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    第8回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:573
    第8回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会会議録
    1 日時平成19年12月11日(火曜日) 午前10時~正午
    2 場所市役所大会議室B
    3 出席者座長 小出治 委員 田村兼雄、清水勝、濱中多鶴雄、加藤チエ子、北浦勝平、橋本富明、島田聡、武政健太郎、白石義友、田村功
    4 欠席者委員 水野孝一、瀧島薫、谷本茂年、北岡和弘、小松美夫、和田文夫、下田壮、秋山喜久雄、栗原典子、村野洋子、橋本東治、栗原宏之、山田早苗
    5 議題 1 開会
    2 議題
    (1) 第7回懇談会の会議録の確認について
    (2) ワーキンググループの開催報告について
    (3) 羽村市生活安全推進計画(案)について
    (4) その他
    3 閉会
    6 傍聴者なし
    7 配布資料・羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会(第8回)次第
    ・羽村市生活安全推進計画(案)
    8 会議の内容

    1 開会

    (事務局) ただいまから第8回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会を開会します。はじめに座長からごあいさつをいただきます。

    (小出座長) 本日は、後ほどワーキンググループから羽村市生活安全推進計画案に関して報告があると思いますが、内容をよく精査してできるだけはやい段階で実行に移していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

    2 議題

    (1) 第7回懇談会の会議録の確認について

    (小出座長) それでは、まず最初に前回の会議録の確認ということで、訂正等ございましたらお願いします。

    特になし


    (2) ワーキンググループの開催報告について
    (3) 羽村市生活安全推進計画(案)について

    (小出座長) 続いて、ワーキンググループの開催報告についてお願いします。

    (北浦委員) 去る11月28日と30日の2回、ワーキンググループということで集まり内容について検討いたしました。その中で、最初に作りました案は文章も多く、難しい内容でしたので第二案としてもう少しわかりやすくしたものを作成しました。本日お配りしていますものが第二案です。内容の説明については、事務局からお願いします。

    (小出座長) それでは事務局から内容の説明をお願いします。

    以下、羽村市生活安全推進計画(案)について説明。

    (小出座長) 今日はこの案について内容の確認をするということでよろしいですか。

    (事務局) はい。ただいまご説明しました内容を皆さまにご確認していただき、ご意見等をいただきましてまとめたいと思います。

    (橋本(富)委員) 犯罪発生件数が年1,000件から1,300件の間で推移しているとあり、1日に3件ほど発生している計算になりますが、市では毎日の犯罪発生に関して把握しているのでしょうか。

    (事務局) 個々の犯罪に関してはなかなか把握するのが難しいのですが、町名別の犯罪発生件数については福生警察署からデータをいただいて、町内会等へお知らせしています。

    (小出座長) 情報の共有というのは非常に大きな課題ですが、緊急な不審者情報など誰がどのように伝えるかといったことも重要な課題です。警視庁のホームページでは事件事故発生マップを掲載しています。もう少し詳しく、羽村市の町丁目別に犯罪発生の数字を出していくことも検討が必要だと思います。

    (濱中委員) 現在、私の住む地域では、電力会社を名乗る不審者が出没しています。こうした情報をどこに通報したらよいのか、また、近所にどのように発信していったらよいのかがわかりません。

    (小出座長) まさにそういった仕組み作りをこの懇談会でやっていきましょうということです。

    (白石委員) 現在、警視庁では振り込め詐欺のホットラインを開設しています。また、福生警察署の生活安全課の中には、相談係もあるので利用してほしい。

    (小出座長) これは犯罪なのかどうか判断が難しいケースを吸い上げて、まとめて情報提供していくといった仕組みを作っていかなければならないと思います。

    (事務局) 市では、防災行政無線を使い、振り込め詐欺に対する注意喚起の放送や、12月からは子どもの下校時における見守り活動のお願いなど実施しています。
    また、火災に関しても、緊急告知情報を利用したメール配信など情報発信に取り組んでいます。

    (小出座長) いろいろな情報を誰にどうやって伝えていくか、誰に相談したらよいかなど、今後協議会の中で詳細を詰めていただきたいと思います。
    また、警察にあがってこない、地域の不安情報や不審者情報などたくさんあると思うので、そういった情報もうまく処理していく仕組み作りも必要です。

    (島田委員) 情報をいかにはやく伝えるか、また、どんな方法があるか、それが重要で、防災行政無線やメール配信は非常に有効な手段だと思います。

    (田村副座長) 町内会加入率が低い現在、携帯電話へのメール配信は有効だと思います。携帯電話はほとんどの方が持っていると思われるので、緊急告知情報が受けられるように手続きをしてもらえば、かなりの人に情報がすぐ届けられるのではないでしょうか。

    (事務局) 現在、緊急告知情報の登録者数は約2,000人です。田村副座長がおっしゃったように、携帯電話はほとんどの方が所有していると思いますので、情報の伝達については緊急告知情報と防災行政無線を併せると羽村市内のほとんどの方がカバーできてしまうと考えられます。市では、緊急告知情報の登録について周知を随時行っていますが、なかなか登録者数が増えないのが現状です。
    また、町内会加入率については多いときは80%くらいありましたが、現在は50%を下回っています。防犯、防災を図っていくうえでも、町内会の加入率アップが必要ということで、町内会連合会では町内会の加入促進に取り組んでいます。

