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平成23年度第3回羽村市障害者計画及び障害福祉計画審議会会議録

[2011年12月22日]

平成23年度第3回羽村市障害者計画及び障害福祉計画審議会会議録

日時

平成23年11月17日(木曜日)午後2時~午後3時50分

場所

市役所 4階 特別会議室

出席者 

会長 井上克巳

副会長 山口真佐子

委員 堀内政樹、河村茂、内藤美穂子、北野峰子、押江起久子、阿部一、宮澤正弘、足立マリ子、萩平淳子、西岡英一、島田八郎、吉澤典佳、橋本芳明

欠席者 なし

議題

(1) 第3期障害福祉計画(素案)の検討について

(2) 第3期障害福祉計画の答申(案)について

その他

(1) 今後のスケジュールについて

(2) その他

傍聴者

0人

配布資料

会議次第、羽村市障害福祉計画について(答申)【案】(資料1)、障害者計画及び障害福祉計画審議会スケジュール(資料2)

会議の内容

(1)会長あいさつ

井上会長あいさつ

 

(2)第3期障害福祉計画(素案)の検討について

事務局より前回未審議だった「入院中の精神障害者の地域生活への移行」及び、前回から変更した目標数値等について説明。

(会長)何か意見や質問はあるか。

(各委員)質問なし。

 

(3)第3期障害福祉計画の答申(案)について

 「1 はじめに」について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)質問なし。

     

「2 羽村市障害福祉計画の整備目標と方策に対する意見」、(1) 施設入所者の地域生活への移行について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)平成25年度までに開所する入所施設はほぼ確定か。

(事務局)先月10月に都、国から助成金、補助金が下りるとの内示を受けたことから、来年3月に着工し、25年4月に開所の計画で進めているとのことである。

   

(2) 入院中の精神障害者の地域生活への移行について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)客観的に分析・評価が難しく、「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」において客観的指標が必要だと提言が出ているが、今後、こういう客観的指標が決まる見込みはいつか。

(事務局)検討会は平成21年度に行われ、今回これらを踏まえ国の指標が示されている。今後についてどのようになるか、現状ではわからない。

(委員)医療機関の主観による患者調査があるというが、今後、患者調査が客観的指標でないのであれば、その客観的指標がどういったものから出るのか。もう一つは、着眼点というのは、都が着眼点という指標を正式に市町村に提示したものか。今後、都が出した指標に基づいて、市町村は目標値を出すのか。

(事務局)国が都道府県に対して提示したものであり、この指標を踏まえ適切な目標値、見込量の推計を行うこととなる。市町村は、都から情報提供を受け実情に応じ、地域相談支援や障害福祉サービスの見込量に反映していくこととなる。

(事務局)補足する。

国は、入院中の精神患者の地域移行は絶対的に進めていきたいことから、目標を出したいのが実情と考える。しかし、前回までの形だと、医者がこれならいけるだろうと見込んだ人数を出すという、担当医の主観になってしまうことや、退院イコール地域移行なのか、また、実際に地域移行しているのかどうかわからないため、目標の設定が難しいところがある。そのため、着眼点として、入院患者の退院者数や退院率に代え、予測ではなく、実際に何人いるかとの具体的目標に変えた。これは、市町村においては、例えば、羽村市民が全国の病院に何人入院しているのか把握できないことから、それを市町村に求めるのは無理であり、国・都道府県レベルしか把握できないものだからである。

ゆえに、退院可能な精神障害者数ではなく、退院者数にしたとのことであり、入院中の精神障害者の地域生活への移行は、前回委員が言われたとおり、重要な施策であることから、基本指針として載せているが、目標としては難しいため、着眼点という形にしたもので、目標の設定の仕方が代わったと認識していただきたい。

  

