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平成25年度第2回羽村市文化財保護審議会会議録

[2013年12月5日]

平成25年度第2回羽村市文化財保護審議会会議録

日時

平成25年7月11日(木) 午後2時00分~午後3時15分

会場

羽村市生涯学習センターゆとろぎ 特別会議室

出席者

白井裕泰会長、坂上洋之副会長、和田哲委員、金子淳委員、島田秀男委員、畔上直樹委員

欠席者

坂詰智美委員

議題

  1. あいさつ
  2. 平成25年度第1回会議要旨の確認について
  3. 東京都指定有形文化財「阿蘇神社本殿」消防設備改修工事の進捗状況について
  4. 『羽村市史』編さん事業について
  5. 平成25年度管外視察について
  6. その他

傍聴者

なし

配布資料

  • 平成25年度 第2回羽村市文化財保護審議会 次第

会議の内容

1.あいさつ

(生涯学習総務課長)皆さんこんにちは。第2回羽村市文化財保護審議会にご出席いただきまして、ありがとうございます。毎日暑い日が続きますので、ここまでご足労いただくのは大変だったと思います。

 また、今年度は、第68回の国民体育大会が開かれます。市役所玄関には、カウントダウンボードが設置されており、残り80日となっておりました。9月末から10月にかけて開催されますので、機会がありましたら、ご覧いただきたいと思います。

 それでは、本日の会議につきましては、次第に沿って進めさせていただきます。よろしくお願いします。

(会長)こんにちは。今、お話しがあったように、大変暑いですので、体調には気を付けてもらいたいと思います。

 また、参議院議員選挙の真っ最中ですが、インターネットを使って選挙活動ができるようになりました。やはり情報は新聞などに比べると、かなり詳細に出ており、フェイスブックやツイッターなどもよく活用しているようで、若い人がこれで選挙に行ってくれると良いと思います。

 関連して、羽村市のホームページなども見てみると、文化財のページなども大分整備されていましたが、どこにどういう文化財があるのかがわかるマップがあればと思いました。また、新しく文化財に指定されたものに関しては細かい掲載がありますが、以前からのものに関しても更に細かい情報が見られるように見直していただければと思いました。

 

2.平成25年度第1回会議要旨の確認について

(会長)訂正等はあるか。

(各委員)特になし

(会長)原案のとおり承認とする。

(事務局)今後、市ホームページ等で公表する。

 

3.東京都指定有形文化財「阿蘇神社本殿」消防設備改修工事の進捗状況について

(会長)事務局より説明をお願いする。

(事務局)第1回の会議でもご説明させていただいたが、阿蘇神社の消防施設のエンジン駆動式ポンプが、起動時に不具合を生じているため、エンジンポンプ等の取替え工事を実施する。東京都及び羽村市の補助金を充てるなど、総額325万5千円の工事を計画している。

 東京都の補助金の交付決定があり、羽村市もそれに基づいて補助金の決定を行っている。現在、阿蘇神社と施工業者との間で工事の日程調整をしているが、阿蘇神社の行事等の関係で、実際に工事に着手するのは10月以降を予定しているとのことである。

(会長)何か質問等はあるか。

 ポンプを一式取り替えるということか。

(事務局)そのとおりである。

(会長)配管などは取り替えないのか。

(事務局)付属の部分についてもある程度の交換になるかと思う。施工業者からは、まず、コンクリート基礎を作り直し、その上に新たなポンプを設置するという工程だと聞いている。

(会長)ポンプ小屋の基礎を壊すということか。

(事務局)建物内にあるポンプを置くコンクリート土台である。

(会長)今現在、小屋の基礎とポンプの土台が一緒になっていると思われるが。

(事務局)新しいポンプ用に土台を増すなどして整えると思われる。今のままの土台では安定しないので、安定するような土台を整えることとなる。

(委員)負担の割合はどうなっているか。

(事務局)工事費総額が325万5千円であるが、そのうち東京都からは、総額の65%の211万5千円の補助金が出る。また、羽村市の補助額は、総額から都補助額を差し引いた額の1年2月の57万円となる。阿蘇神社が負担する額も57万円である。