    (小出座長) 推進計画の中の目標に数値目標を入れるかどうかは、協議会のなかで検討していただきたいと思いますが、数字ではなく今年はこれをやるとかいった目標、例えば駅前の違法駐輪を半分にするといったような目標の立て方もいいのではないかと思います。
     その他に、先ほど話のあった事件事故発生マップの羽村市詳細版みたいなものを、市民の間で共有できるようなイメージに表して、計画に取り入れてみてはどうかとも思います。

    (田村委員) 町内会には、防災の組織はありますが防犯に関する組織はないので、新たに町内会内に作るのか、それともすでにある防災部門が担っていくのか、事務局と一緒に検討したいと思います。

    (事務局) 他の自治体の町内会では防災部長、交通部長、防犯部長といった役職を持っているところもあります。羽村市では町内会内に自主防災組織があって防災面では積極的にやっていただいていますが、今後、交通・防犯の組織について連合会とも調整していきたいと思います。

    (清水委員) 今、町内会の役員を集めるのに非常に苦労しています。連合会との調整時には、そのあたりの事情も配慮していただきたいと思います。
    また、防災行政無線についてですが、聞こえづらい地域があるので、スピーカーの向き等改善してほしいのですが。

    (事務局) たくさんのご意見をいただきましたが、こういったご意見を協議会の中に取り込んでいければ、生活安全条例も生きてくるのではないかと思います。

    (北浦委員) 私は青少年の健全育成に携わっていますが、子どもたちは駅前に防犯カメラを付けてほしいとか、道路のバリアフリー化を進めてほしいとかいった活発な意見をたくさん持っています。ぜひ、子どもたちの意見も聞いてほしいと思います。
     また、この計画案がまとまった後、条例の施行と協議会の立ち上げはどういったスケジュールになるのかお聞きしたいのですが。

    (事務局) 以前もご説明しましたが、条例の施行後に推進計画と協議会の立ち上げにかかると、時間も掛かりますし、なかなかうまく機能しないといった他市の例もございますので、羽村市では条例と協議会、推進計画の立ち上げは同時スタートしたいと考えております。時期については、来年3月の議会に諮り、4月の施行といったスケジュールで予定しております。

    (加藤委員) 隣近所の助け合いの精神が大切だと思いますが、現在は個人情報の保護に対して意識が高く、どこに誰が住んでいるのか、一人暮らしの高齢者がどこにいるかなどなかなか把握できず、助け合いの仕組みが形成できなくなっています。これでは災害や火災があったときに困ってしまいます。
     また、退職や引退した方を含め、医師や看護士の資格を持った方に対して、災害時の救護応援要請みたいなものをしておくと、災害時の混乱の中でもある程度の救護体制がとれるのではないかと思います。市内には、そういった資格を持っている方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

    (小出座長) 羽村市には災害時などに活動するボランティア組織のようなものはありますか。

    (事務局) 先ほどお話しした町内会の自主防災組織や、福生消防署管内には防災ボランティアや福生防災女性の会などがあります。
    加藤委員がおっしゃったように、地域での助け合いは非常に重要なことだと思いますが、個人情報を収集するといことで、例えば要援護者のリストを作るにしても大変だと聞いております。

    (加藤委員) ひとりでは動けない人がいるかどうかだけでも分かっていれば、いざという時に役立てるのに、と思います。

    (小出座長) 地域によっては同意を得て個人情報の収集をしているところもありますが、うちは絶対にだめといったところもあります。

    (加藤委員) 以前、小作で銀行強盗が発生したときは、何があったのか周辺住民はすぐにわかりませんでした。犯人が逃走している状態で、情報が伝わらないと何も対処ができないので、そういった緊急を要する情報は、すぐに伝えてほしいと思います。

    (小出座長) 文部科学省の中教審でも危機安全マニュアル等について検討されていますが、その中でも緊急連絡網などの話しが出てくると思います。

    (事務局) 捜査上、情報を出せるものと出せないものがあると思いますが、福生警察署とも連絡を密にして対応したいと思います。

    (小出座長) 青少年の健全育成は非常に重要な課題であるので、推進計画の中に、青少年の健全育成や子どもの見守り等に関する文言を入れられないかと思いますが、他に何かご指摘ございますか。重要なキーワードとかやるべきことが抜けていたりすると大変なのでよく注意して見ていただきたいと思います。ご意見等なければ、今後のスケジュールについて事務局からお願いします。

    (事務局) 本日いただきました、学校等での安全についての件や緊急ではない場合の情報伝達方法などのご意見を参考にさせていただき、再度、手を加えさせていただきます。その結果を本日の会議録と一緒にお届けいたします。
     今後の懇談会の予定ですが、年明けに協議会の中でどういったことを協議していくかということと、構成メンバーをどうするか検討したいと思います。また、推進計画についてですが、現在の条例案ですと条例の施行後できるだけ早期に協議会を開催し、計画を協議会で確認したうえで、ゴーサインを出すといった流れになります。

    (小出座長) 次回懇談会の日程は決めますか。

    (北浦委員) 年度末になると、各組織の役員改選がありませんか。

    (事務局) 日程については、調整させていただきます。

    (小出座長) それでは、第8回の懇談会をこれで終了します。お疲れ様でした。

    3 閉会

    (事務局) それではこれをもちまして、第8回羽村市交通安全・防犯対策等に関する懇談会を終了させていただきます。長時間にわたりありがとうございました。