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あしあと

    第2回羽村市障害者計画及び障害福祉計画審議会会議録

    • [2014年7月11日]
    • ID:6898

    第2回羽村市障害者計画及び障害福祉計画審議会会議録

    日  時

    平成26年5月20日(火曜日)午後7時~午後8時15分

    会  場

    羽村市役所 特別会議室

    出席者

    会長 井上克己、副会長 杉本久吉、委員 鈴木茂泰、堀内政樹、河村茂、青木岳彦、田口尚子、押江起久子、大浦奉英、森田幸男、栗原玉、菅谷幸恵、畠山明美、萩平淳子、荒木利恵

    欠席者

    なし

    議  題

    1.開会

    2.委員等紹介

    3.会長あいさつ

    4.議題

    (1)上位計画について

    ア.第五次羽村市長期総合計画について

    イ.第四次羽村市地域福祉計画について

    ウ.第3次障害者基本計画について

    エ.第4期障害福祉計画に係る基本指針について

    (2)障害者計画策定のための基礎調査集計結果(速報)について

    5.今後のスケジュールについて

    6.その他

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・会議次第

    ・羽村市障害者計画及び障害福祉計画審議会委員名簿

    ・第五次羽村市長期総合計画(ダイジェスト版)

    ・第四次羽村市地域福祉計画

    ・第3次障害者基本計画(概要)

    ・第4期障害福祉計画に係る基本指針(主なポイント)

    ・障害者計画策定のための基礎調査集計結果(速報)

    ・障害者計画及び障害福祉計画審議会スケジュール

    会議の内容

    1.開会

    2.委員等紹介

      人事異動に伴う後任委員及び計画策定支援委託の受託業者紹介

      第1回審議会の会議録について報告

    3.会長あいさつ

     井上会長あいさつ

    4.議題

    (議長)議題に入る前に、事務局に伺う。本日、傍聴者の方はいるか。

    (事務局) 傍聴者はいません。

    (1)上位計画について

    ア.第五次羽村市長期総合計画について

    イ.第四次羽村市地域福祉計画について

      事務局から「第五次羽村市長期総合計画」及び「第四次羽村市地域福祉計画」について説明

    (議長) 何か質問はあるか。

    (各委員) 特になし。

    ウ.第3次障害者基本計画について

    エ.第4期障害福祉計画に係る基本指針について

      事務局から「第3次障害者基本計画」及び「第4期障害福祉計画に係る基本指針」について説明

    (議長) 何か質問はあるか。

    (委員) 先日、市内の事業所に、放課後デイサービスをやっているということで、見学に行った。放課後の教室に関しては、いろいろな取り組みが行われていて、当該事業所のほかにも、かなり保障されている。当該施設には、特別支援学校の小学校から高等部まで10名ほどが参加している。

     現在、東京都の施策にも「障害児の」という「児」が入っている。また、羽村市の教育基本目標の施策に「保育、幼児教育」というのが掲げられている。

     ところが、障害がある幼児の行く場というのが羽村市はどれだけ確保されているのかということが、とても気になっている。

     他市では、就学前教育という形できちんと幼児教育を充実させているところもある。ところが、羽村では障害ある入学前の子どもたちの行く場がほとんどないということである。

     お母さん方は子どもの面倒を見ているため、仕事に就くことができない。保育園は親が働いているというのが基本なため、保育園に入所することもできない。

     現在、福祉センターの青い鳥で受け入れているが、集団として成り立たないという話も聞いているし、ほかの保育園でも受けているということだが、それなりの負担が必要とのことで、なかなか利用できないという意見がある。

     障害児支援について、東京都や羽村市の教育基本目標にも保育ということ掲げられているため、障害者計画の施策として、教育、文化、芸術の中の一分野に、「障害児」という項目を明確に掲げて、支援体制、相談体制を確立するような形で検討してはどうか。

    (議長) 今後の検討の中で、そういう部分をぜひ入れていきたいと思う。

     そのほか何かあるか。

     事務局から上位計画の説明について4つあったが、これから計画を策定するにあたり大変重要な部分となる。これら上位計画と整合性を取りながら進めていくこととなるため、ご承知おきいただくようお願いする。

    (2)障害者計画策定のための基礎調査集計結果(速報)について

    事務局から障害者計画策定のための基礎調査集計結果(速報)について説明

    (議長) 「障害の種類」について、全体の数と各障害別の合計が合わないがなぜか。

    (事務局) 重複障害の方は、それぞれにカウントしているためである。

    (議長) 何か質問はあるか。

    (委員) ほかの計画書では、集計結果がグラフ化されものが多く、非常に見やすいが グラフ化したらどうか。

    (委員) 障害の種別だけでなく、障害の程度によって、どういうものが必要か、どういうものが不足しているかといった集計が必要ではないか。

    (議長) 事務局で何かあるか。

    (事務局) グラフ化についてですが、今回は集計結果の速報のため、後日、報告書としてグラフ化したものをお示しする。

     また、障害の程度別の集計についても、報告書にまとめるときに、特徴的なものを入れる考えである。

    (議長) そのほか何かあるか。

    (委員) 集計結果からいろいろな様子がわかりよかったと思うが、同様の調査で、全国でやっているものや、ほかの市町村の結果など、何か比較できるようなものもあると、羽村市の特徴がわかるのではないか。また、以前に行った調査結果があれば、今回と比較できるが、何か、比較材料はあるか。

    (議長) 今回の集計は、速報ということであり、今後さらに分析されると思う。今後示される報告書により、羽村市の課題が見えてくると思う。今後そういった課題を計画に反映していくことが必要となる。

