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第21回羽村市都市計画審議会会議録

[2012年6月6日]

第21回羽村市都市計画審議会会議録

日時

平成23年12月20日(火曜日)午後2時~午後3時15分

会場

市役所5階委員会室

出席者

委員:中嶋勝、大塚あかね、橋本弘山、山崎陽一、小宮國暉、露木諒一、宮川修、吉川徹、石田正弘、伊藤達也、小泉明弘、近藤隆、小作あき子 (敬称略、13名出席、2名欠席)

 

議題

審議事項

福生都市計画生産緑地地区の変更(羽村市決定)について

報告事項

羽村駅西口土地区画整理事業の進捗状況について

傍聴者

0人

配布資料

  1. 福生都市計画生産緑地地区総括図
  2. 羽村駅西口土地整理事業資料

内容

午後2時00分開会

 

事務局(東学) 皆さん、こんにちは。それでは、定刻になりましたので、第21回羽村市都市計画審議会を開催させていただきます。

 会議に入ります前に、資料の確認をさせていただきます。本日の資料につきましては、事前にご送付させていただいておりますが、本日お持ちでない方はいらっしゃいますでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、資料の確認をさせていただきます。まず、本日の審議会日程でございます。次に、右下のページ番号によりご確認お願いいたします。ページ番号1としまして、議案第1号、福生都市計画生産緑地地区の変更。ページ番号2としまして、変更概要。ページ番号3としまして、新旧対照表。ページ番号4から8までの5枚の図面です。また、配布資料としまして、資料1ですが、福生都市計画生産緑地地区総括図。資料2としまして、羽村駅西口区画整理事業に関する両面の資料でございます。

よろしいでしょうか。

(「はい」の声あり)

 

事務局(東学) 続きまして、発言の際のマイクについてご説明させていただきます。発言の際は右側のボタンを押していただきますとスイッチが入ります。また、左側のボタンを押していただきますとスイッチが切れますので、発言の際にはスイッチを入れていただき、発言が終わりましたら、スイッチを切っていただくようお願いいたします。

 また、議事録作成の関係から、本会議の録音をさせていただきますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。なお、本日の会議は約1時間程度を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、これより会議に入りたいと思います。会議の進行につきましては、羽村市都市計画審議会条例により、会長が会議の議長となるものとされております。それでは、露木会長、よろしくお願いいたします。

 

会長(露木諒一) 皆さん、こんにちは。師走のお忙しい中、また寒いところおいでいただきましてありがとうございます。

 それでは、これより会議に入ります。最初に事務局より本会議の成立についての報告をお願いいたします。

 

事務局(東学) 会長、事務局です。

会長(露木諒一) 事務局。

事務局(東学) ただいまの出席委員は13名でございます。2分の1以上の定足数に達しておりますので、本会議は成立することをご報告させていただきます。

会長(露木諒一) 次に、議事録署名委員の選任ですが、議事録署名委員は議席番号順にお願いすることにしております。本日の議事録署名委員は議席番号3番の橋本委員と議席番号4番の山崎委員にお願いしたいと思います。

 次に、会議の公開、非公開でございますが、本日の会議は公開で行うものといたします。審議に入ります前に、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。

市長(並木心) 会長、市長。

会長(露木諒一) 並木市長。

市長(並木心) 皆さま、こんにちは。会長のお許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。

 委員の皆様方におかれましては、日ごろより羽村市の都市計画行政につきまして、ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、本日は、第21回羽村市都市計画審議会を開催いたしましたところ、年末の何かとお忙しい中、ご出席を賜り誠にありがとうございます。

 羽村市でございますけれども、さまざまに変化する社会の状況を捉えつつ、一貫して今日まで築き上げられた都市基盤を基軸として、将来を見据えたまちづくりを推進してまいっております。多岐にわたるまちづくりの分野の中で、都市基盤の整備は政策としては比較的長期にわたるもので、30年後、50年後といった、いわば次世代における効果までも考えた事業でございます。そうした中で、特に安心かつ安全で安定的なまちづくり、災害に強いまちづくり、社会変化に対応できるまちづくりなど、柔軟で調和のとれたまちづくりに視点を当て、進めているところでございます。

 このような事業推進の中で、いわゆる地方分権一括法に基づく地方主権改革によりまして、平成24年、来年度の4月1日からは用途地域の決定等、都市計画に関する権限が東京都知事から委譲されてまいります。これらにつきましては、それぞれの制度に基づき、羽村市としての指定方針、指定基準などを定める必要が出てまいりますことから、現在は権限委譲に関する具体的な引き継ぎ内容等について、順次東京都からの説明を受けており、これらが一通り終了した後に、各基準等について都市計画審議会にお諮りさせていただき、定めていく考えでございます。

 ご多忙のこととは存じますが、その際にはどうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、本日の審議会でございますけれども、都市計画法第19条第2項において準用する同法第21条第1項の規定により、生産緑地地区の都市計画変更についてお諮りするものでございます。また、こうしたせっかくの機会でございますので、羽村駅西口土地区画整理事業の進捗状況についてもご報告させていただきます。

 本日の審議案件は都市計画行政を進めていく上で重要な事項でございますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。

 以上です。

会長(露木諒一) ありがとうございました。

 それでは、早速議案第1号、福生都市計画生産緑地地区の変更(羽村市決定)につきまして、審議に入ります。議案の提案説明をお願いいたします。

市長(並木心) 会長、市長。

会長(露木諒一) 市長。

市長(並木心) それでは、議案第1号、福生都市計画生産緑地地区の変更(羽村市決定)につきましてご説明申し上げます。

 本案は、生産緑地地区の削除、追加に伴い、生産緑地地区全体の面積を変更しようとするものであります。現状における生産緑地地区の面積は約34.39ヘクタールとなっております。今回の削除する生産緑地地区は4件、面積約6,310平方メートル、追加を行う生産緑地地区は3件、面積約1,460平方メートルで、これにより市全体の生産緑地地区の面積は約0.49ヘクタール減少の約33.90ヘクタールとなります。詳細につきましては、都市計画課長から説明いたしますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

 以上です。

都市計画課長(河村康博) 会長、都市計画課長です。

会長(露木諒一) 都市計画課長。

都市計画課長(河村康博) それでは、議案第1号、福生都市計画生産緑地地区の変更(羽村市決定)の詳細につきましてご説明申し上げます。資料右下の1ページ目、議案第1号、福生都市計画生産緑地地区の変更(羽村市決定)をご覧いただきたいと思います。

