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    平成26年度第7回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • [2016年5月27日]
    • ID:8007

    平成26年度第7回羽村市社会教育委員の会議会議録

    日時

    平成27年1月23日(金曜日) 午後7時00分~午後8時55分

    会場

    羽村市役所3階 302会議室

    出席者

    川津絋順議長、渡部清孝副議長、愛甲慎二、本田文栄、石川千寿、指田晃

    島田真宏、岡部武彦、鈴木君子、江上真一

    欠席者

    なし

    議題

    1.あいさつ

    2.協議事項

    (1)平成26年度第6回羽村市社会教育委員の会議 会議録について 【資料1】

    (2)2~3月の社会教育関係事業について【資料2】

    (3)提言に向けて【資料3】

    3.その他

    ※ 今後の会議日程(案)について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・平成26年度 第7回羽村市社会教育委員の会議 次第

    ・【資料1】平成26年度 第6回社会教育委員の会議 会議録

    ・【資料2】2~3月 社会教育関係事業実施予定表

    ・【資料3】提言に向けて

     

    会議の内容

     

    1.あいさつ

    (生涯学習総務課長)年初めから成人式や地域教育シンポジウム等、週末に立て続けに行事があった。お忙しい中ご出席いただき、ありがとうございました。本日も前回に引き続き提言に向けて議論いただくが、テーマを絞ってより具体的なものにしていきたいと思っているので、さまざまなご意見をお願いしたい。よろしくお願いします。

     

    2.協議事項

    (1)平成26年度第6回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (事務局)<資料1により説明>

    (議長)事前に配布されているが、質問等はあるか。

    (委員)特になし。

    (議長)会議の内容が文章になると、どういう発言があったのかをはっきり理解することができ、提言についてまとめられそうな気がする。

    それでは、市公式サイト等で公表させていただく。

     

    (2)2~3月の社会教育関係事業について

    (事務局)<資料2により説明>

    (議長)皆さんの関係する事業について、補足説明等はあるか。私からだが、図書館で実施のボランティア養成講座について、各回の参加者はどれくらいなのか。

    (委員)1月22日から開始された朗読についてのボランティア養成講座は、定員15人に対して15人の参加があり、その内訳は、福生市の方が3人、青梅市の方が2人、そして羽村市の方が10人である。朗読についての講座は今回が初めてなので、人が集まったのだと考えられる。毎年お話ボランティアの養成を目的にボランティア養成講座を実施しているが、20人程度の参加があれば多い方である。しかし昨今、ボランティア養成講座の受講者がボランティアとして活動するという実績は上がっていない状態である。

    (議長)他にあるか。児童青少年課の事業で、参加者の抽選をする程人が集まっている事業もある。委員の皆さんに案内状が届く事業もあると思うので、よろしくお願いしたい。

    2~3月の社会教育関係事業については以上とする。

     

    (3)提言に向けて

    (事務局)<資料3により説明>

    (議長)前回の会議において、「循環型の生涯学習」について事務局でまとめることとなっていた。そこで、事務局より循環型生涯学習の捉え方についての説明があった。何か質問や意見等あるか。

    (委員)前回の会議で「循環型」の解釈についてさまざまな意見が挙がった。学んだことを次世代に伝えていくことも「循環型」であると思うが、中央教育審議会は「循環型」について「自らのニーズに基づき学習した成果を社会に還元」すると述べている。学習の機会がたくさん用意されていることを大前提とし、そこで学んだ成果を社会に還元し、社会全体に貢献していくことが中央教育審議会で言う「循環型」なのではないかと思う。また、長期総合計画も「学習機会の充実を図り、その成果を地域社会に活かし還元する」としており、学習の機会がたくさん用意されていることを前提として自分が学んだことを地域の課題解決等に結びつけることを「循環型」であると言っているのだと思う。特にこの長期総合計画では、更に「還元できる仕組みを構築する」と言っているので、羽村には還元できるものはあるのか、またそのためにはどのような仕組みがあれば良いのか、という様に見ていきながら事業を選んでいくことも必要だと感じる。

