ページの先頭です

羽村市郷土博物館 企画展・特別展 平成11年度

[2012年2月17日]

平成11年度 終了した展覧会

  • 企画展 旧下田家住宅展〔平成12年3月22日(水)~5月28日(日)〕
  • 企画展 ひな人形展〔平成12年1月30日(水)~3月12日(日)〕
  • 企画展 まゆ玉飾り〔平成12年1月6日(木)~1月16日(日)〕
  • 企画展 縄文時代の道具〔平成11年7月4日(日)~9月19日(日)〕
  • 企画展 平和展〔平成11年8月8日(日)~8月15日(日)〕
  • 企画展 江戸時代の風景-挿絵から歴史をみる〔平成11年4月4日(日)~6月27日(日)〕

企画展 旧下田家住宅展

企画展 旧下田家住宅展
旧下田家住宅

旧下田家住宅は、羽村市羽西1丁目13番3号にあったものを、下田季吉氏から寄贈を受け、昭和57年に現在の場所に移築復元しました。弘化4年(1847)に建築された民家です。寄贈の際には、下田家で使われていた生活用具1210点も同時に寄贈していただきました。

調査によって、旧下田家住宅は改造が少なく建築当時の状態をよく保存している民家であり、生活用具も豊富に保存されていることから、貴重な民俗文化財であることが確認されました。昭和59年には、民家と生活用具1210点が国の重要有形民俗文化財「羽村の民家(旧下田家)とその生活用具」として指定されました。

現在、旧下田家住宅には市民から寄贈された資料を展示していますが、下田家の所蔵品には貴重な資料も多数含まれています。そこで、今回は日常生活の道具や、農具や信仰関係のものなど、普段の生活に関わりの深い資料を展示しました。
旧下田家の生活用具を通して、羽村のかつての暮らし振りを感じていただければと思います。この企画展が、毎日のくらしを見つめるきっかけになれば幸いです。

期間

平成12年3月22日(水)~5月28日(日)

会場

企画展コーナー

入館料

無料

企画展 ひな人形展

企画展 ひな人形展
内裏びな

羽村市郷土博物館では開館以来、毎年ひな人形展を開催しています。展示したひな人形は主に市民の方々から寄贈していただきました。

今年は、新しく寄贈されたものを含めた55点の人形を展示しました。見どころは、江戸時代の立ちびなや内裏びな、昭和始めに流行った御殿びななどです。また、現代の衣装人形の製作方法がわかるように、組立前の状態のひな人形を展示しました。これは所沢の人形師(着せ付け師)にご協力いただいたもので、完成品と対比しながらご覧いただけます。第一会場の企画展コーナーでは、戦前までの古いひな人形とひな祭りに飾った人形、衣装人形の制作に関するものを展示しています。江戸時代の目は溝を彫って色を付けた長の目で、明治以降はガラスの目玉を埋め込んだぱっちりとした目に代わりました。

第二会場の学習室には、組立式の御殿の中に小さなひな人形が納めてある御殿びな、大正から昭和末までのひな段飾り、戦後の高砂やケース入りの人形などを展示しています。御殿びなは上方(かみがた)では早くから作られていましたが、関東方面では大正末から昭和40年ころまで一時的に流行したようです。現在ではほとんど店頭で見かけることがなくなってしまいました。また、ひな段飾り2組とひな人形の画の掛け軸は羽村市外で飾られていたものですが、今回初めてご覧いただくことになりました。

期間中、これらの人形をみながら、時代変遷や羽村のひな祭りについて展示解説を行います。ぜひご参加ください。

期間

平成12年1月30日(水)~3月12日(日)

会場

企画展コーナー・学習室・旧下田家住宅

入館料

無料

企画展 まゆ玉飾り

企画展 まゆ玉飾り
宣伝ポスター

「まゆ玉飾り」は、養蚕が盛んだったころにまゆの豊作を願って行われた行事です。羽村では1月13日に行う家が多かったようです。

いぬつげや樫や梅などの木の枝にまゆを形取っただんごをたくさんつけて、新年のまゆの豊作を祈願しました。まゆ玉飾りにはダルマとおぜんを供え、蚕影山(養蚕の神様)の掛軸を座敷に掛けました。1月15日には小豆のおかゆをつくり、灯明とともに供えます。

16日はメエダマカキ(まゆだまかき)といって、まゆ玉飾りからだんごを取って食べました。

当館では、このまゆ玉飾りを展示室と古民家に再現します。1月6日の午後1時半ころ、羽村市中央児童館から子供たちがきて、飾りつけをしてくれますので、ご覧ください。

また、開催期間中は、企画展コーナーにて破魔矢や羽子板などの正月飾りも行っています。

期間

平成12年1月6日(木)~1月16日(日)

