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    羽村市生涯学習基本計画審議会(第9回)会議録

    • [2016年5月27日]
    • ID:3871

    羽村市生涯学習基本計画審議会(第9回)会議録

    日時

    平成23年6月17日(金曜日)午後7時~8時47分

    会場

    市役所4階特別会議室

    出席者

    会長 雨倉壽男、委員 古本泰之、金子秀夫、川津紘順、松本桂子、新島二三彦、濱本栄子、若松仁、荻原稔、瀧島忠典、中野康治、嘉陽義明、坂井美惠子、永井英義、谷口宏乃、渡部清孝、藤原忠、堤信幸

    副市長、教育長、全部長(派遣除く)

    事務局 学校教育課主幹、生涯学習基本計画担当主幹、主査、主任

    欠席者

    副会長 瀬沼克彰、委員 橋本富明

    議題

    1. 前回の審議会会議録の確認について
    2. 全シート作成に当たっての考え方について
    3. 乳幼児期・少年期施策事業シート再構成・修正案について
    4. 青年前期から高齢期までの施策事業シート修正案について
    5. 次回以降の日程について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 【資料1-1】第8回羽村市生涯学習基本計画審議会 会議録
    • 【資料1-2】第8回審議会における壮年期・高齢期施策事業シート(案)に対する審議会委員の主な意見
    • 【資料2】全シート作成に当たっての考え方
    • 【資料3】主な事業の実績一覧
    • 【資料4】施策別ライフステージを通した施策展開
    • 【資料5】体系図(案)
    • 【資料6】乳幼児期施策事業シート再構成・修正案
    • 【資料7】少年期施策事業シート再構成・修正案
    • 【資料8】青年前期施策事業シート修正案
    • 【資料9】青年後期施策事業シート修正案
    • 【資料10】壮年期施策事業シート修正案
    • 【資料11】高齢期施策事業シート修正案
    • 【資料12】審議会開催日(案)
    • 瀬沼副会長からの意見

    会議の内容

    (会長) お忙しい中、審議会に出席いただき大変ありがとうございます。一通り全ステージについての審議が終わり、これから一部修正等があると思う。9月いっぱいまでを目処にまとめ上げていく予定でいるので、ご協力をお願いする。

     

    1.前回の審議会会議録の確認について

    (事務局) (【資料1-1】【資料1-2】説明)

    (会長) 第8回の会議録については、この内容でよろしいか。

    (異議なし)

     

    2.全シート作成に当たっての考え方について

    (事務局) (【資料2】【資料3】【資料4】【資料5】説明)

    (会長) 資料2から資料5までについてご意見あるか。ご質問でも構わない。なお、具体的なシートの内容に関連することについては、シートの検討の中でご意見をお受けしたいと思うので、よろしくお願いする。

    (委員) 資料3について、こういった形でまとめて非常に良いと思うが、実績のところが平成21年度となっている。これはやはり最新の情報、あるいは21、22と併記するなどが良いと思う。22年度のはなかったのか、取っていないのか、間に合わなかったのか。できればこういうのは新しいものが良いのではないかと思う。

    (事務局) ちょうど時期的には今22年度の集約を各課で行っているので、データとしてはまだ21年度のものという形になっている。これから使うものについては最新のものになるので、22年度のものを使っていく。

    (委員) 資料4についての質問だが、どういう基準で各ステージの事業名が出されたかという点を確認したい。というのは、少年期の「健康づくり」のところに、さまざまな健康活動に対応ということで「健康なからだづくりの推進」という施策の中の事業が例示されている。「スポーツ・レクリエーション活動の推進」の部分では、やはり、体を動かすさまざまな機会をつくるということで、スポーツ推進月間の実施という「健康なからだづくりの推進」の事業が例示されている。資料7の20ページには「スポーツ活動の推進」というスポーツ・レクリエーション活動に直接つながる施策があるのに、そちらの健康なからだづくりの施策の事業が例示されている。もっと直接的な事業を載せてもいいのではないか。

    (事務局) 確かに今おっしゃったような直接的なところを載せるのが望ましいと思う。少年期は見直しをかけたので反映しきれていなかった。今ご指摘のあったような視点で、もう一度事業の例示については気を配りたいと思う。