    (事務局)これまでテーマをどうするかというところで皆さんに議論していただいた。その中で「学んだことが次世代も含めて伝わっていくようなシステムがないのではないか」、「次世代も含めて広く学んだことを伝えられるような仕組みづくりが必要なのではないか」という意見があり、そこから「どうやったら次世代やさまざまな関わりある方たちに学んだことを伝えていけるのか」という話になり「循環型」についての話が始まったのではないかと思う。 「循環型」を中心とした議論になってからは「今の社会教育施設にはどのような取り組みがあるのか、また市民が学んだものをどのように活かしているのか」、「市民が学んだことを還元する際に社会教育施設がどう関わっているのか」、「市民が学んだことをより活かせる社会教育施設の関わり方について検証してはどうか」という意見が出たと思う。前回の会議では、羽村市も生涯学習基本計画の中で「循環型の学習活動」という文言を使っていることから「羽村ではどういう取り組みを実施しているのか」というご質問をいただいた。羽村市ではいろいろな事業を展開しており、長期総合計画に掲げられている「人材の養成や育成などの学習機会の充実を図り、その成果を地域社会に活かし、還元できる仕組みを構築するなど、循環型の生涯学習を進めます。」ということを実現するにあたって11の「主な事業」が長期総合計画に挙げられている。このように、羽村市が考える循環型生涯学習を進める上での施策というのは挙げられている。この「主な事業」について、社会教育施設がどう関わっていて、何が今具体的な事業として展開しているか、また何が足りないのかというところを皆さんで検証・研究していただいても良いと思う。

    (委員)長期総合計画で「主な事業」に挙げられている事業の9番目に「生涯学習関連施設における運営状況に関する評価の実施」とあるが、この評価は誰がしているのか。平成25年度に生涯学習基本計画を点検・評価する懇談会が組織されたが、点検・評価の項目が非常に多く、点検・評価しきれていないのではないかと思う。また、「主な事業」の10番目に「社会教育関係団体の活動の充実に向けた支援」という事業があるが、その事業の内容として掲げられている「成果発表の場を提供する」ということは本当にできているのか。そして11番目の「地域活動・市民活動に伴うコーディネイト機能の充実」という事業についてだが、以前、学校とPTA、青少年対策地区委員、町内会、教育委員会で、地域活動・市民活動をコーディネートする組織を作ろうという動きがあった。しかしコーディネートする範囲が非常に広く的を絞ることができなかったため、現在は各中学校区で組織を図る形になっている。結局、地域活動・市民活動に伴うコーディネート機能の充実を図ることによって「循環型」を作ろうとしたが、なかなかうまくいっていない。こういったところで、コーディネートする組織をどのように作れば「循環型」ができるのかを考えていった方が、具体的な議論ができると思う。例えば学校支援地域本部や、そういったものをどのように作れば「循環型」ができるのかと考えていった方が話しやすいのではないか。

    (委員)逆にこの「地域活動・市民活動に伴うコーディネート機能の充実」という事業はうまくいっていないので、事業の評価は難しいのではないか。

    (委員)うまく活かせるための具体的な事業の展開方法を提言した方が良いのではないかということである。

    (委員)社会教育施設にどんな役割や課題があるのかを探るのであれば、既に仕組みになっているのではないかと考えられる事業について考えてみてはどうか。長期総合計画に掲げる11の「主な事業」のうち、1つ目の「生涯学習センターゆとろぎ市民協働事業の推進」や2つ目の「子どもの読書活動の推進」、4つ目の「登録郷土研究員の育成」といった市民との協働の事業は、知識のある人がそれを市民に活かしていく仕組みになっている事業だと思う。これらの事業の課題等が見えれば、そこからコーディネートについての意見等もでてくるのではないか。「地域活動・市民活動に伴うコーディネイト機能の充実」についてから考え始めても、この事業はうまくいっていないので、逆に難しいと思う。