(委員)前回の説明では、経年劣化による改修工事ということであったが、設置年月日はいつであったのか。

(事務局)昭和62年2月に設置している。

(会長)他にはあるか。なければ次に移る。

 

4.『羽村市史』編さん事業について

(事務局)羽村市史の編さん事業は、平成25年4月から担当部署が立ち上がり取り組んでいるところであるが、編さん体制の整備に至っていないのが現状である。なお、7月中に嘱託職員を採用し、行政文書の整理から進めていく予定である。

 各市町村の前例を見ると、市史編さん作業で集めた資料のその後の活用が課題となっている。その後の文書等の引継ぎについては、福生市などは教育委員会へ引き継がれているが、市史編さんで活用した資料をどう扱うかは、早いうちに方向性を出した方か良いと思っている。

 羽村市の文書管理規程では、公文書の保存年限について、1年、3年、5年、10年、永年と定めているが、文書管理規程の定めで廃棄とされた公文書においても、羽村の歴史的価値からすると、廃棄してしまっては困るものもあると思われる。その取り扱いも早急に文書担当と協議し、一定の基準を決めていきたいと考えている。

 また、庁舎の耐震工事が8月1日から始まるため、これまで保管されている公文書などの移動がある。その際にも注意を払い、本来残した方が良い文書類の確認を行いたいと考えている。

(会長)何か質問はあるか。

(委員)市史編さんにあたっては、大学や一般市民、研究者などが加わらないのか。これまで単発的に調査研究を行ってきた学芸員や、ある程度の知識もあり紀要なども発表している人材などを上手く活用するのも大切ではないか。

(事務局)調査体制については、どのようにするか正式に決まってはいないが、担当者としては、大学のノウハウと民間研究者の併用というところで考えている。やはり調査の最先端というところには、地元の研究者などに関わっていただき、それを資料として吸い上げて整理するところには、ある程度専門的な知識を持った人材が必要になってくるので、上手くバランスを取りながら、両方の力を借りることを考えている。

(委員)タイムスケジュールが遅れている理由は、具体的にあれば教えていただきたい。

(事務局)市を挙げての事業になるので、さまざまな人が関わっている中で、その方向性を修正するところで調整している。嘱託職員の採用については、当初計画していた通りのタイムスケジュールになっている。

(会長)市史編さん委員会のようなものは設置するのか。

(事務局)委員会の設置といった具体的な体制については、決定までに至っていない。

(会長)その方向性はいつ頃までに決定するのか。

(事務局)現時点では未定である。

(会長)他に何かあるか。

(委員)編さんの期間を短縮するという方向の意向があるということか。

(事務局)今のところ、5年より短くするという意見はない。

(委員)羽村町史の時には、例えば玉川上水や養蚕などの目玉があったが、今回はそういうものはあるのか。是非、近現代をやって欲しいと思う。

 例えば近世でいうと、川崎村の社会構成というテーマで、ある程度のページを使って町史は書いていた。しかし、中根家文書などの調査・研究が進んでいるので、全く違った川崎村の近世の姿が捉えられている。今までの成果を補うようにしていければ良いと思う。

 中里介山なども、町史だけではなく、それ以後についてももう少し完成度の高いものにしていただきたい。

(会長)よろしいか、他になければ次に移る。

 

5.平成25年度管外視察について

(事務局)毎年度、文化財保護審議会で視察を行っており、例年だと次回第3回の会議の前に実施しているが、今年度はいかがか。

 昨年度は、狛犬が羽村市の文化財指定を受けたことに伴い、国立市の谷保天満宮と東大和市の豊鹿島神社で狛犬の視察を行った。一昨年は特に懸案がなかったため、管外視察は実施しなかった。今年度の実施の可否も含めて、ご意見をいただきたい。

(会長)何か意見はあるか。

(委員)今後、市の文化財指定を考えているものがあるか。

(事務局)小林藤馬関係の資料や、稲荷神社の神輿などが考えられる。文書関係については、これからの市史編さんの中で必要に応じて対応したいと考えている。小林藤馬関係については既に、神社の本殿が指定されているので、一括して指定しても良いと考えている。