 まず、表の第1ですが、市内の生産緑地地区の面積の合計を約33.90ヘクタールするものでございます。前年度の面積は34.39ヘクタールでございましたので、約0.49ヘクタール、平方メートルで言いますと、4,900平方メートルが減少いたします。その下、表の第2と第3につきましては、今回、削除及び追加を行う地区と面積を示したものでございます。表の第2ですが、地区の全部または一部を削除する地区が4地区、削除する面積の合計が約6,310平方メートルとなります。理由でございますが、3件につきましては、主たる従事者がお亡くなりになったということでございます。1件につきましては、従事者の故障ということでございます。地区等の位置、詳細につきましては、後ほど図面を見ながらご説明させていただきたいと思います。次に、表の第3ですが、今回追加する地区は3地区で、面積の合計が約1,460平方メートルとなります。生産緑地の追加指定の申請は毎年7月から8月に行うこととしておりまして、今年度申請いただいたものについて今回ご審議いただく形になります。こちらにつきましても、後ほど詳細の説明をさせていただきたいと思います。

 次に、2ページ目をご覧いただきたいと思います。この表は今回の変更概要を示したものでございます。3の面積の変更ですが、先ほどもご説明したとおり、前年度の生産緑地地区は181件、約34.39ヘクタールでございましたが、今回の削除、追加により、今年度は179件、約33.90ヘクタールとなり、一部変更の地区がございますので、前年度に比較して、地区数としては2件の減、面積は約0.49ヘクタールの減少となります。ちなみに前年度につきましては、約0.78ヘクタールが減少しておりまして、生産緑地の追加指定も受け付けてございますけれども、生産緑地地区は年々減少する傾向にございます。また、削除された土地の多くは分譲住宅等の用地として売却されております。

 次に、3ページをご覧いただきたいと思います。先ほど説明させていただきました1ページ目の削除、追加する地区の変更前の面積と変更後の面積を新旧対照表としてお示ししたものでございます。詳しい内容につきましては、図面により個別に説明させていただきたいと思います。

 次に、4ページの総括図をご覧いただきたいと思います。スライドでも投映しますので、見やすいほうをご覧いただければと思います。市内における今回の変更地区をお示ししたものでございます。図面の左下に凡例がございますが、お手元のほうには左下に凡例がございます。図面中、黒い線で囲まれた白抜きのところが現在指定の全ての生産緑地ということで、非常にわかりにくいものですから、こちらのほうの大きな図面を見ていただきまして、黒く縁取りの大きいところ、白抜きになったものが市内に点在して見ていただけるかと思いますけれども、こちらが市内の全生産緑地を示したものでございます。その中で黒く塗られたところが今回削除する生産緑地地区でございます。先ほどご説明いたしましたとおり、4地区、あちらのほうにもございますけれども、前のスライドですと、緑で囲ったところ4カ所でございます。また、ピンクで塗られたところが、今回新たに指定する生産緑地地区でございます。先ほどご説明しましたが、3地区がございます。向こうの図で見ていただきますと、赤丸に見えるところ2カ所で、下の囲みの中に2カ所入ってございますので、合計3カ所ということでございます。

 次に、それぞれの地区について、地形図番号順に個別に説明させていただきます。

 まず、5ページをご覧ください。図面の中央、黒で塗られた羽西三丁目地内、「指定番号44」の地区でございますが、位置につきましては、「都道180草花・小作停車場線」、通称吉野街道からひとつ内側の市道に沿ったところになります。主たる従事者の死亡により、指定を解除するものでございます。

 続いて、6ページをご覧ください。図面の中央やや上側、黒く塗られた栄町一丁目地内、さかえ幼稚園南側の「指定番号22」の地区でございますが、約650平方メートルの削除となります。こちらも主たる従事者の死亡により、指定を解除するものでございます。

 それから、同じ図面でございますが、下側といいますか、南側、ピンクに塗られた「指定番号28」の地区でございますけれども、従前こちらは生産緑地地区として約660平方メートルが指定されてございましたけれども、新たに追加して430平方メートル増やすということでございます。今回の追加によりまして、指定面積が1,090平方メートルになるというところでございます。28の囲みの中のピンクの部分とその下の部分を合わせて1,090平方メートルとなるということでございます。

 次に、7ページをご覧ください。図面の中央やや右上、黒く塗られた緑ヶ丘四丁目地内、「指定番号125」の地区でございますが、位置につきましては、富士見公園の北西側、こちらにずっと4つの街区にわたって広がる生産緑地の地区指定になっておりまして、その一部、今回につきましては黒塗りの部分、約750平方メートルを削除するものでございます。事由としましては、主たる従事者の故障により、指定解除となるものでございます。125の地区につきましては、もとの面積、全体の地区面積が約1万1,810平方メートル。今回の削除により、合計で1万1,060平方メートルとなります。

 続いて、同じ図面、中央下側、ピンクで塗られた緑ヶ丘五丁目地内の2カ所の追加案件でございます。まず、「指定番号129」の地区でございますが、こちらにつきましては、従前から指定を受けていた530平方メートルに加えて、今回400平方メートルを追加し、合計930平方メートルということになります。位置につきましては、市役所通りの東側の市道沿いにございます。

 次に、そのすぐ西側、市役所通り沿いの「指定番号217」の地区につきましては、約630平方メートルを、こちらは新規に指定するという案件でございます。

 次に、8ページをご覧ください。図面のほぼ中央、黒く塗られた神明台四丁目地内、「指定番号199」の地区でございます。位置につきましては、羽村・瑞穂学校給食センター、第一センターのほうでございますが、こちらの北側、約3,630平方メートルを削除するものでございます。事由としましては、主たる従事者の死亡ということで、指定解除となるものでございます。

 なお、これまで申し上げた3件の追加案件につきましては、本日宮川職務代理もご出席いただいておりますけれども、従事者の面、また、肥培管理等の現状等を農業委員会にお伺いいたしまして、営農の状況については適正である旨、確認してございます。

 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。

会長(露木諒一) それでは、以上で議案の説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。質疑ございますか。

委員(小作あき子) 小作です。

会長(露木諒一) 小作委員。

委員(小作あき子) 小作です。今ご説明いただいた解除について。生産緑地が売却された後、分譲住宅地になっているというご説明がありましたが、生産緑地を解除するときには、買い取り請求ができると思います。市で買い取りの検討をされたのかどうか。あと、農業の従事者にあっせんするということもあるかと思いますが、そういったことがされた後、仕方なく他のところに売却されたのか。その策をされたのかどうかという質問が1つ。

 あと、もう1つ質問させてください。前年もこの時期に生産緑地の検討がされていて、毎年どんどん減っているとご報告がありましたが、生産緑地は30年たつと解除できるようになりますので、30年後、行為制限が解除されたときに全てなくなってしまうということにもなりかねないと思います。農業の振興だとか農地の保全の観点から、この問題に対する施策を何か検討されているのかどうかお尋ねしたいと思います。