    (委員) 資料4の「芸術・文化・学習活動の推進」の青年前期のところの社会生活に必要な知識、これは上のところに入れた方がいいのではないか。ここの芸術・文化・学習というのは、その上のところの社会参加、体験、社会奉仕などとどういうふうに区別をしているのか。その隣の青年後期の社会人としての資質が深まる、というのも上に持っていった方がいいのかなと思う。むしろそちらの方に関わるのではないかと考えた。

    (事務局) 青年前期のところは、社会生活に必要な、というのが上との混同を生むのかと思うが、知識や教養を身につけるような機会が青年前期の辺りはなかなかないので、そういったところを体験講座などで確保していくということで掲げさせていただいた。社会生活に、というと確かに他の、特に貢献活動と混同するようなところが若干あるかと思うので表現を改めたい。

    (委員) 資料4の現代的課題のところで青年前期のマスが4つ斜線が引いてある。この辺を説明いただけるとありがたい。

    (事務局) ここのところは後ほど青年前期を見ていただければと思うが、なかなかこの時期に合うような施策出しが実際のところできていない。そういった意味で斜線を引いている。そこをもう少し補完する必要があるということだと、何らかの形で入れていかなければならないかと思う。この年代の方々は外に出て行かれる方も多いので、市の中でなかなかやりきれないというところが実際にある。

    (委員) この資料4については参考ということだと思うが、一覧としては体系的に見やすい資料だと思う。そこに空欄があるというのはどうなのか。例えば乳幼児期に斜線が入っているのはわかる気がするが、途中のところが何もないというのはどうかと思う。具体的にどうするというのはないが。確かに高校生から大学生くらいの年代であるので羽村にいない時間が多いというのはよくわかるが、それは社会人であっても同じだろうと思うので、埋める努力をする必要があるのかとは思う。

    (事務局) それも非常によくわかるので、後ほど青年前期のシートを見ていただければと思うが、ここに沿うような形で入れるよう考えていきたい。

    (委員) 資料4で気になったところは「芸術・文化・学習活動の推進」の青年後期、社会人としての資質が深まる、という表現だが、深める、というような目的あるいは目標の方を書いた方がいいのではないかという気がする。そういうところが随所にあり、「芸術・文化・学習活動の推進」の高齢期、学ぶ喜びや充実感が得られる、ではなく、得るなどの表現の方がいいのでは。「郷土学習の充実」の少年期のところは、郷土を愛する心をはぐくみ、ふるさと意識が高まる、というのではなく、ふるさと意識を高める、という表現の方がいいのかなと思う。

    (事務局) 全体的にもう一度見直す。

    (委員) 資料4の下から3番目「消費生活に関する学習の充実」だが、乳幼児期の食習慣、食生活の部分は健康の方に行くのではないか。その隣の少年期も、家庭生活の健康づくりのところにむしろ近いのではないかと思う。

    (事務局) シートの中を見るとわかるかと思うが、消費生活センターで出前授業として安全性の実験など食に関するものを通じて消費活動につなげるような講座をやっている。この表だけを見ると確かに健康といったことも見て取れるのかと思うが、消費生活センターではその後の消費生活に関わるような基礎的な部分という視点でやっていると思うので、そういった意味でここに掲げている。

     

    3.乳幼児期・少年期施策事業シート再構成・修正案について

    (事務局) (【資料6】説明)

    (学校教育課主幹) (【資料7】説明)

    (事務局) (【資料7】説明)

    (会長) まず資料6の方から一括でご意見をいただきたい。資料7については資料6のご意見が終わってからにしたいと思う。

    (委員) グラフが入ったことがとても見やすい、わかりやすいと感じた。出典が書いてあるが、出典まで遡って見る市民がどのくらいいるのかなというところに疑問を感じる。とするとアンケートを取った対象の補足説明があるといいのかなという気がする。例えば2ページの「子どもの起床時刻、就寝時刻」で起床時刻ということで午前6時前に0.6%とパーセントで示されているが、幅が広いと思う。0歳の子どもなのか5歳の子どもなのかわかりにくい。

