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平成23年第14回羽村市教育委員会(定例会)会議録

[2012年12月11日]

平成23年第14回羽村教育委員会(定例会)会議録

日時

平成23年12月20日(火) 午後3時30分~3時51分

場所

羽村市役所東庁舎 4階 特別会議室

出席者

委員長 野崎喜久美、委員長職務代理者 並木恒延、委員 島田哲一郎、委員 羽村章、教育長 角野征大

議題

日程第1 会議録署名委員の指名について

日程第2 教育長報告

日程第3 教育委員会委員活動報告

日程第4 議案第32号 羽村市指定文化財の指定について

 

会議の内容

委員長 ただいまの出席委員は5名です。定足数に達しておりますので、ただいまから平成23年第14回羽村市教育委員会(定例会)を開会いたします。

本日の議事日程は、あらかじめ、お手元に配布したとおりです。

 

日程第1

委員長 会議録署名委員の指名を行います。

会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第34条の規定によりまして、委員長において羽村章委員を指名します。どうぞよろしくお願いします。

 

日程第2

委員長 教育長報告を行います。教育長、お願いします。

 

教育長 11月15日から本日までの教育長報告をお手元に配布させていただいております。

12月議会が22日までとなっておりますがが、教育の問題につきましては多くの議員から一般質問が出ており、対応してきたところであります。

今年もあと10日余りになりましたが、それぞれの所管、学校関係も含めまして、今のところ、滞りなく年の瀬を迎えようとしております。学校訪問等では、教育委員会委員の皆さんにもご出席いただきまして、各学校の様子等をつぶさに観察していただいたと認識しております。

先ほども申し上げましたが、いろいろな行事等がありましたが、順調に進んでいるということで教育長報告にかえさせていただきます。来年もまたよろしくお願いします。

以上です。

 

委員長 以上で報告が終わりました。これから質疑を行います。何かご質問はございませんか。

 

(質疑なし)

 

委員長 以上で質疑を終了します。

教育長報告は以上で終了しました。

 

日程第3

委員長 教育委員会委員活動報告を行います。

教育委員会委員の11月15日から12月20日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

これから質疑を行います。何かご質問、ご意見はございませんか。活動の中で、ご意見などがございましたらお願いします。

並木委員。

 

並木委員 並木です。松林小学校と羽村東小学校の展覧会を見ました。また、ゆとろぎで小学校の絵画展を見ました。

松林小学校の体育館では、今年の東日本大震災を受けて、東北の竿灯祭りや七夕祭りの飾り物がありました。何よりも大きいわらじ、これは学校訪問したときにちょうどつくっておりましたが、非常にアクティブというか、先生の指導が素晴らしいなとつくづく感じました。先生が生徒に与えるそれぞれ発表している課題、こういうものをつくろうというアイデアもとてもいいですね。

羽村東小学校では、まず、展示がとてもきれいで驚きました。展示からくる清潔感を感じましたし、多分、見ている人もそのように感じたのではないかと思いました。

ゆとろぎの小学校7校の展覧会も、ふだんやっている課題の中から比較的いいものを先生が集めて、きれいに展示されていたのですが、松林小学校と武蔵野小学校は先生の指導が相当よいと感じました。

できましたら、選抜展ですから、金賞、銀賞、銅賞など、何かつけてあげたほうが励みになるのではないかと思いました。中には、将来、美術方面へ進みたい人がいるかもしれないし、賞というのは大変な励みになりますから、その辺を考えていただけたらと思いました。

以上です。

 

委員長 ありがとうございます。

島田委員。

 

島田委員 12月4日、小・中学校PTA連合会研修部主催講演会に出席しました。「未来のために今私達ができること」という演題で、メインは栄小学校の甲斐崎先生の被災地での活動、経験、体験談でした。

当日は私と羽村委員との2人で参加しましたが、この日は読売新聞の少年野球多摩大会で、羽村タイガーとドルフィンという、羽村市同士の決勝戦があり、私は途中で中座させていただいたので、最後まで会場にいることができなかったのですが、震災の情報はいろいろなところから目に入ってきたり、耳にしたり、また、自分自身も3月20日過ぎに1回、現地に行きましたが、学校現場の報告を受けたのは初めてのことなので、非常に大変な思いをされたのがよくわかりました。また、現地の子どもたちも非常に大変な思いをしているのだなという感想を改めて得たものです。

以上です。

 

委員長 羽村委員。

 