    (議長)前回までの会議録を見直す中で、仕組みを作らなければならないという意見が多く出ていたが、先程発言にあった市民との協働による地域づくりの実践や、互助・共助に結び付ける環境づくりが大事なのではないかと思う。そのために各社会教育施設の役割があり、その役割を各社会教育施設がどう果たしているのかについてその現状と課題を捉え、今後社会教育施設がどう取り組んでいけば良いのかという、施設のあり方について議論すれば良いのではないか。仕組みと言うと何かを作らなければならないとなってしまう。

    (委員)仕組みになっているだろうと思えるのが先程述べた1番目、2番目、4番目の3つの事業で、11番目の事業が一番重要だと思うが、地域活動・市民活動のコーディネートというのは範囲が広すぎであり、コーディネートできる人はいないと思う。そういう意味では1番目、2番目、4番目の事業についてもう少し具体的に研究する際に、コーディネートに関して引き出されるのではないかと思う。

    (委員)9番目、10番目、11番目の事業が、今後羽村が「循環型」を作っていくにあたっての一番のポイントなのではと思う。

    (委員)提言のテーマは決まっているのか。

    (事務局)今提言のテーマを決めているところである。現在挙げられている課題というのは、学んだことを上手く伝えていくシステムが構築されていないがために学んだことが循環できていないということである。その点から「循環型」という話になり、今はどういう具体的なテーマで提言について話し合うかということについて前回から議論いただいているところである。よってまだ提言の中身に入っていない。

    (委員)テーマが決まっていないのはどうなのかと思ったため、質問した。

    (事務局)学びの機会はある程度用意されているので、その次の段階として、学んだことを次世代や社会に還元する仕組みはどのようなものが良いのかということについて話し合っていただいている。これは大きなテーマであり、そういった方向性で進めるということは決まっている。ただ、まだ範囲が広すぎるので、皆さんの共通の理解の下で議論していただけるような範囲に絞るということで話し合っていただいている。また先程「生涯学習関連施設における運営状況に関する評価の実施」ができていないのでは、という発言があったが、これについて、図書館は図書館運営協議会に評価を求めており、外部評価が進んでいる。その他の3施設については現在評価項目の洗い出しや、どういった機関に評価を求めれば良いかを検証しており、この事業についてはそれぞれの担当部署で検討中である。

    (委員)「地域活動・市民活動に伴うコーディネイト機能の充実」という事業の言う「地域活動・市民活動」の範囲の具合がわからないので、イメージがなかなか進まない。この「地域活動・市民活動に伴うコーディネイト機能の充実」という事業を分解し、現実的にした方が次に進みやすいと思うが、現状のところではどれくらい進んでいるのか。また、例えば社会教育主事は、コーディネートする際に先頭に立って役目を果たしてくれるのか。

    (事務局)羽村市では社会教育主事という専門職は配置していない。ただし、生涯学習センターゆとろぎには学習コーディネーターを配置しており、ゆとろぎでの事業等についてはコーディネートしていただいている。地域活動・市民活動についての話だが、現在地域振興課が市民活動という非常に広範な括りで、市民活動団体についての計画・方針を検討中である。市民活動団体の範囲は非常に広く、政治団体や宗教団体は除くが、その他の団体は市民活動団体の範囲に含むという位置付けで、その計画・方針を検討しているところである。以上のように、11番目の事業で言う地域活動、市民活動の範囲は、いろいろな活動をされている個人、団体の全てを指しているのだと思う。

    (議長)以前コミュニティセンターに市民活動ボランティアセンターがあり、今は庁舎内で市民活動センターとして市民活動についての業務をしている。

    (事務局)委員の方でそれぞれ関わりのある社会教育施設があると思うので、先程発言があったように、市民と協働の事業にスポットをあて、その中で各社会教育施設の取り組みの現状を評価していくのはどうか。例えば、ゆとろぎと市民の会は協働して事業を実施しているので、ゆとろぎと市民の会との現状を評価し、その結果から課題を把握したうえで今後どうするべきかを考えるのはどうか。

    (委員)ゆとろぎにはコーディネーターがいるが、その他の社会教育施設にはいない。コーディネートする際の繋がりはどこにあるのか。コーディネートする人たちで「循環型」にするための方法を考えていければいいと思うので、そのための組織を作った方が良いのではないかということを提言できればどうか。