    (事務局) 確かにそのとおりである。補足を入れているところもあるが、もう少し対象などをわかりやすく記入したい。

    (委員) 今小中一貫で中学校の先生が小学校の授業を見に行ったりすることなどがあるが、ぜひこの4ページのNo.6の幼保小の中で、小学校の先生が幼稚園の学習しているところを見に行く研修があると良いと思う。そういう機会があまりないのではないか。上の人たちだけの懇談会だけでなく、実際に低学年を指導する先生が今度小学校に上がる子どもたちを見る研修があれば。検討していただければありがたいと思う。

    (子ども家庭部長) 現在この幼保小連携の懇談会については、実際の担任の先生方も入っている。幼稚園、保育園に実際見に行くということもやっている。ただ、これからはやはりもう一歩先に進み、それぞれのケースに踏み込んでいくべきだということがこの中でも言われている。お話があったような部分については、今記述はこういう形だが、現実的には行われていると考えている。

    (会長) 続いて資料7の方に移る。1~17ページでのご意見をいただきたい。

    (委員) グラフに補足説明があるといいと思う。

    (委員) 質問というよりも要望と言った方がいいかもしれない。5ページのNo.6の主な事業に具体的な事業がいろいろ書かれているが、中学生までが対象と考えると、ここに熱中症の勉強も少し入れてもらったらどうかと思う。今朝のニュースで中学生を対象にして熱中症の指導をしていた。中学生の感想として、家庭に帰っても両親や祖父母に対してケアができるという話も出ていた。中学生自身が部活に力を入れていく上でも必要なのかなと思われる。できるのであれば、いかがかなと思う。電力をセーブしていくという時代になってきているので。

    (学校教育課主幹) この5ページの安全教育の範疇には、登下校時の安全や携帯電話の使い方等の生活安全、交通安全、地震や火事などの災害安全というようなところが含まれる。今ご指摘の熱中症は、学校の教科の保健での扱いと、12ページのNo.1「健康な体づくりの推進」という中で扱っていくことになるかと思う。ただ、身近にある危険というところなので、そういった点が読み取れるように考えていきたい。実際に熱中症については通知の方も出したり、学校の方でも対策を行っているのでご安心していただければと思う。

    (委員) 13ページNo.3「部活動の推進」とあるが、ここのところ中学校で若い教員が増えるなどし、部活指導が困難な状況がある。その中で外部指導員が学校の中に配置されている。外部指導員と生徒とのトラブルというのが結構ある。本校でも7名の外部指導員が入っているが、特に女子生徒とのトラブル、軋轢が起こっている。確かに技術的なものは教えることができるが、子どもに対する対応、言葉遣い、ちょっとした怪我の対応などいろんな部分でいかがかと感じるケースがあるので、できれば主な事業の中にそういうような子どもとの接し方などが入ると、もう少し外部指導員の方も安心して入っていけるのでは。

    (委員) ここのところについて言おうと思っていたが、保護司をやっていて、対象者が来た時に学校の先生はどうしても会議などで部活の時にいなくなることが多い。そういう時に外部指導員の方がいて子どもたちの面倒を見てくれるという点では、しっかりした外部指導員が必要だと思う。いなくなった時に子どもたちの中でさまざまなトラブルが起きていると、いろいろな子どもたちと話している中で感じた。そういう意味ではぜひ外部指導員を取り入れてほしい。取り入れる以上は今言われたようにしっかりした外部指導員を教育委員会の方で選んでもらえれば、学校としてもありがたいのではないか。この部活ではスポーツクラブのことばかり言っているが、今各小学校の音楽クラブで、音楽の先生が体調を崩された等でいなくなった時に、校長先生が後の指導者を探すのに困っている。ぜひ小学校にも部活の外部指導員を手配してもらえればいいのではと思った。

    (委員) 中学校の場合は音楽の方は必ず外部指導員が入っている。これは顧問の先生のつてをあてに、なおかつこちらで面接をして入れている。状況によっては小学校の方にも派遣することは可能ではないかなと思う。

    (委員) 「音楽のあるまちづくり」というのがあるので、ぜひそういうところに対して指導員の手配をしてもらえればありがたい。

    (教育部参事) 音楽に関しても、部活動についても、羽村市では非常に力を入れており、外部の指導員を学校の方に配置している。今お話しいただいたようにあくまでも先生の補助という形で指導員を配置しているので、具体的な生徒への指導については教員が行う。ただ教員ができない技術的な部分であるとか、物理的に頼らざるをえないような状況があることは間違いない。生徒への指導については先生が責任を持ってやっていただいて、もし指導員の方で不適切な指導があれば、教員の方からきちんと指導していただくということでお願いをしていきたいと思っている。