都市計画課長(河村康博) 会長、都市計画課長です。

会長(露木諒一) 都市計画課長。

都市計画課長(河村康博) ただいまお尋ねいただきました、最初のご質問、市役所内部での検討並びにあっせんでございますけれども、市役所内部につきましては、市役所のほうで用地を取得することを検討する委員会がございまして、こちらで検討させていただいております。それから、あっせんにつきましては、農業委員会等々を通じてあっせんのお話をさせていただいておりますけれども、ご要望を特にいただくことがないという状況の中で、解除ということになってございます。

 以上でございます。

都市整備部長(阿部敏彦) 会長、都市整備部長。

会長(露木諒一) 都市整備部長。

都市整備部長(阿部敏彦) 2点目でございますが、ご指摘のとおり、残念ながら年々生産緑地そのものが減少傾向にあります。私ども市としましても、緑を守るという視点の中から、産業環境部と共同しながら、市民農園あるいは公園等の対策を講じているところでございます。しかしながら、ご承知のとおり、生産緑地というのは、平成4年に生産緑地法の一部が改正され、固定資産税あるいは相続税との兼ね合いがあり、これが30年という一定の期限が示されています。あと10年たちますと全てが解除の対象になりますので、現在定めています第五次長期総合計画の中でもこの保全計画について、どのように対応していくのか、新たな政策を講じていかなければならないということで、農業委員会とも連携を図りながら、関係権利者の皆様のご意向を踏まえながら対応していくという考えです。市への買い取り申し出が第1段階ではありますが、生産緑地すべてを購入して、防災、安全云々という形で空地を確保するのでは、本来の趣旨とは若干異なる部分がございます。私ども羽村市が購入し、公園あるいは市民農園というような形で保全できれば一番よろしいのでしょうけれども、一般的な手続の中で行くと、農業委員会にもあっせんをお願いしておりますが、やはり買い取るというのはなかなか難しい事象でございますので、結果としては民間に売買されて、宅地開発されていくという状況になる。この件について、私ども羽村市が一方的にこうしますというのもなかなか難しいことでございますので、関係権利者のご理解をいただきながら、農業委員会と連携を図りつつ進めてまいりたいと考えております。

 以上です。

会長(露木諒一) 宮川職務代理。

職務代理(宮川 修) 農業委員会の会長をやっていますので、農業の観点から一言お答えしたいと思います。

 生産緑地の買い取り申請が出たときには農業委員会にも農家で買っていただけませんかというあっせん依頼が来ます。農業委員会としては、買取申請された生産緑地が出た場合に買い取る意思がございますでしょうかという質問をあらかじめ毎年1月に行っています。その為、全員にその通知を出すわけではなくて、買ってもいいかもしれない、検討してみたいという方だけにその情報を提供します。残念ながら、現在の土地の価格と、それから農業を営むことによって得られる収益に各段の差がありまして、買ってまで農業をするというのは採算上非常に意味がないというか、採算がとれないものですから、現状では買いたいという人は現れません。

 ただ、田んぼが出たときには検討してみたいという人は何人かいらっしゃいます。やはり畑と違って、田んぼはお米をつくることができるので、場合によっては検討したいという方はいらっしゃいます。ただ、実際に出たときに、やはり価格面でなかなか手が出せないというのが現状です。

 それから、昨年も小作委員から質問がございましたけれども、生産緑地は30年で、任意にいつでも解除できるという状況になります。これにつきましては、1つの農業委員会なり、例えば羽村市の都市計画課とか、そういう問題ではなくて、東京都全体としてどうするのか、何らかの対策がとれるのかどうか。今月の16日に東京都の農業委員や農協の人たちが集まって農業会議という会議がございました。その中で農業委員の会長だけが集まって、常任委員会の後分科会みたいなものをやるのですけれども、その中でやはり議題になりました。平成4年からの制度ですから、いよいよ来年もう20年目になります。もう24年になってしまいますから、あと10年しかない。10年たつと、いつ何どきでも、解除したい人は申し込めば解除できるようになってしまう。それに対して何らかの対策をそろそろ考えましょうというのが、前回、今月の常任委員会で議題になりました。

 ただ、では、具体的にどういう方法をとったら生産緑地が自由に解除できる状況になったとき、それを阻止できるか、抑制できるかというのはまだ具体的には案が出ておりません。いずれにしても、何らかの税制的な配慮をしないと、一斉になくなるのかという気はしています。それをどうやって国なり、都なりに訴えていくかというのは我々農業委員会の責任だと思っています。

 以上です。

会長(露木諒一) ほかにございますか。

委員(小宮國暉) 会長、小宮です。

会長(露木諒一) はい、小宮委員。

委員(小宮國暉) 今抱えている問題、宮川委員から詳しくお聞きしまして、本当にわかりやすくありがとうございました。ここで生産緑地をできるだけ減らさないようにしようという策はいろいろ講じておられるということは聞きましたけれども、ここで議案の中にあります、今度は追加指定です。新たに生産緑地を生み出していくというご努力に関しては、何か工程があるのではないかと思っております。それについて、今どういう形で施策として動かれているのかをお聞きしたいと思います。

都市整備部長(阿部敏彦) 会長、都市整備部長です。

会長(露木諒一) 都市整備部長。

都市整備部長(阿部敏彦) 先ほどの資料1を見ていただきたいと思います。今結構な指定件数になっていまして、217という数字までございます。ご承知のとおり、羽村市は区画整理事業を進めてまいりました経過の中で、土地利用が比較的進む傾向にあります。ですから、基盤整備されているところについては、土地利用の観点からは、先ほど宮川会長が言われましたように、30年後においては、生産緑地の解除というのは必然的に避けられない状況になっていくことと思います。そういう中で、現状において追加指定はどうするかという話になりますと、これはあくまでも、今農地として持っている方のご意向に委ねるしか方法はないわけでございます。ご承知のとおり、平成4年から今年度まで、例えば今回は3件生産緑地の追加をさせていただきましたけれども、その方というのは税の観点から申し上げると、現在農地ではありますけれども、生産緑地の指定を受けていないことによって、宅地並み課税の税を納めていた方です。

 ですから、実は20年目にして初めて追加されている。これはその方に、例えば生産緑地に指定されていない農地を追加指定してくださいということが、正当性があるのかどうかということです。あくまでも所有者の方がどういう形で土地利用を進めて、その土地を継承されていこうという意思があるのかという考え方がありますから、こちらから生産緑地に指定してくださいというのは、実はなかなか申し上げにくいのです。

