現在の水道事業を取り巻く環境を分析し、将来にわたって安全で安定した給水と健全な事業運営を行っていくための指針として「羽村市水道ビジョン」を策定しました。
羽村市水道ビジョン
このビジョンは、『世代を超えて続く 安全で安定した水道』を基本理念とし、この理念に基づき4つの基本目標を掲げました。
飲料用としての水道水を安全に供給することは、水道の最も基本的で重要な使命です。水源から蛇口(給水栓)までの衛生管理を徹底するため、水質管理体制をさらに強化し、安全でおいしい水を供給します。
ライフライン機能を維持するため、長期的な視点に立ち、計画的に施設の更新や改修等を進め、災害や事故に強い安定した水道をめざします。
特に、耐震化に重点を置くとともに、危機管理対策の充実を図ります。
施設の維持管理及び更新・改修を計画的に行うために、必要な人材や財源を確保し、業務の効率化を進めて、経営基盤の安定を図ります。
また、利用者の理解を得るために積極的な情報提供を行うとともに、利用者からの意見を反映する機会を確保します。
水循環の保全を図るとともに、地球温暖化防止に貢献するため、市独自の環境マネジメントシステムに基づき、環境負荷の低減に努め、省エネルギー対策に取り組みます。
水道施設及び事業経営における課題の解決に向け、基本目標ごとに計画期間内に行うべき施策の方向性を11項目にわたり掲げました。
施策の方向性を具現化するため、重点的に取り組んでいく30施策を主要施策として示しました。
平成22年度~平成33年度までの12年間