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    第5回羽村市立小中学校2学期制検証委員会会議録

    • [2017年12月17日]
    • ID:8519

    第5回羽村市立小中学校2学期制検証委員会会議録

    第5回 羽村市立小中学校2学期制検証委員会会議録

    1 日時  平成27年11月25日(水曜日)午後7時30分から8時45分

    2 場所  羽村市役所3階 庁議室

    3 出席者  【委員長】掛田 俊之

    【副委員長】愛甲 慎二

    【委員】渡邉 慎吾、大坪 美帆、福田 由佳子、森田 幸男、堤 大児、市川 康浩、山崎 尚史

    【事務局】学校教育課長、教育支援課長、指導主事、指導係長、指導係

    4 欠席者  【委員】島田 真宏

    5 議題  (1)アンケート調査について

           (2)学期制を取巻く状況について

    6 傍聴者  3名

    7 配布資料  

    (資料1-1)小中学校2学期制検証委員会アンケート対象者(案)

    (資料1-2)小中学校2学期制検証委員会アンケート(案)

    (資料2-1)学習指導要領の変遷

    (資料2-2)全国の学期制の状況

    (資料2-3)東京都内の学期制の状況

    参考資料・・・「すぐにわかる新しい学習指導要領のポイント」

    8 会議内容  下記のとおり

    開会

    【委員長】

     議事に入る前に、本日は傍聴の方がいる。傍聴人は遵守事項をお守りのうえ、傍聴されるようお願いする。また、議事を進めるにあたり、意見のある方は挙手をお願いしたい。

    1 議事

    • アンケート調査について

    【委員長】

     会議次第の「(1)アンケート調査について」、事務局より説明をお願いしたい。

     最終案であるので、アンケートの内容、対象者、今後のスケジュールを含めて一括して説明してもらう。

    【事務局】

     (資料1-1)小中学校2学期制検証アンケート対象者(案)の教員用については、小中学校の全教員を対象とする。保護者については、小中学校の全保護者を対象とする。兄弟・姉妹がいる場合は世帯ごととする。ただし、小学校、中学校に分かれている場合は、それぞれ配布する。学校評議員については、小中学校の全評議員を対象とする。児童、生徒については、小学校は6年生、中学校は1から3年生全員を対象とする。調査期間は、12月初めに学校を通じてアンケート用紙を配布し、12月末には集計し分析を始めたい。対象者は合計で6,800人程度である。
      (資料1-2)説明文については、最初にアンケートの主旨を理解していただくため、検証委員会の基本的な考え方である、平成22年3月の報告書にある成果や課題が現在はどのような状況になっているかという観点で検証している旨を記載している。それぞれの設問は、2学期制の目的である長期休業日、主に夏休みの過ごし方と、きめ細かな指導と評価に関する2点を設問に絞り精査をした。設問の文章は回答しやすいように、分かりやすい表現に修正している。集計や分析のしやすさを考慮して、設問は教員、保護者、学校評議員ともに共通にした。同じ設問であれば、後にアンケートの分析の際に役立つと考える。最後の設問は、2学期制を継続した方がいいかどうかの理由を書いていただくようにしてあるが、皆さんのご意見をいただきたい。最後に自由意見欄を作り、2学期制についてご意見を記述していただく形である。スケジュールは、12月初めに学校を通じて配布をお願いし、12月末には回収をしたい。その後は、次回1月末の検証委員会の前に中間答申(案)をまとめ、検証委員会でご意見をいただき、その後、2月中旬の教育委員会にて中間答申の報告をしたいと考えている。ご意見があれば出していただきたい

