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あしあと

    平成19年度第2回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:334
    平成19年度第2回羽村市社会教育委員の会議会議録
    1 日時平成19年5月24日(木曜日) 午後7時~午後9時
    2 場所生涯学習センターゆとろぎ 2階会議室
    3 出席者議長 川津紘順  副議長 大野元雄  委員 宇都宮透、並木太一、関澤和代、塩田真紀子、浦野雅文、木村兼江、西田小夜子
    4 欠席者0人
    5 議題1 6月の社会教育関係事業について
    2 平成19年度社会教育関係事業計画について
    3 平成18年度社会教育関係団体補助金実施報告等について
    4 今期の研究テーマについて
    5 その他
    6 傍聴者0人
    7 配布資料(1) 社会教育関係事業実施予定(6月分)
    (2) 平成18年度 社会教育関係団体補助金実績報告一覧
    (3) 平成18年度 社会教育関係団体補助金 交付額と実績による査定額との差
    (4) 今期の研究テーマの資料
    8 会議の内容

    あいさつ
    (生涯学習課長) 今回は、今年度の社会教育関係事業計画についてご説明させていただき、あわせて昨年度の補助金の実施報告をさせていただく予定である。また、今期の研究テーマについてお諮りしたいと考えているのでよろしくお願いしたい。

    (議長) お忙しいところ全員出席していただきありがとう。
    前回は母の葬儀で欠席し、また香典をいただきありがとう。
    本日は、第2回目の会議なのでよろしくお願いする。

    協議事項
    1 6月の社会教育関係事業について
    事務局より説明

    2 平成19年度社会教育関係事業計画について
    ポイントを事務局より説明

    (委員) 生涯学習センターゆとろぎ協働事業運営協議会の内容は市民に公開しないのか。

    (委員) 部会、役員会、協議会といろいろな会議があるが全部か。市との協働で行なっているので、市民の会だけの意見では答えられないが、一人傍聴に来たことがある。

    (事務局) 座長は教育部長となっており、会議は非公開なので座長を通して委員に諮る必要がある。傍聴の場合も同じである。

    (委員) 総合型地域スポーツクラブには地区委員会も協力することになっているが、どう対応していいかわからない。

    (副議長) 体育協会の事業とは別のものである。体育協会は競技型なので。
    市民のニーズとして気楽にスポーツをやりたいという考えがあるので、総合型地域スポーツクラブは、好きな時に好きなものをやるというのが基本理念。文部科学省で打ち出したが、うまくいかないので日本体育協会、東京都体育協会、そして地域の体育協会におろしてきた。西多摩ではどこも設置していない。体育指導委員の会長を中心に進めてきたが、立ち上がってみないとわからないところもある。好きなことをやって纏まるのか、料金は?どんなスポーツをするかなどを1年かけて検討する。子どもから年寄りまでいろいろな声を聞くことが必要で、各種団体から委員を出してもらって決めていく予定。地区委員会にもそういうことで声掛けをした。

    (委員) 出て行くと役員になってしまうと言う話もある。また、クラブで優先的に施設を押さえてしまうのではないかと心配している。

    (副議長) 優先的に施設を押さえると言うことはないと思う。スポーツちゃんばら等どこでもできるものもあり、特定の会場を優先的に押さえることはない。そうすると反発を招いてしまう。
    また、出てくると役員になるということはない。主に公募の方と参加する人が手弁当で行なうと考えている。役員と言うより意見を出すために出て欲しい。
     
    (委員) 都市社連教の総会後に、いろいろな講座を子ども達が自由に選べる「土曜楽」について事例発表があった。

    (副議長) それに近い。行ったら○百円などという扱い。立ち上げが急務。クラブの準備委員はクラブ設立後降りてしまう。残る人もいるが、自主運営が基本。依頼があれば、各連盟から有償で行って指導をすることになる。

    (委員) あまり説明がない。

    (副議長) 体育協会でも協力するが、連盟によって温度差があるかもしれない。

    (委員) スポーツ関係でポイント制度を導入する動きがあると聞いたが。地域通貨になるようなもの。

    (委員) 体育協会ではない。初めて聞いた。何か情報があったら教えて欲しい。

    (議長) 子どもスポーツ天国で、東小の児童を対象としてとあるが、市内全域の子が対象で活動場所が東小なのではないか。

    (委員) 東小をモデルとして、東小の子どもだけが対象となっている。体育協会のトレーナーが指導に行く。

    (委員) 図書館を指定管理にすることは考えていないのか。

    (事務局) 以前、指定管理者制度を研究したが、その頃は図書館法で館長を置かなければいけないとあり、また、図書館は無料なので業者と合わないということで外した。その後、指定管理者もOKと通達が出ているので、今後は指定管理も考えていく必要があるのではないか。