    (議長)そのあたりのことについて、現状を評価して課題を見つけ、今後知の循環型社会教育の実現に向けてどうするべきかを考えてみても良いのではないか。

    (委員)どのようにコーディネートすれば「循環型」になるのかという様になればいい。あまり広い範囲で議論するのではなく、まずは市の社会教育施設について十分に考え、そこから広げれば、その他の施設についても考えることができるのではないか。

    (委員)市の社会教育施設である図書館や郷土博物館、ゆとろぎで実施されている事業を検証し、その検証結果から学べることや検証により見つかった課題をいろいろなところで共有することにより、良いところは真似できるのではないかと思う。その良いところというのは、例えばコーディネーターの有無や、何人のコーディネーターがいれば良いのかということである。コーディネーターが必要であるとか、コーディネートする組織が必要であるといったことが導き出されれば良いと思う。それを基に、自分たちのところでどのような仕組みを作っていけば良いのかを考えられればいい。

    (委員)それでいいのではないかと思う。ゆとろぎ、図書館、郷土博物館、スポーツセンターにはそれぞれ関わっている委員がいるので、その委員を中心に調べていけばどうか。

    (委員)前回もコーディネートについての話があり、コーディネーターを育成することが大切であるという意見が出たが、その部分でもあると思う。

    (委員)市民の会についてだが、会を立ち上げた当初は10人以上の人がおり、事業や行事についていろいろな案が出すぎて、深い議論をするような形で案を選考していた。しかし徐々に人が減っている市民の会が一番困っているのはそこだと思う。

    (委員)その課題をどうすれば克服できるのかということについての議論がこのテーマで良いと思う。

    (委員)資料内容に「市の事業などへの成果発表の場を提供する」とあり、市民の会がもっと成果発表をすれば参加しようと思う人が増えるかもしれない。しかし、市民の会の成果発表は総会であり、「成果発表の場を提供するなど、学習や活動の成果を社会で活かせるように支援します」ということがなされていない。ここをどのように実施できるかである。例えば文化祭の中に発表の機会を入れ込んでみるのも一つの方法である。どこかで市民に活動内容を広く知らしめないといけないが、実施されている総会は案内状をもらった人しか出席できず、案内状をもらうのは関係者なので、そこから活動内容は広がらない。このように何かが足りないから広がらないので、社会教育の観点から見て足りないものを探し、課題を見つけ、その課題をどう解決すれば循環型の社会教育になっていくのかと持っていけば良いと思う。

    (委員)成果を発表する場は必要だと思う。発表する目的は、自分達のやっていることを知ってもらう、あるいは自分達の活動に参加してもらうことであるが、発表する側の活動がどこかの活動に繋がっていくこともあると思う。例えば学校においての文化活動は、する側にとっては発表活動になり、受ける子ども達にとっては学習活動となる。このような繋がりを作っていくという話になった場合に、学校、行政、市民のどこが音頭取りをするかといったことが出てくれば良いのかなという気がする。

    (委員)施設の活用という話でいくと福祉会館も入るのではないか。

    (議長)今回は社会教育施設についてであり、福祉会館は社会教育施設ではない。よって対象となるのはゆとろぎと図書館と郷土博物館とスポーツセンターとする。

    (委員)繋がりについての話になった際は、学校に限らず福祉や産業と繋がらなければならないという話が出てくると思うが、私たちでできるところは社会教育施設からであると思う。

    (議長)社会教育施設の現状を調査して課題を考え、その施設が今後どうすれば良いのかということを提言すればいい。

    (委員)その提言により大きな流れができれば良いと思う。ゆとろぎについてだが、現在、行政と市民の会、文化協会の三つの団体が主に活動しており、そのため事業の実施に関してコーディネーターが必要になったのではないか。

    (委員)コーディネーターはゆとろぎ内部のコーディネートではなく、企画内容の検討や交渉等、対外的なことに関してのコーディネートをしている。企画を考えるにあたって行政だけでは決めきれないことについて、コーディネーターが外部と調整している。当然、市民の会にも関わっているが、行政と市民の会、文化協会の事業実施の調整等内部についてのコーディネートはしていない。