    【委員長】

     質問があれば出していただきたい。

    【委員】

     保護者用のアンケート用紙は、在籍学年に小・中を入れたらどうか。

    【事務局】

     資料1-2のアンケート用紙はサンプルで、実際のアンケート用紙はマークシート式になるので、様式も若干変わり、在籍学年も全学年入る予定である。

    【副委員長】

     学校へ配布される際にアンケート用紙は封筒に入れた状態で配布されるのか、アンケート用紙と封筒は別々に来るのか。

    【事務局】

     実際のアンケート用紙は、表面が説明文、裏面がアンケートとする予定である。封筒は特に考えてはいなかったが、必要ならば考える。

    【副委員長】

     保護者には封筒を用意して、封をした上で提出してもらった方がいいのではないか。

    【委員】

     提出する際に、意見欄等は見られたくないので、封筒があった方がいい。

    【事務局】

     保護者用は用意する。

    【委員】

     マークシート用なら、あまり変な折り方では読み取れないのではないか。

    【副委員長】

     学校アンケートでは、エラーはあまり出なかった。大丈夫だと思う。

    【委員長】

      確認するが、説明文が表面。アンケートが裏面で両面にし、別紙にはしない。保護者には封筒を付ける。折り方は説明書きを入れるとよい。

    【委員】

     児童や生徒は、いつアンケートを書くのか。学校で書くのか、家に持って帰って書くのか。

    【副委員長】

     自宅に持ち帰らせても学校に持って来ないので、学活等の時間に書かせるのがいいだろう。保護者の方も学校アンケートの回収率はそんなに良くはない。回収率を上げるにはどうしたらよいか、事務局でも考えていただきたい。提出したかをチェックしなくていいのなら、回収率は悪くなる。誰が出したかをチェックすると回収率は上がると思われる。

    【委員長】

     副委員長の意見を踏まえて、事務局で判断してほしい。児童、生徒がいつ書くかは学校の判断に任せることでよいか。

    【事務局】

     ・・・(事務局了承)

    【委員長】

     その他質問はないか。

    【委員】

     マークシートの読み取りでいうと、鉛筆の濃さの指定とか、マジックで塗ってくださいというような指定はしないのか。

    【事務局】

     マークシート用紙に塗り方の見本は記載される。

    【委員】

     学校アンケートの場合は、マジックで塗ってくださいと書いてあった。鉛筆だと薄くなるので、マジックで塗ってくださいと記入した方がいい気がする。検討してほしい。

    【事務局】

     確認し検討する。

    【委員】

     対象人数が6,800人程度となっているが、回収率がどれくらいで成り立つのか。

    【事務局】

     回収率が高い方が良いが、あくまでも検証の参考資料としてアンケートは捉えている。

    【委員】

     興味の無い人は出さない。2学期制だろうが3学期制だろうがどちらでもいいと思っている。アンケートの結果を検証すればいい。

    【委員長】

     他に意見はないか。アンケートの設問については、対案を出していただくと事務局も助かると思う。

    【委員】

     アンケートとは別の件だが、学校の夏休み期間の補習は全員が対象なのか、ある一定レベルに達成していない子が対象なのか。

    【副委員長】

     中学校では全員が対象だが、特に英語と数学はレベルでクラスを分けてやっている。

    【委員】

     小学校も全員対象。クラスも分けない。

    【委員長】

     その他特になければ、アンケートの9番の設問「2学期制を継続した方が良い。」について、何かご意見があればいただきたい。

    【委員】

     この設問は、ダイレクトに取った方がいいのではないか。2学期制に対してどう考えているのか、どのように捉えているかがわかると思う。

    【委員長】

     このままでいいのではとの意見ですが、その他ありますか。

    【委員】

     学校評議員は説明文を読んでも、保護者ではないのでアンケートに答えにくい。

    【事務局】

     学校評議員の方は、さまざまな役職に就かれているし年齢層も違う。それぞれの立場は違うが、その中の視点で答えていただけたらと考えている。書きにくいところは無記入も想定したが、学校経営に携わっている方々と捉え、同じ設問で回答していただければと考えている。

