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第5回羽村市産業振興計画策定懇談会会議録

[2015年1月30日]

第5回羽村市産業振興計画策定懇談会会議録

日時

平成26年12月16日(火曜日)午後1時31分~午後3時16分

会場

羽村市産業福祉センター iホール

出席者

会長 進邦徹夫、副会長 増田一仁、委員 塩田篤、竹内弘明、池田恒雄、中島浩志、清水亮一、中野康治、中村孝春、藤島和夫、高橋多佳美、前田修、平川浩一(代理出席:濱咲雅人)、渋谷清、大塚勝江

事務局 産業環境部長、産業振興計画担当主幹、産業課長、産業振興計画担当主査

欠席者

委員 高橋寿之、中村秀敏、小林弘幸、宮川修、杉村勝

議題

1会長あいさつ

2議事

(1) 第4回懇談会会議録の確認について

(2) 産業振興計画策定懇談会提言案について

(3) 今後の懇談会について

3その他

傍聴者

なし

配布資料

  • 【資料1】羽村市産業振興計画策定に向けた提言

会議の内容

1.会長あいさつ

(会長) 産業振興計画策定懇談会の第5回目を迎え、いよいよ本日は提言書の確認を行う。これまで委員にご審議いただいた内容が盛り込まれているかと思う。確認をいただいた上でご意見をいただきたいと思うので、よろしくお願いする。

 

2.議事

(1) 第4回懇談会会議録の確認について

(会長) それでは、早速議事を進めてまいりたい。議事の1「第4回懇談会会議録の確認について」を議題とする。本懇談会の会議録の作成及び公開については、会議録は要点筆記、内容は委員各位に事前に確認いただいた上で、次回の会議に諮ってから一般に公開することとしている。前回の会議録は事前に各委員に配布され、ご確認いただいているものと思う。事務局に確認をするが、期日までに、各委員から会議録の訂正等についての申し出があったか。

(事務局) 今回、会議と会議の間が大変短く会議録の送付が遅くなったこともあり、会議録の訂正等についての申し出はなかった。何かあれば、この場で賜りたい。

(意見なし)

(会長) それでは、訂正等の申し出がないとのことであるので、前回会議録は市の公式サイト等により、一般に公開することとさせていただくが、よろしいか。

(異議なし)

(会長) それでは、事務局において、会議録の公開を進めてください。

 

(2) 産業振興計画策定懇談会提言案について

(3) 今後の懇談会について

(会長) 続いて、議事の2「産業振興計画策定懇談会提言案について」を議題とする。事務局からの説明を求める。

(事務局) (【資料1】説明)

(会長) それでは、議事の2点目、「産業振興計画策定懇談会提言案について」の説明が終わった。本日の会議において、この懇談会からの提言案を取りまとめるということであり、今、事務局からその提言案が示されたが、ご意見いかがか。

(委員) 提言書を取りまとめるにあたり、「施策のシーズ」をどのようにセレクトしていくかという基準を決める必要があると考える。産業振興政策では、現状の問題をいかに改善していくかという点に目が行きがちだが、将来を見据えた政策でなければ大きな変化は望めないと考える。そこで、現状を離れ、将来に目を向けた産業振興政策にするべきである。また、羽村市として産業振興政策を考える以上、羽村市外からの需要も取り込めるようにしなければならない。そのためには、周辺の市町村ではやっていないようなことをやっていく必要がある。従って、資料1の「産業全体に通じる基本的視点」に掲げている3つの中で、「新たな発展にチャレンジする産業」に一番重きを置くと良いのではないか。

(事務局) 近隣の市町村でやっていない取り組みをすることは、とても大切だと感じる。また、羽村市は非常に小さい地域であるため、羽村市だけでできることは限られてくるというご発言を以前の懇談会でいただいた。そういった中で、羽村市を含むこの地域全体を活性化させていくという考え方が非常に大事だと、この会議に出席させていただき改めて感じた。また、羽村市として特徴的な取り組みをしていくと同時に、広い地域としての視点を持ち、この地域間の連携を緊密にしながら考えていくことが大事だと考え、「連携して輝く多彩な産業」と掲げた部分に思いを込めさせていただいた。また、「新たな発展にチャレンジする産業」については、以前の懇談会で、新たな分野への進出を図る企業や、新たな技術の開発を試みる企業などを積極的に後押しする必要があるというご意見をいただいた。こういったご意見については、「新たな発展にチャレンジする産業」と掲げているテーマの中に取り込んでいる。このような方向性に沿って今後計画策定を進めていきたいと考える。

