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平成24年度第4回羽村市文化財保護審議会会議録

[2013年8月14日]

平成24年度第4回羽村市文化財保護審議会会議録

日時

平成25年3月28日(木) 午後1時55分~午後3時25分

会場

羽村市生涯学習センターゆとろぎ 特別会議室

出席者

委員 白井裕泰会長、坂上洋之副会長、和田哲委員、坂詰智美委員、島田秀男委員、畔上直樹委員

事務局 生涯学習部生涯学習総務課長 市川康浩、同課長補佐 宮沢賢臣、同生涯学習推進係主任 清水浩美

欠席者

金子淳委員

議題

  1. あいさつ
  2. 平成24年度第3回羽村市文化財保護審議会会議要旨の確認について
  3. 東京都指定天然記念物「羽村橋のケヤキ」現状変更の許可について
  4. 東京都近代化遺産総合調査第1次調査の提出について
  5. 『羽村市史』編さん事業について
  6. その他

傍聴者

なし

配布資料

  1. 平成24年度第3回羽村市文化財保護審議会会議録
  2. 東京都近代化遺産総合調査第1次調査票

会議の内容

開会

(事務局) それではこれより、平成24年度第4回羽村市文化財保護審議会を始めます。生涯学習総務課長よりあいさつ申し上げます。

あいさつ

(生涯学習総務課長) 本年度最後の文化財保護審議会になります。1年間いろいろとありがとうございました。本日もいくつかご意見をお伺いしたい事案がありますので、よろしくお願いいたします。また、議題にもあげておりますが、来年度から市史編さん事業も始まりますが、委員の皆様にもお世話になることも多いと思います。よろしくお願いいたします。

(事務局) 会長、よろしくお願いいたします。

(会長) 今日、ここへ来る道すがら、桜が満開だった。

文化財保護については、1年間ありがとうございました。いくつかの課題もあり、新たに市史編さんも始まるということだが、しっかりと取り組んで行きたい。

では、早速会議に入りたいと思う。よろしくお願いします。

(事務局) それでは、本日の会議の進行について会長にお願いします。

1 平成24年度第3回羽村市文化財保護審議会会議要旨の確認について

(会長) それでは、最初に、平成24年度第3回羽村市文化財保護審議会会議要旨について、事前にお送りされているが、何か訂正などはあるか。

(委員) 「ナラガレ」「マツガレ」という表記があるが、「ガレ」は「枯れ」としたほうがわかりやすい。

(会長) では、そのように訂正をお願いします。

他になければ、その他についてはこれで承認とさせていただく。

 

2 東京都指定天然記念物「羽村橋のケヤキ」現状変更の許可について

(会長) 次に「東京都指定天然記念物「羽村橋のケヤキ」現状変更の許可について」を議題とする。事務局からお願いする。

(事務局) 第2回の会議でも説明させていただいたが、奥多摩街道羽村橋付近の歩道拡張工事に伴って、東京都指定天然記念物「羽村橋のケヤキ」の現状変更許可申請が、西多摩建設事務所から提出された。この案件については、羽村市教育委員会の許可権限ではなく、書類を東京都へ進達したが、先般、許可の通知があった。具体的な工期については、西建と所有者の間で調整中である。

(会長) 以上の説明だが、何か質問はあるか。

(委員) ケヤキ根元の池に水がない。今までに水がなかったことはなかったと思うが、何か原因があるのか。

(事務局) これまでも、冬季には涸れていた。所有者の話だと、段上をアスファルト舗装してから、地下水脈が変わったようだとのことである。雨水管の整備などにより、雨水が地下に浸透しなくなっている。今後も状況を注視していきたい。

(委員) 確かに、舗装などが影響していると思うが、ケヤキの生育自体にはそれほど悪影響があるとは、個人的には思わない。

(委員) 確かに、よくよく説明すれば理解できるが、地元には、池の渇水がケヤキの生育に影響していると考える人もいる。今回、歩道を設置することで、ケヤキが枯れてしまうと思う人もいると思う。しっかりとした見解なり整理をしておいたほうがいい。