 土地利用ができやすい部分の反面、その方針でお悩みになって、20年目で今回3件の追加指定がありました。当初の経過で申し上げると、生産緑地の追加指定というような変更を受けるということはなかったことです。それが農業委員会の中で、追加指定を受けるべきだろうということから、昨今追加指定の動きがあり、農地で宅地並み課税の税を納めていた方であっても、農地として生産緑地を認めるという形の制度に改正されております。ですから、生産緑地にする意向のある方がいて、農業委員会でもそれを歓迎する気運が高まれば、追加指定という方法がとれますけれども、行政として生産緑地の追加指定の政策を打つというのは大変難しい問題があり、あくまでも土地所有者の意思にゆだねているというのが現状でございます。

市長(並木心) 会長、市長。

会長(露木諒一) 並木市長。

市長(並木心) 今部長からお答えしたとおりでございますけれども、宮川農業委員会会長と羽村市の中では生産緑地を追加したい意思がある方には期間を延ばしてでもお待ちしましょうという態勢でおります。1度決めたら、もうそれ以降は減っていく一方ではないという形で施策といいましょうか、共通の土俵はつくってきております。そういう意味で、今回少しの減少で留まって、追加指定していただいているということについては、農業の皆さんのご協力によるものだと思います。大変嬉しく思っておりますし、我々の考えと一致するところでございます。ありがたいと思っております。

 と同時に、生産緑地の指定というのが、もしそこの土地が農業をやらないのであれば、都市化に供するための生産緑地法という側面も多くございます。農業保護とか、農業保全のための生産緑地法という意味合いではないところもあるというのは皆さんご承知のとおりでございます。

 羽村市は来年から第五次の長期総合計画というのを立てて、今議会にもお諮りしているところです。羽村市はコンパクトシティーではございますけれども、自然、緑と調和したまちづくりというのが基本的な理念でございますので、その視点から緑を残す、あるいは唯一水田のある羽村地域の中で営農の可能性があれば、それを残していくという考え方を持っています。幸いまだ緑被率という点において、羽村市はこの周辺地域の中でも高い率を保っておりますので、それを保全するという視点から、この生産緑地の問題について農業関係者の皆さんとご協議しながら、あるいはご理解いただきながら進めていく。これを基本姿勢にしていきたいというふうに思っております。

 このにぎわいのある町と近接のまちづくりを昭和40年代からずっと進めておりますけれども、こういう社会経済状況の中から、羽村市の今後の行方はどうなっていくかという非常に不確定な要素も出てきております。来年度においても、今までと同様に羽村市は進行していこうということを長計の中でうたっております。その中でも、ぜひ緑は残していきたいというのが基本姿勢で、先ほど会長からもありましたし、部長から具体的な施策については、これをこうしていくというのは、まだ十分検討できないような性格の課題でございますけれども、緑を残すという基本姿勢を守りながら進行していきたいということでございます。

会長(露木諒一) わかりました。

 ほかにございますか。小作委員。

委員(小作あき子) 小作です。いろいろご説明いただきまして、現状がよくわかりました。また、今後の姿勢についてもお話しいただきましてありがとうございます。

 ただ、やはり皆さん相続あるいは死亡で解除される。それで、そうなったらすぐに売却しなければということになりますので、スピードが大事だと思います。10年先だとかということも確実に進めていただきたいところではありますけれども、来年、またすぐに売りに出たらどうするのか。やはり売る側と、それから買う側に対して、緑を保全していくとか、あるいは農業はできないけれども、今クラインガルテンだとか、農業をやりたい方は増えているわけです。だから、そういうまちづくりを市民に対しても、緑地の機能を残して、農業体験の場だとかも充実させられるようなところを確保していく。農地でなくても、そういう機能を持ったところを確保する手法を考えていくということが大事ではないか。そのためには、次に出たら、何かモデル的にできるような、買った側、ディベロッパー側と何か話し合いをする場を用意するとか、何か仕組みをつくっていくというご検討をぜひお願いしたいと思います。

会長(露木諒一) では、宮川職務代理。

職務代理(宮川 修) 今のお話で、農業委員会としてもそういう努力はしているつもりです。特に羽村市の場合は、西多摩で初めて追加指定を認めてくれました。今他市でも少しずつ追加指定を認める動きが出てきています。ただ、例えば隣の青梅市などでは、2年に限り認めて、あとはもうやめています。ところが、羽村市では、最初に決めた期間を過ぎても出てきそうだということで、継続的に認めてもらっていますから、毎年このように、微々たるものと言えば、微々たるものですけれども、それでも1,600平米とか毎年出てくるわけです。そういう面では、農地、緑を守るという意味では、農業としては非常にありがたく思っております。

 それから、もう少し何らかの方法ですぐ売られないように努力したらどうかという問題に関しては、我々農業委員会は所有権という私的権利と、公共のための利益、要するに緑の空間としてとか、憩いのある場所をつくっておくとか、災害時緊急避難場所にするなどの公共の利益。この私的権利と公共の利益はそのバランスをとるのが非常に難しいです。最終的に法的には、所有権が勝ります。ですから、当然たくさん解除の申請が出てきたときに、先ほど小作委員が言っていたように、市民は農園をやりたい人がたくさんいる、その人たちのために体験農園をつくったらどうか。市でも1つの体験農園をつくっていただきましたけれども、第2体験農園に関しても、ある程度考えていてくれていました。では、誰が農地を出してくれるかという時、相続があり、一遍に8,000平米売りたいという人が出てきました。それは説得に行きました。

 要するに、市民が農業をやってみたい。それを農業委員会も応援するから、市も第2農園までは長期計画の中にあったから、おそらく応援してくれるだろうと、相続人にどうにかして市民のためにも体験農園をやっていただけませんかと、かなり説得しましたけれども、その方は、「いいです、私はそんなに農業できません、だから売りたいです。」ということでした。いくら市民のため、公共の利益という話をしても、今の法律では所有権、私的権利が優先されます。どうしようもありません。

 そういう意味では非常に歯がゆい思いをしているのが我々農家であり、農業委員会であり、市もどんどん緑が減っていくことに対しては、非常に憂いているのではないかと思っています。けれども、こればかりは法律である所有権を制限していただかない限りは、公共の利益は勝てないということです。それを理解していただきたいと思います。

 以上です。

都市整備部長(阿部敏彦) 会長、都市整備部長です。

会長(露木諒一) 都市整備部長。

都市整備部長(阿部敏彦) 農業委員会の会長のお立場でお話があったとおり、また先ほど、小宮委員のご質問にもお答えしているとおり、私的所有権のほうが実は高いわけです。優先されてしまう。ですから、私ども行政側がこうですよというお話をすることが大変難しい。側面的な支援としては、農業委員会ともお話ししながら、援農ボランティアですとか、後継者育成の支援ですとか、こういうものについて農家の方で相続されて農業を継いでいただきたいという方がいる。私どもから見ますと、昨今羽村の後継者で若い人たちが一生懸命やられているかという印象は持っております。こういうことが今現在ある農家で継承されるのは、羽村市としては大変好ましい姿かと思っています。

