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羽村市

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あしあと

    平成13年度決算

    • [2010年3月1日]
    • ID:1477

    平成13年度の一般会計決算は、前年度に引き続き市税が減収する厳しい状況となりましたが、予算に定められた事業は、順調に執行できました。
    市では、行財政改革で生み出した財源を、さまざまな事業の費用に充て、市民サービスの向上を図りました。
    今後も、限られた財源を有効に活用し、最小の経費で最大の効果を上げるよう、予算の適正な執行に努めていきます。

    実質収支額は4億2,560万1千円
      歳入総額 189億7,793万5千円
      歳出総額 185億5,233万4千円

    平成13年度決算は4億2,560万1千円の黒字となりました。

    ■ 歳入

    歳入総額は、189億7,793万円で、前年度に比べて2,334万円の微増となりました。
    主要財源である市税、地方交付税は共に減少しましたが、その一方で地方消費税交付金や都支出金が増加したことなどにより3年ぶりに前年度を上回りました。
    市では、市税等滞納整理対策を行い、税収の確保に努めています。
    <平成13年度一般会計決算 歳入総額 18,977,935千円>
     決算額(千円)構成比(%)
    市税11,048,19958.20%
    地方交付税378,7792.00%
    地方譲与税などの交付金1,773,5269.40%
    保育料などの負担金212,0881.10%
    使用料および手数料355,1411.90%
    国庫支出金1,387,3067.30%
    都支出金2,038,24610.70%
    繰越金・諸収入など1,162,7506.10%
    市債621,9003.30%

     

     

    ■ 歳出

    歳出総額は、185億5,233万円で、前年度に比べて1億2,004万円増加しました。
    小・中学校の大規模改造工事、新農産物直売所の建設、福生病院組合などの一部事務組合への負担金、産業福祉センターの開設による運営費、私立保育園への運営費助成などが主な増加要因となっています。
    <平成13年度一般会計決算 歳出総額 18,552,334千円>
     決算額(千円)構成比(%)
    総務費2,370,59712.80%
    民生費5,500,58829.60%
    衛生費2,023,90810.90%
    労働・農林・商工費378,9012.10%
    土木費2,899,70115.60%
    消防費808,3284.40%
    教育費2,938,91515.80%
    公債費1,390,9647.50%
    諸支出金2,9980.00%
     
    平成13年度に行った主な事業
    総務費◆今後10年間の長期総合計画を策定しました。
    ◆行政評価の導入に向けシステムを開発しました。
    ◆緑ケ丘地区学習等供用施設(緑ケ丘会館)の空調機器の取替工事を行いました。
    民生費◆誰もが安心して幸せに暮らせる地域社会の構築を目指して、羽村市地域福祉計画を策定するため審議会を設置しました。
    ◆新設私立保育園への運営費、延長保育・休日保育への助成など、子育て環境の整備を図りました。
    衛生費◆環境の全分野にわたる基本理念を定めた「羽村市環境基本条例」を制定しました。
    ◆公立福生病院を開設しました。
    労働・農林・商工費◆新農産物直売所を建設し、新鮮で安全な農作物などを豊富に供給できるようになりました。
    ◆商工会への補助を拡大するとともに、企業がISOを認証取得する場合の助成などの支援を充実しました。
    ◆産業福祉センターを活用し、企業向けのIT、ISO研修など、市内企業の活性化を図るための事業を行いました。
    土木費◆介山公園(仮称)整備用地および羽村駅西口整備用地の取得、市道第203号線の一部歩道設置工事などを行い、快適で便利・安全なまちづくりに努めました。
    教育費◆小・中学校にインターネットの整備を行い、情報化教育の環境整備を図りました。
    ◆武蔵野小学校の大規模改造・防音機能復旧工事、第一中学校大規模改造工事を行いました。
    ◆各教室と職員室を結ぶインターフォン、学校と警察を結ぶ非常通報装置を設置し、児童・生徒の安全確保に努めました。
    ◆情報化に対応した生涯学習の推進を図るため、IT講習会などを開催しました。

     

     

    ■ 性質別経費の状況

    性質別経費の状況 <性質別経費 総額 18,552,334千円>
     額(千円)構成比(%)
    人件費3,564,72619.20%
    扶助費2,646,99714.30%
    公債費1,368,3107.40%
    物件費3,259,37317.60%
    補助費等3,091,55516.70%
    繰出金1,933,29510.40%
    投資的経費1,406,0937.60%
    その他1,281,9856.80%
     
