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    平成24年度 第1回羽村市環境審議会会議録

    • [2014年8月29日]
    • ID:5997

    平成24年度 第1回羽村市環境審議会会議録

    日時

    平成25年3月25日(月曜日)午前10時~午後0時10分 

    会場

    市役所西庁舎3階庁議室

    出席者

    【委員】大崎玄、大宮妃路子、岡誠、谷口宏乃、船木信雄、大塚秀則、藤井孝之、北浦勝平、福嶋司

    【事務局】産業環境部長、環境保全課長、環境保全係長、環境保全課主任

    欠席者

    【委員】丹野紀子

    議題

    1 開会

    2 委嘱状交付

    3 委員の紹介

    4 会長・副会長の選出

    5 報告

    (1)環境審議会の位置づけについて

    (2)羽村市環境基本計画について

    (3)羽村市地球温暖化対策地域推進計画について

    6 議題

    (1)羽村市エネルギー使用の合理化及び地球温暖化対策統合実行計画について

    配布資料

    ・次第

    ・羽村市環境審議会委員名簿

    ・羽村市環境基本条例【資料1】

    ・羽村市環境基本計画について【資料2】

    ・羽村市エネルギーの使用の合理化及び地球温暖化対策統合実行計画について【資料3】

    ・第五次羽村市長期総合計画

    ・羽村市環境基本計画(改訂版)

    会議の内容

    1 開会

    2 委嘱状交付

    市長(産業環境部長)から各委員へ委嘱状交付

     

    3 産業環境部長あいさつ

    本来であれば早くに開催すべきところであったが、年度末の時期の開催になってしまい申し訳ない。この環境審議会では、環境基本計画の策定へ向けてご意見をいただきたいと考えている。「環境」と一言で表しているが、とても範囲が広く、また、市民の皆様に直結する部分であるので、皆さんから忌憚のない意見をいただきたいのでよろしくお願いする。

     

    4 委員の紹介

    環境保全課長より各委員を紹介

     

    5 会長・副会長の選任

    (事務局)羽村市環境審議会規則第3条において、審議会に会長及び副会長を置き、委員の互選によって定めることと規定している。そこで、会長及び副会長の選任について意見を伺いたい。

    (委員)学識経験者である福嶋司委員を推薦する。

    (事務局)会長に福嶋委員を推薦していただいたが、他に意見あるか。

    (委員)特になし

    (事務局)意見が無いようなので、本審議会の会長を福嶋委員としてよろしいか。

    (委員)異議なし

    (事務局)異議なしと認め、会長に福嶋委員を選任させていただく。次に副会長の選任についてご意見を伺いたい。

    (委員)前期も副会長を務められていた大崎委員を推薦する。

    (事務局)副会長に大崎委員を推薦していただいたが、他に意見あるか。

    (委員)特になし

    (事務局)意見が無いようなので、本審議会の副会長を大崎委員としてよろしいか。

    (委員)異議なし

    (事務局)意義なしと認め、副会長に大崎委員を選任させていただく。それでは、ここで会長に就任された福嶋委員、副会長に就任された大崎委員からご挨拶をお願いする。

    (会長)微力ではあるが、精一杯努めたい。皆様のご協力をお願いしたい。

    (副会長)市内の「稲荷緑地の会」でも活動している。羽村市は、年々緑比率が下がってきているという現状である。会長は緑保全の専門であるので、いろいろな話をお聞かせ願いたい。

    (事務局)それでは議事に移るが、羽村市環境審議会規則第3条の規定により、会長が会務を総理することとされているので、会長に議事進行をお願いする。

     

    6 報告

    (1)環境審議会の位置づけについて

    (会長)それでは議事に移る。1項目め「環境審議会の位置づけについて」を事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料1「羽村市環境基本条例」に基づき説明

    (会長)意見などはあるか。

    (委員)特になし

    (会長)無いようなので次に移る。2項目め「羽村市環境基本計画について」を事務局から説明をお願いする。

     

    (2)羽村市環境基本計画について

    (会長)2項目め「羽村市環境基本計画について」を事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料2「羽村市環境基本計画について」に基づき説明