    (委員)そうであるならば、各社会教育施設が現在どういう形を採っているのか教えてもらわないとわからない。スポーツセンターについても体育協会とはむすぽがあり、わからないことが多い。

    (委員)はむすぽは個人で加入するものであり、体育協会は団体で加入するものである。もともとの趣旨が違っている。

    (委員)はむすぽについてだが、登録している人が増えて行かない現状がある。それについてどこを改善すれば良いのか。

    (議長)募集をしても人が集まらないというのは、人の意識がそこまできていないということがあるかもしれない。

    (委員)そういうことを考えると、課題は市民の会だけではなくいろいろなところにある。

    (議長)そういう点では住民の自立に対する意識をもっと高めていく必要がある。

    (委員)ホームページでいろいろなことを調べようとしても、調べたいことに辿り着くのに時間がかかってわからない部分がたくさんある。また、ホームページにおいてスポーツセンターとゆとろぎ、郷土博物館、図書館の繋がりはない。考えていけば課題はたくさんあるのだと思う。

    (委員)市民との協働もそうだが、社会教育施設同士はどうなっているのか、行政の役割は何かということについても考える必要はあると思う。

    (委員)そのような内容でまとめた方が良いのではないか。

    (事務局)提言の方向性としては前回から意見のあった「循環型生涯学習の実現に向けて」とし、内容は「各社会教育施設の市民との協働の事業について現状と課題を調査し、今後の方針を考える」とするということでよろしいか。また、市民との協働の事業について、研究にあたっては行政の役割や社会教育施設同士についても広がりを持たせるという方向性でよろしいか。

    (各委員)よろしい。

    (事務局)今後どういった形で研究を進めていくかについてだが、どのような形にするか。現在各社会教育施設に関わりのある委員の方がいらっしゃるので、その方を中心にしたグループを4つ作り、分科会の様な形で研究して会議の際に発表して情報を共有する形や、各社会教育施設に委員皆さんで調査しに行く形がある。

    (委員)社会教育施設同士の繋がりを考える上では、各社会教育施設の組織図のようなものを委員全員で確認し、図書館とゆとろぎは組織的にはどのように繋がっているのか、他の社会教育施設同士で繋がれそうな部分について考えていけば良いと思う。また、ホームページについても社会教育施設同士の共通点を見出し、リンクを作れれば良いと思う。そのためには委員全員で調査しに行き、そこで各社会教育施設に関わりがある人に説明してもらえればわかりやすいと思う。

    (事務局)他の委員はどうか。施設をいきなり見学していいかどうかは別だが、それぞれ時間がとれる委員全員で各社会教育施設に行く形でよろしいか。

    (議長)以前の提言の際は、4つのグループに分かれて各社会教育施設に調査に行き、みんなで集まった際に発表してもらう形で実施した。委員全員で社会教育施設に調査しに行くとなると、それだけ回数が増える。

    (委員)委員の皆さんはゆとろぎに何回も行っているので、わざわざそこに行って何かを見る必要はないのではないか。

    (議長)見学が目的なのではなく、社会教育施設で施設長に事業等を説明してもらうのである。

    (委員)事業よりも組織の体系やシステム等を説明してもらいたいのである。

    (委員)ゆとろぎ、博物館、図書館の事業という発言があったが、事業自体はたくさんあるので、各社会教育施設の組織体系やシステム等を見ることももちろん大事だが、研究する事業は一つである。よって、例えば、ゆとろぎであれば、市民の会に関してのシステム等だけ説明をしてもらえれば良い。他の事業に関しての事項は必要ない。また図書館の場合は図書館ボランティア、郷土博物館の場合は登録研究員というように、その事業のことについてのみ聞けば良い。

