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平成22年度第2回羽村市文化財保護審議会 会議録

[2011年4月22日]

平成22年度第2回羽村市文化財保護審議会 会議録

日時

平成22年7月16日(金曜日) 午後2時05分~午後4時10分

会場

羽村市生涯学習センターゆとろぎ 特別会議室

出席者

委員 白井裕泰、和田哲、持田友宏、坂詰智美、金子淳

事務局 教育部生涯学習課長 石田武尚 生涯学習係長 宮沢賢臣 生涯学習係主任 小川真理

欠席者

櫻沢一昭、坂上洋之

議題

  1. 平成22年度第1回羽村市文化財保護審議会会議要旨の確認について
  2. 東京都指定文化財の保存事業計画について
  3. 文化財説明板の改修について
  4. 平成22年度東京都区市町村文化財担当者会議の内容について
  5. その他

傍聴者

なし

配布資料

  • 平成22年度東京都指定文化財保存事業計画関係資料
  • 「東京都指定天然記念物 羽村橋のケヤキ」
  • 「東京都指定天然記念物 阿蘇神社のシイ」
  • 平成22年度羽村市文化財説明板改修予定箇所調書
  • 説明板改修予定箇所現状文言
  • 一本杉現況写真

会議の内容

開会

(事務局) これより、平成22年度第2回羽村市文化財保護審議会を始めます。最初に、生涯学習課長からあいさつを申し上げます。

 

あいさつ

(生涯学習課長) 本日は、お忙しいところご参集いただきまして、大変ありがとうございました。現在、生涯学習センターゆとろぎでは、夏休みに開催される「子ども宇宙塾」の準備で右往左往しており、本日も、たった今福生市から戻ってきたところです。

 本日の会議では、審議事項が盛りだくさんですが、よろしくお願いします。

(事務局) 続いて、会長からごあいさつをお願いします。

(会長) 先ごろ、参議院議員選挙があった。選挙結果を見てみると、地方の疲弊を感じる。文化振興や文化財保護は、余裕がないとできない。その余裕がなくなっているのかなという感じを持った。

 本日も、たくさんの審議事項だが、よろしくお願いします。

(事務局) 会議に入る前に、事務局職員の紹介をさせていただきます。前回は、社会教育委員の会議に出ていましたので、こちらを欠席させていただきました。よろしくお願いいたします。

それでは、本日の会議の進行について会長にお願いします。

 

1.平成22年度第1回羽村市文化財保護審議会会議要旨の確認について

(会長) それでは、次第に基づき、会議を進めさせていただきます。最初に、平成22年度第1回羽村市文化財保護審議会会議要旨についてですが、あらかじめ各委員にはお届けしていると思います。何か訂正箇所などはございますか。

(委員) 特にありません。

(会長) 訂正無しで確認したということでよろしいでしょうか。

(各委員) 了解。

(会長) では、前回の会議要旨の確認については、訂正無しということでお願いします。

 

2.東京都指定文化財の保存事業計画について

(会長) 次に「東京都指定文化財の保存事業計画について」を議題とします。事務局からの説明を求めます。

(事務局) -資料に基づき説明-

 「東京都指定天然記念物 羽村橋のケヤキ」

  • 所有者から事業計画書が提出されたので、東京都へ進達した
  • 事業内容は、危険大枝3本の剪定と根元腐朽部の切除と防腐処理
  • 事業経費のうち、50%を都補助、残りの50%を市補助で実施するが、市補助については、当初予算計上がないので、財政課と調整中
  • すでに事業計画書を提出しているので、今回は内容の了解をいただきたい。

 「東京都指定天然記念物 阿蘇神社のシイ」

  • 管理者から事業計画書が提出されたので、東京都へ進達した
  • 事業内容は、折損枝の撤去、支柱の移動、防腐処理
  • 事業経費のうち、50%を都補助、残りの50%を市補助で実施するが、市補助については、当初予算計上がないので、財政課と調整中
  • すでに事業計画書を提出しているので、今回は内容の了解をいただきたい。

