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    平成18年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録

    • [2010年3月1日]
    • ID:891
    平成18年度第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録
    1 日時平成18年9月28日(木曜日) 午後3時00分~午後5時45分
    2 場所市役所4階特別会議室
    3 出席者会長 山本啓史 副会長 栗原悦男 委員 中野康治、雨倉早苗、吉田ますみ、岡根陽子、丹生芳枝、細渕智司、関美智子、宇都宮建二、秋山弘、内藤政一、島田善道、小林篁次
    4 欠席者小山德幸
    5 議題(1)第2回審議会会議録の確認について
    (2)羽村市一般廃棄物処理基本計画の答申案について
    (3)西多摩衛生組合構成市町 燃やせるごみの統一について
    (4)その他
    6 傍聴者0人
    7 配布資料・第3回羽村市廃棄物減量等推進審議会次第
    ・第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録
    ・羽村市一般廃棄物処理基本計画の基本的な考え方について(答申案)
    ・環境報告書2006(西多摩衛生組合環境センター)
    8 会議の内容

    1 開会
    2 会長挨拶
    3 議題

    (1)第2回審議会会議録の確認について

    (会長) 第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録については、事前にお配りしていたが、内容について何か意見があるか。

    (意見なし)

    (会長) 会議録について事務局案のとおりでよろしいか。

    (異議なし)

    (会長) では、第2回羽村市廃棄物減量等推進審議会会議録について、事務局案のとおりとする。

    (2)羽村市一般廃棄物処理基本計画の答申案について

    (会長) 羽村市一般廃棄物処理基本計画答申案について、事務局より説明いただきたい。

    (事務局1~4ページ説明)

    (会長) 意見はあるか。

    (委員) 基本理念の部分の下から4行目について、「格調高い理念とすべきである」とあるが、この部分は基本理念そのものではないのか。

    (事務局) 答申案は計画を策定するための意見書なので、ここは基本理念そのものではなく、審議会としての意見を記載したものである。

    (委員) 実際の理念はどのようなものか。

    (事務局) 前回のものは理念の内容が薄いと思われるので、今回は統計や環境基本条例との整合性を含めつつ、よりしっかりとした理念を作るようにという意見が出ているため、そのように記載した。まだ不足があるということであれば、意見をいただき修正したい。

    (委員) 基本理念ができた際には、私たちが見る機会はあるか。

    (事務局) 審議会にかけるので、その際意見をいただきたいと考えている。

    (委員) 基本理念にごみを減量するためのはっきりとした目標がなければ、答申としては弱いのではないか。

    (委員) 私もこの基本理念と11ページの実施計画に、もっと加えてほしいことがあると考えているので、もっと肉付けが必要と考えるなら、具体的な案を提案してはどうか。皆で話し合うことができ、事務局も文章化しやすいと思う。

    (会長) 具体的な案はあるか。

    (委員) 考えをまとめるので、先に進めていてほしい。

    (会長) では続いて「2羽村市廃棄物行政の課題について」事務局から説明をお願いする。

    (事務局5~7ページ説明)

    (会長) ここまでで意見はあるか。

    (委員) 6ページ(2)の文中、集合住宅について「分別や排出方法が理解されない」と書かれているが、多国籍化や居住期間の短さに理解を示しているのであれば、8・9行目には「周知徹底の改善」や「広報の改善」についても述べた表現がよいのではないか。

    (委員) 派遣社員の方や独身の方、外国の方が少なくないため周知が難しいのが実情であるため、その意見に賛成である。

    (会長) 表現を加えるということでよいか。

    (異議なし)

    (会長) ほかに意見はあるか。

    (委員) 5ページ(1)の処分場延命について述べた部分があるが、延命とはいっても平成38年までになるだけである、ということを具体的に記載してはどうか。また、5ページ(2)の下から7行目に、ごみが増えてきたことについて有料化に対する「慣れ」であると記載されているが、分別に対する「認識不足」もごみが増えている原因のひとつではないかと思うので、文に加えた方がよいと思う。

    (事務局) 延命については、より延びる可能性もあるが具体的に記載するほうがよいのであれば、そのようにする。

    (会長) ほかに意見はあるか。

    (委員) 5ページ(1)内に「厳しい搬入制限を行っている」とあるが、表を載せてわかりやすくしてはどうか。

    (委員) ひとつのあり方を市長に述べるのが答申なので、表は入れられないのではないか。市長からの指示で基本計画を作る際に細かく数字や表を入れるので、その際に意見を出してはどうか。