    (委員)組織とシステムを理解すれば良いのではないか。

    (委員)事業はたくさんあるので、研究対象の事業以外に関しての組織体系やシステムについての説明はいらない。

    (議長)全ての事業ではないが、循環型に関係ある事業については説明してもらえば良いのではないか。

    (委員)各社会教育施設長に聞きたいことは、数ある事業のうち、どの事業を長期総合計画に挙げられている「主な事業」のつもりで取り組んでいるのかということである。そして、「主な事業」は長期総合計画にある「仕組みを構築するなど、循環型の生涯学習を進めます」ということを実現するために挙げられているので、「もちろん仕組みを構築する目的で取り組んでいる」という趣旨の話を聞きたい。

    (委員)そうすれば、どこに課題が残っているのか等が見えてくるのではないか。

    (委員)もちろん各社会教育施設を見るのも良いが、委員全員で各社会教育施設を見ると4回かかる。それは時間的に厳しいので、分かれて見学するか、または施設の見学は個人で行い、各社会教育施設長に出席してもらって話を聞いた方が良いのではないか。

    (議長)それは可能なのか。

    (事務局)可能である。

    (委員)委員全員で各社会教育施設長の考え方を聞く方が良いと思う。

    (議長)例えば会議の時間を2時間取っておき、15分説明してもらった後に15分質疑応答の時間を設け、各社会教育施設30分程度でやればいい。

    (委員)時間で区切るのではなく、各社会教育施設長も一緒にいても良いのではないか。

    (委員)他の社会教育施設長も同席することにより、他の社会教育施設がどういう考えのもとで実施しているのかを共有することができるのではないか。

    (議長)しかし、説明してもらう時間は区切らなければならない。

    (委員)それに関して、各社会教育施設長の説明時間は15分で構わないが、社会教育施設長が4人いて、それぞれ15分ずつ説明するのを他の社会教育施設長が聞いていても良いのではないか。そこから社会教育施設同士の繋がりになり得ると思う。

    (委員)一つ疑問なのは、ゆとろぎの市民の会についてはセンター長が説明するのか、それとも市民の会が説明するのか。

    (委員)市民の会に聞くのであれば、事務局長か会長に聞いた方が良いと思う。

    (委員)ゆとろぎセンター長に行政の意見として市民協働事業の実施目的等について聞くことも必要だと思うが、全くの別のものであるならば市民の会に聞いた方が良いのではないか。

    (委員)それならば、全ての方向から話を聞くのも良いと思う。ゆとろぎならばまずセンター長に話を聞き、その後に市民の会とコーディネーターと文化協会に話を聞き、センター長が言ったこととその3人の話を比較してみてはどうか。

    (議長)文化協会は協働していないのではないか。

    (委員)文化協会はあくまでゆとろぎを借りて事業を実施する組織である。

    (委員)それならば、市民の会とコーディネーターに話を聞けば良いと思う。

    (事務局)ゆとろぎ以外の社会教育施設に関しても他の方の意見を聞きたくなる場合もあるので、まずは、各社会教育施設長の話を聞き、もっと具体的な所が聞きたいのであれば、場合によってはこちらから出向く可能性もあるが、その場を設定することは可能であると思う。

    (委員)実際にどのようにその事業が行われているのかについて関係者から話を聞きたいということではない。全体がどのような流れで、そこにどう工夫ができるのかについてのアイデアが出てくるかどうかを見れば良い。

    (委員)市民の会に話を聞いても、おそらく抱えている課題を言うだけではないかと思う。

    (委員)それに対しての提言をすればいいので、良いと思う。困っていることを聞き、各委員が知恵を絞ってそれについての対策を考えれば良い。そうして出た対策案をどのように実行するかは、各社会教育施設長たちが考えなければならないことである。

    (事務局)今発言にあったように、各社会教育施設長から話を聞き、その後市民の会や登録郷土研究員に話を聞くということが前提であれば、各社会教育施設に行き、そこで社会教育施設長に話を聞き、併せてそういう方々の話を聞くのも一つの手である。

    (委員)循環型にするための課題を各委員が理解したうえで社会教育施設関係者からの話を聞いた方が良いと思う。例えば郷土博物館に行って館長と登録郷土研究員からいろいろな話を聞くといっても、各委員も郷土博物館についてある程度は知っているはずである。

