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第3回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会会議録

[2010年3月1日]

第3回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会会議録
1 日時平成18年11月27日(月曜日) 午後1時30分~午後3時30分
2 場所市役所4階 特別会議室
3 出席者

座長 小出治 副座長 中野康治 委員 島田光雄、瀧島薫、北岡和弘、濱中多鶴雄、加藤チエ子、北浦勝平、下田壮、栗原典子、村野洋子、島田聡、橋本東治、栗原宏之、白石義友、田村功、山田早苗

4 欠席者委員 水野孝一、谷本茂年、小松美夫、和田文夫、秋山喜久雄、橋本冨明、武政健太郎
5 議題 1 開会
2 議題
(1) 第2回懇談会、会議要録の確認について
(2) 羽村市の交通安全・防犯対策等のあり方について
(3) その他
3 次回日程について
4 閉会
6 傍聴者1人
7 配布資料・ 羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会(第3回)次第
・ 羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会(第2回)会議要録
・ 三鷹市の安全安心に関する取組みについて[資料1]
・ 羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会検討課題の抽出[資料2]
・ 小作地区における交通安全・防犯・防災活動の現況(北浦委員提供資料)
8 会議の内容

1 開会

(事務局) ただいまから第3回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会を開会いたします。小出座長からごあいさつをお願いします。

(小出座長) 第3回目となります。今日の議題は、前回と前々回の話を受けて少しずつ焦点が絞られてくることになると思います。あと数回の懇談会で具体的にどのようなことを行っていくかを明確にしていきたいと考えています。
前回までにも、どのような議論をしていったら良いかといったご質問もありましたが、日ごろから皆さんがお考えになっていることを出していただいて、それを集約しながら進めてきています。少し歯がゆいと思われる部分もあろうかと思いますが、あと数回議論していく中で、最終的に形が見えるようにしていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

(事務局) それでは議事進行を座長にお願いします。

2 議題

(1) 第2回懇談会、会議要録の確認について

(小出座長) それでは、議題の(1)について、事務局から説明をお願いします。

(事務局) 事前に配布させていただきました、第2回会議要録について、訂正がございましたら発言をお願いいたします。

特に意見なし

(小出座長) 特に無いようでしたら、次の議題に移ります。

(2) 羽村市の交通安全・防犯対策等のあり方について

(小出座長) 事務局から説明をお願いいたします。

(事務局) 資料1「三鷹市の安全安心に関する取組みについて」の内容説明。
前回の懇談会の中で、先進的な取組みあるいは協議会がどのように運用されているかといった事例を示してほしいというご意見をいただきました。事務局では、1つの事例として三鷹市をピックアップし、去る11月14日に三鷹市に伺い、安全安心課の福島課長からさまざまな取組みについてお話を伺ってきました。この資料はその結果をまとめたものとなっています。
三鷹市を選定した理由については、
・東京都条例に先駆けて生活安全条例を制定し、安全安心への取組みを開始していること。
・全国に先駆けて独自に「地域安全マップ」作成への取組みを開始していること。
・市民を含めた協議会を設置し、安全安心に関する諸施策について検討を行っていること。
等の実績があることによるものです。

(小出座長) この件に関しご意見ありますか。

特に意見なし

(小出座長) その他の資料について説明はありますか。

(事務局) 資料2「羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会検討課題の抽出」について説明。本資料については、前回までの懇談会で各委員からいただいたご意見を元に、課題として整理したものです。

(小出座長) 前回までの課題ということで、いろいろな活動をされている方々をまとめる組織を作っていくことや、それをどのように運営していくか、あるいはそれが何をやっていくかといったことが重要になってきます。
自治体の例を見ますと、条例で協議会を設置している所が多くあります。その中でも、三鷹市の場合は協議会がかなり自発的な取組みを行っているという特徴を持っていて、特に施策に関しての実証実験であるとか検証であるとか、さらにこの協議会の中で課題をあげて、それを解決するために条例化や施策に結びつけていくといった、政策立案的なこともやっています。そういう意味では、個々の課題を全て行政に投げて、行政がそれを実施していくよりも、協議会の中で具体的に議論し、それを政策提言していくという仕組みになっています。
また、今日は、北浦委員から追加で資料をいただいています。北浦委員から資料の説明と今の件に関連して何かご意見ございますか。