 しかしながら、会長からも言われますように、公的の部分だけを通しても大変難しい問題がございまして、どうしても私的には処分せざるを得ないという状況の方もいらっしゃいますので、そのことについて、なかなかテーブルに着きにくいお話でございます。しかしながら、私どもも行政としてでき得る側面的な施策として、農業委員会にもどういう対処の仕方があるのか、話し合いの場を持ちながら、行政としてできることは対応してまいりたいと考えております。

 以上です。

会長(露木諒一) ほかに質疑ございますか。

 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、採決を行いたいと思います。

 議案第1号、福生都市計画生産緑地地区の変更につきまして、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

会長(露木諒一) ありがとうございます。

 それでは、議案第1号、福生都市計画生産緑地地区の変更(羽村市決定)につきましては、原案のとおり決定することといたします。なお、この議案第1号決定の答申書の作成につきましては、私と事務局にお任せいただき、私から市長に答申したいと思いますが、ご異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

会長(露木諒一) ありがとうございます。

 それでは、引き続きまして、日程2の報告事項に移ります。

 羽村駅西口土地区画整理事業の進捗状況につきまして、担当者より報告をお願いいたします。

都市整備部長(阿部敏彦) 会長、都市整備部長です。

会長(露木諒一) 都市整備部長。

都市整備部長(阿部敏彦) それでは、お時間をいただきまして、羽村駅西口土地区画整理事業の現状におけるご説明をさせていただきます。後ほどスライド等を使わせていただきまして、私どもの区画整理の事業課長のほうからご説明させますので、よろしくお聞き取りいただければと思います。

 都市計画審議会の皆様には、日ごろより羽村駅西口土地区画整理事業の推進にご理解、ご協力を賜り、本席をかりまして厚く御礼申し上げます。

 さて、現在の事業の進捗状況でございます。今後の日程等につきましてお話しさせていただきます。1つはソフト面でございます。換地設計の決定が区画整理事業の骨子となってまいります。本年2月に第二次換地設計案を発表させていただきまして、これに対しまして、関係権利者の皆さまから989件の意見をいただいたところでございます。現在、土地区画整理審議会におきまして、鋭意意見書の対応を図っているところでございます。来年3月を目途に、でき得れば換地設計案を決定してまいりたいと考えてございます。

 その後、平成24年でございますけれども、24年度以降は、この換地設計が決定いたしますと、都市計画の変更や事業計画について、今度は東京都との変更手続きが出てまいります。この変更手続きにおきましては、都市計画審議会に諮らせていただいて、手続方を進めていく事務というふうな形になってまいります。平成24年度はそのような流れの中で、現在行っている駅前の周辺整備とあわせて、将来に向けた商業活性化や駅前施設の利活用などについても調査研究を進めながら事業を進めていく考えでございます。

 次に工事関係でございます。駅前周辺の整備につきましては、歩行者の通行の安全と車両の円滑な交通処理を目的に平成19年度から関係権利者をはじめ、多くの皆様のご理解とご協力をいただきながら、平成23年度、今年度末をもって一定の暫定的な整備の完了時期を迎えることとなります。このような中で、平成22年度、昨年度に工事を行いました青梅方面への歩行道路の整備の一部が完了してございます。既に開放して、一部通行ができています。一方、JA、農協の南側の区画街路につきましては、本年10月1日より通行を開始したところでございます。また、現在施行しております駅前交番の移転工事につきましては、今月22日に福生警察署へ引き渡しを行い、27日には開所式が行われるということです。

 そのほか、年内には、交番跡地の歩道整備と福生方面への歩道整備を行う予定でございまして、このことによりまして、駅前周辺については一定の整備が完了してまいります。駅利用者のさらなる安全性、利便性の向上が図られるものと考えております。今後も関係権利者をはじめ、土地区画整理審議会、委員、並びに都市計画審議会委員の皆様にご理解、ご協力をいただきながら、着実な事業の進展を図ってまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いします。

 それでは、これより前のスライドを使いまして、私ども区画整理事業の課長より説明いたしますので、お聞き取りいただければと思います。

区画整理事業課長(石川直人) それでは、貴重なお時間をいただきまして、私から西口土地区画整理事業の進捗状況につきましてご説明させていただきます。部長の説明と重複するところもございますけれども、こちらのスクリーンと、それから今日お配りしておりますA3の資料の両方をご覧いただきながら、説明をお聞きいただければ幸いでございます。

 それでは、羽村駅西口土地区画整理事業、事業概要ということで、ご説明をしてまいります。今部長からお話がありますけれども、現在西口事業につきましては、ソフトの部分、そしてハードの部分の2つ業務を並行して進めております。資料2の絵がまずソフトの部分でございます。土地区画整理事業を進めていく上で最も重要となります換地設計の決定に向けまして、今手続を進めてございます。本事業が既成市街地の再編整備であることから、できるだけ権利者の皆様方のご意見を伺った中で、換地設計を決定していきたいという考え方に基づきまして、第1次換地設計案の発表を行いました。これを平成20年2月に実施しております。その際に意見書あるいは要望書を提出いただいています。意見要望は580名の方から578件の意見書の提出がございました。これらの意見書を整理、分類し、それから、換地設計の見直し方針に基づきまして見直しを行いまして、土地区画整理審議会の審議を、ここで手続を含めて平成20年11月から22年12月と、おおむね2年間かけて実施してまいりました。

 この意見要望を反映いたしました第2次換地設計案を本年、23年2月に発表いたしまして、個別説明会の実施、そして意見書の提出をいただいてございます。この際の意見書の提出件数が312名の方から296通の意見書を提出いただいております。現在この意見書を、土地区画整理審議会の中で審議を進めております。この土地区画整理審議会は今年の7月から実施しております。296通の意見書をやはり1次案と同じように整理、分類いたしまして、審議会では第1段階、第2段階、第3段階、そして第4段階という工程で審議を進めております。現在第3段階の審議中でございます。実は昨日も審議会がございまして、来週の月曜日、26日、本年最後の審議会ですけれども、この第3段階の審議を予定しております。