    (委員) 図書館で、本を自動で貸し出すようにはならないのか。

    (事務局) ICチップを本に入れれば可能だが、今ある本に入れるのは難しいので、現状は無理だと思う。

    3 平成18年度社会教育関係団体補助金実施報告等について
    事務局より説明

    (委員) 当初査定額より交付額が多いがなぜか。

    (事務局) 1団体で2事業まで補助が出せるので、同じ団体のもう一つの補助との合算が交付額となっている。

    (委員) 各団体とも、本来交付金額分となるものを按分で減らしている。交付額と実績による査定額の差で多く補助金を貰っている団体は、本来なら返還をしてもらうべきでは。
     
    (事務局) 予算の総枠が50万円なので、それ以上の申請があれば按分して交付している。
    また、確かに補助対象経費の予算額に補助率を掛けた額と、補助対象経費の決算額に補助率を掛けた額を比べ決算額の方が少ないと、その分補助金が必要無いのではということになる。しかし、どの団体もギリギリで活動しており、また今回は予定より講師謝礼が少なくて済んだり、事業に変更があったりするなどの理由だったため、次回からは気を付けるとの誓約書を出していただいて今回は返還してもらわなかった。しかし、次回は返還してもらうことになる。
      
    (事務局) 決算書を見たが、各団体ともズルをしている訳ではなく厳しい中でやりくりをしていた。

    4 今期の研究テーマについて
    (事務局) 今年度、第3次生涯学習推進基本計画の後期計画を策定することにしていたが、生涯学習センターゆとろぎの完成や生涯学習の教育基本法への取り込みなどを経て庁議で諮ったところ、市長から第3次の後期計画という形ではなく、現在、生涯学習が注目されているので、更にランクアップするよう指示があった。事前に送付しました資料は第3次を前提としたものなので、大幅に手直しをすることになる。羽村市を取り巻く状況変化など、事実は変わらないので、その部分について審議いただきたい。また、ここに載っていない視点からの意見も頂きたい。

    (事務局) 長期総合計画と現在の計画の中間にレベルアップし、重要度も増している。職員も広範囲な部署から関わる。

    (委員) 1P~4Pまではこれまでの経過であり、今後に触れていない。最後の2Pで今後の理念に触れている。最初の部分は要約して作り、今後の視点に重点を置いた方が良い。

    (委員) 今の時代羽村市だけの生涯学習という視点ではなく、もっと広げなくてはダメだと思う。今度生涯学習センターゆとろぎに佐賀県から視察に来る。このように、先進市があればどんどん視察に行かなくてはならないと思う。
    また、市民の会の位置付けも無い。これはまったく新しい視点でのものなので、体育協会なども含め市民との協働という視点が必要となる。

    (委員) 先ほど傍聴の話があったが、情報公開の視点から広報でも傍聴をPRしていく。そこから意見をいただくということも必要だ。

    (委員) 循環型の学習は面白いが、図で矢印が講師に戻ってきていない。講師にとっても自分の発展にもなる流れがあっても良い。少なくとも矢印は相互になると思う。
     
    (事務局) これは、教えられた人が次の人を教えるという図であり、その視点は無かった。

    (委員) 出てくる人は出てくるが、呼びかけないと絶対出てこない人も沢山いる。特に男性。本当は誘い掛けを待っていて、呼びかけられると喜ぶ。そういう埋もれた才能があるので、どうやって掘り出すかが大切。「あなたに来ていただきたい」というラブレター作戦もやってみてはどうか。団塊の世代の男性の手を借りて子どものために何かをしたい。

    (議長) ボランティア・市民活動センターについての会議の時も出たが、例えば案内状等を送ると、「個人情報なのに何で住所を知っている」と言う意見もある。そこに難しい一面がある。団塊の世代を子どものために活用できれば素晴らしいが、何で自分のことを知っていると言われることも考えられる。

    (委員) 個人の繋がりから引っ張り出すのは可能だと思う。女性、奥さんのネットワークは強い。

    (委員) 個人レベルでは可能だが、今はアンケートでも目的外使用はしない旨が書かれている。一概には集められない。

    (副議長) 出て行くきっかけが必要だが、ボランティアも同じ。どこへ行ったら良いかわからない。定年を迎えた人が特技を生かしたい時どうして良いかわからない。会社一筋だった人が地域では動けない。

    (委員) 会社で偉かった人も多い。声を掛けられればやるが、自ら動くのははばかられることもあるのでは。

    (副議長) 扱いが難しい。

    (委員) 生涯学習ボランティアのような人材ネットを整備していくとやりやすくなると思うので、早急にシステムを構築する必要がある。

    (委員) 図書館ボランティアなどは、こういうことをやるから来て欲しいと募集しているから来やすい。

    (委員) 初めて図書館ボランティアに応募した時は、ボランティアなのでと甘えない、責任を持ってしっかりやるなどの心構えみたいな話があった。安易に募集すると心構えが無い、人間関係を悪くしてしまうような人も来てしまう可能性がある。