    (委員) 私も基本計画には、表やグラフなどをぜひお願いしたいと考えている。答申の方はこれでよいと思う。

    (委員) 同感である。計画には入れてほしいが、答申はこれでよい。

    (事務局) では、4ページの「基本的な考え方についての意見」の部分に「基本計画には、表やグラフなど数字で示せるものは、なるべく多く資料として入れる」という一文を入れるということではどうか。

    (会長) 事務局の提案どおりでよいか。

    (異議なし)

    では続いて「2羽村市廃棄物行政の課題について」の(5)から説明をお願いする。

    (事務局7~8ページ説明)

    (会長) ここまでで意見はあるか。

    (委員) 具体的でわかりやすく、よいと思う。

    (事務局) 8ページの1行目に「便所の水洗化が進んでいる」とあるが「便所の水洗化や生活排水の処理が進んでいる」と訂正する。

    (会長) では「3基本目標について」から説明をお願いする。

    (事務局9~10ページ説明)

    (会長) なにか意見はあるか。

    (委員) 9ページ(2)について6・7行目の数字のあとに、それぞれ資源化率を入れたほうがわかりやすいと思う。

    (委員) 前回の基本目標にも入っている。今回も入れるとよいと思う。

    (事務局) それは基本計画を作るときということか。

    (委員) そうである。計画書に入れ、答申書はこのままでよい。

    (会長) 表現を加えるということでよいか。

    (異議なし)

    (委員) 9ページ(3)は「市民・事業者・行政の連携を深めることについて」の内容だと思うが、市民の役割が書かれていない。加えたほうがよいのではないか。

    (事務局) 審議の際、そのような意見ではなかったので含まれていないのであるが、どのようにすればよいか話し合っていただきたい。

    (委員) 私の意見であったと思うが、市民についてはほかの部分で述べられている。ここは事業者の役割を主に述べたかった部分なので、ここでは市民については不要だと思う。

    (委員) 表題に「市民・事業者・行政の連携」とあるので、入れてはどうか。環境審議会に出ていると事業者から「作るから買う」のではなく「売れるから作る」という論理が出る。事業者に、ごみになるものは作らないよう市民としての意見をはっきり述べたいという気持ちはわかるが、連携を深めるという意味では市民がどうすべきか、その役割がここでは抜けていると思う。

    (委員) では、「市民側の生活意識を変える方策も考えていく」という形で入れればよいかと思う。

    (会長) 市民の役割について加えるということでよいか。

    (異議なし)

    (会長) では次に「4実施計画について」から説明をお願いする。

    (事務局11~13ページ説明)

    (会長) なにか意見はあるか。

    (委員) 11ページ(2)の下から4行目「ゼッケン制」とは何か。また、「集積所の管理責任の指導」とあるが、管理責任は家主にあるか。

    (事務局) ゼッケン制とは、ごみ袋に部屋番号や名前など記号を入れるということである。また、集積所の管理責任は管理会社または家主にある。

    (委員) 集合住宅のごみについて、6ページでは「収集方法を検討する」「周知方法の改善」と記載するのに対して、11ページでは「管理者や家主の指導をする」とある。かみ合っていないのではないか。

    (事務局) 6ページの「収集方法を検討する」を受けて、11ページでは「ゼッケン制の導入」を入れた。しかし、11ページにある集合住宅の指導について、6ページには入っていないので入れることとする。

    (委員) 11ページ(1)に「無理なく自分に可能な限りの」とあるがこれでよいか。「思い切って生活を見直し、ごみになるものを買わない生活を今から作り上げて行こうと提言し」とするほうがよいと思う。また、「ごみになるものは購入しない」とあるが、ごみになるものという認識で買っている人はいない。「中身よりごみのほうが多いものは買わない」「長期間使うことができないものは買わない」ではないか。また、「ライフスタイルの見直し」をもう少し具体的に盛り込めば最初の趣旨に合うと思う。

    (委員) 私もその表現に賛成である。「無理なく」変えていこうでは追いつかないと思う。

    (委員) ライフスタイルの見直しの部分は、私も変えてよいと思う。しかし、循環型社会は皆が継続できてその状態が持続することが大切なので、無理なくという表現はよいと思う。