(北浦委員) 「小作地区における交通安全・防犯・防災活動の現況」について説明いたします。先週19日に、東京都青少年治安対策本部が実施する研修会の場で「心の東京革命推進モデル事例集」が配られました。その中から羽村市の事例についてまとめたものがこの資料です。
去年の冬のある1日を想定して組み立てました。さまざまな活動について、表の上から順に時系列で示してあります。これら小作地区での取組みにおいても、資料2にあるものと同様の課題が残されています。小作地区だけでなく、おそらく市のあらゆる所でさまざまな活動が実施されているはずであり、こうした活動があるという認識を持った上で話し合いを進めていきたいと考えています。
また、パトロールを実施する際のマニュアルについて話をさせていただくと、以前、市のボランティアパトロールに参加した際、福生警察署で作成したパトロールマニュアルが配布されました。条例を作る場合にもこうしたマニュアルの作成を取り入れていただきたいと思います。

(小出座長) 協議会や連絡会のようなものを作って情報の共有化、ある程度の活動の統一化、活動の普及啓発を行うことが必要だということはわかってきました。そこで、誰がやるのかということを考える必要があります。協議会の形としては、いわゆる行政コントロール型のものから、先程の三鷹市のようにある程度自発的な性格を持ったもの、自分たちで問題を発掘して精査していったり、行政の抱える課題を協議会に情報提供して議論していく形等さまざまです。これは、市の成り立ちやバックグランドの違いによって、異なる形をとる場合もあるので、この羽村市にとってどういった形態が良いか考えていく必要があります。その中での自分たちの役割、メンバー、あるいは自立的な組織作りを目指すのであれば、市に対しては何を期待すれば良いかといったことを、今後検討し、考え方を固めていきたいと思います。
協議会を作るにあたっての賛否あるいはどのように作ったら良いか、ご意見があればお願いします。

(北浦委員) 今、自治体ではアウトソーシングが進められていますが、羽村市においても、各地域毎に(防犯等の活動を行う)グループを作り、自主運営をさせてもいいのではないかと思います。ある雑誌で見ましたが、愛知県の長浜市では、小学校区毎にそうしたグループを作り、市が補助金を出している事例がありました。小作の場合にも、ふるさと祭りを地域独自に運営しています。実施してみると、地域の人たちそれぞれが専門性を持っていたりして、皆で話し合えば、地域の人たちでできることがいろいろあるように思います。市内には7つの小学校区にそれぞれ地区委員会もありますので、そういった地域が自主的に防犯活動を実施してもできないことはないのではないかと思います。条例を作り、三鷹市のようにきちんとやることも良いのですが、むしろ地域で活動させた方が、地域の人たちの情報の共有あるいは協力し合うといった地域のつながりが強くなるのではないかと思います。
昔の話になりますが、私の子どもの頃、地域では火の番小屋という小屋を作り、地域の人たちで一晩中夜回りをしていたことがあります。小屋は地域で造っていましたし、いろいろな情報がそこに集まってきていました。その頃は地域の皆でやっていこうという雰囲気もありました。ですから、ある程度指導や研修をする必要があるかもしれませんが、今の地域でもできるのではないかと思います。

(小出座長) イメージとしては、各地区単位で組織を作り、その上で市全体を統括するものを作り、自発的に活動してはどうかといったことでしょうか。皆さんから、この点を中心にしてご意見を伺いたいのですが。

(橋本東治委員) 私は清流地区に住んでいますが、毎朝6時頃、浅間様(浅間山)に登るグループがいます。そのグループは、ゴミ袋を持っていて、行き帰りにタバコの吸殻や犬の糞等を片付けてくれ、非常に良いグループではないかと思っています。そういった良い意識を他の人たちにも植え付けてもらえるように、グループの人たちに腕章等を身に付けてもらってはどうかと思います。例えば犬の糞を放置している所に居合わせた場合にも、腕章等を付けていれば飼い主に注意したり指導したりし易いのではないかと思います。
また、他の地域にもそういった(良い意識を持った)方がいるのではないかと思いますので、そうした人たちをパトロール等に活用していっても良いのではないかと思います。

(小出座長) それは、統一的なシンボルといいますか、どこかから認められた団体だということをアピールするためのものということでしょうか。

(橋本東治委員) そういうことです。先程お話したグループは、おそらく組織化されたものではなく、仲の良い方たちの集まりなのだと思いますが、ゴミを片付けるといった良い活動を行っているので、他の人に示すことのできる何かを身に付けていただいた方がより活動しやすいのではないかと思います。