    (会長)意見などはあるか。

    (委員)計画案を作成する市民ワーキンググループはどのようなものか。

    (事務局)委員は公募委員で構成し、市民の立場から考えられる環境分野などについてご意見をいただきたいと考えている。また、市の環境施策全般についても提案や改善へ向けてのご意見をいただきたいと考えている。

    (委員)町内会・自治会ごとに各地域での市民意見を募る「地域懇談会」のようなものは考えられないか。公募委員だけでは、限られた地域の実情しか提案できないということもあるため、各地域で意見聴取を行うことで、地域の実情が見えてくることもあると思う。例えば、小作台地区に建設中の高層マンションについては、禁止する条例がないため、業者に強く申し入れできずに市民が困っているということもある。

    (会長)各地域の代表者を集めた会議で意見聴取するということか。

    (委員)町内会・自治会での定例会の中で、環境に関することを議題とし、各町内会・自治会ごとに意見を出してもらうようにしてほしい。そうすることで、羽村市域全体から意見をもらえることにつながる。

    (委員)町内会・自治会はいろいろな専門部会があり、環境部会もあるが、専門的な知識に特化した分野ではない。市民ワーキンググループの方法で行うことのメリットは、誰でも参加できることだと思う。町内会・自治会の会議の中で、環境問題に対して意見がある方を募集していただき、その方に市民ワーキンググループに加わっていただくということができるので、町内会・自治会の会議の中で呼びかけをしていただきたい。

    (委員)市民ワーキンググループ、庁内組織、環境審議会など、多くの会議が関わるので、関係図が難しいと思うので、イメージしやすいような関係図、また、最終的に計画を策定する機関を示してほしい。

    例えば、東日本大震災での災害廃棄物の受け入れを行ったが、とても良いことだと思っている。しかし、いつのまにか決まっていたので、受け入れを決定した機関がどこなのかが知りたいとも思った。環境審議会の位置づけ・役割などを認識しておきたい。

    さきほどの委員の意見にあった市民意見を取り入れる手法についてだが、町内会・自治会によって取り組み方も違うため、意見を待つだけでは、意見が出てこない地域もあるかもしれない。多くの市民意見を取り入れるため、意見を聴取しやすい方法で行っていくことが良いと思う。

    (事務局)市民参画をどこまで取り入れるかという課題があると考えている。環境基本計画(第一次)を策定した際は、とにかく多くの市民意見を取り入れようということで、多いときは委員が50人位いる会議を、1年間に100回以上行った。そのため、多くの市民意見を取り入れられたので、行政機関だけで策定する計画よりも市民の声が反映された計画とすることができた。それが市民参画の良さであるとも考えている。

    地域の意見を聴く手法としては、町内会・自治会ごとなのか、またはある程度の地域ごとに分けて懇談会を設けるのか今後検討していくが、いずれにしても地域の声を聴く機会は設けたいと考えている。

    計画策定のスケジュールについてだが、この環境審議会において、計画(案)を作成していただきたいと考えている。その後、市としての計画(案)を決定し、意見公募手続(パブリックコメント)を行う。意見公募手続後に、羽村市が計画を策定する。

    先ほどの災害廃棄物については、災害廃棄物の処理について国が方針を定める前に、東京都が受け入れ方針を固めた。都内全域で受け入れる方針に対して、東京都市長会として受け入れを応援することを決定したため、西多摩衛生組合においても災害廃棄物の受け入れを決定したという経緯である。

    (委員)環境基本計画が策定されたのが平成13年3月なので、10年以上が経過している。私も、当時の計画(案)を作成する委員であった。緑、景観、水、公害、廃棄物など、分科会のようなものを作り、それぞれの分野ごとに意見を述べてきた。計画は5年ごとに見直すこととしていたので、見直し後の計画が「羽村市環境基本計画(改訂版)」(平成19年3月策定)である。これらの計画は、市民ワーキンググループのように、市民が自由な意見を言える機会があって素案が作られていった。今回は、市民ワーキンググループからの意見述べていただけるが、さらに市民意見を取り入れるのであれば、地域懇談会のような手法を検討することも必要である。

