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    平成27年第13回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:8420

    平成27年第13回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時

    平成27年10月21日(水)午後2時30分~51分

    場所

    羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 島田哲一郎、委員 羽村章、委員 塩田真紀子

    議題

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    <会議経過>

    教育長 それでは、ただいまから会議を開催いたします。

    本日の出席者は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成27年第13回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    〔日程第1〕

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    〔日程第2〕

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    まず、9月16日から18日の3日間、羽村市議会決算審査特別委員会が開催され、平成26年度予算の決算について審議が行われました。一般会計の決算では、歳入が219億8,211万円、昨年度より4億4,203万円の増となっています。実質収支、翌年度へ繰り越す黒字分ですけれども、5億8,305万円となっています。これらについては、広報はむら等でもお知らせはしているところですけれど、歳出のうちの教育費の支出合計は20億7,103万円で、平成25年度より1億5,792万円の減となっています。主な減額理由は、小学校の防音復旧工事の2億3,000万円、また、平成25年度に行われた国民体育大会に要する経費、約5,000万円の減などがその主な要因となっています。

    この決算審査におきましては、かなり細かいところまで教育関係の質問等がございました。部活動の指導員の賃金単価について、また、教員の多忙化と休暇等の取得や病気休暇の状況、長時間労働の解消など、教職員の処遇や勤務状況に関する質問、それから、はばたきファイルの一層の活用を図るというような視点での質問、奨学金等の保護者負担軽減対策、また、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの増員や、学校図書館司書の状況、吹奏楽部のユニフォームの使用頻度、教室等の窓ガラスの飛散防止フィルムの状況など、細部にわたる質問がありました。決算審査特別委員会の関係の報告につきましてはこの程度にさせていただきます。

    次に、9月19日、国立音楽大学ブラスオルケスター演奏会がゆとろぎ大ホールで開催されましたけれども、こういった演奏会が市民の皆さんの身近で行われるというのは非常に有効だというふうに感じたところです。特に、ゆとろぎがこうした市民文化向上の拠点施設として活用されていることを非常に感じたところです。

    飛びまして、9月26日には、羽村第二中学校の学校公開、小作台小学校の学校公開に行ってきました。羽村第二中学校の学校公開は、朝早かったせいもありますけれども、保護者の姿がほとんど見られない一方、小作台小学校に行きましたら、教室に入り切れないほど保護者がたくさんおりまして、小学校と中学校の保護者の意識の違いがはっきり見られたところです。また、この日と翌日には、小作駅前において、はむらふるさと祭りが開催され、小学校7校の児童がよさこいソーラン踊りに取り組んで、熱気のある演技を見せてくれました。

    9月29日の羽村・瑞穂地区学校給食組合教育委員会ですけれども、学校給食費会計の決算報告があり、また、森田義男委員長の辞職についての同意案件が提案され、全会一致で同意をされたところです。

    10月1日には委員に滝澤福一さんが給食組合議会臨時会で選任の同意を受け、10月8日の給食組合の教育委員会臨時会で委員長に選任をされたところです。

    戻りまして、9月30日の議会本会議最終日です。先ほどの決算関係の認定、また新教育長、任期満了に伴う教育委員の人事案件の審議が行われて、全会一致で同意をされたところです。

    10月1日には臨時の教育委員会を開催して、この中で江本裕子委員を教育長職務代理者とすることをご報告させてもらいました。

    10月2日には定例校長会が開催され、学校の敷地内でグレーチングがはね上がって、教員の自家用車のマフラーを破損する事故が起きたわけですけれども、学校施設の安全点検を行うよう周知したところです。

    10月3日でございます。中学校の体育大会が3校で開催され見させていただきました。委員の皆さんについてもお疲れさまでした。

    それから、10月6日です。青少年問題協議会が開催されまして、今回は一般財団法人インターネット協会主幹研究員の大久保貴世さんによる「インターネット社会の人権、想定外のトラブルに巻き込まれる子供たち」というテーマで講演会がありました。SNS等、軽い気持ちでアップをしてしまいますと、その情報が広域に流布され、大きな人権侵害やいじめなどの原因になるとともに、一度アップしたものというのは簡単には消せないというような危険があるということを強調されていました。SNS、インターネット関係でのこういった子どもたちのトラブルについて、関係する青少年問題協議会の委員さんたちも真剣に講演を聞いておられました。

    それから、10月9日、東京都市町村教育委員会連合会管外視察研修会、大変ご苦労さまでした。文化祭の開会式出席のためにメーン視察会場になっていました富岡の製糸工場が見られずに、ちょっと残念でございました。