(小出座長) お話を伺う中でイメージされるのは、いろいろな活動をしている方がいて、その方たちが横の連携をとる場所を作って、その中で定期的に少し細かい話をして、それが市の政策に結びついていくといったイメージです。
その中でお伺いしたいのですが、北浦委員がおっしゃったように、各地区で組織を作る場合、地区には自治会がありますので、これまでは自治会が地域の総合的な役割を担ってきたと思います。地域での組織作りをした場合に、個々の地域のボランティア等、いろいろな方々の意見が沢山入っくることになります。その部分で問題はありませんか。
地域で組織を作ることを前提に話を進めてしまいましたが、いろいろな団体や個人との関わりが出てくるので、問題も出てくることがあるかと思います。そういうことも含めて、難しさもあると思います。その辺もお考えの上でご意見を伺いたいと思います。

(島田聡委員) 北浦委員のお話の中で、7つの小学校区毎に分かれて活動されているとのことでしたが、消防団は6つの分団に分かれております。私も北浦委員のように、個々の地域で細かい活動をしていき、最終的に判断できないことや共有しなければいけないことは、行政と結びついて、各団体と連絡を取り合っていく方が良いと思います。
それから少し話が変わりますが、昨夜、生活橋の辺りでランニングをしていました。赤く点滅するライトを身に付けていました。すると、橋の反対側から、エンジンをかけたままオートバイを降りて押してくる女性がいました。生活橋はオートバイの通行が禁止されているので、私のことを警察官か何かと勘違いしたのだと思いますが、近くに来て私が一般人とわかるとすぐに、オートバイに乗って行ってしまいました。先程言ったように、消防のパトライト(赤色灯)もそうなんですが、音や光というものが、単純ではあるけれども、重要なポイントになるのではないかと思います。消防車の場合は(火災予防の広報等の際)夜10時を過ぎると、住民の迷惑にならないように鐘は鳴らしませんが、赤色灯だけは回すようにしています。そういう些細なことでも良いので始めていかなければならないと思います。
また、タバコについてですが、今、市内の学校の敷地内ではタバコを吸えないことになっていて、学校の先生も敷地の外で吸っていると伺ったことがあります。このように、例えば、羽村駅前ロータリーの中での歩きタバコやポイ捨てを禁止しても良いのではないかと思います。小出座長が初回の講話でおっしゃっていた「割れ窓理論」のように、こうした些細なことを防止することで、やがては大きな犯罪を抑止することにつながっていくのではないかと思います。
それから、先程の資料2の説明の中で、情報の受け皿という話がありましたが、どこが受けるのかといったことや、また、その後の情報発信にも影響する基本的な部分なので、よく検討しておいた方が良いと思います。

(田村委員) 先程からお話のあるように、地区委員会を始めとしたさまざまなすばらしい組織があり、その中で論議をし、活動していくのが良いと思います。しかし、少し気にかかるのは、前回島田光雄委員がおっしゃっていたように町内会離れのことです。心配なのは、そういった町内会に入っていない方をどうするのか、この部分にも力を注がなければならないと思います。島田委員のお話に出ていましたが、「勤めているからできない」、「面倒くさい」、「役員をやるのがいやだ」等の理由で町内会に入らない方がいます。町内会に入らなくてもさほど影響がない(困らない)のかもしれませんが、だとすれば、入らなくなっていく若い人たちの増大ということも考えていかなければならないと思います。
各組織、各団体もそうですが、本来でしたら町内会(等の組織)の中で、自分たちの町内は自分たちで守るという形で組織が構成されるのが一番良いと思います。先程の三鷹市の話でもあったように、自分の家の前に立つだけでも防犯パトロールという意味合いが大いにあるのではないかと思います。

(小出座長) 自治会については、羽村でも一部の地域では加入率が半分以下になっていると伺っています。こうした加入率の低下はいろいろな所で問題になっています。
今の話の中では、その中心的な話題は防犯、防災といった安全に関わる部分になっていますが、それを協議会あるいは何らかの組織の役割として、条例に組み込んでいくことになるのではないかと思います。
そうしますと、協議会をどのように作るかということになりますが、機能的には安全安心を中心課題として、もう少し踏み込んで、地域活動の総合的な活動拠点あるいは住民代表会のようなものにしていくとなると、そこの活動の内容は必ずしも防犯ではなく、地域活動全般に及んでくる可能性もあります。
協議会の性格や機能規定をどこまで広く考えるかということにつながってきます。これは、協議会が機能代表なのか地域代表なのかということとも関係していまして、非常に大きな問題となります。