(委員) 中小企業政策に関しては、中小企業庁がたくさんのメニューを持っている。また、中小企業庁のみならず、厚生労働省や農林水産省や総務省などでも取り組んでいる。しかし、現実は変化の連続であり、思い通りにことが進まない。助成金をいただいたが、全額返金したという話もある。そういった意味では、羽村市として、現存の支援メニューの枠外に、新しい支援ができることにとても意味があると考える。従って、現存の支援メニュー以外の新しい施策を打ち出していただきたい。

(事務局) 本日、行政機関の職員の方にもご出席をいただいているが、それぞれ進めていただいている専門的な事業メニューとも連携しながら取り組みを進めていきたいと考えている。市のみで取り組める産業振興施策は限られてくるため、大学や支援機関、あるいは国などとの連携を強化していきながら、分厚くニーズに対応できるような支援体制を構築していきたい。市では各企業の個別のニーズを把握し、きめ細かい対応を今後も続けていきたいと思っている。

(委員) 資料1についてだが、産業のそれぞれの項目に前段の部分があり、その下に提言がある。前段の部分では、目標や現状の課題から何が必要かを書くべきだと考えるが、「何が課題か」「何が必要か」が十分に書かれている産業分野と、曖昧になってしまっている産業分野がある。「目標」と「課題から求められる取り組み」を明確に書いていただきたい。また、工業の部分で「何をやるべきか」と「どうやってやるか」が同じように並んでおり、プライオリティがはっきりしていない。「何をやるべきか」は、「現在、操業している企業を大切にして、安定した操業が継続できる環境を整備するとともに、企業の個別のニーズに対応するきめ細かい支援を行う。」と「新たな分野への参入支援や市内での創業・企業誘致など、新たな発展を目指す企業の支援を行う。」であり、「広域的な連携、企業間個々の連携をより強化し、企業の経営基盤の強化を図る支援を行う。」と「専門性が求められる課題や支援策などについては、然るべき機関や専門家との連携を強固にすることにより、分厚い支援体制を整備する。」は、「どうやってやるか」についての問題だと思う。従って、やるべきことを上に記載し、そのために何をするかをその下に記載するような構成にしてはいかがか。

(事務局) 資料1の太枠の中については、委員のおっしゃった通りだと考える。順番が前後している部分があるため、整理をさせていただきたい。また、前段の部分については「現状の認識」と「課題」という形で整理をしているが、もう少し踏み込んで考えていくべき点があるかについては、もう一度中身を見直させていただく。

(委員) 産業全体において連携と書いてあり、さらに、それぞれの各産業分野でも連携という言葉が出てくる。確かに連携は大切なことだが、羽村らしい連携とはどんなことかというところまで落とし込んで示す必要があるのではないか。

(事務局) 前回の会議においても、羽村らしさについてのご発言をいただいた。これについては非常に難しい問題であり、市としても命題として今後も考えていきたい。統計的なことや市内の現状を考えても、都市近郊に通ずる問題が羽村にも色濃く影響しているため、羽村らしさをどう反映していくかは、今後、計画を策定していく中で、もしくは事務事業の中で、羽村の特徴に合ったような事業を進めていきたい。また、産業分野間の連携をより緊密にしていくことが、より相乗的な賑わいを創出することに繋がるのではないかという考えから、各分野の方にお集まりいただいているため、今回の提言については、大きな方向性を示すということで、それぞれのところに連携と記載させていただいた。

(委員) 提言の中からは、羽村市の強みや弱みが読み取りづらいという意味で羽村らしさについての話をしたが、承知した。

(委員) さまざまな市の審議会に出させていただいているが、策定したものに対する評価判断を必ず先にする。工業に関して言えば、現在、市内に200社ほど工業関係の会社があるが、その中で1社でも業績が伸びればそれは必要な施策であったと個人的に思う。全ての会社の業績が伸びなければ必要ないというわけではないため、先ほど委員からお話があったような、思い切った施策をぜひ検討していただきたいと思う。

(事務局) 委員からいただいたご発言は、議事の3「今後の懇談会について」に繋がる部分があるため、合わせて先にご説明させていただきたいが、いかがか。

(異議なし)

(会長) では、事務局から申し出があったため、議事の3「今後の懇談会について」の説明を求める。

(事務局) (「今後の懇談会について」説明)