 第3段階の審議につきましては、換地設計の意見として、換地に関する意見と、それ以外、換地設計以外の意見とございますけれども、これらを整理、分類して1段階、2段階、そして3段階でございます。この3段階は換地設計に関する意見の中で、やはり修正が必要だろうということで、審議会で意見を伺って、修正を検討する内容を第3段階で審議いただいています。現在この内容としましては、施行者として修正を検討した内容について、審議会にご説明して意見を伺っているところでございます。次回、26日の審議会をもって、ご意見を伺うのは大方終了できるというふうに見込んでおりまして、来年4段階の審議ということに入ってまいります。この4段階の審議は、3段階で換地設計に係る意見で修正が必要となる意見、これについては意見書を出さなかった方も、修正をすることによって影響が出てまいりますので、この方々への調整が必要になります。したがいまして、この期間にその調整を含めて、最終的に修正結果について第4段階で審議会に説明していくということでございます。

 この後に、施行者として換地設計の決定をしてまいりたい。これを、今年度3月を目標に今進めているというものでございます。

 次に資料2の右側ですけれども、これはソフトに対しましてハードの部分でございます。先ほども若干触れてございますけれども、駅周辺の整備状況ということでございます。これにつきましては、羽村駅舎の改修が平成18年度に実施されました。この整備にあわせまして、平成19年度の後半から駅前の暫定整理の着手に取り組んでございます。この間、関係する皆様方のご理解とご協力をいただきまして、現在のこの形になってきたということです。

 平成23年度の事業内容について、その概要についてご説明させていただきます。まず、1つ目が、こちらがJAです。こちらが平成22年度に整備いたしました10メートルの区画道路でございます。それから、こちらが駅前の道路でございます。駅前につきましては、警察と協議をさせていただきまして、一方通行の指定をしております。それからこの10メートル。そして、あわせて駅前に、これまで交通弱者といいますか、高齢者あるいは障害をお持ちの方の駐車スペース、乗降スペースがなかったのですが、この暫定整備の中で設置させていただきました。ちなみにこちらが羽村の停留所になってございます。この切りかえを今年の10月1日に実施いたしまして、旧道からこちらの通りに切りかえして、駅前を通って、福生方面あるいは新奥多摩街道に抜けていくという構成になってございます。

 次に、旧道に接している土地ですが、これは最終的にJAの換地になります。この旧道の撤去を新道の開通に合わせて、10月末にこの撤去工事が完了いたします。

 次に、こちら、6メートル道路ですけれども、これはちょうどJAの北側になり、今埋設管の埋設と、路盤工事が終わっております。年内にすべて終了いたしまして、来年年明け早々に舗装をかけて、ここが完成するということになります。

 それから、駅前の交番でございますけれども、これにつきましては次の図面でご説明させていただきます。それから、こちらは交番が撤去された後に、駅前の旧道に一部従来の街渠が残っておりますので、このすりつけの工事を2月中旬に行う予定でございます。こちらにつきましては、春祭りの時の山車の引き合いもございますので、そういったところも考慮しながら、整備したいと考えてございます。

 資料2の絵が、お手元の資料にもございますけれども、駅前の暫定駅前広場に建設しております交番でございます。この交番の建設に当たりましては、防犯性あるいは安全性など、中長期的な視点を踏まえて建設しております。そして、建設に当たっては警視庁の要請を受け入れながら進めているものでございます。具体的に言えば、青梅線ではこれまでないのですが、女性警察官が配置できるように、女性の休憩室あるいはトイレを設置してございます。それから、災害あるいは緊急時の対応、停電の場合の対応ということで、緊急の発電機をこちらに設置してございます。これらは警察との協議の中で設置させていただいたところでございます。ちなみにこの交番の敷地が約150平方メートルでございます。交番につきましては、軽量鉄骨づくりの、ご覧のとおり平屋建てでございます。床面積が59.89平方メートルで、明日20日の竣工予定でございます。引き渡しは22日に予定しておりまして、先ほども申し上げましたけれども、27日に福生警察署による開所式があるということでお聞きしてございます。ちなみに、こちらは駐車スペースでございます。パトカーと一般車両が入っても、2台分のスペースをとってございます。

 それから、交番の左側ですけれども、今はまだ整備が完了しておりません。ここにつきましては、交番の建設に当たってセットバックをしまして、隣接してポケットパークの設置を考えてございます。植栽を含めて約30平米を考えてございます。そこにベンチを置いて、休憩スペースを持ちたいということで考えてございます。それから、このセットバックにあわせて、現状は大体歩道が1メートル程度ですけれども、2メートルセットバックしておりますので、これによって歩道が約3メートル確保できているということで、この辺では安全性が高められたのではないかと考えてございます。それから、ちょうど西側のスペースですけれども、これは公共空地として緑化していきたいと考えております。スライドに写真が掲載されておりますが、これが既存の交番でございます。昭和46年に建設されまして、約30平米の建物だそうです。新しい交番が27日から新たに開所しますので、それ以降既存の交番を撤去することになるんですけれども、撤去工事につきましては年が明けて、1月10日に予定しております。1週間程度で整地までできるというふうに思っています。その後につきましては、平成22年度にJAのところが歩行者専用道路、4メートルをインターロッキングで整備しておりますけれども、この延長を直ちに整備して、駅から直接歩行者専用道路を通って駐輪場まで、あるいは駐輪場から直接駅舎にアクセスできるという形で、この歩道の整備を2月中旬までに行いたいと思っております。

 それから、環境への取り組みということで、羽村駅西口土地区画整理事業におきましては、地球温暖化等の地球環境の変化を踏まえまして、人と環境に優しいまちづくり、これを基本理念といたしまして、安全性あるいは快適性、そして利便性にすぐれた総合的なまちづくりの実現に取り組んでおります。こうした中で、環境への取り組みといたしまして、平成22年度に国の補助をいただき、羽村駅西口地区先導的都市環境形成計画というものを策定いたしました。この計画におきます低炭素型のまちづくりの施策、方向性でございますけれども、ここに掲げております再生可能エネルギーの有効活用、あるいは環境にやさしい交通体系の形成、緑豊かなまちなみの形成、地域における環境への取り組みということで、4つを掲げまして取り組んでいくというものでございます。

 こちらはウッドチップの舗装による実証実験ということでございますが、このウッドチップというのは、皆さんご存じでない方もおられるかと思います。今サンプルがございますので、会長から回させていただいて、ご覧いただきながら説明を聞いていただければと思います。このウッドチップの舗装による実証実験ということで、先ほどの西口地区の先導的都市環境形成計画に基づきまして、現在東京都の地球温暖化等推進のための区市町村補助を受けてこの実証実験を行っております。現在行っているのは、エスカレーターを下りてすぐ福生側の部分、約80平米を今回対象としております。それからもう1カ所、稲荷緑地の中ですけれども、墓地の跡地の一部を活用しまして、約10平米ですか、こちらを活用して実施しております。ウッドチップ舗装による実証実験につきましては、ヒートアイランド対策の一環として、表面の気温上昇の抑制効果を実証実験しているものでございます。

