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    平成24年度第1回羽村市防災会議会議録

    • [2012年10月18日]
    • ID:5058

    平成24年度第1回羽村市防災会議会議録

    日時

    平成24年9月4日(火曜日) 午後1時30分~午後3時10分

    会場

    市役所 4階 特別会議室

    出席者

    会長:並木心

    委員:竹内幸正、山口充弘、松浦いづみ、友松栄二、中村圭一、佐藤清、小泉明弘、北村健、宮崎長寿、角野征大、新井敏行、伊藤保久、下田壮、増田一仁、小林秀治、中野隆夫、村上豊、窪田東次、小間敏秀、渡辺功、島田哲一郎、山下真一

    欠席者

    委員:山川淳二

    議題

    1. 開会
    2. 会長(市長)挨拶
    3. 委員紹介
    4. 報告事項

     (1)「東日本大震災 羽村市の対応記録」について

     (2) 首都直下地震等の被害想定の見直しについて

     5.協議事項

     (1) 羽村市地域防災計画の改定方針(案)について

     (2) 羽村市防災会議スケジュール(案)について

     

    傍聴者

    3人

    配布資料

    1. 羽村市防災会議名簿
    2. 東日本大震災羽村市の記録
    3. 東京都の新たな被害想定について
    4. 羽村市地域防災計画の改定方針(案)
    5. 羽村市防災会議スケジュール(案)

    内容

    次第1 開 会 司会より開会を宣言。配布資料を確認。

    次第2 会長(市長)あいさつ

    (会長) 本日は、公務等、大変お忙しい中、「第1回 羽村市防災会議」に御出席をいただきまして、心から厚く御礼を申し上げます。

    また、委員の皆様方におかれましては、日ごろより市政運営に対し、格別の御協力を賜りましておりますこと、重ねて厚く御礼申し上げます。

    防災会議が開催されるにあたり、一言ごあいさつを申し上げます。

     当市では、震災等の災害から、市民の生命、身体、財産を守ることを目的に、災害対策基本法に基づき、「羽村市地域防災計画」を定めており、これをもとに、さまざまな災害対策を講じております。

     この「地域防災計画」は、法の規定により、「防災会議」が作成するものとされております。震災の教訓や新しい防災施策等を取り込み、より効果的な計画となるよう、委員の皆様のご意見を伺いながら、過去、数次にわたり修正を加えてまいりました。

     現在の「羽村市地域防災計画」につきましては、平成19年度に修正を加えたものであります。本年4月に公表されました、「首都直下地震等による東京の被害想定」に基づき、今年中に「東京都地域防災計画」が修正される予定であること、また、昨年3月11日に発生した東日本大震災の教訓や、それ以降実施した羽村市の新たな災害対策への取組みなどを計画に盛り込む必要が生じたことから、今回、この「羽村市防災計画」を改定しようとするものであります。

     御承知のとおり、昨年の東日本大震災以降、日本列島は地震活動の活発化等で、東海地震、東南海・南海地震、首都直下型地震等の発生が懸念され、大規模な地震が、いつどこで発生してもおかしくない状況となっております。

     特に、直下型地震等の被害想定のうち、立川断層帯地震が発生した場合には、羽村市においても甚大な被害が想定されているところであります。9月2日の総合防災訓練におきましても、立川断層帯での地震発生を想定して訓練を行ったところであります。

     また、今年7月の九州北部豪雨に象徴されるような、記録的な大雨による水害が全国至る所で発生しており、浸水や土砂災害による被害も、市民生活の大きな脅威となっています。

     こうした不測の事態に対し、行政として、国、都、関係機関、そして市民の皆様と連携・協力して、迅速・的確に災害への対応ができるよう、万全の体制を整備することは我々の義務であるものと承知をしております。どうぞ委員の皆様方におかれましても、この主旨をご理解いただき、忌憚ないご意見を頂戴し、この「地域防災計画」が実効性のある計画となるよう、ご協力をいただきますよう、お願いいたしまして、私の挨拶といたします。

     どうぞよろしくお願い申し上げます。

    次第3 委員紹介

    次第4 報告事項

    (1)「東日本大震災羽村市の対応記録」について

    (会長) 会議を進行させていただきます。報告事項の1点目、「東日本大震災羽村市の対応記録」についてを議題といたします。事務局から説明をお願いします。

     

    (事務局) ~事務局から資料2に基づき説明。~

     

    (会長) できるだけ今後の対策に必要ということで、細かに経過をとるようにということを指示しております。「対応の記録」ということで、時間をかけて説明をさせていただきましたが、この件について、どなたかご発言がございましたら、お願いいたします。