    性質別経費の内訳
    人件費職員の給与や市議会議員、行政委員会の委員等に支給される報酬などです。歳出全体に占める割合は、多摩地域の中では低い数値となっています。
    扶助費高齢者、児童、心身障害者などを援助するための経費です。少子高齢化が進むにつれ、年々増加傾向にあります。
    公債費大規模な建設事業などを行う際に借り入れた市債(借金)の償還金です。歳出に占める割合が大きくならないよう、計画的な借り入れを行っています。
    物件費賃金、旅費、役務費、委託料などの消費的経費で、公共施設の維持管理費なども含まれます。
    補助費等市民や団体に対する助成金や福生病院組合等の一部事務組合への負担金などです。
    投資的経費公共施設の建設にかかる経費などで、平成13年度は、武蔵野小学校大規模改造・防音機能復旧工事や第一中学校大規模改造工事などを行いました。

     

     

    ■ 特別会計

     各会計とも適切な予算執行により、黒字決算となっています。
    平成13年度特別会計決算 (単位:千円)
    区分歳入決算額歳出決算額歳入歳出差引額
    国民健康保険事業会計3,757,0873,650,138106,949
    老人保健医療会計3,136,6793,043,39093,289
    介護保険事業会計1,329,1681,249,78879,380
     保険事業勘定1,285,4121,211,10274,310
     介護サービス事業勘定43,75638,6865,070
    羽ケ上土地区画整理事業会計486,265485,667598
    下水道事業会計2,276,3842,261,70614,678
     
    平成13年度水道事業会計決算 (単位:千円:税込み)
    区分歳入決算額歳出決算額歳入歳出差引額
    収益的収入および支出1,023,9671,142,906-118,939
    資本的収入および支出25,934268,273-242,339

     *資本的収支の不足は、損益勘定留保資金などにより補てんしています。

     

    水道事業損益計算書 (単位:千円:税抜き)
    営業収益(水道料金が主な収入)922,837
    営業費用(給水をするための費用)795,583
    営業利益(営業活動に伴い発生した利益)127,254
    営業外利益(水道料金以外の収入)52,719
    営業外費用(借入金の支払利息など)297,123
    経常損失117,150
    特別損失3,534
    当年度純損失120,684

     *水道事業は120,684千円の赤字決算となりました。この赤字は建設改良積立金を取り崩して補てんしています。

     

    ■ 一人当たりの支出金額

     一般会計歳出決算額185億5,233万円を、平成14年3月末日現在の人口で割ると、市民一人当たりの支出金額は、328,116円になります。
    <平成13年度一般会計決算 市民一人あたりの支出金額 328,116円>
    民生費97,283円高齢者、障害のある方、保育などの福祉の充実に
    教育費51,978円学校教育や文化・スポーツの振興に
    土木費51,284円道路、公園や市街地の整備のために
    総務費41,926円コミュニティの振興や行政運営のために
    衛生費35,795円市民の健康を守ることやごみ処理などに
    公債費24,601円市が借り入れた市債(借金)などの返済に
    消防費14,296円火災や地震などの災害に備えて
    労働・農林・商工費6,701円産業振興や消費者のために
    議会費4,199円議会運営のために
    諸支出金53円土地などの取得のために

     

     

    ■ 基金・市債・一時借入金

    ◆ 基金

     将来のまちづくりに備えた積立金で、家庭でいう「貯金」に当たります。
    平成13年度末の一般会計の基金残高は、80億5,011万円余で、前年度と比べて10億9,827万円増加しています。
    厳しい財政状況の中においても、行財政改革で生み出した財源の一部を、羽村駅西口都市開発整備基金などに積立てたことが主な増加要因となっています。
    市では、長期的な計画に基づき、この基金を年度間の財源調整や計画事業の実現に向け活用しています。

    ◆ 市債

     家庭でいう「借金(ローン)」に当たるものです。
    単年度予算では賄いきれない、大規模な建設事業などを行う場合に、国や都などから借り入れを行い、長期間にわたり返済する制度で、将来、これらの施設を利用する人にも公平に負担(後年度負担)していただく意味も含まれています。
    平成13年度末の一般会計の市債残高は、108億3,969万円余で、前年度と比較すると3億9,459万円減少しました。

    ◆ 一時借入金

     平成13年度の一時借入金の残高はありません。

    ◆ 市民一人あたりの額は

     基金と市債の額を平成14年3月末日の人口で割ると
    ・基金 14万2,374円
    ・市債 19万1,710円

    ◆ 基金と市債の残高の推移

    基金と市債の残高の推移 (単位:千円)
     基金市債
    平成12年度末6,951,84111,234,282
    平成13年度末8,050,11810,839,691

    お問い合わせ

    羽村市企画部財政課

    電話: 042-555-1111(財政担当)内線320

    ファクス: 042-554-2921

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