(会長) 議事の3「今後の懇談会について」をご説明いただいた。1月以降に、計画を策定したものを各委員にご覧になっていただき、ご意見をいただきたいということであった。その中で、先ほど委員からご発言があったプライオリティの問題や新しい施策についてのご説明をいただけるとのことであったが、1月以降に懇談会を開催するということについて、ご意見いかがか。

(委員) 提言書の大枠は、概ねこのまま提出するということでよろしいか。

(事務局) 先ほど委員からお話のあったような審議会のレベルでは、計画内容を審査するような意味合いがあるが、当懇談会については、市の産業振興を進めていく上で、大きな方向性としてのご意見やご発言をいただく会議である。提言案については、計画を策定するに際しての大きな視点などを提言としていただいているため、市としてはこれを踏まえた上で、十分に斟酌して計画レベルでどういった施策を展開していくのかというようなことを考えている。提言案については、今までの各委員のご発言を取りまとめさせていただく中で、大きな方向性として市に示すというような考え方である。

(会長) 今後の懇談会で計画を拝見する機会があるということを踏まえて、資料1でお示しいただいている提言についてご意見をいただければと思う。

(委員) 羽村らしい施策や思い切った他の市にない施策などを、具体的なものではなくても提言に盛り込むことはできないか。提言は私を含め、各委員が責任を持って市長に提出するものであるため、そういった点が曖昧なまま市長に提出すべきではないと考える。自信を持って市長に提出するために、大きな視点で発言されているものについては、何らかの形で入れていただいた方が良いのではないか。

(副会長) 委員から最初に出た意見をはじめ、今日出た意見も全て事務局で提言案の中に盛り込んでいただけると考える。

(会長) 提言を市長に提出するのが今月の22日であるため、本日いただいたご意見については、私と副会長で責任を持って反映されていることを確認した上で、提言書を提出したいと思っている。

(事務局) 認定農業者制度について取り組みを進めるという記載についてだが、本日ご欠席されている委員から、農業に関して1点付け加えさせていただきたいというお話があった。認定農業者制度については、制度の内容が変わっている部分があり、認定農業者と認定新規就農者という制度があるため、並列して書いてほしいというご意見があった。この点については修正させていただきたい。また、先ほど委員からお話があったような、大きな方向性として加えるべき内容は、本日の会議の内容も整理して提言に修正を加えていきたい。しかし、今年中に市長に提言を提出するような日程を組んでいたため、来週には市長に提言書の提出を考えている。本日ご発言、ご意見いただいた内容は、事務局で整理させていただき、提言書の必要な修正を行った後、修正した提言書を会長と副会長に内容を確認していただいてから提出したい。

(会長) 今までの出てきた話を整理する。まず、各項目の前段の部分で、課題があり目標設定をするという書き方になっているところと、そうでないところがあるということで、この点については整理していただきたいと思う。また、プライオリティなどについては、計画の中で具体的に示されていくと思うが、提言書では厳しい。さらに、羽村市らしさという点については、難しい問題であるため、具体的に表現していただければお願いしたい。

(委員) 現在、盛んに子どもの意見を聞くべきだという声があるが、将来の担い手である子どもたちの意見を積極的に取り入れる必要があると考える。羽村市役所では職場体験をやっているが、体験終了後に子どもたちの意見を聞き、それを取り入れるような取り組みはしているのかお聞きしたい。先日マミーショッピングセンターに行ったが、昭和のレトロな風景を再現したものになっていた。これは、大人の目線から来ている。将来は子どもたちの時代になるため、ぜひ意見を聞いていただきたい。

(委員) 子どもたちは学校に帰ってから、体験したことを新聞にして送ってきてくれている。マミーショッピングセンターについては、大人からすれば懐かしい風景だが、子どもから見れば斬新に見えるそうだ。

(委員) 障害者対策についてだが、これから日本の人口が減っていく上で、障害者に働いていただくということは非常に重要な課題となってくる。障害者の中には、普通に働ける人も多く、ある分野において非常に専門性の高い方もいる。産業政策では、どこの地域においても重要な課題になってくるため、提言に盛り込んでいただきたい。

