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あしあと

    平成17年度第1回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:851
    平成17年度第1回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録
    1 日時平成17年6月7日(火曜日) 午後2時00分~午後5時00分
    2 場所市役所4階 特別会議室
    3 出席者会長 山本啓史  副会長 栗原悦男  委員 中野康治、吉田ますみ、岡根陽子、小山德幸、丹生芳枝、細渕智司、関美智子、宇都宮建二、内藤政一、島田善道、原島正樹
    4 欠席者委員 秋山 弘
    5 議題1 平成17年度・18年度の羽村市廃棄物減量等推進審議会の審議予定について
    2 羽村市一般廃棄物処理基本計画の作成について
    6 傍聴者0人
    7 配布資料

    ・第1回羽村市廃棄物減量等推進審議会次第
    ・羽村市廃棄物減量等推進審議会委員名簿
    ・羽村市廃棄物の処理および再利用の促進に関する条例および同規則
    ・羽村市廃棄物減量等推進審議会に対する諮問について
    ・羽村市廃棄物減量等推進審議会傍聴の定め
    ・第4期羽村市分別収集計画(案)
    ・羽村市ごみ量統計表

    8 会議の内容

    1 開会
     (司会)生活環境課長

    2 委嘱状交付
     (市長が委嘱状を交付)

    3 市長挨拶
     (並木市長あいさつ)

    4 委員・事務局紹介
     (委員および事務局が自己紹介)

    5 羽村市廃棄物減量等推進審議会について
    (1) 羽村市廃棄物減量等推進審議会制度について
     (事務局より説明)

    (2) 会長、副会長の選任について
    (事務局) 選任について、意見を伺いたい。

    (委員) 会長には、昨年度までこの会の会長を務めた、町内会連合会長の山本委員を推薦したい。また副会長には、ボランティア等に尽力している栗原委員を推薦したい。

    (事務局) いまの意見でいかがか。

     (異議なし)

     (会長、副会長決定・あいさつ)

    6 諮問
    (事務局) 市長より2項目にわたり、諮問がある。

     (市長より諮問)

    7 議題
    (1)平成17年度・18年度の羽村市廃棄物減量等推進審議会の審議予定について
    (会長) 議題(2)について事務局より説明願いたい。

    (事務局) その前に、この審議会の傍聴の定めについて説明したい。
    (事務局) 「羽村市廃棄物減量等推進審議会傍聴の定め」について説明

    (事務局) 平成17年度・18年度の羽村市廃棄物減量等推進審議会の審議予定について説明

    (会長) これまでの説明に意見はあるか。

     (異議なし)

    (2)羽村市分別収集計画の作成について
    (会長) 議題(2)について事務局より説明願いたい。

    (事務局) 羽村市分別収集計画の作成について説明 

    (委員) ごみ量統計表で、収集量と処理量に差があるのはなぜか。

    (事務局)  例えば粗大ごみ・不燃ごみから出てきた資源化物が鉄・アルミ等の処理量に含まれるためである。

    (委員) 計画案の「排出抑制のための役割分担」で、行政の役割として「環境教育」とあるが何か。

    (事務局) 小学4年生の副読本として「ごみの話」がある。また先日、羽村二中で「ごみの話」の出前講座をしてきた。

    (委員) 一般市民に対しては、どのような環境教育をしているか。

    (事務局) 申し込みさえあれば、いつでも出前講座で「ごみの話」ができる。

    (委員) 洗うことが困難な容器包装プラスチックは燃やせるごみになったが、統計表を見ると燃やせるごみは増えていない。なぜか。

    (事務局) 洗うことが困難できれいにならないものだけを燃やせるごみにということだが、洗えば資源ごみとして収集が無料で、洗わなければ燃やせるごみとして収集が有料というこの差は大きいのではないか。
     容器包装プラスチックの分別は平成12年から始めている。今までどおり洗って分別されているため、増えないのではないか。