    【委員】

     学校によく出向く学校評議員は答えられると思うが、そうでない学校評議員はどうなのかなと思う。

    【事務局】

     当事者である児童・生徒・保護者・教員を地域で支えている学校評議員の方にも、同じ質問をして答えられる範囲で答えていただきたい。

    【委員長】

     学校評議員は学校と保護者の橋渡し役であり、地域とのつながりもある立場である。また、学校と地域をつなぐ立場でもある。保護者や地域の立場から学校経営に反映させるという非常に重要な立ち位置になる。アンケートを学校評議員から取ることは、意義のあることと考えている。委員から心配の声もあったが、学校評議員の考えに委ねるしかない。了承願いたい。

     ・・・(全員承認)

    【委員長】

     文言で変更したらどうかと思う箇所がある。保護者、教員用のアンケートの◎以下「羽村市の2学期制のねらいの中に、夏休みは学期の区切りではなく、学期の途中であるという、夏休みの過ごし方について意識改革を行いました。」とあるが、文章のつながりがない。「意識改革があります。」の方がよいのではないか。 
     4番の設問「学期の区切りが9月末から10月初めとなっています。」だが、ここだけ丁寧語なので、訂正してほしい。9番の「2学期制を継続した方が良い。」という設問の理由欄に、「上記の回答1から4」とあるが、ここは「上記9の」と9を入れた方が良い。

    【委員】

     「上記9」だけで「1から4」はいらないのではないか。「上記9の回答を選んだ理由をお書きください。」でよい。

     ・・・(事務局承認)

    【委員】

     9番で「現在の羽村市の2学期制」とあるが、羽村市はいらないのではないか。なにか意図があるならかまわないが。

    【委員】

     「羽村市」をカットするなら、別の説明文の中にある「羽村市」はどうするのか。

    【事務局】

     羽村市の2学期制のねらいについての説明文を読んでいただき、設問に答えていただく。「羽村市」がなくても答えられる。

    【委員】

     教職員へのアンケートだと、羽村市に移って来て間もない先生が、前の学校で2学期制を経験してきた場合もあるから、あえてここに「羽村市」を入れたのか。そういった意図があるのか。

    【委員】

     「羽村市の」というのは、2学期制と言った時にいろいろな2学期制がある。それぞれの自治体で、それぞれの実情に応じた2学期制がある。羽村市も大きく括れば2学期制ですが、「羽村市で実施されている2学期制」というものがあると思う。ただ、回答する立場からするとそこはなくても理解できる。「羽村市で実施されている」という意味合いはあると思うが、実際にアンケートの文面の中では、無くても十分意味が通じる。◎以下の2学期制のねらいの説明文にだけ入っていればいいと思う。

    【委員長】

     ◎の部分は「羽村市」を入れるが、9番の「羽村市の」は削除でよろしいか。

     ・・・(全員承認)

    【委員】

     9番の設問は4・3・2・1で「あてはまるか」から「まったくあてはまらない」という回答だが、現在の2学期制という観点でいうと、2学期制でいいが内容を変えてほしいとか、2学期制ではなくて3学期制にしたいとか、いろいろ意見もあると思う。その辺がどういった意見なのかわかるように、下に書いてもらおうということなのか。

    【委員長】

     事務局はどういった見通しなのか。

    【事務局】

     1から4を記入していただき、理由欄は「できればお書きください」とした方がいいのかとも考えたが、このようにした。記入しない方もいるというのは想定している。ただ、9番に対しての理由欄は検証する上でも必要と考えている。ご意見があれば言ってほしい。

    【委員長】

     個人的な見解になるが、9番の設問に対してはあくまでも「現在の2学期制」についてだ。「現在の」は決して削除しないで、強調してそのままにしておいてほしい。改善点については自由意見を書いていただく。理由欄は必ず書いてもらうのか、できれば書いてもらうのか、ご意見をいただきたい。