(事務局) 子どもたちの職場体験で、意見を集約して反映させるというような話についてだが、それぞれに取りまとめたものを市にいただいている。さまざまな体験をする中で感じたことについては、反映できるものは反映していきたいと考えている。委員のところでも、子どもたちが来て、お手伝いとしてチューリップの球根を仕分ける作業などを一生懸命やっていたが、そういった機会で感じたことは取り込んでいきたい。本日参加している杏林大学の山下君は、夏にインターンシップで市役所に研修に来た学生である。インターンシップで感じたことなどの意見を聞き、我々も大いに勉強になっている部分がある。また、障害者も就労ができるような支援体制といった点については、働き方や雇用の問題についても、産業振興を考える上で重要な視点だと思う。この点については、「産業の底力強化」の部分で働き方の問題も含めて取り込んでいけるかと思う。

(委員) 市役所で、障害者の方の実習はされているのか。

(事務局) 市役所内ではないが、羽村市の福祉センターに障害者施設があり、実習体験をしている。また、市のごみ袋を折り畳んで外袋に入れる作業も、障害者施設に市が直接外注を出している。

(委員) 「工業の振興に向けた提言」に「新たな分野への参入支援や市内での創業・企業誘致など、新たな発展を目指す企業の支援を行う。」と書いてあるが、福祉分野の産業が遅れているのではないかと思う。介護保険法が変わり、要支援1と要支援2の人たちの訪問介護・通所介護は市町村事業へ移行されることとなった。羽村には、デイサービスのトレーニングジムがないが、そういった福祉施設の充実を図っていただきたい。

また、女性からの視点がないと感じる。羽村園で、傾聴ボランティアをしているのだが、高齢者には外見に気を使う人が少ないと感じる。20年前にスウェーデンに行ったことがあるが、スウェーデンの老人施設では、朝起きると着替えて化粧をする。また、日本の老人ホームでは、やることが全て時間で決められており、時間を守って活動をする。しかし、スウェーデンの老人施設では自分の好きなことをずっとやっており、雰囲気も非常に明るかった。サントリーが70歳以上の女性に対する化粧水やファンデーションなどを発売したが、高齢社会になると言われていながら高齢者をターゲットにした産業が少ないと思う。羽村市でも、ここで介護施設が増えてきたため、福祉産業に今後も力を入れていただきたい。

(事務局) 介護事業所は、統計を見ても羽村市は増えている。特徴的に伸びているため、そういった点と市との関わりについても考えていきたい。

(委員) 中身ではなく体裁についてだが、資料1の「産業全体に通じる基本的視点」に掲げている3つの項目と、その下のそれぞれの説明との文字を統一した方が良いのではないか。また、「とりまとめ」という言葉が何度か出てくるが、「とり」の文字が漢字で表記されている場所と、ひらがな表記になっている場所があるため、こちらも統一した方が良いのではないか。

(事務局) 承知した。

(委員) 前回の懇談会で「産業の底力強化」について、体系図を並列ではなく、全体にまたがる形に変えた方が良いのではないかという話があったが、これも提言の中で示した方が良いのではないか。

(事務局) 前回の懇談会で、「産業の底力強化」は全体に通じるものであるため、各産業の項目と並列に置くのではなく、上に配置するべきというご意見をいただいた。これについては、全体の上に置くべきか、もしくは全ての産業の底上げを図るという意味では一番後ろに来るのかを提言ではなく計画の中でお示しさせていただきたい。現在、当懇談会と並行して庁内で計画策定の作業を進めているが、いただいたご意見を説明して作業を進めている。

(委員) 「商業の振興に向けた提言」の中に「大規模商業施設と市内の個店が、ともに共存し、共栄できるための体制を整備する。」とあるが、このような抽象的な表現は、どの自治体の計画にも書いてあるため、羽村らしさを出せるような具体的な文章にした方が良いのではないか。

(事務局) 提言については、大きなレベルでの考え方を示しているため、このような書き方をさせていただいているが、具体的な内容は計画の中で示していきたい。具体的に大型商業施設との共存のために、どういった施策が必要かについては現在考えているため、計画の中でお示しさせていただく。

(委員) 「商業の振興に向けた提言」の「大規模商業施設と市内の個店が、ともに共存し、共栄できるための体制を整備する。」についてだが、以前、山口県の阿知須町に行ったことがある。阿知須町では、大きな商業施設の中に生涯学習施設が入っていた。サークルを作り、生徒を募集し、買い物に行きながら生涯学習ができるようになっていた。これは、商工会と町の生涯学習が結びついてこのような取り組みをしたそうだ。男性の場合働きに出ているため、行事に参加する機会が多いが、日本の女性には着物を着るような晴れの舞台が少ない。阿知須町では、スーパーに生涯学習施設を作り、1年に1回、長寿会やサークルなどの団体が発表会をする場を設けている。このようなやり方で街の賑わいの創出に取り組んでいる地域もある。