(会長) 何か質問はありますか。

(委員) 工期はいつになるのか。いずれも雑菌が繁殖して、緊急ということだが、財政課との調整待ちで大丈夫か。もう一つ、作業実施予定業者について聞きたい。

(事務局) 工期の件については、診断した樹木医からは「今年中の作業が必要」と聞いている。秋以降の着手でも間に合うと認識している。診断していただいた樹木医は、30年来、この2件の樹木を見ていただいている。特に保存作業が必要でないときでも、通りかかったついでに立ち寄って様子を観察されている。作業においては、樹木医の監理が必要不可欠であるため、樹木医が所属する業者から相見積りをとった。作業予定の業者は、前述の樹木医が所属する業者であり、信頼できる業者と認識している。

(委員) 羽村橋のケヤキの根元部分の腐朽の程度はどうなのか。前回の保存修理作業から時間もたっていないが、前回の作業との関連ではどうなのか。

(事務局) 腐朽の程度は、外観からの目視でしかわからない。根元部分は全体が洞になっているようで、前回修理との因果関係はわからない。

(委員) 倒木の危険もあるのではないか。洞は上のほうにつながっているかもしれない。思い切った剪定も考える必要があるのではないか。

(事務局) 倒木の危険については、ワイヤーで吊っているので、早急には考えられない。腐朽については、かなり進んでいることも考えられる。全体的な剪定については、今後所有者と協議して考えていく。

(会長) いろいろとご意見も出て、課題も生じたようだが、今回の事業計画については、この内容で了解するということでよろしいか。

(委員) -特に発言なし-

 

3.文化財説明板の改修について

(会長) 次に「文化財説明板の改修について」を議題とします。事務局からの説明をお願いします。

(事務局) -資料に基づき説明-

  • 今年度の予算から、改修は2基が限度
  • 「根搦坂」については、既に撤去し保管してある他の説明板の支柱を再利用する
  • 「こうや地蔵」については、今年度の最優先箇所
  • 残りの1基を「大正土手・一本杉」「伝 三田雅楽之助平将定等の墓」のどちらかにしたい
  • 一本杉が枯死してしまい、伐採の可能性がある。あらたに3本の杉の苗木を移植してある。「大正土手・一本杉」の説明内容と異なってしまう

(会長) 今年度の文化財説明板の改修ですが、何かご意見はありますか。

(委員) 市内には、明らかに文化財とは趣を異にする場所に建っているケースがある。他市町村ではどうなのか。

(委員) 指定文化財には設置しているようだ。

(事務局) そもそも、昭和50年代に、町民に対して文化財保護意識の啓発・高揚と、町に訪れた人たちへの紹介の意味をこめて設置し始めたようだが、中には「文化財」として扱うには疑問の生じる物件も含まれているのは確かだと思う。

(委員) 整理して、「文化財」としての設置が必要ないものについては、改修を行わずに撤去することも必要だと思う。

(委員) 一本杉については、個人的に大変思い入れがある。樹木そのものではなく、エリアが「一本杉」と認識されている。非常にシンボリックなものである。

(委員) 確かに、そのようなものは、説明板がなくなると忘れ去られ、判らなくなってしまう。

(委員) 旧跡に指定することはできないか。

(委員) 地元にとって大切なものは残したい。

(委員) 旧跡的な意味合いのものは整理した方がいい。

(会長) 「大正土手・一本杉」については、今回は保留にしておきたいがいかがでしょうか。

(各委員) 了解

(会長) 「伝 三田雅楽之助平将定等の墓」については、一昨年に十分議論して、結論を出したようだが。

(事務局) 一昨年の議論の結論は、現状の説明文の中で、不都合な点を必要最小限修正しただけです。今年度、全面的な修正ができるので、改めてお諮りするものです。

(会長) では、この際、全面的に改めた方がいいと思うが、いかがか。いつかきちんと結論を出さないと、いつまでたっても先に進めなくなってしまう。

(各委員) -異議なし-

-「伝」というニュアンスでの許容範囲と「墓」について意見交換-

(会長) 原稿は、事務局で作成してみてください。それでもう一度審議しましょう。

 「こうや地蔵」の説明文はどうでしょうか。

(事務局) -現況説明文を朗読-

(会長) 何か不都合なところはありますか。

-いくつかの修正点があげられる-

(会長) これらについては、今日欠席の委員に聞いた方が確かな回答が得られるようですので、事務局で手配をお願いします。

(事務局) 了解しました。「こうや地蔵」については、ここから至近ですので、あとでご覧いただくことができます。

(会長) では、会議が終了したら見学に行きましょう。

本年度の文化財説明板については、「市指定史跡 伝 三田雅楽之助平将定等の墓」と「こうや地蔵」の2基ということでお願いします。

 