(事務局) ケヤキについては、大手術を行い、これまでの景観と大きく変わっている。しかし、昨日現場を確認すると、新たな芽吹きも確認でき、順調に回復していると思う。また、3月は大風が多かったが、枝の折損の心配がなかった。

(委員) 湧き水と歩道設置は直接関係ない。きちんと説明していく必要もあるが、根系調査の結果も出ていることだから、許可は問題ないと思う。

市内の他の湧き水の状況はどうなのか。

(事務局) 寺坂の途中に「馬の水のみ場」がある。また、一峰院境内にも湧水がある。詳細な状況については把握していないが、減少しているのは事実だと思う。

(会長) 他に、何か質問はあるか。問題がなければ、この件は了解することとする。

 

3 東京都近代化遺産総合調査第1次調査の提出について

(会長) 次に「東京都近代化遺産総合調査第1次調査の提出について」を議題とする。事務局からの説明をお願いする。

(事務局) これも第2回会議でご意見をお伺いしたが、東京都近代化遺産総合調査が12月から3月にかけてあった。第2回会議で候補としてあげられた「玉川上水羽村取水堰」「懐古の井戸」について調査票を提出した。水道の最初の井戸が保存されているが、これについては昭和30年代の築造で、今回の調査対象年代からは外れるので、調査票は作成しなかった。また、蚕室についても、すでに都の調査でリストアップされ、第2次調査まで行って報告書が出ているものがあるので、今回は見送らせていただいた。

(会長) 何か、質問はあるか。

(委員) 懐古の井戸がコンクリート造となっているが。

(事務局) 外見がコンクリート造である。内部構造は、現在井戸に蓋があるので確認できなかった。

(委員) 内部は石積みではないか。

(委員) なぜ、懐古の井戸をリストアップしたのか。近代化遺産と結びつきにくい。

(事務局) 懐古の井戸は、明治27年に青梅鉄道が開設されたときに、下田伊左衛門が、今後の小作の開発を見越して、私費を投じて開削した井戸で、小作の開発の象徴として「近代化遺産」としてリストアップした。

(委員) 郷土博物館に、当時の資料が残っている。非常に貴重な資料で、井戸自体も、今の事務局の説明どおり、小作の発展に貢献している。

(委員) 所有者がJR東日本となっているが。

(事務局) 駅構内なので、JR東日本の所有である。

(委員) 今後取り壊されるようなことはないのか。

(事務局) 実際に確認したわけではないが、小作駅の改築の際にも現状で保存されているので、教育委員会が設置している説明板が利いているのかとも思う。

(委員) 小学生の社会科副読本にも紹介されており、今後も活用していく必要がある。

(委員) 市指定文化財の指定も考える必要があるのではないか。

(事務局) 指定にあたっては、所有者の同意も必要になってくるので、今後も情報収集に努め、検討していきたい。

(委員) 取水堰については、一体ではないのか。

(事務局) 一体として捉えているが、調査票の記入形式が個々の建造物ごとということ、それぞれの建築年代が異なることから、別々の調査票とした。

(委員) この調査は、文化財指定を前提としていると思うが、その辺はどうなのか。

(事務局) 玉川上水は、水路が史跡に指定されている。今後の追加指定で、堰の構造物を指定することは、都教委も意識している。史跡に指定されれば、その範囲内の建造物についても指定文化財となる。

(委員) 個々の重要文化財ということか。

(事務局) 既指定の史跡の追加ということになる。しかしながら、これまで堰構造物の学術調査が実施されていなく、今回の調査で3次調査が行われれば、基礎資料を得ることができる。追加の際には、投渡堰下流の花崗岩石畳の範囲も入れたいと考えている。

(委員) 史跡の指定範囲はどうなっているのか。

(事務局) 水路部分と第一水門の内側で、構造物は含まれていない。

(ホワイトボードを使用し、略図で説明)

