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平成17年度第2回羽村市青少年問題協議会会議録

[2010年3月1日]

平成17年度第2回羽村市青少年問題協議会会議録
1 日時平成18年1月31日(火曜日) 午前10時~正午
2 場所市役所4階特別会議室
3 出席者会長 並木心 副会長 加瀬哲夫  委員 馳平耕三、石居尚郎、川崎明夫、森田義男、角野征大、湯原宗登、清原敬一、豊岡敬、藤本三征男、中村清、秋山弘、吉野貞昭、木村兼江、浦野雅文、森田多美子、山田天正、宇津木晃、和田豊、北浦勝平、川上秀夫、菊池彰、柴田満行、町田茂、小作貫治
4 欠席者なし
5 議題 1 羽村市における青少年の現状等について 
2 テーマ「子どもの安全」について
6 傍聴者なし
7 配布資料羽村市安全スクールマップ(教育委員会指導室)
各関係機関の安全対策状況について(総務部市民生活安全課)
子どもの安全についての対応(小、中学校校長会)
羽村高校における「子どもの安全」についての対応(都立羽村高等学校校長)
8 会議の内容

1 羽村市における青少年の現状等について
(教育委員会学校教育部参事) 大きな事件事故は起きていない。中学校の方でタバコの喫煙者が若干存在する。全体的には規範意識(ルールを守る)が薄く、自転車通学、万引きなどが若干あるが、一番問題なのは不登校である。家庭で子どもの面倒を見ていない感じが受け取れる。例えば、お金を自由に使っている等、家庭の中での教育のあり方が問題。

(小学校校長会会長) 市内7小学校とも概ね平穏である。学力向上に目が向いているが、生涯の基礎を築くという点が大事である。基本的生活習慣の食事から着替え等について、家庭に連絡するが保護者となかなか連絡がとれないことや、遅刻を繰り返す子の家庭で親が起きられないなどの状況がある。恵まれない子の割合が増えてきている。
教師対子どもでは、子どもが先生の様子を見ながら反応したり、仲間が増えると踏み外した行動をとってしまうこともある。学校としても、課題を持つ体験学習や決まりを守る集団性を養うことが必要。学校だけ、家庭だけの対応で終れない子どもが増えている。
恵まれない子どもたちが問題を起こした場合は、子ども同士を呼んできて済めばよいが、親が感情的になってしまい対応が難しくなることがある。

(中学校校長会会長) 市内3校とも概ね平穏だが、喫煙や不登校は若干ある。家庭の教育力がなくなってきていると感じる。家庭の中が複雑になっており、学校が生徒の家庭に接触できないケースもある。欠席の連絡がなく、学校から家庭に連絡して欠席の確認ができた、というケースもある。学校・教育委員会・地域が一緒になって育成していきたい。

(委員) 羽村では就学援助金をどのくらい出しているのか。

(委員) 現在4千万円。2、3年前の倍である。

(委員) 恵まれない子どもとは家庭的なものか、金銭的なものか。

(委員) 私が関わった家庭では、金銭的には何とかなる家庭だった。親としてご飯の用意もできない、朝起こすこともできない親がいる。家庭環境に恵まれていない家庭が多いのでは。

(委員) 孤立している親が多く、相談する場所がないという家庭が多いと感じる。

(都立羽村高校校長) 地域からたくさんの支援をいただいている。青梅市で傷害事件があったときは羽村市から連絡があり助かった。生徒のほとんどが羽村市とその近辺から通学している。多様な生徒が集まっているので、多様な施策が必要である。
生活指導の件数が増えている。大きな事件はなく、喫煙や万引きが多い。地域の子どもたちなので切り捨てるようなことはしない。粘り強く指導していく。今後も地域の支援を受けながらやっていきたい。

(委員) 羽村高校の生徒はすごく地域に協力的なので、もっと自慢してください。奉仕活動のマニュアル化はしているのか。

(委員) 現在マニュアルはない。平成19年度から羽村高校でも学校設定科目で奉仕活動の時間が始まる。

(委員) 高校生が小学生の通学サポートをしたのは羽村高校が始めてである。10年前の羽村高校の生徒に較べ、規律正しく口の利き方もよくなっている。

(委員) 昨日、あきる野市の青少年問題協議会に出席した。五日市高校も通学サポートをやろうと考えていたと言っていた。

(委員) 昔は中途退学が多かったが、現在の状況は。

(委員) 激減している。年12人から13人程度である。

(福生警察署) 平成15年から治安回復元年と称して、10年前の水準に戻す活動をしてきたが、平成17年ではクリアできた。羽村市の犯罪発生は年々減ってきている。
昨年も痛ましい事件が起きたが、被害者・加害者にならないために、福生警察署ではセーフティ教室、不審者対応、「命の大切さ」の特別相談等を行っている。
福生警察署管内での非行少年による犯罪で300名中50名を逮捕。取り締まりを厳しくすることで、引ったくり件数が一昨年86件から去年は28件と減少。
年齢別犯罪内容は小学生は万引き・自転車泥棒などで万引きが圧倒的に多く、中学生は万引き・自転車泥棒・バイク泥棒など、高校生は万引き・自転車泥棒が約半数を占めている。喫煙~万引き~シンナー~覚せい剤とエスカレートするので、はやい段階で芽を摘み取らないといけない。
補導件数は年々増えている。昨年は1,108名で前年比386名53%の増加。喫煙や深夜徘徊等、子どもの健全育成、非行防止の観点から、家庭または学校等に連絡している。