(委員) 大型店に人が来る施策ではなく、個店に人が来ていただけるような施策が必要だと考える。

(委員) 大型店を作る時に、地元の個店が入れるように補助金などを出したそうだ。

(委員) 大型店に地元の商店が入っても、1年か2年のうちに地元の商店は全て退店してしまう。それは、大型店に入るようなお店と地元の商店では敷金や家賃にかけられる金額などが全く違うためである。

(委員) 先日、羽村市の東口商店会と西口商店会が協力してイベントをやったが、他の市では考えられないほど市役所に協力をしていただいた。そういったことができることは、羽村市の良さなのではないかと思う。今回のイベントに関しては良い成功事例だと捉え、今後、計画を考える上で大いに参考にしていくべきだと思う。また、提言の「産業全体に通じる基本的視点」で「安定した操業が継続できる産業」と記載があるが、操業という言葉を使うと工業のイメージが先行してしまうため、商業や農業においても違和感のない言葉に変えた方が良いのではないか。

(事務局) 大規模商業施設との共存・共栄という点では、にぎわい音楽祭は素晴らしい結果が残せたと思っている。農業に従事されている方々と連携し、野菜やお花をプレゼントするなど、賑わいの創出に繋がった。また、大きな音を出していたにもかかわらず、苦情がほとんどなかったという点については、市内の商店会の方々が主体となりやっているイベントに対しての市民の理解があったのではないかと感じている。このような点については、羽村らしさと捉えることができるのではないかと考える。提言書には具体的な記載はないが、共存・共栄をしていくために、にぎわい音楽祭のようなイベントを行うことが必要であり、イベントを通して東口と西口の商店会の連携が緊密になったことなどは、1つの大きな足掛かりだと思うため、こういった取り組みを積み上げていくことが大事だと考える。また、「安定した操業が継続できる産業」という記載については、工業として、神明台地域の工業地帯で住工混在が近年急速に進んでいるという認識も踏まえての記載ではある。しかし、農業においても、以前の懇談会で市街化区域内での農業であるため、安定して操業していくためには市民の理解が必要であるというご発言をいただいている。こういった点については、太枠の下の具体的な説明の部分で「心理的なものを含む」と記載させていただいているが、操業という言葉そのものが相応しくないかという点については、何か提案があれば伺いたい。

(委員) 農業で経営という言葉を使うかどうかは分からないが、少なくとも工業と商業では使えると考えるがいかがか。

(委員) 農業経営という言い方はする。私も経営という言葉が一番合っていると考える。

(事務局) 神明台地域では、臭気や振動や音などの問題で操業しづらくなっているというご意見をいただき、操業という言葉を使わせていただいたが、農業の経営においてもさまざまな問題の中で、気を使いながらやっているというご意見をいただいているため、操業という言葉は経営に改めさせていただく。

(委員) 観光の施策のシーズに「地域産品・ブランド化などについて」とある。「よく咲くスミレ」という名前のスミレがあるが、名前を変えることはできないのか。

(委員) 「よく咲くスミレ」は品種名のため、変えることはできない。また、新規就農者数が年々増加しているが、現在は、租税特別措置法で納税猶予制度が認められており、相続の際に農地に関しては相続税が免除になるが、この納税猶予制度を廃止するという意見も出ているため、その場合、羽村市で農業をやっている方が激減してしまう可能性がある。税制改正がないことを祈るのみである。

(事務局) 農地の保全がとても重要な課題という中で、市として措置を取ることが難しいこともある。都市型農業をしていく中で、都市近郊の自治体は共通の問題を抱えている部分があるため、協議会を東京都の中でつくっており、そうした声を国に対して上げていくことも必要だと思う。そういった問題については、事業の中で取り組んでいきたいと考える。