    (委員) 二点お伺いしたい。一点は、16ページNo.5「日本語適応指導の充実」の下のところで、配置と派遣で3種類の方が出てくるが、一読しただけでは役割がわかりにくい。説明を追記していただければと思う。日本語指導教員、日本語適応指導員、日本語指導員といることになっているので、教えていただければと思う。もう一点は、先だっての審議会でどなたかが発言されていた多摩川の環境に親しませた方がいいのではという話は、今回この施策のどの部分に反映されてくるのか。

    (学校教育課主幹) 一点目の用語について、日本語指導教員、日本語適応指導員、通訳(日本語指導員)と3つあるというところだが、日本語指導教員は外国籍のお子さんが各学校に5名以上いると東京都の方で加配がある。教員の配置になる。日本語適応指導員は、教員を退職した方が非常勤の先生として学校教育課に籍を置いて、必要なお子さんのところに行って指導をする。日本語指導員は通訳ということで、学校からの要望で通訳として派遣する。3種類の職がある。これはやはり言葉がわからないと思うので用語の解説をつけたいと思う。

    (事務局) 二点目の環境の部分は、もっと充実をというご指摘があっていろいろご意見いただいたかと思うが、市の施策の中でも多数展開しているところがあるので、21ページのNo.7で一つ項目を立てて追記をさせていただいた。環境については6ページNo.7「環境教育の推進」というところでも項目としては出しているが、追記をして強化をしたのは21ページのNo.7になる。

    (委員) 先ほど、ライフステージを通じた施策展開の消費生活に関するところで消費生活センターによる出前授業というのが出たが、羽村市の消費生活センターは伝統があり、この辺では一番すばらしい活動をしていると思う。残念ながら、その力を現場は取り入れていないのが現状ではないか。だんだん減ってきている。1校だけは何年間かずっと続いていたが、今では消費生活センターの方が学校に出前授業で行っているのは羽村市ではおそらく0に等しいのではないか。他市に行っているのはあると思うが。ここに出前授業と書いてある以上、ぜひ学校の家庭科の年間指導計画の中にしっかり位置づけてほしい。それだけの力を消費生活センターは持っている。人形や紙芝居を使って勉強されているのですごくいいと思う。家庭科の先生が今少ない、おそらく離任してきた先生などがやっている中で、こういう消費生活センターを使うというのはなかなか取り入れるのが難しい。ぜひ年間指導計画の中にCo2削減と安全な食のところを利用するような形で入れてほしい。

    (教育部参事) 学校にとってもありがたい施設が市内にある。今のご指摘だが、実際にそういった授業は行っている。ただ家庭科の年間指導計画に位置づけるということで、例えば新しく来られた先生がそういったセンターがあるということに気づかなくても、指導計画に位置づけてあるとやるということになるので、その辺については学校の方にきちんと情報提供や指導をしていきたい。

    (会長) 18~25ページではいかがか。

    (委員) 18ページ現状と課題(3)「このため、市内の商工業者等の協力を得て、『働くこと』の厳しさと楽しさを学び」は職場体験サポート事業のことも含めて話をされていると思うが、この職場体験サポート事業は羽村では羽村の子どもたちは羽村で育てるという非常に熱い思いでやっているし、我々も受け入れ側でもあるが毎回毎回大きな感動をもらっている。これは羽村独自の事業だと思うので、ここの中にもっと具体的に職場体験サポート事業というものを書き込んでいただけたらと思う。特に羽村の子どもたちを羽村で育てるというところ、そこを強調した形でお願いできればと思う。

    (学校教育課主幹) 本当に羽村市の職場体験の取り組みは東京都にも誇れるすばらしい取り組みだと事務局の方も思っている。これは市内の事業者のご協力のおかげでできていると思っており、いつも感謝をしている。ご指摘の点、もっともだと思うので、こちらの中でもそういったものが読み取れるようにしたい。羽村らしさというところだと思うので、読み取れるような表記にしていきたいと思う。