(保護司会会長) 現在、西多摩全体で160人、羽村では34人が保護観察中である。家庭環境の問題と言われているが、そのとおりであり、地域や学校の皆さんと力を合わせていきたい。

(委員) 女の子の非行件数が増えているか。

(福生警察署) 数年前は男子の割合が圧倒的に多かったが、最近は女子も増えている。

(保護司会会長) 女の子は薬物乱用による件数が増えている。

(立川児童相談所) 平成17年12月末時点でのデータを報告する。虐待通告件数は平成17年度当初に非常に多かったが、最終的には200件を超えると予測している。平成16年度の192件を超えるのは確実だと思う。羽村市は平成17年12月末時点で前年度比3件少ない。14件から11件。
虐待の内容は身体的虐待が減って、ネグレクトが増えている。主たる虐待者は実母が多く、実父実母合わせて8割を占めている。通告171件のうち調査の結果、3分の1は非該当。虐待防止には子ども家庭支援センターや民生委員、学校等と連携をとって、地域で取り組むことが大事である。
非行相談は立川管内で57件あり、羽村市では3件。昨年と比べ大きな変化はない。相談内容で多いのは盗み、粗暴。年齢別では中学校2年生、1年生、3年生の順で多い。相談経路は家庭23件、警察22件、学校7件、家裁2件、その他3件となっている。

(子ども家庭部長) 子ども家庭支援センターでの主な相談内容は、各種行政サービスの問合せが30%、家庭生活環境が22%、虐待は7%くらいである。非行の相談は0.3%くらい。相談場所を支援センターの他に児童館、保育園でもできるようになっているが、なかなか利用されなていいのが現状である。

2 テーマ「子どもの安全」について
(議長) 羽村市における青少年の現状等について、報告が終りました。続いて「子どもの安全」についてのテーマに移りたいと思います。

(教育委員会学校教育部参事) 羽村市安全スクールマップについて。平成16年度の不審者、痴漢行為は29件、交通事故は14件あり、その発生場所を示している。平成17年度の発生場所についても示すので、ぜひ活用してほしい。各学校における地域安全マップを3月までに作成する予定。

(市民生活安全課長) 公用車に平成16年度から「市民生活安全パトロール」のマグネットパネルを掲示、職員の外出時に「防犯」腕章、ごみの収集車にもマグネットパネルの掲示をしている。福生警察署からの「福警ニュース」「安全発信まちづくりニュース」を庁内LANを利用し、市職員全員に配信し防犯意識の向上を図っている。
市民生活安全パトロールについては、約250人の市民ボランティアと警備会社で市内全域をパトロールしている。今年度は新たに市民生活安全推進員を配置し、学校周辺、繁華街を中心に警備会社の車でパトロールを実施し、防犯体制の強化を行っている。パトロールカーでの巡回では、不審者等が発生した場合はその地域を重点的に行っている。防犯看板(市民生活安全パトロール実施中)を市内20箇所に掲示。小学校低学年の下校時にあわせて、市民生活安全課および学校教育部の職員で学校周辺のパトロールを実施している。

(学校教育部長) 多くの方たちに、登下校時の子ども達の安全に配慮していただき感謝している。
教育委員会での取組みとしては、平成16年度から全生徒に対して防犯ブザーを配布し、安全確保に努めている。職員の学校訪問時には、教育委員会の職員であることの明示と腕章をしている。学校への出入り口については、一部を除き施錠をして、来校者の受付も一箇所で集中し、不審者の侵入防止を図っている。
平成18年度には各学校に4、5台の防犯カメラを設置する計画。
下校時間の変更など、学校情報の連絡体制を地域の方たちと協議しながら、連携をとっていきたい。

(小学校校長会会長) できることからやっている。
全家庭に来校証を発行している学校が数校。
できる人ができるときやろうというパトロール隊があるが、連絡体制を作ることが急務である。
通学路を不審者対策で設定すると、交通量のある道になりがちだが交通事故が心配。交通事故対策で設定すると、交通量の少ない道になるが不審者が心配になるなど、なかなか難しいところがある。