(委員) 桜並木は指定範囲か。

(事務局) 指定範囲に含まれていない。

(委員) そこは指定されないのか。

(事務局) 以前、文化庁の名勝調査があったときには、堰の桜並木についてもリストアップしている。

(委員) 指定の可能性はあるのか。

(事務局) 歴史が浅く、ソメイヨシノの並木なので、かなり難しいと認識している。ただし、文化財指定はされなくても、すでに都の歴史環境保全地域、都立公園に指定されていると思うので、保存活用は問題ないと思う。

(委員) 郷土博物館の資料にも、桜並木を作った当時の記録があったと思う。

(委員) 小金井の桜並木はどうなっているのか。

(事務局) 小金井桜はすでに名勝に指定されている。ここはヤマザクラが植えられており、羽村の並木とは様子が異なる。

(会長) では、この件については、この辺でよろしいか。

 

4 『羽村市史』編さん事業について

(会長) 次に、「『羽村市史』編さん事業について」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

(事務局) 平成25年度から平成29年度までの『羽村市史』編さん事業が始まる。新たな組織を設けて取り組んでいく。平成25年度は準備段階として、前半は準備の準備と行政文書の整理作業を、後半は前半の作業を引き継ぎながら「編さん審議会」「編集委員会」「市民調査員」などの組織化を図り、平成26年度から本格的な作業に入る予定です。

 内容的には、『羽村町史』が戦後の記述が不十分であることから、その部分が中心になるが、他の時代においても新たな知見や研究が進んでいるので、当然、その部分は補う必要もあり、全体としては原始古代からの通史となる予定です。

文化財保護審議会の委員にも、いろいろとご協力をいただきたいので、よろしくお願いします。

(委員) 具体的に、市の組織はどうなるのか。

(事務局) 先日の内示では、生涯学習総務課に市史編さん担当を設置し、担当の職員を配置する。先ほどの説明でもあったが、平成25年度は準備期間として、平成26年度から本格的な人員配置を含めて、編さん事業を進めていく予定です。

(委員) 他の市では、首長部局が所管するケースが多いが。

(事務局) 26年度以降の体制については、さまざまな要件を考慮し、配慮しながら進めていく予定です。

(委員) 文化財保護審議会の役割りは。

(事務局) 現時点では、特にこの場で諮問を受けたり、何かを決めたりということは考えていません。新たに「市史編さん審議会」のようなものを組織する予定ですので、委員個人としてお願いすることはあるかもしれませんので、よろしくお願いします。

(会長) では、われわれもできる限りの協力をしていき、市史編さんと連携を図っていきたいと思う。皆さんもよろしくお願いします。

 

5 その他

(1) 平成25年4月1日付人事異動について

(会長) 次に、「平成25年4月1日付人事異動について」を事務局からお願いします。

(事務局) (教育委員会関係の人事異動について説明)

(会長) 何か質問はありますか。

(委員) 市史編さん担当と文化財は別ということか。

(事務局) 市の組織上、そのようにさせていただいた。ご理解いただきたい。

(会長) その他あるか。なければ、この件はこれで。

(2) 次回日程について

(会長) 次に「次回日程」だが、何かありますか。

(事務局) 通常、文化財保護審議会は年4回の開催で、5月、7月、11月、3月の予定です。次回は5月で調整をお願いします。

 今年度は、木曜日で調整させていただいていましたが、いかがか。

(会長) 皆さん木曜日が調整しやすいということなら、来年度もそれでよろしいでしょうか。そうすると、次回は16日でいかがでしょうか。

(各委員) 特に異議なし

(事務局) では、5月16日(木)午後2時から、この場所でお願いします。

(会長) 他に何かありますか。

(事務局) (配布物の確認)

(会長) 他にないようでしたら、これをもって会議を終了します。本日は大変お疲れ様でした。

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習部郷土博物館

電話: 042-558-2561

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