4.平成22年度区市町村文化財担当者会議の内容について

(会長) 次に「平成22年度区市町村文化財担当者会議の内容について」を議題とします。事務局からの説明をお願いします。

(事務局) 6月下旬に、会議がありましたので、情報提供ということでいくつか報告させていただきます。

第1に、近年の文化財保護に関して、いくつかのキーワードがあるということでした。一つ目は「防犯・防災」、二つ目は「まちづくり」、三つ目が「観光」ということです。「まちづくり」に関しては、現に「歴史的まちづくり法」が施行されて、事業化されています。「観光」については、東京都においては「外客誘致」という言葉で表現されており、説明板の英文併記もその一つです。

第2に、文化庁としては、登録文化財の登録を更に進めており、各市町村1件の登録物件を目指すということです。反面、登録手続きについてが、当初の頃と比べて厳しくなっており、提出書類についても指定文化財並みの基準を満たさなければならないそうです。国立市でも、8月中の書類提出に向けて準備中とのことですが、大変苦労されているとのことでした。

第3に、文化庁予算についてですが、昨年度に比べて横ばいあるいは微増とのことで、施策の意気込みが現れているとのことでした。補助メニューについてもいくつか新設があり、文化財の活用に関して、既存の事業が乗っかれるようなものもでき、補助金を活用しやすくなったということです。

第4に、これは、昨日の社会教育課長会文化財部会での情報交換ですが、町田市で重要文化財の民家の屋根の葺き替えを国庫補助事業で予定しているとのことでした。

以上、雑駁ですが、情報提供とさせていただきます。

(委員) 日の出町で実施しているのはどのような事業でしたか。

(事務局) 文化庁からの委託事業で、「文化財総合的把握モデル事業」です。関東では、日の出町のほかに韮崎市と足利市が委託されています。その他に盛岡市、北秋田市、福島県三島町、上越市、佐渡市、高岡市、加賀市、高山市、兵庫県高砂市、兵庫県篠山市、津和野町、尾道市、太宰府市、沖縄県南条市が委託されています。

(委員) どんな事業をするのか。

(委員) 歴史基本構想を策定するようだ。

(事務局) 歴史基本構想とは、自然的特徴、歴史的特性、社会的背景を踏まえた文化財全体の現状に関すること、文化財の保存・活用に関すること、文化財の調査、歴史文化保存活用区域の設定と保存活用計画や事業計画、まちづくりに関することなどを網羅的に策定するようです。

(会長) 「まちづくり」「観光資源」というのはまさにそのとおりだと思います。これからは、羽村市として何ができるかということが大切だと思います。そこで事務局にお願いがあるのですが、現状の把握を含めた見解というものを示していただきたいと思います。

また、羽村市指定文化財の指定を計画的に進めていきたい。毎年何件とかで指定できたらいい。現状の指定文化財のリストはありますか。どの分野にどういう文化財が指定され、また指定されていないかを把握したい。

(事務局) 事務局の見解については了解しました。指定文化財のリストは、データでありますので、すぐに打ち出してまいります。

(会長) 他に何かありますか。なければ次に移ります。

 

5.その他

(会長) その他のうちの「平成22年度管外視察について」を、事務局からお願いします。

(事務局) 次回の会議は、11月の予定ですが、例年、11月の会議時に管外視察も実施しています。今年はどのようにしますか。

(会長) 今年も実施でよろしいと思います。

(事務局) 視察先はどこにしましょうか。

(会長) 今、話の出た「まちづくり」「観光」などをテーマに視察できればいいのではないか。

(委員) 日の出町でいいのではないか。

(会長) 日の出町が無理ならば足利市でもいい。日の出町を第1候補に、担当者のお話や現地を見学できるように調整してほしい。

(事務局) 日程を決めていただきたい。

-各委員日程調整-

(会長) では、11月19日(金曜日)としたい。時間については、日の出町の都合や、会議開催のこともあるので、事務局と調整して連絡したい。

(事務局) 日の出町とは早急に調整させていただきたい。

(会長) 事務局においては、欠席の委員さんに伝えておいてください。

以上で、本日の審議会を終了させていただきたいと思います。

 なお、このあと、「こうや地蔵」の説明板を見学に行きますので、事務局の案内をお願いします。

 

-「こうや地蔵」説明板見学-

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習部郷土博物館

電話: 042-558-2561

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