羽村委員 羽村です。今回、2回の学校訪問がありましたが、それぞれの学校で準備されていて、学校の特色もわかって、非常に有意義でありました。

また、ただ今、島田委員からご報告がありました、12月4日の小・中学校PTA連合会の研修会ですけれども、ワールドカフェという比較的新しい教育手法を用いた研修会で、これも非常に有意義な会でありました。参加された方も、ただ聞くだけではなくて、主体的に研修会に参加できるということになりますので、大変良かったと思いました。

以上です。

 

委員長 ありがとうございます。

それでは、私から2点ほど報告します。

土曜日に特別支援学級の発表会を見てきました。武蔵野小学校、栄小学校、それぞれの学校によって、そしてまた、学年が一つ、学校が一つ上がると、羽村第三中学校のあのような発表になって、個々の子どもたちに合った指導ができていると感じました。夏の学習会などで自分なりに勉強したことの発表を見ますと、まさしく特別支援という形、一人ひとりの子どもたちに合った活動ができているということを感じました。

また、家庭教育セミナーが何回かありましたが、参加者が多かったり、少なかったりします。参加者が多ければいいという問題ではないと思うのですが、非常にいい講師の先生を招いているので、教育委員会の管轄から少し離れるかもしれませんが、ぜひ、できることであれば、幼稚園や保育園、町内会の地域の方々、いろいろな方にご案内して、家庭教育セミナーの2時間の間、同じ場所でいろいろな方と時間を共有して、その家庭のあり方や、地域での考え方というのを皆さんで共有できて、いい会になるのではないかということを感じました。先日の教務主任会でもお話があったように、今回、小中一貫を意識して、一中校区、二中校区で家庭教育セミナーが実施できたことが、非常に前向きで、画期的なことだと思いました。

以上です。

以上で質疑を終了します。

教育委員会委員活動報告は以上で終了しました。

 

日程第4

委員長 議案第32号 羽村市指定文化財の指定についての件を議題とします。

提案者から提案理由の説明を求めます。

 

教育長 議案第32号 羽村市指定文化財の指定について、ご説明いたします。

本議案は、羽村市指定文化財の指定について、羽村市文化財保護審議会より別紙のとおり答申を受けたので、羽村市文化財保護条例第4条第1項に基づき指定するため、提出するものです。

細部につきましては、教育部長よりご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

 

教育部長 議案第32号 羽村市指定文化財の指定について、資料に沿いましてご説明させていただきます。

まず、本案は羽村市文化財保護審議会の答申を踏まえて提案させていただくものでございます。

羽村市文化財候補一覧をご覧いただきたいと思います。

初めに、指定番号第21号、阿蘇神社の木彫狛犬です。これは羽村市指定文化財指定基準では、第1 羽村市指定有形文化財、2 絵画・彫刻・工芸品、(1)各時代の遺品のうち製作が優秀で、市の文化史上貴重なものに該当するものでございます。

狛犬は平安時代から制作されるようになったと言われまして、最初は御帳の端を押さえるものとして、木を彫ってつくられた、手に乗るような小さなもので、獅子と狛犬の対になるものでしたが、やがて神社の神像の前にも置かれるようになり、石製となって広まっていったと考えられています。

本案の阿蘇神社の狛犬につきましては、ここに写真がありますように、高さ20.1センチメートル、全長18.2センチメートル幅11.8センチメートルの小ぶりな獅子を表す作品で、頭部後ろのたてがみの巻き方、腰の部分の立ち上がりの様子、それから、穏やかな表情の彫り方などから、平安時代後期の制作と推定されています。

羽村市における古代から中世期の作品につきましては、非常に少なく、彫刻では、羽村市指定有形文化財に指定されています、室町期の一峰院本尊の十一面観音坐像とこの木彫狛犬の存在が知られていますが、阿蘇神社の歴史の古さを象徴するとともに羽村市の歴史を物語る貴重な資料と言えます。

次に、羽村市指定文化財候補一覧の指定番号第22号をご覧いただきたいと思います。

これは阿蘇神社出土の中世瓦ですが、羽村市指定文化財指定基準では、第1 羽村市指定有形文化財、5 考古資料で、各時代の遺物で学術的価値の高いものまたは市の歴史上重要なものに該当するものでございます。

阿蘇神社の創建につきましては、神社の記録によりますと、推古天皇9年、西暦で言うと601年と言われています。東京都指定有形文化財阿蘇神社本殿の附として指定されている棟札によりますと、天文5年、西暦で言うと1536年に、三田氏の一族の一人である三田定重という武将によって7度目の本殿造立が行われておりまして、中世期には確実に社殿が存在していたことになります。