    (委員) 19ページNo.2、主な事業に学童クラブ事業の実施とある。この頃は市の事業の学童クラブだけではなく、社会福祉法人やNPOなどが独自の形の学童保育をやっているところがある。そういう独自の対応に価値を求める人たちもいるし、それに対応する事業者側もあるかと思う。民間の学童クラブ事業と市の実施している学童クラブ事業との整合性、どういう形の位置づけになっていくのか。多様な学童クラブのあり方をどう推進するのか、そういった姿勢があった方がいいのではないかと思う。

    (子ども家庭部長) 確かに市内でも民間の保育園などが学童クラブ事業を実際に行っているところもある。幼稚園、保育園を卒園した子が遊びに来て、学童クラブのような形でお預かりするというようなことも行われているようだ。学童クラブについて市では公立で12園持っているが、だんだん女性の就労参加が増えているので学童クラブ自体がいっぱいになっているという状況もある。そういった意味では今お話あったように、こちらの方にはまだそういう打ち出しはしていないが、民間の学童クラブに出てきていただいて公立だけでは埋めきれない部分を埋めていただいたり、また、近隣では指定管理者制度という形で社協や一般の社会福祉法人等にお願いしているというところもある。それらについては今後やはり私どもも探っていかなければいけないと考えている。この中でそれをうまく表現できるかというのは若干難しい問題もあるが、方向としてはそういうふうに検討したいと考えている。

    (委員) 多様なあり方も認めながら推進していくということだとお金も出るということになっていくのだろう。

    (子ども家庭部長) そこに関してはまだそこまで煮つまっているわけではないので、ハードルの一つ。なかなか難しい問題だと思う。現実、今民間の学童クラブと公立の学童クラブだと育成料が若干異なっている。民間だとそれだけないとなかなか事業が成り立っていかないという部分もあろうかとは思っている。その部分を埋めていくのか埋めていかないのかというのは、これから羽村の学童クラブをどういう形にするのか、公立を増やしていくのかそれとも民間に頼れる部分は民間に頼るのかを検討する中で、検討していく必要があると思っている。

    (委員) 22ページのグラフについて、先ほどグラフがあると非常に見やすい、もう少し注釈を入れたらどうかという話があったが、例えばこの22ページのグラフだといつの話なのかがわからないということがあるので、もう一度見直してもらいたい。グラフは現状と課題の裏づけであったり、目標指標の現状を示すデータとして載せているということだが、資料6からここまでのグラフの中でどちらにもあまり関係ないようなものも混じっていた気もする。それが関係なくてもふーんという感じで見られるので別にいいが、もっとマッチするようなものがあれば、ぜひ見直して差し替えていただければ。

    (事務局) 羽村市民の「学び」に関するアンケートを使っている部分については、審議会の2回目か3回目くらいの時にアンケート調査の結果をお示しした。その際には調査の対象は誰でどのくらい送ってどのくらい返ってきたという説明もしたが、今ここは部分的なので、それは書いていない。当然そのアンケートの概要については冒頭のところでまとめて説明する予定ではある。そこでも言い尽くせない部分については注釈をするという形でご理解いただければと思う。もう一点の関係ないものがあるのではないかという点だが、ぴったり合うものがないところもある。だが、まったく関係がないかと言うとそういう形にはなっていないと事務局では思っている。現状と課題の中の記述に関連するようなグラフを入れている。目標指標と関連がないというようなご指摘があったが、具体的に言うと7ページの指標2については、2ページのグラフとマッチしているし、体力のところも11ページと13ページのグラフと目標指標は対応していると考えている。対応しているところもあるし、ないところもある。

    (委員) できればもう一度見直していただきたい。

    (委員) 21ページのNo.7「環境学習の充実」というところで、いろいろな事業があるが、最近だと原発の事故もあったし、環境負荷の少ない循環型社会というところだと、ごみ焼却に伴うダイオキシンの問題などネガティブな情報がいろいろあると思う。そういうことを正確に知ることで今後対策を取っていくことができると思うので、体験する教室はもちろん重要だと思うが、そういうのにプラスして、ネガティブなところを正確に学習する機会のようなものを組み込んでいけると、もう少し大人になってからさらに学習する機会が深まるのではないかと思う。