(加藤委員) 近所で火災があった際、消防車が到着してすぐに、「逃げ遅れた人はいませんか。」と聞いていました。偶然、お婆さんが住んでいるのを知っていて、既に避難しているのが分かっていましたので、「大丈夫ですよ。」と答えました。
このような事があり、その後、老人の個人情報の扱いが難しいのでこういう場合にはどうしたら良いかといった話が出ています。近所や町内会でも名簿を作る等、知っておくべきではないかと思います。

(小出座長) 個人情報の問題は非常に難しく、行政の中でも特に取扱いが難しいのではないかと思います。それを、安全安心に関わる部分で、例えば泥棒の被害にあった家がわかるかわからないかということも個人の情報に関わってきます。災害の時には、老人や障害者がどこにいるか、助け出すためには非常に重要な情報なのですが、なかなか出せないという現状があります。行政に関わらず、身近な例では、PTAの緊急連絡網を作る時にも個人情報でだめという場合があります。市では何か良いアイデアがありますか。

(事務局) 災害に関しては、要援護者の支援について課題になっています。一人暮らしの高齢者、障害者、病気の方等が対象になると思います。これについて、昨年要綱を策定し、手挙げ方式で登録を進めようと前向きに取り組んでおりましたが、やはり個人情報の問題が大きな壁となりました。他の自治体の事例を調べても、手を挙げてきた方は全体の10%以下であるといった現状でした。
国や東京都においても要援護者対策に力を入れておりますが、市で考えているのは、民生委員さん等のご協力をいただきながら、対象者の同意を得る形で名簿を作ってはどうかと考えています。また、実際の活動では、地域の方たちで構成する自主防災組織にお力をいただきたい。地域の方々にこうした名簿のお知らせをして、災害時に声かけをしていただいたり、あるいは通常時も見守りをお願いしたい。そうしたシステム作りに今取り組んでいる所です。
これに関連して、先日、羽村市が災害応援協定を結んでいる南足柄市の例が、官報に掲載されました。要援護者対策が構築でき、マニュアル化も進んでいるということでしたので、直接お話を伺ってきました。南足柄市では市民の町内会加入率が非常に高く、それが功を奏して、高齢者の方々からも同意が得られたということで、90%以上の方が登録できたとのことでした。
我々も、今後、防災訓練等で要援護者対策訓練を実施する等、実効性を持たせていきたいと考えています。
また、この取組みも含め、情報の共有というものはこういう所にもあるのではないかと思います。本日の懇談会でも、北浦委員のお持ちになった資料を見て驚いたのですが、実は、こうした地域の取組みを我々はあまり知りませんでした。こうした情報は我々が欲しい情報でもあります。協議会等、情報を共有する場を作り、また市民に情報を発信できるような仕組み作りができれば、市民全体で共通の認識を持って、さまざまな取組みができるのではないかと思います。地域からの情報があり、警察等からの犯罪に関する情報もあり、そうしたものを交換し合うシステムが、条例とともにできあがってくれば、市全体の安全安心も一歩前進すると考えています。

(小出座長) 個人情報は実際的には、本人の同意を得て情報を提供してもらうようなイメージだと思います。そして、その情報の使い方に関する規約をきちんと決めておく必要もあるでしょう。
結局は情報を集める組織に対する信頼感が裏付けにあり、その信頼感が無ければ情報を出さないという状況になってしまうのだと思います。そういう意味では、隣の人を信頼するということから、個人情報の活用を進めていくしかないのかもしれません。

(北浦委員) 先日、渋谷区が高齢者情報を提供する新しい条例を作るということが新聞に載っていました。これは、震度5か6の地震が起きた場合に、高齢者の名簿を元に、強制的に援助に使っていくというものです。災害等緊急時には個人情報の使用もやむを得ないのではないかというものです。こういう所にこういう高齢者・障害者がいるという情報が、区から民生委員や消防団等に連絡が行くようになっています。こうしたことを検討してはいかがでしょうか。震災等の場合にはやむを得ないのではないかとも思いますが。