 今80平米とご説明したウッドチップの舗装についてでございますが、今回の12月の議会で補正予算をお認めいただきまして、この先、ずっと福生側のJR沿線にこのウッドチップ舗装による整備をしていくということで、今計画してございます。これにつきましては、現在羽村駅西口に第2駐輪場というものがございます。駐輪場の外に駐輪されており、飽和状態にあるということで、駐輪場の拡張ができないかということで検討していたのですが、こちらにある2棟の建物、地元の方はご存じの通り、当時西本生花さんの建物がここにございましたけれども、建物所有者のご理解をいただきまして、これを撤去いただけることになりましたので、これを撤去して、駐輪場の拡張をしていきたいということでございます。今の面積から大体3倍ぐらい。今が大体70平米、90台のスペースですが、これが210平米ほどになりまして、250台ほどの駐輪スペースができる。この駐輪場から歩行者専用道路を通って駅へアクセスできる。これまではこの80平米で比較的範囲が狭かったものですから、実際に歩行者に通行いただいて、その歩行の感覚ですとか、あるいは歩行いただいた上で、劣化の検証、あるいは耐久性についてこれを検証していきたいということで、この実証実験の内容を充実していきたいというものでございます。これについても、今路盤工まで終わっていますので、年明けにウッドチップの表層舗装をかけまして、駐輪場建物の除却の後に整地をかけまして、駐輪場として2月中旬までには整備を完了していきたいということで考えてございます。

 次に今後の事業展開についてご説明致します。これは冒頭申し上げましたけれども、手続き関係の部分がソフトの部分でございます。工事関係の部分がハードの部分でございますが、先ほどご説明いたしましたように、換地設計の決定というのは今審議会で審議いただいている中で、今年度末をもって施行者としての換地設計案の決定をしていきたいという考え方で進めているというところでございます。ここからは平成24年度から、先ほど部長からも若干この関係については、都市計画変更ですとか事業計画変更、あるいは用途地域、地区計画の指定についてお話がございましたが、これにつきましては24年度から25年度にかけて、法定手続になりますので、どうしても期間が必要ということで、手続については平成24年、25年にと考えてございます。

 時期を見て、西口地区の施行計画、全体の工事計画あるいは移転計画を策定いたしまして、こちらのハードの事業に移行していくという考え方でございます。こちらのハードへの移行については、23年度末、24、25、そして26年度に具体的な工事計画に基づいて計画的に施行ができればということで現在考えているところです。この中で、上の都市計画道路3・4・12号線でございますが、これは羽村大橋を通過して、西口地区内・羽村街道を通って瑞穂に抜ける高規格道路でございますけれども、これにつきましては、東京都の多摩地域の都市計画道路整備方針というのが平成18年に示されています。その方針の中で平成27年度までに大橋の拡幅を実施するということになっておりますので、西口の中でも東京都と協議を踏まえて受け入れる準備をしてまいりたいということで考えてございます。

 以上、雑駁でございますが、ご説明とさせていただきます。ありがとうございました。

会長(露木諒一) ありがとうございました。

 報告事項ですので、どうしても聞いておきたいということがございましたら、聞き受けます。

委員(大塚あかね) 委員長、大塚です。

会長(露木諒一) 大塚委員。

委員(大塚あかね) すみません、1点だけ教えていただきたいのですが、駅前周辺整備の進捗状況ということで、今現在JAの土地の隣というか、一般の車両がとまっている駐車場がありますね。それはJAの土地なのか、それとも市の土地になっているのか。あと、今泥だらけの状態なのですが、あのままでしょうか。どうなるのか教えてください。

区画整理事業課長(石川直人) 今駅前の街区を30街区と言っているのですが、この街区の中にはJAともうお二方権利者がありまして、3名の街区になっています。その中でJAの街区はおおむねこの位置です。こちらは別の方の換地になります。将来使用収益の開始をかけて、土地利用いただくところでございます。今はJAの整備に当たって、前はここに駐車場があったのですけれども、歩行者専用道路を平成22年度に整備いたしまして、JAの駐輪場の代替機能として今こちらをお貸ししているものです。ですから、今年整地が終わって、最終的にJAの中の整地ができれば、これからJAとの協議になります。この中に駐車スペースがある程度確保できれば、この辺の解消は図れる。春祭りの際の山車の引き合わせですとか、あるいはギャラリーの方の位置的なものもある程度確保していかなければいけないということで、今後検討していきたいということであります。ですから、今は一時的に代替の駐車場としての機能です。

会長(露木諒一) ほかにございますか。

委員(近藤 隆) 近藤です。

会長(露木諒一) 近藤委員。

委員(近藤 隆) 先ほどのご説明で先導的都市形成ということがありました中で、ウッドチップの件ですが、実証実験をやられているのは良いことだと思います。私も駅のところにあるのは歩いてみました。柔らかい感じで膝にも良いのかという感じもするのですが、例えばそれ以外にどういうよさがあるのか。コストが安いのかとか、水はけがいいのかとか何かいろいろあると思うのですが、要するに、実証実験をやってよければ取り入れようというからには、そういうよさがあるはずです。西口の駅前に掲示板が出ていますけれども、そこにはそういうメリットが書いていなかったような気がします。ですから、これをやることによってどういうメリットがあるかということを周知できるような説明があったほうがいいのではないかというのが1つ、それからもう1つは、実証実験をやった結果、これはいい、使えるなという判断がされた場合にどういうところに使っていくのでしょうか。今あるところを全部掘り返して新しいのをやるということはないと思いますが、歩道用ですから車道はないですよね。ですから、例えばこれからの工事の課程で、新しく整備する歩道は全部これに切りかえるということになるのでしょうか。

会長(露木諒一) 区画整理事業課長。

区画整理事業課長(石川直人) ご指摘ありがとうございます。まず1点目、実証実験につきましては、今年度からスタートしておりまして、3月に報告書を取りまとめます。ですから、今回実証実験をしていますというPRの意味を含めて、看板の設置をさせていただきました。ですから、今夏場に表面の気温上昇の変化を調査しておりまして、こういった部分のメリットの部分、あるいはデメリットの部分もありますけれども、これについてはこの整備が完了した後にそのPRをしていきたいと思っています。実際に歩行いただく方にも、聞き取り調査を行ってみたいとも思っております。