(委員)文化財と博物館との関係で、文化財をどう市民に広報しているか。例えば、デジタル化を利用して最先端の広報活動を行っているのか。

(事務局)市町村レベルでは、なかなかそこまでの設備が整備されていない。

(委員)宇治市の源氏物語ミュージアムでは、映像を活用した見せ方をするなどなかなか楽しかった。多分ビジュアルでないと市民は興味を示さないのではないか。

(事務局)ミュージアムの中にアーカイブが浸透しきれていないところがある。源氏物語ミュージアムや立川市にある国文学研究資料館など、アーカイブ的なところはその様な展示をしているかもしれないが、ミュージアム系はなかなかそこまでは難しい部分があるのではないかと思われる。

(委員)どう構築して、それを対外的にどう見せるかという話だろう。デジタルアーカイブを整えたとしても、それを対外的に展示の中でどう活用させているかというと難しい問題である。

 羽村市でもデータ化はされていて、データベースとしては整理されているが、源氏物語ミュージアムのように、それを展示の中で、インターフェースをきちんと整えたうえで、どう見せているかというと、地方自治体レベルでは難しいものがある。

 国や都道府県レベルでは、スマートフォンを使って、近づくとそれに対応したり、ゲーム機器などを貸し出し、赤外線などで見られたりするところもある。デジタルアーカイブの構築とは別に、どのように展示の中で演出として見せていくか、どちらを重視するかなど、どこかの施設を参考にするか。

(委員)市町村レベルであれば、その展示方法みたいなものを今後どうしていくかというのに参考になりそうなところが良いのではないか。

(委員)2005年くらいにオープンし、博物館業界で注目されている山梨県立博物館はいかがか。日本家屋の置き屋根などで断熱効果を得るなど、空調で冷やすのではなく、建物を工夫する事で、環境にやさしい建物作りをしたということで有名になった。どのような工夫をして、光熱費を削減するような建物にしたのかというのも興味がある。

 その博物館には保存科学の学芸員がおり、その舞台裏がどういったものなのか説明していただけるのではないか。また、展示についても、最新の考え方を取り入れた展示をしており、視察することで参考になると思う。

(事務局)テーマとしては、「博物館と環境の共生」で良いか。

 11月下旬には、「山梨の名宝」という企画展を行うとのことであるので、この企画展を加えて博物館と環境との共生というテーマで説明を依頼してはいかがか。

(会長)今年度の視察先については、山梨県立博物館に決めたいがいかがか。

(委員)一同了承

 

6.その他

 (1)次回会議日程

(会長)次回の日程は、視察を行うこととし、11月29日(金)、時間は午前9時を予定していただきたい。

(事務局)視察後、引き続き、会議を開催するのでよろしくお願いしたい。

 

 (2)その他

(会長)その他について、何かあるか。

(事務局)3点報告させていただく。

 まず1点目、冒頭の会長のご挨拶でもあったホームページのマップについては、今後検討したい。他の市町村の文化財関係のホームページも参考にレイアウトを変えることも考えている。また、その際に新しい情報を加えていきたいと思う。

 2点目は、5月31日に天皇皇后両陛下の行幸啓が郷土博物館であり、展示物をご覧いただいた。当日は、約1万5千人のお出迎え、お見送りがあった。両陛下は、午後3時過ぎにお見えになり、1時間ほど滞在し、そのうちの30分ほど館内の見学をされた。

 3点目は、前回の会議において、郷土誌フェアの話をさせていただいたが、来週、東京都社会教育課長会文化財部会があるので、具体的にどのような方向性になるか決まると思う。郷土誌フェアについては、開催する方向で調整すると聞いているが、どうなるかは分からない。今後、改めてご報告させていただく。

(会長)他に委員から何かあるか。

ないようであれば、これで審議会を終了する。ありがとうございました。

 

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教育委員会 生涯学習部郷土博物館

電話: 042-558-2561

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