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あしあと

    第8期 第4回羽村市男女共同参画推進会議(羽~杜プロジェクト 北杜市・羽村市男女共同参画意見交換会) 会議録

    • [2015年2月27日]
    • ID:7492

    第8期 第4回羽村市男女共同参画推進会議(羽~杜プロジェクト 北杜市・羽村市男女共同参画意見交換会) 会議録

    日時

    平成26年11月11日(火曜日)午後1時30分~午後3時50分

     

    会場

    産業福祉センター

     

    出席者

    【羽村市男女共同参画推進会議委員】神子島健、古川光昭、天野湛美、井上肇彦、岡田千依、平野麻紀

    【羽村市関係団体委員】4人

    【羽村市事務局】企画政策課長、企画政策担当主査、企画政策担当主任

    【北杜市男女共同参画推進委員】14人

    【北杜市事務局】企画課長、企画担当リーダー、企画担当

     

    欠席者

    【委員】広岡守穂、藤巻小百合、佐藤晴美、小山夏樹、前田静恵、谷中芳枝、三品孝之、前田修

     

    議題

    (1)両市の活動状況について

    (2)事前質問の回答

    (3)自由意見交換

     

    傍聴者

    なし

     

    配布資料

    ・次第

    ・北杜市のあゆみ【資料1-1】

    ・羽村市のあゆみ【資料1-2】

    ・北杜市への質問【資料2-1】

    ・羽村市への質問【資料2-2】

    ・羽村市の概要

    ・羽村市観光パンフレット

    ・北杜市男女共同参画情報リーフレット(杜のほほえみNo..8)

    ・北杜市観光パンフレット

     

    会議の内容

    1 開会のことば

    2 北杜市男女共同参画推進委員会委員長あいさつ

    (北杜市委員長)羽村市男女共同参画推進会議並びにはむら男女共同参画をすすめる会、男女共同参画フォーラム実行委員の皆様、本日はありがとうございます。男女共同参画の分野は非常に多岐に渡っており、実際に推進していく中で難しい一面があるが、同じ立場の委員の交流を基に、気づきを持って帰りたいと考えている。短い時間であるが、いろいろな意見を出し合って有効な時間にしていきたい。よろしくお願いしたい。

    3 羽村市男女共同参画推進会議副会長あいさつ

    (羽村市副会長)北杜市男女共同参画推進委員の皆様、本日はどうもありがとうございます。会長に代わって一言申し上げたい。先ほど委員長から「気づきを持って帰る」という非常にいい言葉をいただいた。それぞれ地域の特性は異なっているが、違いを話す中で手法や発想が見えてくるはずである。よろしくお願いしたい。

    4 自己紹介

    5 議題

    (1)  両市の活動状況について

    ○北杜市男女共同参画推進委員会のあゆみ

    北杜市委員より資料1-1について説明

    ○羽村市の男女共同参画

    羽村市事務局より資料1-2について説明

    (2)  事前質問の回答について

    ○北杜市男女共同参画推進委員会委員の方々へお聞きしたいこと

    北杜市副委員長、北杜市事務局より資料2-1について説明

    ○羽村市男女共同参画推進会議委員の方々へお聞きしたいこと

    羽村市副会長、羽村市事務局より資料2-2について説明

    (3)自由意見交換

    (北杜市委員長)両市の活動状況と事前質問の回答があったが、質問はあるか。

    (羽村市男女共同参画推進会議委員)北杜市では、子育て、特に教育の現状が非常に厳しいと聞いた。大きな違いは自治体の面積にあるように感じた。羽村市はコンパクトで必要な拠点の配置バランスが良いが、北杜市は広く子育て中は子供達の送迎に使う時間が一日の大半を占めてしまい、女性はフルタイムの職を持つということが非常に困難であると聞いた。羽村市では市内もしくは電車通勤が大変便利であるが、北杜市では職場が地域にどのくらいあるのか、地域になければ近隣市町村に出向くことになると思うが、その事情について伺いたい。

    (北杜市委員長)北杜市では、市外へ通勤しているケースが多くある。若い世代、子育て世代の人たちが、市外に勤めているという割合がかなり多い。

    (羽村市男女共同参画推進会議委員)市外に勤める場合、通勤時間は平均どのくらいか。

    (北杜市委員長)平均時間はわからないが、近くても車で片道30分程度、また市内でも同程度かかる。

    (羽村市男女共同参画推進会議委員)各家庭では車を1台所有しているのか。買い物などは徒歩や電車ではしないのか。

    (北杜市委員)「しない」ではなく「できない」。バスは一時間に一本しかなく、運賃も高い。電車もあるが、駅までバスに乗り継いでいかなければならず大変。車は一人一台となるが、維持するにもお金がかかる。

    (羽村市男女共同参画推進会議委員)車が普及し始め、一家庭一台になると、大型スーパーに車で行くことになり、個人商店がどんどん荒んでいく。スナックやカフェ、小さな商店の経営が困難になり、みんな勤めに出てパートをする。女性がフルタイムで働くことが、地域で難しくなってきている。個人商店では女性同士で働くとか子育てのための時間を作りやすかったはずなのに、それがなかなかできない。北杜市でも同じか。

    (北杜市委員長)同じである。もっと進んでいるのかもしれない。

    (北杜市委員)自然環境の良いところへ住み、子育て環境が良く、制度も整っていることが理想的なのかもしれないが、実際に住んでいる人はそんなに不便と感じていないということもある。車が一人一台あり、どこへでも買い物に行くことができるのを不便と見るのか便利と見るのかは取り方次第である。市外に勤める人は多いが、人手不足で困っている地元企業や個人商店もあり、市内で働くところがないと一概には言えない。8町村が合併して1つの市になったため、地域ごとのコミュニティがあり、一つの視点では言い切れない。

