羽村市都市計画マスタープラン

羽村市は、昭和30年代後半から、首都圏整備法による市街地開発地域の指定を受け、土地区画整理事業を中心とした都市基盤の整備や工場誘致などを行い、職住近接のまちづくりを進めてまいりました。
平成7年には、「羽村市都市マスタープラン」を策定し、健康で文化的な都市生活と機能的な都市活動を確保し、さらに市民生活がさまざまな面で向上するよう都市計画事業に取り組んできました。
策定から10年余りが経過し、国では平成16年度に「景観法」が制定され、東京都では「東京の新しい都市づくりビジョン」や「福生都市計画　都市計画区域の整備、開発および保全の方針」が、羽村市では、平成14年に第四次羽村市長期総合計画を策定するなど、都市計画に関連するさまざまな計画が立てられるとともに、少子高齢化の進展、まちづくりや環境問題に関する市民の皆さんの関心の高まり、首都圏中央連絡自動車道の開通に伴う広域交通の進展など、羽村市を取り巻く社会情勢は大きく変化しております。　これらのことから、従前の「都市マスタープラン」をそれぞれの計画や社会情勢に即したものとするため、学識経験者や市民公募委員等で構成する「羽村市都市計画マスタープラン審議会」を設置し、平成18年度から2か年にわたって見直しを行ってまいりました。
このほど改定いたしました「羽村市都市計画マスタープラン」では、基本理念を「安全・安心で自立した都市、美しく魅力あふれる都市、楽しく活力ある都市羽村」とし、多摩川や崖線等の緑に恵まれた自然環境などの魅力ある地域の資産を活かしながら新たな都市基盤を整備するとともに、周辺市町村と連携した魅力と活力にあふれる都市づくりに取り組むことなどについて定めています。
今回の計画づくりに際し、多くの貴重なご意見やご提言をいただきました羽村市都市計画マスタープラン審議会委員の皆さんをはじめ、市民の皆さんに深く感謝申し上げます。
今後は、本プランに基づき、羽村市の都市づくり、まちづくりを前進させてまいります。市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

1. 策定の背景と都市計画マスタープランの位置づけ
2. 都市計画マスタープランの構成

1. 都市づくりの経緯
2. 羽村市の現状と特性
   2.1人口の現状と推移
   2.2経済の状況
   2.3土地利用の現状と課題
   2.4交通の現状と課題
   2.5市街地整備の現状と課題
   2.6公園・緑地等の現状と課題
   2.7その他都市施設の現状と課題
3. 将来展望
   3.1上位計画における位置づけ
   3.2主要プロジェクトとの関わり
   3.3社会・経済構造の変化と対応
4. 都市づくりの主要課題
   4.1『環境にやさしい安心して暮らせるまち』の視点からみた課題
   4.2『美しく快適な住みよいまち』の視点からみた課題
   4.3『活力に満ちた　にぎわいのあるまち』の視点からみた課題

1. 都市づくりの基本理念と目標
   1.1羽村市の特徴
   1.2上位計画が目指す将来像
   1.3都市づくりの基本理念と目標
2. 都市の姿
   2.1現在の都市の姿
   2.2将来の都市の姿
   2.3将来都市構造
3. 3分野別の基本方針
   3.1土地利用に関する基本方針
   3.2交通体系に関する基本方針
   3.3公園・緑地等に関する基本方針
   3.4その他都市施設に関する基本方針
   3.5安全・安心なまちづくりに関する基本方針

1. 地区の区域設定
2. 地区別構想
   2.1羽西・羽加美地区
   2.2羽加美・羽中・羽東・玉川・羽地区
   2.3羽中・羽東・川崎地区
   2.4小作台・栄町・羽加美地区
   2.5緑ヶ丘・五ノ神・神明台地区
   2.6富士見平・緑ヶ丘・神明台・双葉町地区
   2.7緑ヶ丘・栄町・五ノ神地区
   2.8神明台地区
   2.9五ノ神・羽・川崎地区（市街化調整区域）
   3.0全体構想図

1. 基本的考え方
2. 実現へ向けた取り組み
   2.1都市づくりの方針等の共有と情報の提供
   2.2都市づくりを推進する体制の整備
   2.3実現へ向けた取り組み

1. 地区別懇談会における市民意見
2. 羽村市意見公募手続（パブリックコメント）に寄せられた市民意見
3. 委員会の日程と議事内容
4. 羽村市都市計画マスタープラン審議会委員名簿
5. 羽村市都市計画マスタープラン策定委員会委員名簿
6. 羽村市都市計画マスタープラン審議会条例
7. 羽村市都市計画マスタープラン審議会運営要綱
8. 羽村市都市計画マスタープラン策定委員会要綱