    (委員) しかし、ごみの減量は本気で変えていかないとできないのではないか。

    (委員) 背伸びをして一生懸命やるのもよいが、途中で息切れして一部の人だけが続けるより、多くの人が継続できる方が効果が出る。この表現でよい。

    (委員) 市民の自主性に頼るのではなく、規則を守り違反しないように、罰則があるというようなことを入れてはどうか。

    (委員) ごみは一人でも違反者がいると、ごちゃごちゃになるものである。無理なく継続が肝心と思う。

    (会長) では「ライフスタイルの見直し」の部分は具体的に文言を入れるということで、「無理なく自分に可能な限りの」はこのままでよいか。

    (異議なし)

    (事務局) 「ごみになるものは買わない」という表現は、ごみを伴うものを買わないということもあるが、安売りのものをとりあえず買うというケースのことである。「ごみになる部分が多いものは購入しない」ということとの併記でよいか。

    (事務局) 罰則についての意見が出たが、4行目の「市民が」という部分を「市民は」にするのはどうか。ライフスタイルの見直しが市民としての義務であるというやや強い表現になる。

    (会長) 事務局の提案どおりでよいか。

    (異議なし)

    (会長)ほかに意見はあるか。では次に「4実施計画について(6)」から説明をお願いする。

    (事務局13~15ページ説明)

    (会長) なにか意見はあるか。

    (委員) 13ページ(6)の7・8行目の「個人で」の部分は「個人およびグループで」としてはどうか。グループで取り組んでいるところもあるので。

    (異議なし)

    (委員) 若い人たちがごみに関心を持つように、13ページ(6)の下から2行目に、いま流行している「もったいない」を入れ「『もったいない』の啓発活動を実施し」としてはどうか。ごみや環境の講座でよく使われている言葉である。

    (異議なし)

    (委員) 14ページ(13)の一番下の行に「国から提言するよう」とあるが「国から指導」ではないか。

    (会長) 「国から指導」としてよいか。

    (異議なし)

    (委員) 15ページ(13)の上から2行目「不要なレジ袋の受け取りの拒否など」は「拒否や有料化の推進」にならないか。

    (委員) レジ袋については、入れてほしいという人は案外多い。有料化した店でもレジ袋は出ている状況である。義務付けではなく、もらう人が制限していくことではないか。

    (事務局) 義務付けでなければ、国へ求めていくことはできないが。

    (委員) 「不要」という言葉があいまいである。客が欲しいと言えばいくらでも必要となる。いくら法律で決めてもどう実行していくのか。

    (事務局) いくつか買い物をすればもらってもよいが、例えばガム1個だけなら袋は不要である。持ち帰れるかどうかで、国民が判断するものである。

    (委員) レジ袋をもらう人が多いとか、レジ袋の有料化に反対意見があるということではなく、市民の健康と安全と環境を考えれば、レジ袋の有料化はひとつの手立てではないか。羽村市として提言すべきと考える。

    (会長) レジ袋の有料化の問題は難しいが、いかがか。

    (委員) 有料化は次の課題ということで、羽村市としてはこれでよいと思う。レジ袋の中にごみを入れて捨てられているのを見てもわかるように、レジ袋自体より中のごみの方が多い。レジ袋だけがごみではないことも考える必要がある。

    (会長) では、「不要なレジ袋の受け取りの拒否など」はこのままでよいか。

    (異議なし)

    (会長) 続けて「4実施計画について(14)」から説明をお願いする。

    (事務局15ページ説明)

    (会長) なにか意見はあるか。

    (意見なし)

    (会長) ここはこのままでよろしいか。

    (異議なし)

    (会長) 答申についてはここまでであるが、先ほどの基本理念について、具体的な案はまとまったか。

    (委員) 環境と健康について入らないか。なぜごみを減らすかは命や健康のところからきていると思う。

    (委員) 今年3月の会議録に、環境基本条例にも基本理念があり、検討しようという記録があるが。

    (事務局 環境基本条例説明)

    (委員) 緑を大事にとか、自然との共生など後半部分を入れてほしいと思う。

    (事務局) 長期総合計画と環境基本条例との整合性を図る、という部分に盛り込むことでよいか。

    (会長) 基本理念は今の提案でよろしいか。

    (異議なし)