    私の考えとしては、計画自体の骨子は前計画に沿った形で進め、現状に合わない箇所を修正・削除していき、新たな課題については追加していくという形式で進めていくのが良いのではないかと考えている。

    (会長)委員からの意見をまとめると、

    (1)地域に出向いて、地域ごとに異なる実状を聴取する方法

    (2)町内会・自治会の会議の中で環境についての意見をだしていただき、代表者にワーキンググループに参加していただくよう呼びかける方法。

    (3)市民ワーキンググループから市民意見をもらうのが、全体を進めていく中で、さらに市民意見の必要があれば、地域懇談会などの手法を検討していく。

    事務局から示されている方向性の趣旨としては、市民誰もが意見を出せる状況にするということだと思う。まずはこの方向性で進めていき、その中で、必要に応じて地域懇談会などの手法を取り入れることを検討していくという進め方はどうか。

    (委員)地域懇談会の実施と代表者にワーキンググループに入っていただくことの両方を実施することはできないか。ワーキンググループに参加しない地域の意見が反映されないということになってしまう。

    (委員)町内会・自治会によって、意見を出せる地域と出せない地域と分かれてしまうこともある。

    (委員)近年、町内会・自治会の加入率が下がっているため、町内会・自治会だけでは意見を聴き取れないということもある。それに比べて、誰でも参加できる市民ワーキンググループの場合は、町内会・自治会に加入していない市民でも意見を言える。

    (委員)まずは、関心のある人がワーキンググループに参加して、意見をいただくということから始めるのが良いと思う。

    (事務局)市民の意見を取り入れる方法は「市長とトーク」というものを実施しているが、一年間ですべての町内会・自治会を回ることはできない。今回は、市民ワーキンググループを公募し、地域の意見を聴く機会は何らかの方法で実施できるよう検討する。

    (会長)基本的には、市民の意見を聴くことを念頭に実施していくよう求める。

    (委員)多くの市民から意見を聴くということは同感であるが、地域性・住民意識の違いもあるためか、なかなか多くの意見が出てこないということが懸念される。市民全員から意見を聴くことができないため、環境審議会委員が、市内全体のことを考えて意見を述べることが必要であると思う。

    これまでの実績・評価や次期計画の数値目標などについて、次回の審議会の際に示すことはできるのか。また、他の計画との整合を図るとしているが、どのような計画との整合を図らなければならないのか。

    (事務局)数値目標については、次回審議会に示すため作業を進めていく。具体的な数値は、長期総合計画や都市計画マスタープランなど他の計画との整合を図る。また、これまでの実績や評価については、今後、内部で調査を進めていく。

    (会長)このような計画は、まずは理想とする夢がないと作れない、しかし、夢を語るだけではなく、現実と照らし合わせながら進めていかなければならないものである。「絵に描いた餅」にならないよう、短い期間であるが、羽村市の将来の環境を見据えた計画となるようなものにしなければならない。

    (委員)現行の計画から変更する箇所は、具体的に洗い出しはできているのか。

    (事務局)これから作業を進めていく。

    (委員)現行計画に掲げてある「市民の取り組み」「事業者の取り組み」「市の取り組み」と具体的に示しているので、これは引き継いでほしいと考えている。

    (会長)現在のスケジュールでは、12月に意見公募手続があり、1月に計画策定としているが、意見公募手続実施後、意見反映の有無関わらず、策定前に環境審議会に計画(案)を示してほしい。

    (事務局)計画(案)の進捗状況については、審議会開催とは別に随時示していきたいと考えている。

    (委員)羽村の畑の多くは、街灯や商業店舗の光が差すところにあり、農作物が夜間眠れないということもあると聞いているので、この「光害」への対策も考えていく必要があると思う。

    (事務局)現行の計画にも「光害」について項目を設けている。当時は、まだあまり「光害」は注目されていなかったものである。今後、次期計画を策定していく中で、検討する内容にもなってくるかもしれない。