     本日は議論に入るところまで行きませんが、参考資料ということで皆様の頭に入れていただき、次回からこのことについての答申に向けていろいろと論議をしていきたいと思う。

    (委員) 私たちは、普段、生活していて、余暇活動を大切にしている。いかに自分たちの自由な時間をどう過ごすかということを。私たちは余暇活動を充実することが生きることにつながっていくが、この調査の中で、余暇活動に対しての質問や、充実した生活をするための設問がないので、障害者の方が余暇活動に対して、どの程度、どのような形で参加しているのかということがわからないのではないか。

    (議長) 事務局から、回答はあるか。

    (事務局) 外出状況の設問において、外出目的に、買い物、散歩、趣味、遊び、スポーツ、サークル活動等の選択肢があるが、これでは足りないか。

    (委員) 承知した。

    (議長) ほかに誰かあるか。

    (委員) 定員70名と定員20名の福祉作業所を経営している。若い人は10代、上の方は70代という方が通っている。また、規模は小さいが、グループホーム事業も行っている。

     そういう事業をする日常で感じていることがまさにアンケートの中に出てきており、これを見ていて感じるのは、余暇活動のところである。

     例えば、長期休暇、この間のゴールデンウイークでは、作業所は10連休ぐらいになった。そうすると、利用者は「どうしよう、長過ぎる」と。休みを楽しむだけの手立てというか、そういったものがまだまだ足らないと思う。

     また、日々の作業の中で、今日は職員会議をやるから早帰りとかになると、家に帰ってすることがない状況である。これは以前から課題になっていて、なかなかこういったいい手立てがないというのが現状である。

     それから、利用者も高齢になってきた方が結構多く、親はさらに高齢であり、親亡き後、どこで、どうやって暮らすのかということが、本当に目の前に来ていて、「私が元気なうちは家で見る」ということだが、もっと福祉のサービスを使っていくべきではないかと思う。

    でも、グループホームとか、入れるところがいっぱいあるのかというと、なかなかそういう状況にないというように思う。親亡き後に、ひとりで暮らさなくてはならなくなる。家は親の家がある。だけど、誰も一緒にいてくれる人がいないというようなことで、資産の問題なんかで、調査結果にもあったが、成年後見制度についてのニーズが非常に強くなっており、とても重要なところかなと思う。そういうことがここでも触れられていたので、確かにそのとおりだなと思う。

     やはり家族の負担、それから、親亡き後、そういったところが課題ではないか。

     あとは、作業所や一般就労に行くとなったときに、障害者に対する理解、周りがいかに理解してくれるか。さらに、居場所を確保できるかというようなことも、まさに不安に思っているという数字が表れているということになると、その辺も踏まえながら、この後の審議が必要ではないかと思う。

     集計結果と、我々が日ごろ見ているそのことが比較的よく表れているのではないかと感じた。

    (議長) たいへんいい話を伺った。今後、検討していく中で、ぜひそういったことを計画に盛り込んでいかなければならないと思う。

     ほかにあるか。

    (委員) 基礎調査票ですが、印象的だったのは、災害時の対応に関する設問の災害時要援護者登録制度の認知状況である。すべての障害の種別にかかわらず、知らないという方が非常に高い結果であった。

     施設では、必ず応対訓練などを年2回は実施している。そのときに、避難誘導や避難訓練もやるが、必ず災害時要援護者登録制度があるということ、またそのチラシを配布している。

     それでも、忘れてしまうのか「そういう制度があったのか」というふうに聞く利用者がいて、認知度が低いというところは、施設にいてそういう防災訓練をやって、職員、施設側からも制度について情報提供しても、またしばらくすると忘れてしまうというような状況である。

     あとは、一次避難先、二次避難先などの情報もきちんと広報などに出ているが、そういったものも防災訓練のたびに資料として渡しているが、なかなかそういった防災意識を、利用者の方、保護者の方はいつか来るだろうと危険は感じてはいるが、いざどのような手立てで身を守るのかといったところを、理解してもらうことが非常に難しいと考えている。

     市でも要援護者登録制度というよい制度があるので、今以上に周知できるような方法について、検討してはどうかと思う。

    (委員) ケアホームを利用している方とかは、週末に家に帰ったりする。要援護者登録制度では、どちらの住所で申請したらいいのか悩むが、そこをもう少し詳しく教えて欲しい。

    (事務局) 担当に確認して、次回お答えする。

    (議長) では、次回に回答をお願いする。

    (委員) 市内の相談機関に相談したいことの設問の、成年後見制度の利用に関することについて、知的障害の方の数字がほかの障害内容に比べると多くなっているが、

    質問の回答者が本人だけではなく、家族、身内の方も含まれているというところでいうと、恐らく、知的障害の方の後見制度に関することというのは、身内の方の相談なのではと思が、実際、相談に携わっていて、当事者の方に成年後見制度の話とかを提案すると、おおむね嫌がられる。

     もし詳細な報告をするときに、身内の方が成年後見制度に関心を持たれているのか、本人が持たれているのかの割合を示して欲しい。

    (議長) 皆様から、いろいろと建設的な意見をいただいた。これを今後の審議会の中でぜひ生かしていきたいと思うので、よろしくお願いをする。

    5.今後のスケジュールについて

    事務局から今後のスケジュールについて説明

    (議長) 第3回の審議会の日程について、7月4日、7日、9日、10日のいずれかで、開催したいとのことだが、皆さんの都合はいかがか。

     まだ先の予定であるが、第3回の審議会を7月10日(木)の午後7時から開催することとする。

    6.その他

    (議長) 事務局から、何かあるか。

    (事務局) 特になし。

    (議長) 皆さんのほうから何かあるか。

     特にないようなので、今日の会議はこれで閉会とする。