    (会長) よろしいでしょうか。それでは報告にとどめさせていただきます。またこの計画の中で参考になる時には活用しながら進めていきたいと思います。

     それでは次の議題に移らせていただきます。報告事項の2点目、「首都直下地震等の被害想定の見直しについて」を議題といたします。事務局から説明をお願いいたします。

     

    (事務局) ~ 事務局から資料3に基づき説明。 ~

     

    (会長) それでは報告事項の2について説明がありました。この件についてご質問などございましたらお願いいたします。この件もこれまでに発表があったものの確認ということで、改めてご説明させていただきましたが、とくに報告事項ということでよろしいでしょうか。

    (委員) 「異議無し」の声

     

    次第5 協議事項

    (会長) それでは次に進めさせていただき、協議事項に入らせていただきます。まず協議事項の1点目、「羽村市地域防災計画の改定方針(案)について」を議題といたします。事務局から説明をお願いします。

     

    (事務局) ~ 事務局から資料4に基づき説明。 ~

     

    (会長) 改定に向けての基本的な考え方、方針について、事務局から原案について説明し、お諮りさせていただきました。それぞれ委員の皆さまの専門的分野において、こういう点も基本方針なり、視点に加えたらどうか、また、ただいま提案があった点について、これはどういうことかということで積極的にご意見を重ねたいと思います。ご自由にご発言をお願いしたいと存じます。いかがでしょうか。

    (委員) 本計画にあたっての視点、東日本大震災の教訓等が活かされた内容となっており、よくまとまっている方針であると説明を聴いておりましたが、3点ほどソフト及びハード面において質問をさせていただきます。

     まず、1点目なんですが、それぞれ町内会、自主防災組織等に対する、例えばD級ポンプであるとか、救助資機材等々ですね、こういったものの増強配置、こうした点についてのお考え、まずはこれについてお聞きさせていただきたいと思います。

    (事務局) ハード面での機材、例えば消火用の機材などについては、現在地域の自主防災組織それぞれに補助金を交付いたしまして揃えていただいておるところでございますが、より大きな資機材、そういったものが必要になるようであれば、また今後検討してまいりたいと考えております。それぞれ自主防災組織で地域の特性にあった形での装備の充実についてお願いしているところでありますが、今後地域の方々のご意見などもお聞きしながら検討してまいりたいと考えております。

    (委員) ありがとうございます。それでは2点目ですが、それぞれ自主防災組織への教育ですね。先般9月2日に行われた羽村市の総合防災訓練では、小学生、中学生取り入れて、参加人員も大変多い素晴らしいことなんですが、やはり、皆さんがお住まいの地域を舞台にした、それぞれ町会ごとの訓練も必要であろうと、このように考えておるのですが、こうした訓練の展開の仕方等々について、どのようなお考えがあるのかお聴きしたいと思います。

    (事務局) 一昨日、防災訓練を実施させていただきましたが、それぞれの地域ごとに避難所の設営から始まりまして、さまざまな訓練に取り組んでいただいたところでございます。ただいま委員からご提案いただきました点についても、地域によっては既に取り組んでいただいているところがあるものと伺っております。それぞれ地域地域の実態に沿った形で防災に取り組んでいただくというスタンスで現在市の方では考えているところであり、これに合わせて地域の自主防災組織と連携しながら、研修会などについても取り組んでいるところでございます。それぞれの地域での活動の事例などもご紹介させていただきながら、そういったものを啓発の一環として情報提供してまいりたいと考えておりますが、自主防災組織のそれぞれの活動といったところについては、まず、地域の特性にあった、地域の皆さまが実情にあった形でやっていただくのが良いと考えておりますので、ただ今いただいたご提案など地域に提供してまいりたいと考えております。

    (委員) ありがとうございます。最後ですが、この基本方針の中にも示されておりますが、地域の絆、密着度を高めるということで、組織率について触れられている部分があるのですが、何か今現在で組織率あるいは加入率を高める具体的な方策はあるのでしょうか。

    (事務局) 町内会・自治会については所管が地域振興課というところになるのですが、私ども危機管理課の方では、この7月に災害時要援護者対策という切り口になりますが、これを契機といたしまして、まず町内会連合会の皆さま方に要援護者対策のご協力をお願いしたところございます。ここで手を上げてくださった方について名簿にまとめ順次配布してまいりましたが、この中で、実際に町内会に加入されていない方でも手を上げていらっしゃる方がおられます。こういった方々に対しては、市の広報誌あるいはそれぞれ通知を出す機会などにおいて、危機管理課からも、こうした仕組みについては、地域での共助の仕組みが第一義的に働いてくるところでありますので、ぜひ町内会にご加入くださいという周知をさせていただいております。地域振興課につきましては、同じ市民生活部内ということもありまして、こうした防災を切り口にした形での町内会加入の呼びかけですとか、連携を密にしながら地域の連携が深まるような取り組みについて、また同じ市民生活部である防災安全課とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。

