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    平成28年度第1回羽村市地域自立支援協議会 会議録

    • [2016年8月17日]
    • ID:9131

    平成28年度第1回羽村市地域自立支援協議会 会議録

    日時

    平成28年7月26日(火曜日)午後2時~午後4時

    会場

    羽村市市役所 4階 特別会議室

    出席者

    堀内政樹、中田京子、土屋文子、芝崎悦子、橋本雅美、押江起久子、田口尚子、水上京子、渡辺敏政、内藤浩二、熊井文孝、岡﨑久枝

    欠席者

    並木隆弘、坂口昇平

    議題

    • 開会
    • 部長あいさつ
    • 委員及び事務局職員紹介
    • 羽村市自立支援協議会について
    • 会長、副会長の選任及びあいさつについて
    • 議事

    (1)相談支援部会について

    (2) 就労支援部会について

    (3) 権利擁護部会について

    (4) 発達障害について

    (5)その他

    • その他

    (1) 今後のスケジュールについて

    傍聴者

    なし

    配布資料

    • 平成28年度第1回 羽村市地域自立支援協議会次第
    • 羽村市地域自立支援協議会委員名簿 (資料1)
    • 羽村市地域自立支援協議会要綱、他 (資料2)
    • 相談支援部会報告 (資料3)
    • 就労支援部会報告 (資料4)
    • 権利擁護部会報告 (資料5)
    • 発達障害について (資料6)
    • 今後のスケジュールについて (資料7)

     

    • 開会

     

    • 部長あいさつ

              粕谷福祉健康部長あいさつ

      

    • 委員及び事務局職員紹介

              各委員及び事務局職員自己紹介

     

    • 羽村市地域自立支援協議会について

              事務局より、羽村市地域自立支援協議会要綱等の資料により説明。

     

    • 会長・副会長の選任及びあいさつについて

     

    (事務局) 羽村市地域自立支援協議会要綱第5条第1項の規定により、連絡会に会長及び副会長を置くことと定められており、同条第2項では、会長及び副会長は委員の互選により定めることとなっている。

    (委員) 教育者として奉職し、また特別支援学校の校長として、教員の指導や関係機関との連携等など、深い見識と調整力をお持ちの坂口委員を会長に推薦する。

    (事務局) 坂口委員を会長に推薦する意見があったが、他の委員の意見を伺う。

    (委員) 異議なし。

    (事務局) 本日欠席との連絡を受けていたため、事前に会長に推薦された場合、お引き受けいただけるか確認したところ、ご承諾いただいた。よって坂口委員を会長に決定する。次に副会長について意見を伺う。

    (委員) そよかぜの施設長として、就労移行支援や就労継続支援事業等の運営をなさり、また、多機関とも連携をなさっている堀内委員を副会長に推薦する。

    (事務局) 堀内委員を副会長に推薦する意見があったが、他の委員の意見を伺う。

    (委員) 異議なし。

    (事務局) それでは、副会長に堀内委員と決定してよろしいか。

    (委員) 了承。

       副会長、席を移動。

       堀内副会長あいさつ

     

    3. 委員及び事務局職員紹介

     

    4. 議事

    (1)相談支援部会について

    (副会長)相談支援部会の報告を事務局からお願いする。

    (事務局から第1回相談支援部会について説明)

    (副会長)事務局からの報告について、質問、意見はあるか。

    (副会長)保健所からの報告で、ひきこもりの問題があり、30代ならまだ良いが、40代の支援が難しいとある。30代と40代での問題の違いは何か。

    (委員)30代と40代で顕著な違いはないと思うが、小さい頃から障害の認定を受けて支援を受けてきた方でなく、軽度の方で未診断のままひきこもりになられている方。思春期以降に精神疾患等を発症された精神障害者であるかもしれないひきこもりの方。そういった方が30歳で10年40歳で20年、家族とのみ生活されているので、社会へ出ていくのが怖く、社会不安が強い。障害1,2級程度の方は施設に繋がったり資源があるが、ひきこもりの方に限らないが、軽度の障害の方の社会資源が少ない。東京都や市町村施策も、29歳までなら支援があり、羽村市には青少年の対応窓口があり、ひきこもりの方が使うサポートステーションは拝島にある。ただ、このサポートステーションも利用上限が29歳となっている。このように30歳を過ぎると社会資源がグッと減ってしまう。一般雇用にも繋がるような30代40代の方は、働く場所がぴったりこない。社会が怖く、働けない。親がまだ若いため、養うことができてしまう。このためどんどん社会から遠ざかってしまい、ひきこもりの要因となり、親が65歳で介護保険の適応になった時に初めて、軽い知的で精神の障害があるらしき子どもがおり、未治療で繋がるパターンが増えてきている。40歳になってから知的の手帳をとってくださいとはなかなか言えない。親がきちんと子どもを抱えてきてくれたゆえ、30歳過ぎでの相談が増えおり、報告の内容に至った。