 それから、費用的なものとしては、地元の多摩産材の剪定枝を活用したウッドチップ舗装でございまして、これを舗装する場合には、現場で硬化剤を混ぜて、よくトンボと言っていますけれども、レーキで引きならすような作業になります。ですから、そういう意味では、大型の機械を導入していませんので、非常にCO2の排出量が少ない。いわゆるアスファルト舗装は製作段階でもプラント、あるいは重機を使って工事をしますので、非常にCO2の排出量が少ないというのは現段階でもある程度確認できています。

 それから、浸透性については、舗装も今は若干浸透舗装がございますので、それと比較するとそれほど差はないかとは思いますが、浸透性は通常の舗装に比べて高いと見ております。それから、表面ですが、若干粗い部分がございますので、実際に歩行していただいて、どんな障害があるか、これから検証しますけれども、例えば、舗装したばかりはソフトな感触が確かにございます。時間の経過とともに、比較的固まってきます。それを含めても、歩いた印象は、舗装に比べて比較的柔らかい感触があるというのが実態でございます。

 それから、今回この検証を踏まえて効果があれば、今後は、例えば公園の中の園内通路、あるいは先ほど交番のところでポケットパークということで申し上げましたけれども、通常ほとんどインターロッキングの施工になりますけれども、そこをウッドチップの舗装をしてみたらどうか。あるいは耐久性があれば歩道にも使えるのではないかということで今考えてございます。今後その検証を踏まえて、効果があればその活用を図ってまいりたいと考えています。

会長(露木諒一) ほかにございますか。

委員(山崎陽一) 山崎です。

会長(露木諒一) 山崎委員。

委員(山崎陽一) 今一定の暫定整備は終わるというような説明でしたが、駅前はまた駅前の広場の計画があると思いますが、それとの関係はどうなるのか。それから、もう1つ、今のウッドチップの放射線測定はしましたか。したら、どのぐらいの値が出たか教えてください。

区画整理事業課長(石川直人) 区画整理事業課長です。

会長(露木諒一) 区画整理事業課長。

区画整理事業課長(石川直人) 1点目の駅前の関係でございますけれども、これは平成18年に駅前の整備の基本計画というものを、それぞれ権利者の方に入っていただいて作成しております。今回の暫定整備もある程度それを尊重した形で道路構成をしております。現段階では、将来3,600平米の駅前広場が、福生側にもおおむねこの倍の広さで整備する予定でございまして、こちらについては、駅前には建物が今現在ございますので、先ほど部長のほうからありましたように、24年度早々に引き続いて駅前に着手していくというのはなかなか難しいということで、平成23年度をもって、整備をここで完了するということでございます。

 それから、ウッドミックスの放射線量につきましては、現段階では調査はしてございません。地元の産材を使っていますので。ただ今後、現場に行ってそういったところも確認したり、あるいは必要に応じて現地のほうで測量してみたいと考えております。

会長(露木諒一) 山崎委員。

委員(山崎陽一) ちょっと今の確認ですけれども、24年度から着手していくという今言ったけれども。今そう言わなかった?

会長(露木諒一) 区画整理事業課長。

区画整理事業課長(石川直人) いや、実際に駅前がここまでできてまいりますと、権利者の皆さんから、かなりこれでも良くなったというお声を頂戴している部分もあります。施行者としてはできるだけ駅前を中心にという考え方もありますが、現実的にはやはり駅前というのはかなり建物が密集していますし、公共空地が少ないものですから、なかなか整備に着手というのは無理がございます。したがって、23年度をもって一応暫定整備については完了させて、24年度から引き続きできればいいのですが、なかなか難しいのではないかということで現段階では考えてございます。

会長(露木諒一) ほかにございますか。ないですね。

 ありがとうございました。

 それでは、次に、日程3のその他の件ですが、事務局より何かございますか。

都市計画課長(河村康博) 会長、都市計画課長。

会長(露木諒一) 都市計画課長。

都市計画課長(河村康博) 先ほど市長のごあいさつにもございましたけれども、権限委譲の状況についてご説明させていただきたいと思います。地方分権一括法に基づく地方主権改革に伴いまして、来年4月1日から都市計画法関係の許可権限等々が委譲されてまいります。これに伴いまして、その運用に必要となる基準指針等を制定する必要があるということが出てまいります。現在の状況でございますけれども、東京都の現担当部署、各担当部署におきまして逐次説明会を開催していただいておりますが、なかなか進捗していないのが現実でございます。これは何故かといいますと、国から、さまざまなものを定められますということになっております基準の案ですとか、そういった事務内容がまだ出ていないということでございまして、東京都からも、説明会に参加させていただきましても、まだなかなか詳しい説明がないという状況でございます。

 こういったことから、現段階ではなかなか具体的な作業に入れていないということでございます。また、羽村市域につきましては、ご承知のように、福生都市計画の区域でございますので、例えば青梅市であれば単独で定められる規則等々が福生市、瑞穂町と調整しなければならないということが出てまいりますので、その辺のところもまだその調整段階に入ったという状況でございます。

 加えて、例えば用途地域の指定等につきまして、これが権限委譲の都市計画分野での一番大きな内容になってくると思いますが、これにつきましては、町には委譲されてまいりませんので、瑞穂町を交えて、東京都、それから福生市、それから私ども羽村市ということで調整を図らなければならないという状況が出てまいります。こちらにつきましても、実は東京都まだそのテーブルに着ける状況にないということがございまして、なかなか進捗しておらないということになってきてございます。

 こうしたことから、都内の各市におきましては、おそらく4つ程度ではなかろうかと思っていますが、各指針、基準等につきましては、24年度の当初は暫定的に東京都のものを準用するということを定めておいて、24年度中に策定、制定、25年度から運用を図るということを方針として固めつつある自治体もあるようにお聞きしております。

 私ども羽村市としましては、先ほど言いましたように、瑞穂町の件もございまして、東京都さん等々と足並みをそろえなければいけないという状況の中で、この権限委譲のためということで、西多摩の課長の集まりを急遽、青梅市のお声がけでおつくりいただきまして、そういったところと今情報交換を進めているという状況になってございます。具体的には、東京都からこういうふうにして進めましょうというようなものが出てきた段階で、取り急ぎ進めていくという形で定めていきたいというふうに思っております。

 したがいまして、4月1日からということではございますけれども、現段階ではまだ皆様にご審議いただくというところにこぎつけておりませんので、今後早い段階で方向性を定めさせていただきまして、審議会のほうにまたご検討をお願いしたいというふうに思っております。

 現在の状況につきましてご報告させていただきました。以上でございます。

会長(露木諒一) ありがとうございました。

 各委員より何かございますか。ないようですね。

 ないようですので、以上で本日の審議はすべて終了しました。これをもちまして、第21回羽村市都市計画審議会を閉会といたします。大変ご苦労さまでございました。

 

午後3時15分閉会

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