(3) 福祉的就労から一般就労への移行について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)(3)から(5)の3項目に渡ることだが、福祉的就労から一般就労への移行ということで、就労移行支援事業を利用して、さらに企業の方へ移行させていきたいという数値である。確かに、国は障害者雇用を促進していこうとしており、すばらしい流れである。企業に働きかけ、法定雇用率を達成しない一定程度の企業には月5万円程度の納付金を納めるように指導を強めている。ハローワークも積極的に障害者雇用を進めている。しかし、地域性もあって企業の受け入れが良い地域と進まない地域があるのが実情である。特に多摩地域の就労率は低く、特別支援学校の卒業生の数値を例にとって見ると、区部の特別支援学校の企業就労は50%位であるのに対して、羽村市は23.3%位である。

就労移行支援事業は、2年間という期限がある。また保護者の意識も理想を追い求めていて、現実の選択ができていないところもある。さらに、障害者が企業に出て働くという理解そのものに、まだ不十分な点がある。

本人にもまだ力が備わっていないなどの問題があって、就労移行支援事業を利用しているが、理念でスムーズに送り出せるかというと、羽村市特別支援学校、就労移行支援事業、就労継続支援事業など、すべてが競合していく中で、送り出せる状況ではまだないのが現状である。

この2、3年は特に保護者の理解を進めたり、子供たちに力をつけるための、内容の充実を図ったり、受け入れ企業の開拓にと、さまざまな関係機関の協力をいただきながら、頑張らないといけない実情がある。よって、この数値は妥当だと思う。

   

 事務局より(4) 就労移行支援事業の利用者数について説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)就労移行支援事業者として、定員6名でこじんまりと運営しているが、福祉的就労や就労移行支援事業から一般就労を目指す道筋はあるにしても、実際にどれだけ辿り着けるか。それは、企業側の受け入れの容量もあり、マッチングがうまくいかない。今、5人が訓練を始めて1年を迎えるが、そのうちの1人が特例子会社といって、民間企業が障害者雇用をより進めるために作った子会社にトライアル雇用という試行的な雇用で就職が決まった。今、非常に順調にいっており、本採用になるのではないかと思う。

ただ、全体的には厳しい状況にある。この後に続くかというと、課題を抱えており、また、特別支援学校の方から来年度に就労移行支援を目指す者や、一般就労を目指す者が実習にきている。ニーズはあるが、実際このような国の基本指針どおりの目標値をたてるというのは非常に厳しい中、今後3年間で見たときの市の目標値は妥当であると思う。

(委員)市の目標値である10人でも非常に前向きであると思う。達成できたらすばらしいことである。特別支援学校を卒業するときは一つのチャンスとして能力がある人については、ここでしっかり繋いでいきたい。もし、特別支援学校に残された場合には、あと2年トレーニングできれば、可能性が広がってくるだろうと思う。

(委員)国の基本と大きく乖離していると書かざるを得ないのは、実際にやっている市町村と国の見込みに乖離があるからである。 

国はいろいろと示してくるが、現実にやってみると、市町村ではそれどころではないのが本当のところだと思う。だから、この市の目標値は現実的には妥当であると思われる。

自立支援法に代わる総合福祉法の骨格の提言がされて、就労支援事業、継続支援も含めて骨格提言の中ではどう整理されているのか、どう変わりつつあるのか市に情報が入っていたらおしえて欲しい。

(事務局)現段階では、国からの具体的な情報は無く、情報量としては市も委員と同じ程度である。

   

(5) 就労継続支援事業の利用者数について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)そよかぜでも就労継続支援B型事業を実施しているが、とてもA型には手を出せない。A型は雇用をするにあたり、最低賃金などすべてが必要となってくる。それだけの売上を上げないと運営できない。 

近隣地域においても、私の知っている限り実施している事業所はあまり無い。現在A型を実施しているのが都内で20事業所、多摩地域で6事業所と考えると、A型の見込量はほとんど0に近いため、目標値の1.3%は妥当だと思う。

 

(6) 訪問系サービスの提供について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)質問なし。

  

(7) 日中活動系サービスの提供について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)(3)の数値は現実に即したものになっている。問題のとらえ方のところで、潜在的なニーズや、一般就労につながってもさまざまな理由で退職してしまうケースが非常に多い。そこで、ここにあるように、定着支援を強化していくというのは非常に重要である。これらは、就労を支援していく中でキーワードとなっており、これらを盛り込んでいるのは良いと思う。