(中学校校長会会長)
学校生活における安全:各校とも出入り口を一本化し、受付を必ず通るようにして、来校者のチェックをしている。全保護者に対しては入校証を渡した。
教員、管理職による見回り。不審者対応訓練でセーフティ教室、防犯教室の実施。立ち番(年2回数日間教員が通学路に立ち、登校時の指導)
登下校時における安全対応:教員による見回り。部活終了後の集団下校の指導、夜遅い場合の自転車通学の許可、夜やグリーントリム公園周辺の市民生活安全パトロール依頼。
家庭・地域における安全対策:文書による情報伝達。PTAによる通学路の点検等。
その他全般にわたる安全対策:生徒による安全マップを作成し、危険箇所に近づかない。

(都立羽村高校校長) 自転車通学が700台。羽村市交通安全協会と連携し、交通安全指導を年1回3日間実施。今年は2回目になる。地域の方や小・中学校PTA連合会の方たちに、生徒に対する声かけをお願いしている。西多摩自動車学校と連携した交通安全指導を実施しているが、実際に自動車を使用するので、かなり効果的である。
4月から地域パトロールを開始。保護者にスクールボランティアとして、1年間で4時間だけでよいのでボランティアに協力して欲しいと要請。
生徒が小学生と一緒に帰る、付き添ってあげる子どもサポート隊員を結成し、子どもを守るとともに高校生を心の優しい子に育てる効果もあるのではないか。

(小・中学校PTA連合会会長) 「子どもかけこみ110番」の旗を設置している家で、不在がちのところや抑止効果として旗を掲げてくれているところについては、ポスターなど別のものに変更する予定。「防犯パトロール中」のプレートを自転車の前籠に付けているが台数が減少している。デザイン等含めて対策を検討中。小作台小では、保護者が通学路を歩いてみて危険箇所を学校に報告した。保護者が動くような運動を展開していきたい。

(青少年育成委員会) 公園や繁華街、書店などパトロールしている。羽村には大小84ケ所の公園があるが、公園内が見通せるなどよく管理されている。不健全図書のパトロールをしているが、東京都の条例違反になるような図書等は見かけない。民間のボランティアだけでは、非行行為を発見したときの対応や情報収集などに限界があるので、情報センター的なものを立ち上げてもらいたい。パトロールに関しての条例みたいなものの設置もお願いしたい。

(町内(自治)会) 町内会連合会で各町内会長の協議途中である。双葉町松原町内会では5自治会において、下校時間の前後に交差点で見守りを行う。夜間防犯パトロールを月2回土曜日に実施。
毎月下校時間のプリントを配付して見守りの時間など調整している。半年前から開催・協力しているが、学童クラブはどうするのか問題にあがっている。親が迎えに来られれば良いが、中学校の部活が終了したころに一緒に帰れないか模索している。
無理をしないで継続していこうと話し合っている。

(福生防犯協会の取組み) 地域安全運動の実施。地域内のパトロールを実施。

(老人クラブの取組み) 地域内のパトロールおよび登下校時の見守りを実施。

(民生・児童委員会会長) 地域、団体から頼まれれば応援に行く体制をとっている。

(地区委員会連絡協議会会長) 行事に参加する際は防犯ブザーを持ち、集団で来ることと指導している。ただ、防犯ブザーが壊れていたり、電池切れが多かったので学校で点検をお願いしたい。

(少年補導員) 中高生のお酒、たばこの問題が多い。今の子どもたちからは生きる力が感じられない。

(委員) 幼稚園協会の保護者懇談会でこの会に伝えて欲しいことがあった。
1点目:緊急時の連絡方法について、なかなか情報が伝わってこないのでメール配信や防災無線を使って放送するとかの検討をして欲しい。
2点目:腕章をつける不審者がいることも考えられるので、パトロールの人は子どもと接して欲しい。
以上参考意見です。

(委員) 各団体でパトロールをやっているが、同じ地図を使うことにより情報の統一化ができるのではないか。その準備を進めようと考えている。

(委員) 情報が欲しい、とういうのが皆さんの意見ではないでしょうか。福生警察署では犯罪情報や不審者情報などメールで配信している。今年に入って7件を配信した。不審者情報と振り込め詐欺が各3件でコンビニ強盗の情報が1件。メールだと情報が速く伝えられるので、ぜひ利用してほしい。

(委員) 団塊の世代の方たちがもうすぐ退職する。その方たちにボランティア活動をしてもらうための講座を開催して欲しい。

(教育長) 今できることから取組んでいきたい。例えば小学校単位で関係団体の連携、情報の連携など円滑な協力体制を築くため検討したい。

(議長)  貴重なご意見ありがとうございました。いただいたご意見は整理し、次回につなげていきたいと思います。ここで終了したいと思います。

3 閉会のあいさつ
(副会長)  長時間にわたり、大変お疲れさまでした。今日のテーマである「子どもの安全」について、たくさんのご意見がありましたが、継続していくことが大切だと思います。そのためにも今日ご出席いただいた委員の皆さんに、今後ともぜひご協力をお願いいたします。

お問い合わせ

子ども家庭部児童青少年課

電話: 042-555-1111 (児童青少年係)内線262

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