今回、指定しようとしている瓦につきましては、写真を添付してございますが、すべて境内地から出土したものでございます。当時の建物の屋根は主に植物材料によってふかれておりまして、瓦ぶきの建物はかなりまれな例と考えられます。特に、鬼がわらの出土につきましては、それ相応の屋根の規模を持っていたことの裏づけにもなります。

なお、瓦の年代判定につきましては、軒平瓦の状態を基準とする判定が主となっておりまして、瓦当と呼ばれる軒の前に出る部分のつくり出しの方法やそこに刻まれる文様の様子、それから、焼くときの温度などから、14世紀中ごろから終わりごろ、南北朝時代から室町時代にかけて制作されたものと判断できます。

西多摩地域でほかに中世の瓦が出土している地点としては、あきる野市の二宮神社、青梅市の御嶽神社とこの阿蘇神社のみでありますので、多摩川流域における羽村市の重要性が容易に見てとれる遺物とも言えます。

最後になりますが、羽村市指定文化財候補一覧の指定番号第23号です。

小作の宝篋印塔です。羽村市指定文化財指定基準では、第1 羽村市指定有形文化財、1 建造物・建築物・土木構造物及びその他の工作物のうち、次の各号のうちに該当するもののうち、イ 市の歴史を考察する上で価値の高いもの、及びエ 地域的な特色において顕著なものに該当するものです。

この宝篋印塔は、写真にもありますように、小作地区の共同墓地内にあるものでして、直接管理する者が不在となったことから、他の共同利用者の了解を得まして、当面の間は現地で教育委員会が管理することになったものでございます。

宝篋印塔とは、中世期の供養塔の一種で、墓石としても使用される石像物です。この宝篋印塔は反花が高く、基礎・基壇を2区に分け、塔身に輪郭を有するなど、関東形式の典型的なもので、使用されている石はあきる野市伊奈を原産地とする伊奈石と言われる非常に加工しやすい石質の石です。中世期には、この石を使って、多くの宝篋印塔や五輪塔がつくられたことが青梅市やあきる野市の資料からも判明しています。

また、この宝篋印塔が造立したと考えられる応永年間、西暦で言いますと1394年から1428年につきましては、勝沼を本拠地とした三田氏が活躍した時期でありますが、幕府中枢での権力抗争、鎌倉府や関東管領に争い事が絶えなかった時期でもあり、そういった社会情勢を反映した石像物とも考えられ、市内における当時に様相を考察する上でも貴重な資料となってございます。

以上、議案第32号 羽村市指定文化財の指定についての細部の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。

 

委員長 以上で説明が終わりました。これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

並木委員。

 

並木委員 質問です。この文化財保護審議会のメンバーの方々がこれを決定するのですか。あるいは、それプラス、専門家の方に何か意見を聞くということはあるのですか。

 

生涯学習課生涯学習係長 ただいまの質問ですが、文化財保護審議会のメンバーが話し合うその材料として、ほかに学術調査をした結果を受けて、審議会の委員さんが検討され、そして、教育委員会からの諮問に対して、今回は指定することが妥当であるという答申で戻ってきたものを正式に指定するために、今日、議案として上げさせていただいているものです。

 

並木委員 では、審議会委員以外にも見てもらうということですか。

 

生涯学習課生涯学習係長 木造狛犬につきましては、青山学院大学の浅井先生、彫刻史の権威の先生にお願いしまして見ていただきました。また、中世瓦につきましては、府中市郷土の森博物館の学芸員と日野市の教育委員会の学芸員、この時代の瓦を研究されている人です。また、宝篋印塔につきましては、文化財保護審議会の持田委員に見ていただいて、それぞれ評価をいただいて、その内容を文化財保護審議会で議論したということです。

 

並木委員 わかりました。より専門的ということですね。

 

委員長 何かほかにございますか。よろしいですか。

 

(質疑なし)

 

委員長 以上で質疑を終了いたします。

お諮りします。日程第4 議案第32号 羽村市指定文化財の指定についての件は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」との声あり)

 

委員長 ご異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり承認することに決定しました。

これをもちまして、平成23年第14回羽村市教育委員会(定例会)を閉会いたします。

ありがとうございました。

 

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課(総務係)

電話: 042-555-1111 (総務係)内線352

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