  

(8) 暮らしの場の提供について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)今、施設入所というとノーマライゼーションに反するとか、国の指針に逆行するとか言われている。しかし、グループホームでは不安だいう親が多くいるのが現実である。

今後、羽村市に入所施設ができる計画があるが、国の指針に逆行するものだとしても、地域に入所施設があることで、親としてはいつでも会いに行くことができる。

ここに書かれたことについては良いと思う。

  

(9) 地域生活支援事業の推進について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)(1)で相談支援について、羽村市では「あおば」と「ハッピーウィング」がある。福祉作業所の利用者が抱えている課題も多くあり、事業所だけでは解決できないものが結構ある。あおばに相談することで、保健所や関係機関によるカンファレンスを行い、課題が解決、または緩和されていくというケースが多い。実践の状況を見ると、中心になるものがあって、そのネットワークがうまく機能するという大切さを痛感する。「あおば」と「ハッピーウィング」の2つの機関の連携が重要だと書かれており、さらに体制を強化していくと言及されているのは良い。ぜひそうなって欲しい。

(会長)利用されている方の相談はどのようなものが多いのか。

(事務局) 一番目は自立支援法に関する利用の調整やサービスに関すること、2つ目は心配ごとや悩みごと、これらでほとんどを占める。

(委員)ハッピーウィングは主に精神障害者を対象とした地域活動支援センターとして活動している。スマイル工房の利用者もハッピーウィングを利用している者が何人かいる。

就労に限らず将来のことや人間関係などのさまざまな悩み事について、スマイル工房では対応しきれない部分について、相談にのっていただいている。

登録者に聞くと、まだ沢山の相談があるとのことだが、相談内容が多岐に渡っていることから、今後「ハッピーウィング」をより充実させて利用者のニーズを汲み上げていって欲しい。

 

(10) 地域自立支援連絡会の運営について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)組織の強化とともに、相互扶助が大事なことだと思うが、地域自立支援連絡会の成果について伺いたい。

(事務局)平成21年に立ち上げて3年目になる。組織としては一番下に個別支援会議があり、それぞれの個別支援会議で同じような悩みがあり、今まで個々に悩んでいたものが、自立支援連絡会ができたことによって、同じような悩みの対応について、情報交換ができるようになった。 

また、今まで顔を合わせるだけだったものが、今は話すようになり、横の繋がりができるようになった。このあたりが一番大きい進歩だと皆が言っている。

いろいろな機関が、同じテーブルで話し合いをし、それぞれ悩んでいたことについて、情報がもらえる機会が与えられたことが一番大きい。羽村の自立支援連絡会のレベルは、まだこのぐらいであるが、これが今後どんどん成熟していけば、もっと大きなことができるようになると思われる。まだ、3年目ということもあって、今の成果としては、ネットワークが構築されてきたことであるが、これからもっと成熟していくであろうという状況である。

(委員)近隣ではあきる野市がかなり進んでいると思うので、ぜひ参考にして充実したものになって欲しい。

 

「3 おわりに」について事務局より説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)この答申はすばらしいものになっている。この数値目標を達成するために、サービスが低下しないように。また、数値目標だけを追いかけないようにしていただきたい。

 

(4)今後のスケジュールについて

事務局より今後のスケジュールについて説明

(会長)何か意見や質問はあるか。

(委員)質問なし。

 

(5)その他

(会長)事務局から何か他にあるか。

(事務局)特にない。

(会長)これをもって、羽村市障害者計画及び障害福祉計画審議会を閉会する。

 

閉会にあたって

(事務局)閉会にあたり会長及び副会長よりごあいさつをお願いしたい。

井上会長・山口副会長あいさつ

(事務局)事務局から委員にお礼のあいさつをしたい。

福祉健康部長あいさつ

お問い合わせ

福祉健康部障害福祉課

電話: 042-555-1111 (障害福祉係)内線172 (障害者支援係)内線185

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