    (教育部参事) 大事な部分だと思っている。ただ、小学校1年生から中学校3年生までいるので、その発達段階に合わせて、合った時期に必要な情報を提供できるようにしたい。これも学習指導要領の方にはそういったようなネガティブな部分も含めて、理科の学習や社会科の学習、総合的な学習の時間などできちんとプログラミングされている。それに従って学習できるように教育委員会の方でも支援していきたいと思っている。

    (委員) 19ページのNo.2の青少年健全育成の日事業の実施については、地区委員会が小学生を中心にしてやっている。一中の音楽クラブと羽村高校のダンスクラブが参加するようになったが、もっと中高生の参加が実現できればいいなと思う。例えば中学生の家庭科クラブの発表する場がないので、そういう子どもたちが来て、小学生がお店を出しているのと同じように、子どもたちにやってみせる、高校生の文化クラブで普段発表できない子どもたちが、例えば理科の実験で危なくないものを小学生に見せてあげるなど、そういう高校生までひっくるめたこの日の活動ができればいいなと思う。20ページのNo.6の「郷土学習の充実」で、よく社会教育の方で郷土博物館に聞くが、羽村市の学校で郷土博物館を利用する学校が非常に少ない。4年生で水道の学習をする時に、ほとんどの学校は小作浄水場に行ってしまう。都内の他の学校はまいまいず井戸を見て、玉川上水を見ている。もっと市内の学校が市内の施設を利用しては。水上公園の近くにある羽村市の水道の施設の見学などがほとんどされていないのではと思う。羽村の街を使って勉強というのも考えられるのではないか。羽村のふるさとをもう少し理解させる。郷土博物館を利用するとともにそういうところを利用して、というのは考えられないか。

    (学校教育課主幹) 実際に利用はされていると思う。今小中一貫教育を進めていく中で、羽村学というところで郷土学習を進めている。小学校2年生で羽村のいいところを探そうということで、いろいろな施設などを訪問する授業が先日あった。子どもたちが行きたい場所、自慢をしたい場所で、まいまいず井戸などに実際に行って取材をしてくるような授業も計画されている。羽村学を進めていく中で子どもたちが実際の羽村にいろいろ関わっていくということがある。今の委員のご指摘のところも非常に大事なところなので、ぜひそういった中でやっていければと思っている。また、3年生で昔の暮らしということで全校で郷土博物館に行っているので、その点はご安心していただければと思う。

    (水道事務所長) ちょうど6月初旬に水道週間があった。今少年期6~15歳というところだが、親子連れの方たちが数多くろ過施設を見ていただいた。保育園、幼稚園の児童も20人、30人の単位で配水施設をご覧になっていただいたりしている。羽村市の水道は独自で経営しているので、そういうものを使って勉強の機会にさせていただいている。

    (子ども家庭部長) 最初の青少年健全育成の日についてだが、やはり中学生になるとなかなか地域の行事に出なくなるという傾向がある。今お話があったような部の活動発表ができるというものなどをもう少し膨らませて、フェスティバルの中で活用できればといいなと思っている。メニューが増えるということは非常に良いことだと思うので検討していきたい。

    (委員) 20ページNo.6に掲げている稲作体験学習の件について、今羽村は7つの小学校で5年生で田植えをやっていると思うが、その前の苗取りは地区委員会の行事の中でやっている。今回は先生方や教育委員会の方の多くの参加をいただいたが、実際にその中に5年生の担任の先生がどのくらいいらっしゃったのか。子どもたちに田植えを教える。我々も苗取りがスタートというわけではなくもっと前からスタートをしているが、我々も携わっている苗取りの部分からやはり5年生の担任の先生方に少しでも多く出ていただいて、そういうものを子どもたちにしっかり伝えていくということが必要だと思う。ただ先生方が来ていただくということよりも、5年生の担任の方に一人でも多く出ていただいて、その苗取りの状況などを子どもたちに伝えていってほしいと思う。