    平成25年度は、環境基本計画の他にも、「緑の基本計画」を策定する予定である。この緑の基本計画は、緑地や農地の保全などを含むが、環境基本計画と同じような内容も含む。そのため、環境基本計画は、緑の基本計画の内容を含んだ形で策定していきたいと考えている。

    (会長)短い期間で策定しなければならないが、迅速に取り組んでいただきたい。他にあるか。無いようなので次に移る。3項目め「羽村市地球温暖化対策地域推進計画について」を事務局から説明をお願いする。

     

    (3)羽村市地球温暖化対策地域推進計画について

    (会長)3項目め「羽村市地球温暖化対策地域推進計画について」を事務局から説明をお願いする。

    (事務局)資料3「羽村市エネルギー使用の合理化及び地球温暖化対策統合実行計画について」に基づき説明

    (会長)意見などはあるか。

    (委員)温暖化対策については、国の方針がはっきりしていないこともあり、各自治体ともなかなか進んでいない中、羽村市は早くに取り組みを始めたので、さらに推進していただきたい。

    CO2の削減量の目標を50%と掲げている自治体もあるが、検証しきれていない部分もあると聞いている。羽村市は、計画の検証をどのように行っていくのか。

    (事務局)東京都内各自治体のCO2の排出量については、(公財)特別区協議会及び(公財)東京市町村自治調査会が調査しており、その調査結果を基にする予定である。この調査結果は2年前の数値が最新の数値となるため、タイムラグがあり、直接的に結び付けられない部分もあると思うが、この調査結果を基にしていく。

    電気使用量などの各種データを入力すると、算定されるプログラムを、都内の自治体が共有している。このシステムは、入力する最新のデータが2年前の数値となってしまうため、その年の温室効果ガス排出量を算出することはできないが、地球温暖化対策地域推進計画の計画期間の中間年である、平成27年度の数値は捉えておかなければならないと考えている。

    (委員)CO2削減の目標数値達成のために、企業へはどのように働きかけているのか。

    (事務局)羽村市の特徴として、産業部門が排出量の半分を占めている。各事業者にとっては、エネルギー使用の削減が経費の削減につながるので、これまでも削減の努力をしてきていただいている。それをさらに25%削減するという目標は、困難なことかもしれないとも感じている。省エネ法により、ある一定規模以上のエネルギーを使用する事業所は、毎年度1%のエネルギー使用の削減義務があるため、事業者には、引き続き削減に努めていただきたいと考えている。

    (会長)他にないようなので、次に移る。

     

    7 議題

    (会長)「羽村市エネルギー使用の合理化及び地球温暖化対策統合実行計画について」を事務局から説明をお願いする。

    (事務局)この羽村市エネルギーの使用の合理化及び地球温暖化対策統合実行計画(以下「統合実行計画」という。)は、羽村市役所の事業者としてのCO2削減計画である。CO2削減については、いくつもの法令、計画に渡り、独立した計画になっているため、それらを統合させた計画にしようとするものである。

    以下、資料3「羽村市エネルギーの使用の合理化及び地球温暖化対策統合実行計画について」に基づき説明

    (会長)質問などはあるか。

    (委員)環境審議会委員が市民ワーキンググループの会議に参加・傍聴することはできるのか。

    (事務局)環境審議会委員と市民ワーキンググループの委員の両方を務めることは、難しい部分もあると思う。傍聴することは差し支えない。

    (委員)ポイ捨て条例では、罰則(過料)を定めているが、実績はあるのか。また、どのような手順になるのか。

    (事務局)これまでに実績はない。現在は、シルバー人材センターに委託し、環境指導員として指導にあたっており、まずは指導し、ポイ捨てなどをやめていただく。それでもやめない悪質な場合は、過料処分を行うことになる。なお、過料処分を行うことができるのは、市の職員のみである。

    (会長)他にあるか無いようなので、本日の会議は終了する。

    (事務局)次回会議日程については、後日改めて日程調整を行う。会議の時間帯は、基本的には午後の開催を考えている。

     

    終了 午後0時10分