    (委員)郷土博物館について、登録郷土研究員に話を聞く気はない。学んだことを説明や案内で還元してもらい、また、更に学んでもらう仕組みは作ってあるので、そのことについて聞きたいのである。そういう面では話を聞く対象はおそらく館長であると思う。研究員の方から詳しい話を聞いてもよくわからないのではないか。

    (委員)システムのことについて聞きたいと思うし、こちらの方から聞くべきことを何項目か考えておき、また、説明してくれる方から共通の答えが返ってくるであろう質問を用意しておくのはどうか。

    (委員)その通りであると思う。こちらが聞きたい質問を考えておき、そのことについて話してもらえば聞きたいことが他にも出てくると思う。

    (委員)各社会教育施設の考え方を聞けば私たちの勉強にもなり、各社会教育施設も他の社会教育施設の事業内容を知る良い機会になると思うので、質問はある程度考えておいた方が良い。

    (委員)例えば旭山動物園は、潰れるかどうかの状態から全国からたくさんの人が訪れる動物園に生まれ変わった。このことについて、何がそうさせたのかということが大事である。同じことで、羽村の中で自分が学んだことを発表するようになるために、またその発表を見に行くようになるためにはどうすれば良いのか。例えば、郷土博物館の展示物はどうなのか。せっかく郷土博物館があるのに市民は足を運ばない。もっと市民に足を運ばせて、郷土博物館にはこういう取り組みがある、また郷土博物館ではこういうことができるということがわかってもらえるようになれば良いのではないか。そしてそれが市民に広がっていけば良い。そのために何が必要で、何が足りないのか、何が課題なのかということをある程度解決する提言をしていけば良いと思う。自分たちが学んだ成果を活用するために発表の場を与えてもらい、たくさんの人が見に来たとなれば循環型に繋がっていくと思う。

    (委員)郷土博物館には発表の場だけでなく活動の場まで仕組みとして用意されているので、登録郷土研究員に発表だけで終わっているのではないか、発表を目指しているがその過程で困っていることはないか等の話は聞けると思う。その話から上手くいった例は覚えておき、また上手くいかない例はそこから課題を見つけ、今後どうしていくかについてアイデアを出し、わからなければ上手くいった例から引っ張ってくる等できると思う。そう考えると、聞く対象は研究員で良いかもしれない。各社会教育施設長に出席してもらうのは可能なのか。

    (事務局)正式に依頼すれば大丈夫である。質問の内容はどうするか。

    (委員)どのように組織されており、どこがどういう働きをしているのか、また、現在運営上何が困っているのかというところを聞けば良いのではないか。

    (委員)長期総合計画に挙げられている「主な事業」のうち、1番目の「生涯学習センターゆとろぎ市民協働事業の推進」、2番目の「子どもの読書活動の推進」、4番目の「登録郷土研究員の育成」は長期総合計画の「人材の養成や育成などの学習機会の充実を図り、その成果を地域社会に活かし、還元できる仕組みを構築するなど、循環型の生涯学習を進めます。」ということを実現させるための事業である。これらの事業について、社会教育施設長はどういうつもりでその事業を実施しているのかということと、この事業が仕組みとなって上手く行っている点と、難しいところがあって上手くいっていない点について聞けば良いのではないか。

    (委員)長期総合計画に「その成果を地域社会に活かし、還元できる仕組みを構築するなど」とあるので、仕組みを構築すべきであるがどう作っているのかと単純に聞けば良い。

    (議長)先程発言にあった事業の課題等が見えてくれば良いので、聞く相手は各社会教育施設長で良い。ゆとろぎの市民協働事業も、行政と市民が協働して実施しているので、当然センター長も知っているはずである。よって、市民の会に聞くとかではなく、センター長に来てもらえれば良いと思う。

    (委員)各施設長からは、還元できる仕組みを構築するという観点で話してもらえば良い。また、資料中、「子供の読書活動の推進」という事業は、仕組みの構築のための事業とはまた違うと思う。こういった事業も含め、長期総合計画に「主な事業」として載っていなくても、自分の施設で仕組みの構築を目指して実施している事業があればそれで良いと思う。