    (会長) 今日の変更部分については、早急に事務局より届けていただき、意見は事務局へ連絡することでお願いしたい。

    (事務局) 10月初めにはお届けする。ご意見を聞き調整し、10月中旬には会長、副会長から市長へ答申したい。

    (3)西多摩衛生組合構成市町 燃やせるごみの統一について

    (会長) 西多摩衛生組合構成市町 燃やせるごみの統一について、事務局より説明いただきたい。

    (事務局) 西多摩衛生組合のごみ処理については、構成市町の分別方法において差があったことから、統一に向け構成市町および西多摩衛生組合で検討を重ねてきた。分別が統一されていないことにより、転出入の住民に混乱がおきているのがプラスチック系の廃棄物であることがわかった。プラスチック系の廃棄物はプラスチック製容器包装、硬質系プラスチック製品、軟質系プラスチック製品、プラスチックとの複合製品の4種類に分別される。
    プラスチック製容器包装はすべての構成市町が容器包装リサイクル法のルートに対応した種類にしているが、一部に硬質系のボトルについては独自ルートにより有価物として別途収集しているケースが見られる。硬質系プラスチック製品については、燃やせないごみとして収集し破袋ののち埋め立て処理しているが、福生市では有価物として分別収集または行政分別を行っているケース見られる。軟質系プラスチック製品については、すべての構成市町で燃やせないごみとして収集しており、破袋ののち埋め立て処理している。プラスチックとの複合製品については、すべての構成市町で燃やせないごみとして収集したのち、金属類・硬質系プラスチック等の資源を取り除きプラスチック残渣については埋め立て処理している。
    燃やせるごみの統一を推進していくため西多摩衛生組合の構成市町においては、洗っても汚れが落ちない、もしくは洗うことが困難な容器包装プラスチック以外の資源化できないプラスチックを、燃やせるごみとして今後位置付けていくことが最重要であると考えたことから、これまで懸案となっていたカセットテープ類を含むプラスチック、軟質系プラスチック、複合のプラスチックなどプラスチックのサーマルリサイクルを推進するというものである。
    具体的に申し上げると、カッパやビニールシートなど軟質系プラスチックについてはこれまで燃やせないごみとして排出されていたが、平成19年4月から燃やせるごみとして排出していただき、サーマルリサイクルすることとなる。また、ビデオテープ・カセットテープは有害ごみとして排出されていたが、平成19年4月から燃やせるごみとして排出していただき、サーマルリサイクルすることとなる。また、CDやフロッピーディスクについては、燃やせないごみとして排出されていたが、平成19年4月から燃やせるごみとして排出していただき、サーマルリサイクルすることとなる。

    (委員) 燃やせるごみが増えたということか。

    (事務局) プラスチック系のごみについて、いままで埋め立て処理をしていたものについて、今後は燃やしてサーマルリサイクルを図る。これにより埋め立て量を減らし、最終処分場の延命化を図るということである。

    (委員) 平成19年4月からということだが、ダイオキシンの安全チェックはするか。

    (委員) 当然する。西多摩衛生組合ではプラスチックだけを燃やすのではなく、他の厨芥や紙ごみと混合させ一定カロリーにしてから燃やす。一定カロリーとは2000キロカロリーだが、最近はプラスチックの資源化が進み、搬入されるごみについては厨芥類の割合が多いため、現在1600キロカロリーで焼却されている。今後プラスチックの割合が増えても、2100キロカロリーである。1100から2800キロカロリーのごみ質なら、住民との公害防止協定の数値が十分クリアーできる。そういう性能が西多摩衛生組合にはある。有害物質濃度については、現状と比較してあまり変化がないと判断している。

    (事務局) 地元住民の環境保全協議会には8月に説明会をし、ある程度了解が得られている。

    (4)粗大ごみ処理手数料の減免について

    (会長) 粗大ごみ処理手数料の減免について、事務局から説明をお願いする。

    (事務局) 現在生活保護などの受給世帯に対して、一定量のごみ袋を交付してごみ処理手数料の減免をしているが、粗大ごみについては条例に記載がないことから、すべての量を免除している状況である。これについて一律で上限を求めようと前回の審議会でご審議いただき、ご決定いただいたが、庁議等に諮ったところ、上限を設けることについては承認された。しかし時期については、障害者の減免を始めてから1年足らずであり、市民の混乱を招きかねないという理由で、もうしばらく様子を見てからということになった。

    (会長) なるべく早い時期に実現していただくよう、よろしくお願いしたい。

    (5)その他

    (会長) 議題として事務局からあるか。

    (なし)

    (会長) それではこれで、本日の審議会を終了する。

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    羽村市産業環境部生活環境課

    電話: 042-555-1111 (生活環境係)内線222 (リサイクルセンター係)042-578-1211

    ファクス: 042-554-2921

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