    (副会長)他に何か意見等ないか。

    (委員)市内に何人位ひきこもりの方がいるのか、把握しているのか。

    (事務局)ひきこもりの担当は児童青少年課であるため、正確な数字は把握できていないが、東京都の調査で、人口を0.7%で割った数字が推定の人数に近いとされている。

    (副会長)ひきこもっているから実態がなかなか把握しづらく、正確な数字はわからなくても、おおよその数字として参考になる。他に何かないか。

    (委員)相談支援事業所が市内に何箇所かあるが、各相談支援事業所が、どんな問題を抱えているか、また、質的なことを担保するために全体的なネットワークのようなものも必要になっていくと思う。他市の事業所でも、少し滞っているところ、困っているところがあると聞く。相談支援部会の中でも「連携」を大きなテーマとしてどんなところが課題なのか、考えていったほうがいいと思う。

    (事務局)2月に市が主導で、第1回目の相談支援事業の連絡会を開いた。第2回目を5月に開催したが、今後も定期的に開催し、相談支援事業所の質を上げていきていと考えている。

    (委員)そういった連絡会の中で出た課題等も、協議会の中で発表してもらいたい。

    (副会長)部会からのいろいろな分野から出た課題等を自立支援協議会で発表してもらい、それをまた、それぞれ自分の所属場所で参考にしていくといった良さがあると思う。今後もそのような意見があったら、発表をお願いする。他に何か意見はないか。

    (委員)特別支援学校の報告の中に、「家庭との連携が難しく、コーディネーターの重要性が増した。」とあるが、その要因が何か詳しく説明をお願いしたい。

    (事務局)掘り下げて意見をきいてはいなかったので、詳しい内容は把握できていない。苦慮しているところでは、家庭全体が知的に低く、いくらおやごさんに説明をしても理解が難しく、その家庭の支援に入っていくことが困難といった内容であった。

    (副会長)それぞれの事業所の課題等を引き続き話し合って、今後も協議会で発表しながら検討を重ねてほしい。

     

    (2) 就労支援部会について

    (会長)就労支援部会の報告を事務局からお願いする。

    (事務局から第1回就労支援部会について報告)

    (会長)事務局からの報告について、質問、意見はあるか。

    質問、意見なし

    (会長)他市の成功例などを踏まえ、羽村市として庁舎内実習をどのように考えているか。

    (事務局)東大和市へ見学に行った。この日は作業場のようなところで、封入の作業をしていたが、庁舎内の一角で作業を行う時もあるとのこと。作業については、企画課が毎年行う市民アンケート調査の調査書を封入することが切り出されていた。最初はアンケートの封入ではあったが、間違いがあってはいけないので、作業確認を何回もして、現在は間違えることなくできるようになったという状況を見てきた。東大和市においては、作業の種類としては多くはないが、毎年この作業については、任せられることができるようにまでなった。他市では大量の資料をファイリングし、所定の場所へ収めるといった作業を切り出している。直接市民と関わる場所での作業ではないが、市役所の中で仕事をしているという経験が、体験した方からは、就労意欲に繋がると言った話があった。羽村市として考えているのは、仕事の切り出しが難しい部分はあるが、自立支援協議会や部会で検討、協議していただきたいと考えている。

    (副会長)何か委員の方から意見等あるか。

    (委員)保健所でも精神障害者の社会適応訓練事業を行っている。コンビニや自営、事務作業所など、精神障害者の方はこういった特性があるということを、説明し、こんな仕事はできるが、このような仕事は難しいといったことも説明している。このため、実習先と精神障害者本人の方を繋ぐ、ジョブコーチの役割が大切になってくる。ジョブコーチの選出やジョブコーチ自身の障害者の方に対する理解が大切。引き続き庁舎内実習を協議会で検討するのであれば、このジョブコーチについて、繋ぐ難しさやどんなことを理解してもらい、間をとりもってもらうのが良いかを体験された方の話なども聞いて、検討してもらうと良い。