    (委員)おそらく図書館ボランティアであると思う。図書館職員と図書館ボランティアが組んで学校でお話会を実施することが、読書活動の推進の一つであると思う。

    (委員)そうすると、図書館に「仕組みの構築を目的とした事業は何か」と聞いた場合、図書館ボランティアの事業が出てくるであろうということか。もしかしたら違う事業が出てくるかもしれないが、それは図書館の考え方次第である。

    (議長)まず各社会教育施設長に「人材の養成や育成などの学習機会の充実を図り、その成果を地域社会に活かし、還元できる仕組みを構築するなど、循環型の生涯学習を進めます。」を実現するためにどのような事業を実施しているかを説明してもらい、その現状と課題を話してもらう。それを受けて、今後社会教育施設がどうあるべきかを一緒になって考え、提言すれば良い。

    (委員)各社会教育施設長が同じ方向を見ていれば、そこを繋げるためのアイデアも生まれる。

    (委員)各社会教育施設長に来てもらった際は、我々は現状把握に留まるのか。

    (委員)そうである。現状把握をし、わからないことは聞き、わかるようにしていけば良い。

    (事務局)その時に結論を出すのは無理なので、聞いて話し合っていただきたい。

    (委員)話し合いの雑談の中からアイデアが生まれてくると思う。

    (委員)各社会教育施設長には、このために資料を作るのではなく、自分の施設の事業の概要の冊子を見ながら考えを述べてもらえればと思う。ただ、その分説明も大変になると思う。

    (事務局)長期総合計画の生涯学習の部分なので、意識的に薄まっていたとしても改めて見直す機会になると思う。また長期総合計画の目標に向かって自分たちの仕事がどのような成果を上げているかという見直しはしているので良いと思う。次回が今年度最後の会議となるが、そこで各社会教育施設長を呼ぶのではなく、どんな質問をするかを先に用意していただきたい

    (委員)各社会教育施設に関わりのある委員に各社会教育施設について説明してもらい、各社会教育施設長が説明する前に予備知識を付けても良いと思う。

    (委員)4月になると人事異動があるため、社会教育施設長が変わってしまう可能性がある。次回の3月にやってしまうのはどうか。

    (事務局)人事異動があったとしても、これは新しい社会教育施設長の勉強にもなる。

    (議長)各社会教育施設長を呼んでの説明は平成27年度の4月下旬か5月上旬になる。そのあたりの調整をお願いする。

    (事務局) テーマは今回決まった内容で進めていくので、還元できる仕組みを構築するための取り組みについての話を各社会教育施設長から聞くという場を設けることは決定させていただく。来年、委員の方たちも2年任期の2年目になるが、所属する組織の関係で場合によっては4月の段階で委員が変わることも想定している。3月に各社会教育施設長から説明を受けても所属組織の都合で委員の方が変わった時にまた白紙になりかねないので、各社会教育施設長からの説明は年度明けが良いと思っている。ご理解いただきたい。次回は各社会教育施設に関わりのある委員から、各社会教育施設についての情報共有をお願いする。説明していただく委員で、配るものやコピーするもの等あれば事務局で用意させていただくので、事前に提出していただきたい。

    (議長)今回の会議に出席するにあたって前回の会議録をじっくり読ませてもらったが、議論が文字になることによってどんな意見があったのかがわかる。今回の会議録も是非読んでいただいて、どんな意見が出ていたかを理解していただきたい。他によろしいか。

    「提言に向けて」については以上とする。

     

    3.その他

     

    ※今後の会議日程について

    (事務局)<今後の会議日程(案)について説明>

    (議長)第8回会議は平成27年3月16日(月)午後7時とする。

    (議長)以上で終了とする。

    (副議長)皆さんお疲れ様でした。今日も活発なご意見をいただいて、方向性が見えてきたと思う。インフルエンザが流行っているようですが、皆さん是非気を付けて、また3月よろしく願いします。

     

     

     

     

     

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