    (委員) 西多摩衛生組合について聞きたい。何を使って燃やしているのか。

    (委員) ひとつの炉を午前0時間連続して2~3カ月運転するが、最初の2時間は灯油を使って温め、あとはごみの熱で燃焼する。

    (委員) ビニールが入っていた方が、より有効と聞いたことがある。そうか。

    (委員) プラスチック類の焼却については、ダイオキシンの問題がある。ごみは、どんなものでもダイオキシンが出るが、西多摩衛生組合では、薬品や高度な公害設備で大気中に出る量をできるだけ少なくしている。同じ種類のごみを燃やすことが一番安定したごみの焼却になるが、燃えにくいごみと燃えやすいごみがばらばらだと有害物質の発生に影響するため注意している。
     西多摩衛生組合は、ごみを燃やして蒸気を作り発電している。燃えにくいごみがたくさん入ると、より多くのごみを燃やさなければならないが、プラスチックはカロリーが高いので少ない量で多くの蒸気を作ることができる。余熱利用の観点から言えばそうである。

    (委員) ダイオキシンはある一定の温度だと出やすいが、西多摩衛生組合は900度以上の高温で燃やすのでその段階でダイオキシンは発生しない。外気に出すために温度を下げたときに出やすくなるが、その時間もいかに短くするかということにまで西多摩衛生組合では取り組んでいる。

    (委員) 同一の物を燃やすと良いとのことだが、構成市により分別の仕方が違うのでは、そうなっていないのが現状ではないか。

    (委員) 昨年から統一の動きがあり、現在は他市も羽村市にほぼ準じた形になった。

    (委員) 焼却の現場が羽村市にある。周辺住民の健康状態が他の地区の住民と違うということであれば、審議会に取り上げていかなければと考えている。

    (委員) 健康被害について、具体的に被害が出ているという話は聞いていない。心配がある場合は西多摩衛生組合に伝えれば、客観的にとったデータで説明できる。

    (委員) 啓発や環境教育については、自分や周りの人の健康を考えた時に、真剣になれるものである。本当の啓発や環境教育をしていくのであれば、西多摩衛生組合について、審議会できちんと審議していることを対外的に説明できるようにするべきではないか。

    (委員) 西多摩衛生組合は羽村と瑞穂の中間にあるが、羽村市でも瑞穂町でも近くの住民により生活環境保全協議会というものがある。公害防止協定を結び、公害に対する話し合いを随時、西多摩衛生組合としている。

    (委員) 住民側でダイオキシン数値は検証しており、総会でも健康に被害の出る状況ではないと説明された。

    (委員) ペットボトルの戸別収集は、燃やせないごみの日にしようということか。

    (事務局) それがよいかと考えている。

    (委員) その経費はいくらぐらいか。

    (事務局) 現在の委託料は地区割になっており、この部分だけの費用は今出ないが、いままでと同額でやりたい。

    (委員) レジ袋で出すか任意の容器か、出す方法もこの審議会で決めるのか。

    (事務局) 事務局としては任意の容器を考えている。

    (委員) 他市では、ペットボトルが集まる割合は、戸別と店頭でどちらが多いか。

    (事務局) 量は店頭が多い。店頭は毎日出せるが、戸別は他市でも月に2回しか出せない。燃やせないごみや容器包装プラスチックに入れられるペットボトルを、いかにリサイクルルートに乗せていくかが大切である。

    (委員) ごみ処理経費は市民1人当り24,000円だが、市全体ではいくらか。

    (事務局) 羽村市だけで総額約14億円である。

    (委員) 市としてはこの経費を減らしたい方向か。

    (事務局) 当然、減らしたい。

    (委員) 個々にごみを減らす方向で考えるのか。

    (委員) ペットボトルの回収は、戸別収集を始める前にもかなり審議会で話し合った。ペットボトルは容量が大きく収集車にいくつも積めず、空気だけを運ぶようなものであり、エネルギーを無駄にするという理由で拠点回収のみとなった。