    【委員】

     できれば書いてほしい。実際、蓋を開ければたくさん意見が出るのではないか。

    【委員】

     一番下の欄は「意見があればお書きください」と書いてあるが、9番の理由欄はそれがないので、書かなくてはいけないのではとなる。

    【委員】

     「任意で」と入れれば、若干ハードルが下がるのではないか。

    【事務局】

     意見を参考にさせていただく。

    【副委員長】

     意見欄の集計は、学校でやるのか。

    【事務局】

     意見欄はスキャナで読み込んでもらう。

    【副委員長】

     学校アンケートの場合は、手書きの部分は手打ちしている。スキャンしても集計はグラフでカウントするが、自由意見は全部手打ちしている。

    【事務局】

     使用するソフトは、意見欄を一つ一つの写真のように全て読み取り、空欄も含め羅列され出てくるものだ。ただ、枠内からはみ出してしまうと厳しい。学校の場合は打ち直しされていると思う。枠をどのくらいの幅で取るかというのが問題になってくる。枠外に書かれると、スキャナされないというマイナス面がある。

    【委員長】

     「必ず枠内に入れてください」という文面を入れたらどうか。

    【委員】

     逆に「書きたいことがあったら、別紙でも構いません」と付けるのかと思っていた。

    【委員長】

     集計に協力していただくということで、「枠内に入れてください」と入れていいと思う。

    【事務局】

     了承。学校には負担がないようにしたい。

    【委員長】

     本日ご意見のあった、注意事項については説明文のところに入れてほしい。

     学校へは改めて丁寧に説明とお願いをしてほしい。

     ・・・(事務局承認)

    (2)学期制を取巻く状況について

    【委員長】

     次に、議事の(2)ですが、事務局より説明をお願いしたい。

    【事務局】

     資料2-1学習指導要領の変遷をご覧ください。学校現場の方でないとなかなか分かりにくいかと、この資料を用意した。学習指導要領とは何か、変遷をまとめたものとなっている。2学期制に関係する部分だと表にある平成10年から11年の改定により、この時期から学校の週5日制や成績の絶対評価、総合的な学習の時間などが始まり2学期制が導入されたということになる。その後も平成20年から21年の改定があり、今年は道徳教育の教科化があった。現在の指導要領は平成20年から21年の改定のものになる。参考資料として、文部科学省の公式サイトから現行の指導要領の解説を添付した。今後の予定として、次期の指導要領が来年度末に全面改訂の見通しと報道されているところだ。
    次に資料2-2の全国の学期制の状況をご覧ください。数年おきに実施している公立小中学校における教育課程の編成・実施状況調査の中で2学期制に関する部分を抜粋したものである。
     資料2-3は東京都内区市町村の学期制の状況で、平成26年度に調査したものである。
    最後に別添の資料として、羽村市小中一貫教育基本計画から義務教育9年間を通じた一貫教育を目指してからについては、平成23年度より羽村市が行っている小中一貫教育の取組が記載されている。小中一貫教育とは、児童・生徒の発達状況に応じた指導を効果的に行うため義務教育9年間を前、中、後期の3つに分けてきめ細かい指導を実施すると共に、小学校と中学校のカリキュラムを円滑に継続することにより、児童・生徒の学力向上や望ましい健全育成を図るものである。児童・生徒の交流や乗り入れ授業の実施により、中学校1年で新しく学習する教科の担任制や、指導体制の変化によっておこる心理的な不安により不登校にならないよう、不安の解消を図るものとした。参考資料としてお示しをする。

    【委員長】

     参考資料の小中一貫教育基本計画は、中間答申の後に今後の学期制の在り方について話が進んでいった際には、どうしても小中一貫教育は避けて通れない。くれぐれも念頭に入れながら、学期制の在り方を考えて行かなければならない。時間を見つけていただいて、各自、目を通しておいてほしい。

     事務局からの説明で、何か質問があるか。

     無ければ、次回の日程について、事務局から何かあるか。

    【事務局】

     次回委員会は、1月28日(木曜日)午後7時30分からはどうか。

    【委員長】

     日程、時間はよろしいか。

     ・・・(全員承認)

     本日の委員会はこれで終了する。

    閉会

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