    (委員) どうもありがとうございました。

    (会長) 貴重なご意見ありがとうございました。大変重要な視点であると承知をしているところでございます。行政としてもできることは限りがありますので、防災教育については、これまでにも取り組んでおり、徐々に広がりを見せているところではございますが、今後もさらに充実をさせていくことが必要であると改めて感じたところであります。 

     自主防災組織、町内会の関係が出ましたので、町内会連合会長さんがいらっしゃいますので、ご意見やご感想、またお感じになっている課題などありましたら、ぜひ参考にさせていただきたいと思いますが。こちらからご指名して申し訳ありません。それぞれの地域ではいつもご関心をもっていただき、自主的に地域での防災訓練など積極的に取り組んでいただいているところでもあり、ぜひご意見やご感想をいただきたいと考えております。

    (委員) この加入率の低下という点については、今、町内会連合会としては、これまではやっていなかったんですけれども、いろいろ研修会を開いています。日本の世の中全体的に個人主義という傾向にもある中で、やはり人間の考え方を変えるということは、なかなか難しいところにきているであろうと。では、どうしたら良いか。町内会そのものが変わらなければという発想のもとに町内会研修会などを開いております。それと、こうした取り組みも初めてなんですが、11月には防災部長さんや副部長さんも含めて、できる限り大勢の方に集まっていただいて、町内会全体の防災についての話し合い、そういった研修会を開く予定で計画している最中でございます。それにあたっては、東京都の地域の底力再生事業として計画し、補助金を申請して既にとおっているところであり、予算的にはこうした補助金を活用して、ソフト事業としての充実を図っています。また、ハードについてのご質問もありましたが、市の方から自主防災組織に補助金が支出されており、私の町内会では倉庫が用意されており、リヤカーや夜間照明などの機材も揃えており、災害発生の時には、対応できるような体制を整えています。町内会に入って欲しいという投げかけだけでは難しい状況にはあるんですけれど、連合会としては、今ジタバタしないとだめだという認識で町内会長さんみんなと取り組んでいるのが現状でございます。

    (会長) ありがとうございました。改めて地域防災力の強化というのが大事だというふうに思います。そういう意味では、関係機関と連絡をとりながら、防災を通じて地域のコミュニティ、町内会の充実を図れる視点があるだろうと承知しております。そういう視点を盛り込んでまとめてまいりたいと思います。

     その他、ご意見いかがでしょうか。

    (委員) 市役所に勤められている方も災害はいつ、昼間、夜、晴れ、雨問わないんですけど、そういう時に立派な計画があっても、発生した状況によってガラッと変わってしまう部分があると思うんですけれど。そういう場合の市民と市役所に勤めている方との接触、リーダー的な活動をしていただきたい方との関わりが見えないんですけれど、この点はいかがでしょうか。

    (事務局) まず、先ほど申し上げましたとおり、職員の配備体制の強化という点でお話をさせていただきましたが、災害発生の時間帯、あるいは曜日、その状況によって、職員の参集状況というのも変わってまいります。他市の取り組みの中では、事象別に参集、配備体制、発災からどれ位の時間で何人位配備できるか、こういった検討をしているところもございます。職員の配備については、事象事象によって変えていくことを考えております。

     それと、リーダー的な役割を市の職員がというお話ですけれど、これは、これからの検討になりますが、市の方でも災害対策本部の設置の関係ですとか、今現在、地域防災計画の中ではそれぞれの役割分担のもとでもって、例えば避難所の開設班であるとか、役割を分担しておるところでございますが、今の地域防災計画というのは、職員が全員参集するのを前提に作られているところがありまして、職員の配備体制によっては、全部職員が回せるのか課題になっているところがございます。今の委員のご意見ですが、地域の避難所などの想定でのお話だと思いますが、もちろん、避難所開設して一時的なところでは、職員が出向いてまいります。その後、一定の時間が経過して落ち着いたところでは、自主運営を原則とさせていただいております。市の職員も、さまざま業務を回していかなければならないということもありまして、この辺のところは地域防災計画、あるいは震災編の事業継続計画との大きなからみになってくるところではあります。避難所開設のところでは地域に出向いて行って開設するという部分がございますが、一定の期間が経過した後には、市の職員は側方からの支援にまわりまして、避難所は自主運営というのが原則となっておりますので、見直ししていく中でどういった形になるかわかりませんが、基本的にはこの線は変わらないところであるものと考えておりまして、今現在も避難所の運営マニュアルではそうなっております。