    (北杜市委員)若い人たちは車を運転できるが、高齢となり車が運転できなくなると、近場で買い物ができた方がよい。大手スーパーが進出し、地域の個人商店がなくなってしまうと、買い物ができない現状も生まれる。

    (北杜市委員長)男女共同参画では家庭、職場、地域のバランスが求められるが、その難しさは地域ごとに異なっている。北杜市の悩みの中で、任期が2年ごとに変わる中で、「男女共同参画とは何か」ということを常に委員が悩んでいるが、羽村市ではいかがか。

    (はむら男女共同参画をすすめる会委員)1970年代に、講演会や勉強会に参加した時、すごく違和感があった。男と女、その違いはわかるが、男は男、女は女じゃないかというのが自分の中にあり、男女共同参画とは何かというところから出発した。勉強していく中で、それぞれが違って良い、違いを認めたうえで自分は自分らしく生きていけば良いということがわかった。私の年代では、男女共同参画なんて何をやっているのだという意見もあるが、一人でも多くの人が関わることで理解が進んでいくのではないかと考えている。講演会などもできるだけいろいろな年代の男女が参加したいと思える企画を検討していく必要がある。

    (はむら男女共同参画をすすめる会委員)官公署からの通知で自分の名前が「他1名」と記されているのを見た時に、「私にも名前があるのに」と思い、男女共同参画推進会議委員や男女共同参画フォーラム実行委員となった。制度が変わり、時代も変わった。先ほど、地域で買い物ができないという話があったが、北杜市は地域のつながりがあると感じた。地域のつながりについてもう少し教えていただきたい。

    (北杜市委員)私の住んでいる集落は40戸であり、10戸ずつ位で組単位になっていて、その中で草刈りや道作りなどの共同作業が数回ある。また、総会や話し合いが年4回くらいある。地域の問題は地域で話し合うという仕組みはかなりできており、地域のつながりは比較的あると思う。

    (北杜市委員長)つながりは強いと思うが、葬式なども変わってきており薄くなってきている部分もある。フォーラムについて何かあるか。

    (北杜市委員)集客は何人位か。

    (羽村市男女共同参画フォーラム実行委員)集客は難しい面がある。広報手段が少ないうえ、テーマによっては「自分は関係ない」と誤解が生じ、参加していただけない。現在、実行委員は7名であるが、実行委員もなかなか集まらない状況である。

    (北杜市委員)北杜市でも良い企画であっても参加人数は少ない。

    (羽村市男女共同参画フォーラム実行委員)著名人を講師として招いた時が一番多く250人くらいであった。実行委員の思いを伝えるという点が苦労しているところである。

    (北杜市委員長)北杜市でも当初は毎年フォーラムを行う予定であったが、第一回目で挫折し、毎年実施するとフォーラムだけの推進委員会になってしまうということで2年に一度にした経緯がある。最初は、推進委員が参加者を募り名簿を提出していたが、3回目くらいで、来ている人が毎年同じではないかということに気がついた。同じターゲットを狙っているわけではないのに、毎回同じ人しか来ないということから、今年度はフォーラムを大きく変換した。今までは、来た人に「もっとこうしなさい、ああしなさい」といった形で講演を行っていたが、男女関係なく活動しているいろいろな団体に声をかけて、あなた方の取り組みは実は男女共同参画であるということを伝え、その団体にポスターセッションを行ってもらった。

    (北杜市委員)今までのフォーラムでは参加者を動員してきたが、今回は一切動員せずに、出演という形で高校生や30団体の方たちが講演会も一緒に聞く、ポスターセッションもお互いに見るという形にした。全員が出演者であって全員が参加者となった。

    (羽村市男女共同参画フォーラム実行委員)ポスターセッションについては検討したが、実行委員数が少なく断念した経緯がある。次年度以降、実行委員を増やして検討したい。

    (羽村市男女共同参画フォーラム実行委員)女性が参加しづらいという意見があるが、同時に男性も参加しづらい。男性会社員が参加している姿はあまり見かけないが北杜市ではいかがか。

    (北杜市副委員長)保護者会などの機会に、母親仲間を講演などに誘っても忙しいと断られ参加してもらえないが、男性にはその話すら持ち出せない。職場部会で市役所職員にアンケートを行った時に、男性の育児参加や育児休暇取得率について家庭で話題にしたが、夫から「自分の子供のことすらなかなか参加できないし関われていないのに、会議や講演などに参加するのは難しい」と言われてしまった。家庭の中の助け合いはできていても、会議や講演などへ行くということになるとさらに難しい。

    (はむら男女共同参画をすすめる会委員)参加者を募ることは一番悩むところである。去年、羽村市の音楽家を集めたコンサートと講演を実施した。羽村市は西多摩ゾーンに波動を起こすところだと自負しており、そのための講演会とコンサートだった。方々手を尽くしたが、男女平等とか男女共同というだけで、私に関係ないと感じるようだった。最終的には、人と人とのつながりで150人が参加した。今年も12月にイベントを予定しており、現在参加者集めに奔走している。

    (北杜市委員長)話は尽きないが、議題は全て終了した。これを機会にますます羽村市と北杜市の交流が深まれば良い。

    6 閉会のことば(北杜市企画課長)

     

    午後3時50分終了