(事務局) 共助の部分に関わる問題だと思います。我々が得た情報を、自主防災組織、消防団、民生委員さんへ伝えて救助するシステムになろうかと思います。ところが今、それを目指して要援護者対策を作っていますが、やはり、個人情報は大きな壁となっています。先日、ある研修に行き、質疑をしたところ、やはり個人情報というのは非常に難しい問題であるとの見解でした。行政主導ではなかなか難しいと思います。

(小出座長) 従来は、災害時等の緊急時は、個人情報を公開しても良いといった認識があった部分もありましたが、現在はそういった認識ではないようです。おそらくある一定の合意の上での制限がかかっていると思います。非常に難しい問題で、そういう問題も含めて、地域での信頼を上げて、実質的に情報を提供していただくしかないのかもしれません。

(事務局) 今日の資料の中に、三鷹市での防犯カメラの事例がありました。三鷹市では条例化しており、羽村市においても防犯カメラ設置運用要綱を作っています。個人のプライバシーとの関係もあり、簡単には防犯カメラを公共施設に設置できないことになっています。

(小出座長) 防犯カメラに関しては、一番大きなところでは杉並区の条例があります。公共空間に向けてカメラを付ける時の制約がり、撮ったデータの管理や責任を明確化しなさいといったことが定められています。いずれにしましても、個人情報の関係は、非常に難しい問題といえます。
その他、協議会に関して何かありますか。

(島田光雄委員) 各団体の連携や組織作りといったお話ですが、行政の中で、例えば街路灯の故障は管理課、公園の樹木については公園緑政課、消防や消火器のことは市民生活安全課、子どもの関係については教育委員会、ゴミについての相談は生活環境課というふうに、行政の中でそれぞれ役割があるが、これが全体に統一されていないように感じます。縦割りになっているために、他課の情報が入ってこないのではないかと思います。
我々の町内会組織がどうなっているかを考える必要もありますが、市の内部においても横の連携が必要ではないかと思います。

(小出座長) 三鷹市の場合にも、これからの課題の中に似たようなことが書いてありますが、窓口の一本化というのはある程度まではできたとしても、仕事が複雑になってきているので、全部が全部一本化できるわけではないと思います。ただ、必要な時に必要な情報が入ってこないというのは組織として役に立たないので、できるだけ努力するということになろうかと思います。こうしたことも、おそらく協議会の中で声を大にしていくべき話題になるのかもしれません。

(中野委員) 先程、橋本委員のお話の中で、浅間山に登るグループがいて腕章を付けてはどうかとのことでした。私は田ノ上第一町内会の会長をしていますが、昨年位から子どもに対する事件が多発していまして、市民生活安全課で防犯用の腕章を作ってもらいました。最初は数が少なかったんですが、要望をして、今は各町内会に20個位ずつは配られていると思います。田ノ上第一町内会の例としましては、犬の散歩をする方、ジョギングをする方、商売を兼ねてチラシを配っている方等にお願いをして、腕章を着用してもらっています。橋本委員の地域の町内会長にお話をしていただければ、おそらく腕章が手に入ると思いますので、こうした方法を活用いただければ良いと思います。
田村委員のお話についてですが、町内会としましても大変ありがたく思います。田ノ上第一町内会に関しては、いろいろな事件等が発生した場合、羽駐在所がすばやく対応して、回覧を作成していただき、町内会長から隣組長へ回覧を行います。そこで問題なのは、田村委員がおっしゃるように、全ての世帯が町内会に加入していないために、こうした情報が伝わらないことです。町内会連合会でも同様の問題は指摘されています。例えば、市に転入してきた方に対して、この地域はどの町内会であるので是非加入してくださいといった案内をしていただくとか、何とか対策をとって、全員が町内会に入っていただきたい。この懇談会においても防犯組織のお話もありますので、町内会への加入率向上に向けたご意見もいただければと思います。
また、消防についてのお話ですが、消防団は今年度末に任期満了を迎えるため、新しい団員を募集したりと、いろいろな活動を行っているところだと思います。ところが、住人は割と無関心な人が多いように思います。昔は、出初式の際には、小さい子どもからお年寄りまで黒山になるほど人が集まってきましたが、今の方は無関心です。出初式や操法大会等、広報でお知らせがありますので、是非現地でご覧になっていただきたいと思います。特に、本日校長先生が委員としていらっしゃっていますが、生徒の皆さんに、見学していただきたい。こうしたことを通じて、子どもの頃から、防災や防犯への意識が高まるのだと思います。私の家も祖父の代から消防団をやっていて、息子も今消防団にいます。ですから、我々の力で街を助けよう、災害を無くすんだという意識を持っています。幼い頃からこうした意識を育てることが必要だと思います。残念ながら、今はそれが足りないように思います。
先日、女性防災コンクールがありました。そこには議員さんが2名しか来ていませんでした。議長がいらっしゃったので聞いてみたところ、「総務委員長が来ています。」とのことでした。総務委員長が来ていれば良いというものではなく、議員の場合には自分から手を挙げて議員になった方ですので、そういう方はもっと意識を持っていただかないといけないと思います。上に立つ以上は自分の身から清めていかないと人がついていかないと思います。
皆さんから良い意見がありましたので、参考になればと思い、発言させていただきました。