    それから、10月10日の小中学生音楽フェスティバルでございます。中学校3校のレベルが全体的に上がってきたということを実感したところです。また、この日から、はむらイルミネーションのイベントが始まりましたが、商工会青年部、また、杏林大学のゼミの学生など、若い人たちが中心にイベントを運営されておりまして、羽村に若いエネルギーを注入してくれているというようなところを感じたところであります。このイベントの中では、先日、婚活パーティーも行われて、男女15人ずつが参加して、8組のペアが生まれたというような報告をもらったところです。若者がこういった形で自主的に行う、文化・スポーツ等への取り組みや、また、市政への参画などについて、今後注目していきたいというふうに思っています。

    10月11日、第68回市民体育祭が富士見公園で行われました。朝、雨で開催が危ぶまれましたけれども、無事に実施できました。委員の皆さんの参加、大変ご苦労さまでした。

    それから、10月12日は奥多摩町、檜原村、羽村市の連携による音楽祭、子ども国際交流音楽祭交流コンサートがゆとろぎで開催されました。3自治体の市町村長、教育長が開会に当たりましてステージに上がり、奥多摩町の河村町長が挨拶を行ったところです。奥多摩、檜原、羽村では、事前に、ウィーンの5人の音楽家による子どもたちへの演奏披露と直接指導が実施されておりました。特に、奥多摩、檜原では、規模の小さい学校ですので、ウィーンの音楽家の方々による世界的な演奏を身近に触れられた、いい機会だったということで、お話をいただいたところです。なお、この日のコンサートでは、西多摩地区の子どもたちによる、ウィーンの音楽家を迎える歓迎の合唱もありました。

    それから、10月14日に夢・未来プロジェクトが羽村東小学校で行われ、ロンドンオリンピックの女子マラソンランナー、尾崎好美さんがオリンピアンとして来校しまして、全校児童にランナーとしての半生をお話しされるとともに、準備運動の要点だとか、また、5・6年生への走り方の実技指導も行われたところです。このプロジェクトについては、東京都が主催をして、各自治体へオリンピアン等を派遣する活動を行っているもので、今回は羽村東小学校にマラソンランナーが来られたということです。走り方のポイントなども実技で説明をされて、具体的な走り方の指導も行われましたが、やはり1時限というところでの指導では、体で覚えるまでには到底至らなかったのかなと、やっぱり連続した走り方教室など、実効性のあるような取り組みというのも必要というふうに思ったところです。

    それから、その日の午後ですけれども、東京都市教育長会の教育長会議が行われた後に企画委員会が開かれまして、研究テーマとしてフリースクールが取り上げられております。義務教育としての小中学校と、それ以外のスクールの関係について大変危惧する意見もあり、不登校、また、学校への出席日数の問題や、フリースクールに対する国の支援、これはフリースクールに国が支援するのであれば、義務教育学校の適応指導教室等々への支援の方が先じゃないかというような議論等を言っている方もいらっしゃいました。そういった多くの課題があることから、この委員会で調査・研究していくこととなっております。

    それから、10月18日にはむら桜づつみジュニア駅伝大会が宮の下運動公園とその土手を会場に開催されまして、各小学校のチームが参加をしました。この大会に向けて学校での指導においても走り込みの週間、月間を設けるような形で、子どもたちへの体力の向上に向けた取り組みがなされているということは、こういう大会があるということで効果があるのかなというふうにも感じています。

    それから、この日、文化祭の特別企画で、文芸公演がゆとろぎ小ホールで開催されました。宮沢賢治作「セロ弾きのゴーシュ」の朗読とピアノ、それからチェロの演奏、影絵の投影が行われて、このコラボレーションが非常に上品なステージで、すてきな公演となったというふうに感じております。こうした試みにつきましても、羽村市の若者たちにもできるのではないかなというふうにも感じたところです。文芸作品の朗読と音楽のコラボというようなところで、ステージをぜひ市民の手でつくっていってもらえたらありがたいなというふうに思ったところです。こういったことにも、企画として、今、市でもやっています杏林大学との連携の若者フォーラムへ、ちょっと投げかけてみようかなというふうに思っているところです。

    9月から10月にかけまして、さまざまな羽村市内で行われました行事等を中心に私からの報告とさせていただきます。以上です。

    それでは、私の報告の中で何かご質問等がございましたら、委員の皆さんからお願いしたいと思います。何かございますでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 それでは、以上で質疑を終了します。

    教育長報告は以上で終了いたしました。

    〔日程第3〕

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    こちらにつきましては、教育委員会委員の9月15日から10月21日までの活動について、別紙に記載をされているとおりでございます。

    これから、質疑、また、ご意見等を伺いたいと思います。何かご質問またはご意見はございますでしょうか。委員の皆さん、何かありませんか。

     

    江本委員 教育長。

     

    教育長 江本委員。

     

