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羽村市郷土博物館 企画展・特別展 平成13年度

[2012年2月17日]

平成13年度 終了した展覧会

  • 企画展 ひな人形展〔平成14月1月27日(日)~3月10日(日)〕
  • 企画展 まゆ玉飾り〔平成14月1月5日(土)~1月17日(木)〕
  • 企画展 精進バケ遺跡の発掘調査〔平成13月9月16日(日)~12月16日(日)〕
  • 企画展 裁縫道具展〔平成13月6月10日(日)~9月2日(日)〕

企画展 ひな人形展

企画展 ひな人形展
企画展 ひな人形展

郷土博物館では、開館以来毎年「ひな人形展」を開催してきました。収蔵しているひな人形は、江戸時代のものから平成のものまで幅広く、そして数多くあります。その殆どが羽村や近隣地域の家々で、この時期に飾られていたものです。ひな人形は、嫁いできた嫁へ、生まれてきた我が子や孫へ、贈る人の思いが込められています。一つ一つの人形のお顔を見ていますと、その一つ一つの思いが伝わってくるようです。

節供とは、もともと季節の変わり目に、神に供御を供えて身体の安泰を祈る信仰のことでした。3月の節供は、紙や植物で作った人形(形代)で身体の穢れを払い、それを水に流して神送りする行事で、この人形がひな人形を生み出す源の一つといわれています。また、『源氏物語』にもみられる、おままごと遊びの一種である「ひいなあそび」も源の一つと考えられており、節供行事と人形遊びが結びついて「ひな祭り・ひな人形」へと進化していったようです。

各時代のひな人形をご覧ください。

期間

平成14月1月27日(日)~3月10日(日)

会場

企画展示コーナー・旧下田家住宅

入館料

無料

企画展 まゆ玉飾り

企画展 まゆ玉飾り
企画展 まゆ玉飾り

まゆ玉飾りは、養蚕が盛んだったころに、まゆの豊作を願って行われた行事です。羽村では1月13日に行う家が多かったようです。

いぬつげや樫や梅などの木の枝に、まゆ玉をかたどっただんごをたくさん付けて、新年のまゆの豊作を祈願しました。まゆ玉飾りにはダルマとお膳を供え、蚕影山(養蚕の神様)の掛軸を座敷に掛けて飾りました。1月15日には小豆(あずき)のおかゆをつくり、灯明(とうみょう)とともに供えます。

16日はメエダマカキ(まゆ玉かき)といって、まゆ玉飾りからだんごを取って食べました。ヒジロ(囲炉裏)で焼いたり煮たりすると、だんごが柔らかくなります。しょう油をつけると、まゆにシミがつくといって嫌がり、砂糖をつけて食べました。しかし、戦中・戦後に砂糖が不足したことなどから、そのようなこともいわれなくなりました。

新年を迎えるにあたり、羽村の伝承行事であるまゆ玉飾りを再現します。できるだけ多くの方々にご覧いただき、お正月の気分を味わっていただければ幸いです。

また、手作り教室「まゆ玉だんごをつうろう」では、まゆ玉飾り用のだんごを作りますので、みなさまの参加をお待ちしております。

期間

平成14月1月5日(土)~1月17日(木)

会場

オリエンテーションホール・旧下田家住宅

入館料

無料

企画展 精進バケ遺跡の発掘調査

企画展 精進バケ遺跡の発掘調査
企画展 精進バケ遺跡の発掘調査

昨年来、日本の考古学に対する信頼が大きく揺らいでいます。過去の人類の営みをあるがままに掘り出して、そこから得られる資料により歴史を考察するはずの考古学の方法に対して、間違った発掘調査によって、間違った歴史を作り出してしまう結果を招いてしまいました。

さて、今回の企画展においては、考古学の信頼を回復するための展示といった大それたものではありません。ただ、日頃我々が地道に続けている発掘調査の現状を紹介し、そこから判る小さな事実の積み重ねによって、地域の歴史と文化が明らかになり、地域の発展に寄与していく本来の姿を理解いただければ幸いです。

ここ数年、郷土博物館の展示では、「道具」にこだわった展示を開催しています。「道具」は、何かをするために必要にかられて考え出され、作られたものです。今回の企画展でも、発掘調査で使われる道具を展示しています。ほとんど全てのものは、当初の目的が発掘調査のために作られたものではありません。しかし、実際に遺跡を掘る人たちの経験によって探し出され、工夫が加えられ、新たに作り出された発掘調査の道具たちです。

また、羽村市を代表する縄文時代中期の集落跡である精進バケ遺跡で、昭和63年以来2回目の発掘調査が実施されました。個人住宅の建設に伴う調査で、あまり広い部分を調査しませんでしたが、「敷石住居址」と呼ばれる住居址を1軒発見しました。これもまた、小さな積み重ねによる歴史と文化の解明の一つになります。発掘調査の道具と合わせてご覧いただければと思います。

最後になりましたが、個人住宅建設に伴う発掘調査について、多大なご理解とご協力を賜った乙訓伊佐夫氏には心より感謝申し上げるとともに、その他関係者の方々にも厚く御礼申し上げます。

期間

平成13月9月16日(日)~12月16日(日)

会場

企画展コーナー

入館料

無料

企画展 裁縫道具展

企画展 裁縫道具展
企画展 裁縫道具展

裁縫のことをお針といいます。かつてお針は女性にとって大切な仕事と考えられていました。嫁ぎ先でもお針のできる嫁はとても重宝がられ、年ごろの娘は結婚に備えて、母や姉から、あるいは師匠のもとに通ってお針を習いました。

しかし、洋服の普及とともにお針の様子も変わっていきます。洋服は幕末に軍服として採用され、明治期には官服や鹿鳴館時代のドレス、あるいは運動服や看護服といった分野に広まっていきました。その後、男性の間には、市民社会の勤務服として普及していきますが、一般の女性が普段、洋服を身につけるようになったのは、大正12年(1923)の関東大震災以降のことです。震災時の体験から、機能的で動きやすい洋服が注目され、着物と洋服が併用されるようになったのです。第二次世界大戦後の自由な空気は、さらに人々の洋服への関心を高め、着物は次第に着られなくなっていきました。

そうしたなか、洋裁を習う女性が増え、各家庭にミシンが普及していきます。女性は自分や家族のための洋服を作りましたが、裁縫がそのまま女性の評価につながることはなくなっていきました。やがて昭和40年代以降の既製服の流行や、働く女性の増加に伴い、家庭で洋服を作ることは少なくなりました。

本企画展では、明治期から第二次世界大戦後までの針箱やミシン、アイロンといった裁縫道具のほか、家庭で縫われた着物や洋服を展示しています。それらを通して、社会や生活の移り変わりを振り返り、何かを感じ取っていただければ幸いです。

期間

平成13月6月10日(日)~9月2日(日)

会場

企画展コーナー

入館料

無料

終了した展覧会

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習部郷土博物館

電話: 042-558-2561

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