(白石委員) 昔は集団指向性が強かったように思います。家庭、学校、社会、会社に至るまで、横の連携がよくとれていたように思います。学校なり、家庭、地域、行政、企業等の横の連携がありましたので、例えば犯罪を犯そうとする者がその地域に入れば、一声かけるといった連携がありました。子どもの問題でもいじめ等ありますが、地域の住民が子どもに注意する、そういうことを通じて規範意識も生まれてくるのではないかと思います。また、商店が荒らされれば、商店街でどう対応しようといった話し合いがありました。
個人情報についても、条例に盛り込むということであれば、規定しておくことも良いのではないかと思います。
個人情報では、ハガキに住所氏名を書いているのが問題になったり、以前あった事例では、家出捜索の際、友達の連絡先を聞こうとしたところ、個人情報だから出せませんといった、個人情報の壁がありました。
そういったことを含めて、各自治会の代表者等による集まりや協議会を作り、協議しても良いのではないかと思います。

(小出座長) 協議会の話もいろいろと出ていますが、地域の代表の集まりとなった時に、地域の代表とは誰なのかということになってきます。ここで問題となってくるのは、こうしたメンバーに指名された人(の範囲・分野)が狭い場合があって、活動が広がらないという弊害があったり、逆に広げると意見が集約できないということにもなります。この辺も、誰をどのようにして何人位入れるかといった具体的なことを決めていく事が重要になってきます。
委員の構成や運営方法の問題もありますが、一番重要なのはいったい誰がやるのかということです。ここにいらっしゃる方々は、おそらくはそういうものを作っていくときのリーダーにならざるを得ないのではないかと思います。申し訳ないのですが、そうした時には逃げないでください。そういう意味で一番やり易い方法を検討していく必要があります。市に人やお金、場所の提供をお願いすることも出てくるかもしれません。また、当面の緊急課題は何か、それに対してどのように取り組んでいくかということも重要です。さらに、これは市が作るものではなく、皆さんで作っていくものと考えてください。そうすると、こういうものが必要だ、あるいは必要ないといったご意見がざっくばらんに言えるのではないかと思います。

(北浦委員) 小作台小学校の評議員会で、子どもの登下校に関連して、交通安全標識改善について意見が出てきたことがあります。その際、ある町内会長さんから、町内会長は行政連絡委員も兼務しているので、例えば、道路が暗いから街灯を付ける等の意見は町内会長を通して言ってほしいとの話がありました。そうしますと、一般市民が何か言おうとした時に、私は環境審議委員会をやっていますが、そうした立場を通さないと意見が言えないのだろうかとも考えてしまします。何かの審議委員になろうとしても難しい作文を書いて審査を受けなければなりませんし、委員になれなければ会議を傍聴するしかありません。こうした状況も含み、ある程度市民が自由に意見を言うということを、町内会連合会としてはどのように考えていらっしゃるか伺いたいと思います。

(中野委員) 町内会長は行政連絡委員を兼務しております。市民からのいろいろな苦情、その他ご意見を全てキャッチして、市長の同席する会合で意見を述べて、それを市長が聞いて、対処するということになっています。これは町内会長でないとできない事ではないかと思っています。ですから、各町内によって色んな組織があると思いますが、意見が出た場合には、その長である町内会長、すなわち行政連絡委員に伝えていただいて、行政に言っていただくのが一つの方法ではないかと思います。
地域をまとめていくのはやはり町内会ではないかと思います。町内は町内で話し合いをしていただいて、行政に話を持っていっていただくのが第一でなかろうかと思います。