    (事務局) 羽村市では、ペットボトルを独自ルートで指定ごみ袋にしている。この計画は、羽村市で容器包装プラスチックに係る物をいくつ出すかを示すもので、これにより国がその先のルートを計画するというものである。
     ペットボトルについては、容器包装プラスチックに紛れてくるものがあるため、市民からの苦情や利便性を考え、戸別収集も一案に入れなくてはならない状況と考えている。リサイクルにはびんや缶が適当だが、現実にはペットボトル製品がよく売れ、増えているのでそれに対応しなければならない。

    (委員) 拡大生産者責任に影響はないか。

    (事務局) 拡大生産者責任というものが、日本で確立しているわけではない。拡大生産者責任の一部ができているのが容器包装プラスチックの部分で、市が収集・梱包・圧縮すればその後の処理は業者がしてくれるというものである。
     市が燃やす、あるいは埋め立てるとしても費用の負担は市民に降りかかってくる。リサイクルするにしても、相当なエネルギーや費用がかかる。このような中で業者の責任をどこまで負わせるかというのがこの計画である。
     容器包装プラスチックに紛れてくるペットボトルについて、その回収方法として戸別収集を加えることで解決できるかどうか、手探り状態である。

    (委員)  容器包装プラスチックや不燃物にペットボトルが混入しているのはよくない。自宅から出せればそれぞれ責任を持って出すのではないか。

    (委員)  収集が簡単になると、ペットボトルがますます便利なものになってしまう。容器包装プラスチックや不燃物に48トンものペットボトルが混入していることを広報等で呼びかけ、拠点回収のみを続けた方がよい。

    (委員) 48トンのペットボトルが容器包装プラスチックや不燃物に混入しなくなれば、手作業がなくなる分、費用がこれだけ減るという数字はあるか。

    (事務局) 今の作業はペットボトル以外も含むため、費用は減にはならない。

    (委員)  私は事業系の一般廃棄物を収集する仕事をしているが、ペットボトルに限らず、すべてのリサイクルには人手を掛けるためどうしても費用がかかり、私たちもその点に苦慮している。計画案どおりでよい。

    (委員)  難しい判断だが、ペットボトルはトレーとセットで拠点回収に出していた。ペットボトルのみを戸別収集するのではルールが崩れ、トレーも拠点回収に出さなくなるのではないか。いままでどおり拠点回収がよい。

    (会長) この計画はここで東京都に出さなければならないが、計画案どおりでよいか。ペットボトルの戸別収集の部分を削除するか。

    (事務局) これは計画なので変更も可能である。具体的には、来年のごみ収集カレンダーの作成に向け審議願いたい。ペットボトルの戸別収集の部分を削除するのであれば削除できる。

    (委員) 専門の方の考えもある。今後も審議していくということでよい。

    (事務局) この内容は今後すぐに始めるものではないので削除して提出し、この部分の審議を続ける。意見が分かれるということが十分わかった。

    (委員) 計画案は再度審議するという意味で、修正せずこのままがよい。

    (会長) この件については、再度審議するということで今回はこの案のとおり東京都へ提出するということでよいか。

     (異議なし)

    (会長) 事務局より説明の続きを願いたい。

    (事務局) 羽村市分別収集計画の作成について続きを説明

    (会長) これまでのところで、質問・意見があるか。
     特になければ、この部分についてもこのまま提出するということでよいか。

     (異議なし)

    7 その他
    (1)次回の羽村市廃棄物減量等推進審議会について
    (事務局) リサイクルセンター・西多摩衛生組合・最終処分場の見学はいかがか。

     (異議なし)

    (事務局) 7月下旬、最終週に予定する。

    (会長) 本日はこれで審議会を終了する。

    お問い合わせ

    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

    ファクス: 042-554-2921

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