    (委員) 役に立つボランティアに誰かが育てていくという教育係も必要。それには、コーディネートする力や、能力を見る眼がある人が必要。

    (委員) 昔は、ボランティア講習会が多く開催されていた。基本的なスタンスがわからない人が多いので、定期的に講習会を開催し教育をしていくことが必要。

    (委員) 平成14年に通信教育で生涯学習インストラクターの資格を取った。生涯学習でボランティアをする心構え、年代にあったプログラムの作り方などをやったので、市でそういうプログラムがあると良い。

    (議長) ボランティア・市民活動センターについての答申をしたが、その中でコーディネーターも必要だと言っていた。

    (委員) ボランティアは、評価をしてあげなくてはいけない。
     「好きでやっているんだから良いでしょ」ではダメ。

    (委員) 現在、ボランティアの窓口がバラバラなので、市としてどう取りまとめて行くかが課題だと思う。

    (副議長) どこで担当するのかも問題。まとまれば広報等で周知し、そこに行けば全てわかるというのが良い。
     興味はあるが、何をしたら良いかわからない人にとっても総合窓口は必要。
     
    (委員) 多摩地区の退職校長の人材バンクの資料が送られてくるが、得意分野、有償無償の区分などのデータがあるのでわかりやすい。文章から人柄も推測できるし、交渉してダメならやめても良い。教育界でもこれからどんどんやめるので、地域で活動したいという人はいると思う。

    (委員) 羽村市のことを知らない人が多いので、市内の施設見学会も良い。

    (委員) 確かに、ほとんど会社と家の往復で羽村のことを知らない人はいる。

    (委員) それは本人の気持ち次第では。HPもあるし必要があれば自分で探すと思う。

    (委員) 老人会への加入は増えているが、町内会の加入率は下がっている。

    (委員) 現在、学校に2人の学校ボランティアが来ているが、HPがきっかけである。広報誌やHPでPRするのが大切。

    (議長) 来てくれた人から、また紹介してもらうこともできる。

    (委員) 数年前に全都で初めて学校ボランティアを募集したが、教員に活用を呼びかけても、呼んであげられなかった人もいた。せっかく登録したのに声がかからなかったりすると、何で登録したのに呼んでくれないのかと言われてしまうなど、難しい面もある。

    (委員) 団体・サークルガイドに載っている団体に、どのくらい問合せがあるかアンケートをとっても良い。

    (委員) 羽村に初めて来た人で何かをやりたいと思っている人は、コミセンがコミュニティー全般をやっていると思い、大体初めにコミセンに来る。団体・サークルガイドを渡したりして交通整理をずいぶんやった。窓口の一元化は必要。

    (事務局) 団体・サークルガイドをとりに来る方は多いですね。

    (議長) 会社と家を行き来しているだけの人を、羽村で活用していくことが必要。

    (委員) 私も羽村に住んでいるが、職場が羽村になるまでは、どこにどんな施設があるかもわからなかった。手続きなどは家内がみんなやっているし・・・。早朝家を出て、深夜に帰る人にはそれどころではない。

    (委員) 先日、雑誌のコラムにも、もっと地域で楽しくやろうと書いた。仕事で都心に通っていた人は、定年後も都心のホールなどを利用し地域に興味がない。

    (副議長) 一番の基礎は町内会・自治会なのに、それをやめてしまう人がいる。

    (委員) ボランティアですぐに動くのは防災ボランティアなので参考にしてはどうか。

    (委員)  防災ボランティアは、パーッと行ってその中でコーディネーターが出てきて仕切っていくので、参考にはならないのでは。

    (委員) 羽村ではボランティアコーディネーターの研修は考えていないのか。

    (委員) 生涯学習、お稽古の発表の場として文化祭があるが、就職フェアのような感じで生涯学習フェアとして、各ブースで仕切ってサークル紹介をしても良いのでは。

    (委員) 会のカラーは口では伝えられない。先生との相性もあるので、必ず見学に来てと伝えている。

    (委員) 団塊フェアもあっても面白い。

    (議長) いろいろ意見があったが、次回まとめて欲しい。

    (委員) いつまでに計画を作るのか。

    (事務局) 当初は平成20年3月までの予定でしたが、平成20年度まで延ばしても良いということになった。

    (委員) とりあえずは、平成20年3月までにたたき台を出したい。

    (事務局) 資料の図1の説明ですが、計画策定までの仕組みである。検討部会の意見に社会教育委員の意見を加えて策定委員会に上げていきたいと考えている。6月には始めたい。
    図2は、基本計画のレベルアップ後のイメージである。

    (委員) 平成19年度事業計画の文化祭の開催支援について、実行委員会を立ち上げとあるが良いのか。

    (事務局) 今年度から文化協会主管という形とした。これは、実行委員と文化協会が重複していることが多いためである。
    文化協会に加盟していない団体も従来どおり参加できることは今までと同様である。修正したい。

    (副議長) 長時間ありがとうございました。難しい研究テーマだが、協力して取り組んでいきたい。

    次回の会議日程は6月27日(水)午後7時からとする。

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    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

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