(事務局) 先程の島田光雄委員のお話にも関係してきますが、今の北浦委員のおっしゃった学校協議会の話というのは、我々はあまり聞いていません。それは、島田委員がおっしゃるとおり、行政が縦割り化しすぎているのではないかという問題によるものです。そこで我々がまとめなければならないのは、行政間においても横断的な連携をしていろいろな情報を仕入れていかなければならないということだと思います。
また、中野委員のお話になりますが、行政連絡委員として町内会長さんを委嘱しておりますが、市の方からも、例えば街路灯の見回り等をお願いをします。行政連絡委員の皆さんからも我々にいろいろな話を投げかけていただきます。こうした一連の流れの中にも、一つのシステムとして、ルールを決めていかなければならない事があるのではないかと思います。我々もそれを模索している所です。
我々ももっと広く行政内の事を見て、皆さんにお知らせしていかなければならないと思いますが、行政内の縦割りがあることもまた事実であると言わざるを得ません。

(村野委員) 今お話のあった街路灯等の件ですが、以前町内の方に、街路灯が切れているからとか、下水の蓋が落ちているから直してくださいと言われたことがあります。私は直接市の建設部に伝えに言ったことがあります。本来であれば、こうした要望も町内会が吸い上げて市に伝えるべきことではないかと思いますが、このことを知らない人が多いのではないかと思います。
また、市の中が縦割りとおっしゃっていましたが、月に1回位、横のつながりを持つ会議を開いてみてはいかがでしょうか。
それから先程の、災害時に、障害者やお年寄りの個人情報の取扱いが難しいとお話がありましたが、障害者は障害者手帳を持っていますし、お年寄りは介護保険をいただいていると思います。なので、そうした場合のための名簿を担当部署で作っておいていただいて、いざという時にそれを流しても、災害時には問題が無いのではないかと思います。そうした最悪の時のための準備をしておくのも一つの方法ではないかと思います。
北浦委員が持ってきてくださった資料を見て、市の方が知らなかったとおっしゃっていたんですが、市の職員の中にも市内に住んでいる方がいらっしゃると思います。そうした方々に、どれだけそうことに関しての認識があるかというのをアンケートをとるのも一つの方法ではないかと思います。まず足元からあたっていくのも良いのではないかと思います。

(田村委員) 一般公募の件でお話したいと思います。通常市から一般公募される場合にはだいたい広報を通じてPRすることが多いですが、先程の町内会に入る方が少なくなっているという話も含めて、羽村市にはすばらしいボランティア活動をやってらっしゃるグループがたくさんあります。そういう人たちは町内会に入っているいないはあまり関係なしにグループを作っているわけですから、そういうグループの会長さんに直接案内をしてみるのも良いと思います。

(小出座長) 今までご意見を伺ってきて、かなり自発的に横のつながりあるいは地域のつながりといった意味での協議会の必要性、また、その中での情報の共有の必要性等が共通認識としてとらえられてきました。ただ具体的にそれを誰がどうやって運営してその中で何をやるかがはっきりしていません。
そこで、事務局にお願いがあります。
 ・具体的な当面の課題
 ・協議会の性格を示す資料・・・広義あるいは狭義の協議会との違い
 ・協議会と行政とのつながり
 ・警察、消防の役割
 ・協議会の運営に関わる規約
等について、議論の参考となる資料を、次回の懇談会までに作っていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。

(事務局) 協議会の実施方策について、より具体性を持たせた資料、羽村市としての条例の骨子案のようなものを、次回用意させていただこうと思います。
それから、情報の共有に関連した資料についても作成したいと思います。

(島田光雄委員) 市の管轄している協議会等の機関にどのようなものがあるか、とりまとめて資料にできないでしょうか。

(事務局) 次回、用意させていただきます。

(3) その他

(小出座長) 皆さんからその他ご意見はありますか。

特に意見なし

(小出座長) それでは、時間の関係もありますので、以上で本日の議題は終了とさせていただきます。

3 次回日程について

(事務局) 次回の懇談会は年明けの開催を予定したいと思います。日程については、後日調整のうえお知らせいたします。

4 閉会

(事務局) それでは、これをもちまして第3回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会を閉会いたします。長時間にわたりお疲れ様でした。

お問い合わせ

市民生活部防災安全課

電話: 042-555-1111 (防災係)内線206 (防犯・交通安全係)内線215

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