    (会長) 今、苗取り、田植えというのがあったが、私も一緒にやっている。東小学校では苗取りの時に先生が6人来られていた。田植えには5人ほど来られていた。他の小学校の先生たちもかなり今年は見えていたのではないかと思う。社会実践活動というのが7月にあると思うが、以前は中学生の方はあまり見えていなかった。私は今東地区に所属しているが、一中の部単位、野球部やテニス部などで堰下の清掃、宮の下公園の清掃などに参加しており、かなり一中の生徒さんはここ2、3年で見えている。非常に感謝している。だいたい全体でお子さんだけで120、130人くらいは出ている。

    (委員) 私は今小中一貫の学習コーディネーターをやっている。小中一貫教育の親学で、ぜひPTAの力も必要だと思う。単Pでもいいし、市P連でもいいし、一中、二中、三中校区を中心にした小中一緒になったPTAで、家庭教育セミナーや親学に関する研修をぜひお願いしたい。教育委員会は実施支援するが、実際実施するのはPTA。もしできたらそういう研修会が行われればいいなと思う。24ページNo.4で社会教育関係団体による体験学習事業の促進に向けた支援とある。ボーイスカウトの立場だが、例えば学校で少年野球の募集などと同じようにボーイスカウトの団員募集をしてもらえないか。なかなか学校に取り入れてもらうのは厳しい。ボーイスカウトは子どもたちが体験を通して健全育成につながっていく。すべていいというわけではなく見極めてもらって学校で紹介してもらえば団員が増えていくのではないか。今ガールスカウトも人数がいない。ぜひ奉仕活動を中心にした体験活動をやっているボーイスカウトやガールスカウトを学校でも支援していただけたらありがたいと思う。

    (委員) 今、二中校区の小中学校のPTAが合同で家庭教育セミナーのお金を活用して一緒にやろうという話が出ている。23ページのNo.2に新規事業として書いてある親学(家庭教育講座)との関係が今ひとつ不透明かなと思っているが、単Pの連合として小中一貫との関係で一緒にやっていこうという機運は出てきている。また、先ほどの20ページNo.6「郷土学習の充実」のところで感じたことがある。いろんな学年に応じたカリキュラムが今編成されているのだろうと推測するが、21年度の地域教育シンポジウムは羽村のいいところを探すテーマで、その中で子どもたちの意見として、水がおいしい、自慢だというのがあった。そういうことを一つ手がかりにしながら、水がどこで取れて、配水塔がどこにあって、実際の各家庭に行って、今度は使った水がどこに流れていって、どこで処分されていくか。あるいはまたごみでも、自分の家の出したごみがどこに行って、西多摩衛生組合に行って、二ツ塚処分場に行くなど、自分の生活がいろんなところにつながっていること、そういうことを一つ一つ学んでほしい。そういうカリキュラムを、それぞれの歳に応じた、理解度に応じたものをぜひつくってほしいし、つくりたいなと思った。

    (会長) 皆さんから本当にたくさんのご意見をいただいているが、今まで出されたご意見に対して十分に配慮していただき、事務局で再度検討していただくようにお願いする。

     

    4.青年前期から高齢期までの施策事業シート修正案について

    (会長) 資料の送付の際にもご案内があったとおり、すべてのステージを見通した上でご意見をいただきたいと思う。全体を通してお気づきの点があれば、ご意見をいただければと思う。

    (委員) 前回の会議の中でも事業の継続表記をするかどうかということについてはいろいろ意見が出たが、体系をより明確にするためにはそういう表示が必要だということで、この会としての考え方は議決したかと思う。私もそれは必要なことだと考えている。具体的なことでお聞きするが、資料8青年前期の5ページの施策No.5について、資料4を見ながら話をするとわかると思うが、資料4に「自主的な健康づくり」という表示があって、これはNo.5「自主的な健康づくりに向けた意識の向上」という施策名の例示かと考えているが、この対応ステージは少年期から継続で高齢期までとなっている。先ほどまで議論してきた少年期の資料7の中にこの施策に対応した具体的な施策があるかどうかだが、これについてはどうか。資料4を見ると少年期は「さまざまな健康課題に対応」となっており、資料7の12ページNo.1「健康な体づくりの推進」という施策が、青年前期の「自主的な健康づくりに向けた意識の向上」に対応するものかと思うが、「健康な体づくりの推進」の施策のところには対応ステージの表記がなされていない。また、青年前期のこの自主的な健康づくりという施策は高齢期まで続くはずだが、資料11の高齢期のシートを見ても、少年期から続く健康づくりの施策はちょっと見つからない。スポーツ・レクリエーションの活動の促進という部分では少年期から高齢期までで一貫して続いていることがわかるが。この継続表記についてその辺不明な点があるので確認したい。