(委員) 先ほど、障害者の就労支援を提言の中に入れていただきたいという話があったが、その件について述べさせていただく。現在ハローワークでは、障害者のみならず生活保護受給者や高齢者の就職支援もやっている。障害者にスポットを当てて就労支援をやっていく上で、企業側からすれば雇用率2%という義務が課せられているわけだが、近い将来には精神障害者の方も雇用義務の対象となる。ぜひ地域や地元の企業に法定の雇用率を保っていただきたい。市から企業側への支援ができれば雇用率は上がるのではないかと思う。また、従業員50人以上の企業は障害者の雇用義務が課せられているが、西多摩地域では約200社しかないため、青梅のハローワーク単独ではなく、多摩地区の6安定所が合同で企業向けセミナーなどをやっている。雇用義務が課せられている従業員50人以上の企業でなくても、一週間に2日や3日でも、実習先として働く場所を提供していただければと思う。市から企業への支援を行うことによって、障害者の方の働く場の確保に繋がる。提言の中に、障害者の就労支援についての記載があると良いと思う。

(委員) 障害者の方を雇用する側からすると非常に不安がある。週午後8時間以上働いていただかなければ助成金を受け取れない。武蔵村山市のイオンでは、テナントが障害者の方を対象に数日間や1日数時間という短い時間の就労体験を実施している。障害者の方は、そういったところで実際に働いてみると意外とできるという実感を持つ。また、こういった取り組みをすることによって、雇う側も、どこまでなら任せられるかが分かり、それが就労機会の拡大に繋がる。ハローワークでは午後8時間以上という規定があるが、午後8時間未満の短時間のアルバイトなどの機会を増やすことができれば、障害者の方の自信に繋がり、次のステップへ進むきっかけとなるのではないか。

(事務局) 今お話しされたことは、一般就労についてだと思うが、羽村市で不足しているのは福祉的就労である。福祉的就労の場が圧倒的になく、まず訓練ができていないといったような飽和状態になってしまっている。羽村で地域自立支援協議会を立ち上げており、その中にハローワークもメンバーとして入っていただき、就労支援部会のメンバーにもなっていただき、いろいろな意見をいただいている。福祉施設が必要であり、作っていかなければならない。また、そこまで障害が重くなく一般就労を目指している人については、神明台にある障害者就労支援センターである「エール」とハローワークが連携をして就労支援を行っており、羽村市の中ではある程度福祉施策はうまくいっていると考える。しかし、障害者権利条約が日本でも批准され、障害者についても計画に書き込んでいくべきであるため、再検討させていただく。

(委員) 一般就労の中にもクローズとオープンがあるが、オープンで働く方が少ない。その理由は、障害者自身企業がどのような場所なのかをよく理解していないことや、就労することに対する不安感が大きいためではないかと考える。しかし、福祉作業所でやっていることが特例子会社などと大きく変わらないということを知った時、障害者の方は自分も就労できるかもしれないという自信を持つ。従って、短時間労働で実際の賃金が払えるような状況をより多く作っていただければ、障害者自身の就労意欲も高まる。しかし、東京都で短時間労働がカウントされていないなどの原因から、そういった取り組みをされている企業が少ないため、短時間労働などの機会を増やしていただけるような支援を行っていただければと思う。

(事務局) オープンとクローズの問題は、非常に重要な問題だと考える。クローズにしたがるのはどちらかというと親御さんの方である。クローズになると就労の場において非常に不利になり、不利になってしまうと親御さんが隠したがってしまうということが現実としてある。そういった点を企業がどれだけ理解して雇用していただけるかという問題だと思う。

(会長) それでは、概ね議論が出揃ったものと思うので、ただ今の議論を踏まえて、修正が必要な点は一任いただくこととして、修正後の提言案を本懇談会からの提言として、市長に提出することといたしたいと思うが、いかがか。ご異議あるか。

(異議なし)

(会長) それでは、提言書の取りまとめを進めていきたい。

 

3.その他

(事務局) 本日、ご議論いただいた提言案については、必要な修正を加えて、来週22日の月曜日に会長と副会長にご足労いただき市長に提出してまいりたいと考えている。会長、副会長におかれては、年末お忙しい中ではあるが、何卒よろしくお願いいたします。

今後については、先ほどご説明した通り、1月以降2回本懇談会を開催させていただき、最終的な計画原案を今年度中に取りまとめる日程で進めていきたい。委員の皆さまには、引き続きよろしくお願いいたします。

それでは、本日は長時間にわたりご協力ありがとうございました。これで会議を終了させていただく。

お問い合わせ

産業環境部産業振興課

電話: 042-555-1111 (商工観光係)内線655 (農政係)内線661 (消費生活係)内線640

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