    (会長) よろしいでしょうか。

     どうぞ他にご意見ございますでしょうか。

     それでは、ご意見も無いようですので、お諮りさせていただきます。羽村市地域防災計画の改定方針については、ただ今お諮りした、この方針に従いまして改定を進めてまいるということでご了承いただきたいと存じますが、いかがでしょうか。

    (委員) 「異議無し」の声

    (会長) ありがとうございます。ただ今いただきましたご意見など含めまして改定作業に取り組ませていただきます。

     続きまして、協議事項の2点目、「羽村市防災会議スケジュール(案)について」を議題といたします。事務局からの説明を求めます。

     

    (事務局) ~ 事務局から資料5に基づき説明。 ~

     

    (会長) はい、それでは今後のスケジュール案について説明をさせていただきました。ご意見ございますでしょうか。

     このスケジュール案で進めさせていただくということでよろしいでしょうか。

    (委員) 「異議無し」の声

    (会長) それではご了承をいただいたということで、このスケジュールに沿って担当課では作業を進めさせていただくことといたします。今年については後2回ということでありますが、充実したご議論をいただきますよう、お願いいたしたいと存じます。

     以上をもちまして、本日予定をいたしました議題は全て終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

     

    次第6 その他

    (会長) 特にその他ということで、委員の皆さまからのご発言がございますでしょうか。

    (委員) 一つよろしいでしょうか。

    (会長) はい、どうぞ。

    (委員) 先ほど説明のあった「災害の対応記録」の中に触れられていなかったんですけれど、被災地のごみを今燃やしておりますよね。その辺の結果と、今どのようになっているのかということが記録には載らないのでしょうか。まだ終わっていないから載せないということなんでしょうか。

    (事務局) 被災地のがれきの処理の受入れでございますけれど、これは西多摩衛生組合、一部事務組合の方で受け入れておりまして、もちろん羽村市は構成市となっておりますけれど、今回、皆さま方にお示しいたしましたこの記録は羽村市としてのこれまで取り組んできました経過でございます。一部事務組合、羽村市の他にも構成市がございますので、今回のこの記録の中では触れさせていただいておりません。ただ、市も構成市として関わっている部分ではございまして、今後対応記録に含めるかどうかは、担当課の方とも調整して検討してまいりたいと考えております。

    (会長) 私も組合の管理者ということで、その責任者でありますので、対応記録に載せても良いとも思っておりますけれど、主体的に取り組んできたことを記録の中心にしておりますので、西多摩衛生組合で受け入れているのは東京都全体の中の一つの方針に従ってやっておりますので、その中で羽村市が加わっている西多摩衛生組合がこういう対応をしているということの情報は載せることについては参考になることであるとも思います。

     この記録をみてみまして、一年半が経って、これからも間接的な対応って一杯あると思うんですね。被災地のこと、復旧、復興を考えますと、時間が経つとどんどん、どんどん忘れられていってしまうという感じがありますけれど、記録をできるだけ整えていくということが、我々の震災復興に関する関心が高まって継続していくということにも繋がっていくと思いますので、今のお話も含めまして、関連する事項はこの記録の中に網羅していきたいと考えております。

     ありがとうございます。他にはありますでしょうか。よろしいでしょうか。それでは無いようですので事務局に進行を戻します。

     

    (事務局) ~ 事務局から事務的な連絡事項を2点説明。 ~

     

    (会長) スケジュールの案では25年に1回会議開催予定が示されていますが、委員の方の中には3月末で任期が切れる方もいらっしゃるのではないですか。その辺の説明を、任期が切れても継続してこの計画ができるまでは務めていただくのか、事務局から説明をしてください。

    (事務局) 大変失礼いたしました。委員の皆さまの任期につきましては、条例の定めによりまして、それぞれの職で、現職の在任期間中で指定をさせていただいております方と、2年の任期を区切って委嘱をさせていただいる方がいらっしゃいます。3月31日で任期が切れる方は、平成25年4月1日に改めて委嘱をさせていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

    (委員) 「了解」の声

     

    次第7 閉 会

    (事務局) それでは、以上をもちまして第1回の羽村市防災会議を閉会とさせていただきます。本日はありがとうございました。   

       

     

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