    江本委員 2点ありまして、1点目は、教育委員会連合会の管外視察ですが、いろいろとお世話になりまして、ありがとうございました。私のように関西出身の者から言うと、上州、群馬県というと非常になじみが薄くて、それこそ群馬県と栃木県の位置関係はどっちかしらというのも定かでないぐらいなじみの薄い場所ではあったんですけれども、実際に行って、いろいろ見学をさせていただいて、上州というところが昔から、養蚕業でしょうけれども、教育というものに非常に力を入れてきたんだなという、歴史の一端に触れることができたというふうに思いました。一緒に行った塩田委員から、「花燃ゆ」という大河ドラマの舞台になったということで、初代の県知事に当たる方が「花燃ゆ」の主人公だという話も伺って、そういうところでいろいろ調べてみましたら、やはり女子教育に非常に力を入れて、初めての女子高等教育のための学校をつくったという歴史もあったりして、非常に教育に対しても熱心な地域なんだなということも勉強させていただきましたし、いいきっかけをつくっていただいたなということを思って、感謝しております。

    それから、2点目ですが、私、今年は参加できなかったんですが、はむら桜づつみジュニア駅伝の件ですけれども、毎年たくさん小学生を集めて、年々参加者も増えていくようで、非常に結構なことだし、ありがたいことだなというふうに思っております。ただ、この駅伝に向けての学校での指導が、今、もう当たり前になりつつあって、もちろん、教育課程外の授業時間以外のところで、若手の先生たちを中心に、子どもたちを集めて、朝、トレーニングをされたり放課後にトレーニングをされたりという形を行っているわけです。それで子どもたちは走るという機会を得て、また、駅伝ですから、非常に友達との友情ですとか協力ですとか、そういう本当に貴重なことを学ぶいい機会にはなっているんですが、それに学校教育が関わることによって、先ほどお話が出た教師の多忙化ということにかなり密接につながっていることも確かなんです。この駅伝大会が始まった当初は、あくまで保護者や地域の方が監督だとか責任者となって参加しましょうという形で始まったと思いますが、今はもう学校経由で、学校が全部参加者も取りまとめ、そして学校で指導して連れていくというのが、もう半ば当たり前になってしまっているという、そういう現実がありまして、いつも出席させていただくたびに、とてもいい行事だし、とても子どもたちにとっては貴重な体験なんだけど、このシステムというかバックアップの体制が本当にこれでいいのかなと、学校の先生たちも大勢見えていて、それは本当に子どもたちにも励みになっているんだけど、本当にこれでいいのかなということを常に私は感じているところです。ですから、こういうことをまたどこかでちょっと皆さんで話し合える機会があったらいいかなということを思っております。

    以上です。

     

    教育長 どうもありがとうございました。

    ほかにご意見等はございますでしょうか。

     

    羽村委員 教育長。

     

    教育長 羽村委員。

     

    羽村委員 はむら桜づつみジュニア駅伝の主体はどこでしたか。教育委員会でよろしかったでしょうか。

     

    教育長 私からでよろしいですか。羽村市の陸上競技クラブが総合体育大会の一環として実施しているところです。開会式でも陸上競技クラブの会長さんが、第1回の大会は17チームだった話をされていたので、今、江本委員がおっしゃったように、多分、地域からチームが出ていただろうと思いますけれども、今回は90チーム近くの参加がありました。主体としては、市の関係する総合体育大会の一環ですので、市が主催をして、実際に主管として実施しているのは羽村の陸上競技クラブというところです。

     

    羽村委員 教育長。

     

    教育長 羽村委員。

     

    羽村委員 ありがとうございます。ちょっと昔のことを思い出して、たしかPTAで人を集めていたような気がしたんですけれども、今は先生方が集めているのですか。

     

    江本委員 教育長。

     

    教育長 江本委員。

     

    江本委員 名簿の取りまとめなどは、多分、学校でやっていると思いますが、どの学校でも実際に練習もかなりしっかりさせていると思います。

     

    羽村委員 教育長。

     

    教育長 羽村委員。

     

    羽村委員 子どもたちにとっては、やはり競技があって、達成感があることなので、いいことだと思いますけれども、江本委員のおっしゃるように、先生方の過剰労働や時間的に非常に制約されるとなると、しっかり考えなきゃいけないのかなと思います。実態をもうちょっと確認しないといけないかもしれないですね。

     

    江本委員 教育長。

     

    教育長 江本委員。

     

    江本委員 そうですね。これだけではなく、いろいろな行事と絡みがあると思います。

     

    教育長 ありがとうございました。

    ほかにご意見、ご質疑等はありますでしょうか。

     

    (質疑なし)

     

    教育長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    教育委員会委員活動報告は以上で終了となります。

    それでは、これをもちまして平成27年第13回羽村市教育委員会(定例会)を閉会します。

    どうもありがとうございました。

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