会場

オリエンテーションホール・旧下田家住宅

入館料

無料

<飾りつけ申し込み>

まゆ玉飾りへの参加は、羽村市在の子供に限ります。参加希望者は、必ず本人が電話で中央児童館へお申し込みください。

企画展 縄文時代の道具

企画展 縄文時代の道具
石器をつくる縄文時代の親子のイラスト

縄文時代の集落址を発掘すると、必ずと言っていいほど大量の土器や石器が出土します。これらは、縄文人が作り、使った道具の数々です。道具は必ず何かの目的を持って作られます。ですから、遺跡から出土するものが、何に使った道具かがわかれば、その時代の生活を復元することができます。

しかし、5000年近く土に埋まった羽村の遺跡から、植物や動物遺体などが発見されることは珍しいです。当時の生活の復元には、出土遺物から当然そこにあったであろうそれらのものを含む環境を考えた上で考察する必要があります。

縄文時代の道具もさまざまなバリエーションがあります。土器一つ作るにも、粘土を掘り、運び、乾燥させ、形を作り、文様を付け、焼くという工程に幾つもの道具が必要になります。そこには道具を作るための道具があり、一つの道具で何種類もの役割を果たすものもあります。一つ一つの道具を見ていくと、素朴で単純な原理の積み重ねによって作りあげていく工夫に感心させられます。

ただし、縄文時代には人を殺(あや)めるための道具はありませんでした。何事も人と争うほどのことはなかったのでしょう。

この展示においては、羽村市内から出土した道具類を展示しています。羽村にも、ものを作り、使う工夫を持った縄文人が豊かな生活を送っていたのです。

期間

平成11年7月4日(日)~9月19日(日)

会場

企画展コーナー

入館料

無料

企画展 平和展

企画展 平和展
展示風景

昭和20年(1945)8月、広島と長崎に原子爆弾が投下されました。また、東京大空襲をはじめ、いくつもの都市が爆撃を受けて焦土と化します。

おとなからこどもまで、多くの人が亡くなり、多くの人がそれまでの生活を失いました。こうした大きな犠牲のもとで、現在の平和な社会が築き上げられてきたのです。

今回の展示では、戦時中の生活用具を中心に資料を選びました。さまざまな制約の中で工夫されたこれらの品々からは、普段忘れがちな、毎日を平和にくらすことの大切さ、難しさを考えさせてくれます。

私たち羽村市では、過去の記憶を風化させることなく、世界すべての恒久平和を願い、やさしく美しいこの郷土とそこでのくらしを未来に引き継ぐため、平和都市を宣言しました。この展示もその一環として開催するものです。

期間

平成11年8月8日(日)~8月15日(日)

会場

学習室

共催

羽村市企画調整課

入館料

無料

企画展 江戸時代の風景-挿絵から歴史をみる

企画展 江戸時代の風景-挿絵から歴史をみる
宣伝ポスター

ある地域の地形や地名の由来、風俗などを記したものを地誌といい、古くは奈良時代の『風土記』があります。

江戸時代には多くの地誌がつくられ、絵図を組み合わせるようになりました。幕府がつくらせた『新編武蔵風土記稿』は、林衡(術斎)を総裁として幕臣41名が編纂し、天保元年(1830)に上呈されています。民間では、紀行文や見聞録がつくられたり、名所を題材に来歴や風俗を記述した挿絵入りの版本が刊行されたりしました。安永九年(1780)、京都で発行された『都名所図会』は、客観的な記述と写実的な挿絵で大変な評判となり、江戸でも天保五年(1834)に斉藤家による『江戸名所図会』が刊行されました。

これらの絵図の特徴は、物や人だけでなく周辺の土地の風景が描かれていることです。文字だけでは伝えきれない情報を得ることができるため、その地方の歴史、例えば村の成り立ちや旧跡などをを知る上で好史料となっています。

そこで今回の展示では、江戸時代の地誌の挿絵を取りあげました。これらの絵を通して、江戸時代のそれぞれの地域をみていただきたいと思います。この企画展が、身近な地域を見直すきっかけとなれば幸いです。

期間

平成11年4月4日(日)~6月27日(日)

会場

企画展コーナー

入館料

無料

終了した展覧会

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習部郷土博物館

電話: 042-558-2561

お問合せフォーム