    (事務局) 健康づくりのところは、少年期を見直したので反映しきれていない。そこはもう一度見直しをしたい。確かに施策名がイコールになっているものもあるが、なかなかイコールになりきれないところもあり、包含するような形のものを表記している部分もある。わかりにくいといけないので、もう一度見直しをして誰が見てもわかるような表記にしたい。

    (委員) 継続という表記については、単に施策名で区別するのではなく、ある程度その施策に含まれている共通の目的に基づいて継続性があるかどうかということを区別すると思うので、確かに青年前期と高齢期とでは施策名に違いが出てくるものもあるかもしれない。ただ継続となっている以上は、施策名は変わっていたとしても継続しているものだということで表記がつながってくることがより好ましいと思う。今一度事務局の方で全体の事業の内容について整理していただければありがたい。

    (会長) ご意見については十分尊重してご検討いただきたい。

    (委員) 資料9の2ページと資料10の2ページのところだが、資料9の方では「乳幼児期・少年期との関連」という書き方で一項目書かれている。資料10の方では「他のライフステージとの関連」ということで、同じことを言っているが書き方が異なるので、どちらかに統一した方がよろしいかと思う。

    (事務局) そのとおりであるので、改めたい。

    (委員) 先ほど委員さんと事務局とのやり取りがあって、もう一定のお答えをいただいているところなので、しつこいような発言で大変申し訳ないが、体系図全体を見ても、青年前期の施策は17件と、他のステージと比較して施策の件数が少ないと思う。先ほど資料4のところでも議論されていたが、環境学習の充実、人権尊重と世界平和思想の趣旨普及、消費生活に関すること、防犯に関することについては、この施策の少ない青年前期に具体的なメニューが載っていない状況になっている。この4つのテーマについてはいずれにしても羽村市民が生涯をかけてさまざまな機会で学習をしていく必要があるもので、ここに抜けているからその学習の機会がないということにはならないと思うが、やはりメニューとしてこの辺のところの表記も何か考えていただいて、盛り込むような形で計画を構築していかれたらいいのではないかと思う。私自身も考えるのでよろしくお願いしたい。

    (事務局) 先ほどご指摘があったように、確かに青年前期のところは難しいところではあるが、盛り込むような形で考えていきたい。

    (委員) 先ほど公害の問題や原子力の問題のご意見があったかと思うが、それは私の年代の人間にとっても、子育て世代にとっても同じような心配事項だと思うので、環境のところでどこまで載せるか追加が可能かどうかということをご検討いただければと思う。

    (事務局) 先ほど少年期のところでもご指摘があったかと思うので、他のステージのところでも盛り込めるかどうかもう一度考えていきたい。

    (会長) それでは、ここでひとまず質疑を打ち切りたいと思う。まだ次回にも時間を取るのでご意見をいただけると思う。現段階でご意見があれば6月24日までに事務局にお寄せいただきたい。これまで出された皆さんのご意見については十分事務局の方で配慮していただく。

    (事務局) 机上配布の資料についてご説明をさせていただきたい。副会長からの質問が二点あり、一点目についてはコーディネーターの養成、行政と住民の協働、知の循環など、次回に関連する部分なので「支える体制と基盤の整備」というところで全ステージに関わるようなところをお示ししたい。そちらの中でご説明させていただければと思っている。後段の目玉の新規事業の部分については、いただいたばかりなので即答しかねるが、皆様方からもそういった意見があればこちらの方でも考えていきたい。二点目は一点目の後段の部分にも関わると思うが、合わせてこちらのご意見の方も集約をして次回お示しできればと考えている。

     

    5.次回以降の日程について

    (事務局) (【資料12】説明)

    (会長) それでは、その後の日程については、事務局の案で開催するということで決めさせていただきたい。よろしくお願いする。以上で、本日の議事はすべて終了した。それでは第9回の審議会を閉会とさせていただく。ご協力ありがとうございました。

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