを持ったまま大人になるのが大事だということを、子ども達に伝えてあげたのかなと思った。

    (委員) 子どもと青少年に偏っていたようで不満が残った。社会教育委員は、中高年から高齢者まで関わるはずなのに、その話が出てこなかった。定年後も大変なことがたくさんある。
    個人的に定年塾をやっているが、羽村では知られてなく他所からの参加が多い。
    男女共同参画についての講演を日本中で300か所くらいやっているが、羽村市ではやっていない。
    羽村市男女共同参画推進会議は、他市の人がずっと会長をしているが、羽村市の人材を活用してほしいという方がたくさんいる。市内の人ではないのはどうしてなのか?全国で講演をしているが、どこも市民が議長をやっている。

    (委員) 男女共同参画推進会議の会長も羽村市に1、2回しか来ない。会議などで夫のことを主人というと怒られるらしいが、それは本質的に違うのではないかと思う。

    (委員) 羽村市には優秀な人がいるのに、他市の人にお願いしている。

    (議長) 男女共同参画推進会議の会長は市外の方で、最初から変わっていないと思う。

    (委員) 羽村市には力のある方もいるのに変だと思う。
    自分は国分寺市でも男女共同参画の委員をやっているが、それはアドバイザーという形でやっている。

    (委員) 新しい人が新しい風を入れるのは必要である。旧公運審は任期が決められていなかったが、3期を目処に辞めようと申し合わせていた。常識を持って参加する必要があると思う。

    (委員) 男女共同参画推進会議会長は、市で委嘱している。

    (委員) 会長は、長期間変わらないのか。

    (議長) 最初に男女共同参画の講師をお願いした関係で、ずっとやっていると思う。

    (委員) 男性の参加者が、怖くて質問できないと言っていた。

    (委員) 部局が違うから言いにくいだろうが、社会教育委員からこういう意見が出たと伝えてほしい。

    (事務局) 担当の企画課に伝えたい。

    (委員) 話を戻すと、関東甲信越静社会教育研究大会はとてもよかった。

    (委員) 当日の資料に「はなまる地域探検隊」の参加状況の表が掲載されており、その項目が「課題」「視点」「行動計画」となっているが、この作り方がおもしろい。
    問題点として『参加が少ない』とかではなく、『皮膚感覚の鈍化』『忍耐力の欠如』『自己中心傾向』などとなっており、そういう問題がある時に、「視点」とこうしたらよくなるのではという「行動計画」があってすごく明確である。何かをする時に、こういう目的の時に、こういう視点をもって、こういう行動をすればよいというのがととてもクリアーでよい表だと思う。

    (副議長) 参加した方はずいぶん勉強してきてすごい。よくわかった。

    (委員) 大会は刺激になった。

    (副議長) 関東では1haで100頭飼育しているが、堆肥は家庭園芸などで消費できる。
    10頭以上で堆肥化する施設を持たなければいけない。都市部の方が販路もあり、消費も期待できる。朝霧高原では堆肥は売れない。売れないと雨で流れて川に入り、過栄養になってしまう。都市部と農村部の差はある。

    (委員) ホタルは、外部から持ってきても、根付かないと意味がない。

    (委員) 年間を通じてという取組みでは、羽村市では郷土博物館で親子体験教室を年間10回くらいやっている。

    (委員) 今回の報告については、後日まとめて委員に配付する。
    この大会には今まで隔年で参加していたが、多くの委員に参加してほしい。

    (委員) できれば毎年参加したい。

    3 次年度の活動について

    (事務局)  これからは、関東甲信越静社会教育研究大会に毎年参加できるように検討したい。
    また、社会教育委員の会議に図書館長、体育課長、郷土博物館長にも出席してもらったらどうかと考えているがどうか。

    (委員) 月をきめて、例えば何月は図書館長としたらどうか。

    (議長) 年度始めの事業計画は、担当課長に報告してもらいたいと思っていた。

    (委員) 以前、図書館長が社会教育委員の会議を図書館でもやってほしいと言っていた。

    (議長) 昨年度は社会教育施設の視察を行ったがよかった。

    (副議長) 社会教育委員に話をしたいという課長が来ればよい。
    教育委員会の部署だけでなく、子ども家庭部の話も聞きたい。

    (事務局) 方向性として参加者の拡大を検討していく。
    次に、来年度のテーマや、社会教育委員の活躍の場について聞かせてほしい。
     
    (委員) 「広報はむら」に、社会教育委員の名前は出ているのか。

    (事務局) 出ていない。「はむらの教育」での周知は可能である。

    (委員) 初めて社会教育委員になった時は、諮問と提言が柱とのことだったので、自分なりに考えて発言をしていた。
    どちらかというと控えめで、会議が活動の場なので表に出てはいけない、実践は別だと言われた。

    (委員) 今回の大会でも、社会教育委員として活動するという事例がたくさん出てきているので、昔と違ってきていると感じる。

    (議長) 積極的に関わるのではなくて、現状を把握するために現場に行って見てみることが大切である。
    活動といっても、社会教育委員で事業を始めるのは無理がある。

    (委員) 委員は、いろいろな団体から選出されているので、コーディネートはこの場でできると思う。

    (委員) 2年くらい前の「社会教育」という本で、活動する社会教育委員のことを掲載していた。

    ※事務局から、社会教育委員についての考え方(文部省通知)を説明。

    (議長) 来年度に向けて研究したい。

    (副議長) 関東甲信越静社会教育研究大会の報告は有意義だった。
    行動する社会教育委員を目指したい。

    4 次回の会議日程 
    11月29日(木)午後7時から、生涯学習センターゆとろぎ会議室とする。

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