    (副会長)就労委員として出席されていたことから何か意見はないか。

    (委員)具体的にはいつからといった話にまではならなかった。場所を決めることも難しい。場所を決めるにしても、障害者の特性を説明していかないと受け入れ先も、受入が難しい。今後就労支援部会で検討を進めていくことになるが、受入先をどこにするか、まず検討していくことになる。また、3障害あるが、どの障害者を対象にしていくかも、検討していくことのなると思う。すぐに始められる事業ではない。ただ、これが一つの足がりとなり、恒常的に進められるといい。ハローワークでもチャレンジ雇用という事業があり、3年間知的障害者か精神障害者の方が、ハローワーク内の補助的業務にあたってもらっている。ハローワークでは、恒常的な業務がないため、まず仕事を切り出しておいている。

    (副会長)仕事の切り出しが難しいようであるが、事業所の立場から障害者の雇用や実習について意見あるか。

    (委員)障害者の雇用等については、まだこれから検討していくことになると思う。

    (副会長)事業所のみなさんも、いろいろな情報を得て力になって欲しい。

    障害者の就労は大きな課題である。社会参加や自立といったことは、就労と切っては切れない。このところをどう支援していけるかが大事だと思う。地域、企業、ハローワーク等いろいろな関係機関のご助力をいただかないと成り立たない。連携してやっていけたらと思う。引き続き就労支援部会で、協議、検討をお願いする。

     

    (3) 権利擁護部会について

    (副会長)権利擁護部会について、事務局から説明をお願いする。

    (事務局から、権利擁護部会について説明)  

    (副会長)事務局からの説明について、何か質問等はあるか。権利擁護部会の委員にもなっている委員から何かないか。

    (委員)職員の中には、法律の名前を知らない者もいる。福祉に携わる者として、最低限の知識は必要と思い、法律に関する記事等の回覧をし、少しでも知識を高めていくように取り組んでいる。また、園の行事で60人を連れて旅行に行った時、対応してくれた旅行業者が、初めてであったにも関わらず、計画の段階から熱心にかかわってくれた。空港や現地のホテルでの対応が良く、大きな配慮をいただき、心地よく旅行をすることができた。これもこの障害者差別解消法という法律ができたからこそと考えている。ただ一方で、この法律に自分たちがどう応えていくのか、考えていかなければならないということを感じた。

    (副会長)他に何か意見はないか。

    (委員)グループホームからの報告で、利用者の呼び方について今後も人権を尊重していくとあるが、どういう状況なのか。

    (委員)今までは、利用者に対して、家族のように親しみを込めて「○○くん」「○○ちゃん」と呼んでいたが、この障害者差別解消法が施行されたことをきっかけに、職員で話し合いこれからは人権を尊重し「○○さん」と「さん」付で呼ぶこととした。

    (副会長)他に意見等はないか。障害者差別解消法ができて、合理的配慮といった言葉も出てくるなかで、これが差別にあたるのか、あたらないのか、あるいは相互の了解のうえでの話ならいいのではないかなど、いろいろ考えはあるが、杓子定規ではいかない部分も、関わりの中であろうかとも思うが、それがなし崩しになっていくと、いつしかラインを越えてしまうので、きちんと対応していく必要があると感じている。虐待のケースで事務局の方で報告の内容に付け加えたいことなどないか。

    (事務局)虐待ケースについての対応は、虐待としての認定も難しく、とても慎重に対応していかなくてはならない。また、見極めに時間がかかってしまい、取り返しがつかないことになってしまってもいけないため、慎重かつ迅速な対応が要求される。今回のケースについては、関係機関の連携もとれ、おやごさんの気持ちにも寄り添った対応ができたケースである。(副会長)虐待は、被害者の支援も大切だが、加害者のケアも併せておこなっていくことの必要性も感じた。地域活動の中ではどうか。

    (委員)いろいろな情報が入ってくることもあるが、なかなか介入は難しい。常習的であれば、学校等へ通報することもできるが、そういった内容ではない場合が多い。また、虐待は目に見えないので、きちんとした証拠もなく、対応したいができないジレンマもある。地域の中にある障害者施設と地域は、はじめは地域住民から受け入れを反対する声もあったが、災害時の災害避難所として、地域と協定書を結んでから交流がスムーズにいくようになり、とてもいい関係ができている。お互いを知り、障害の特性等を理解することで、いい関係を築くことができた。

    (委員)地域に見守られていて、とても安心して生活できている。

    (副会長)地域との繋がりがあると、権利擁護的な問題も緩和される。また、虐待も早い段階で、芽が摘まれることもあり、非常にいい関係で、理想である。

    (委員)情報は入るが、やはり介入は難しく見守ることしかできない。何かあればみんなで考えて繋いでいく。地域の災害時の要救助者は把握している。

    (副会長)みんなで情報を共有して対応できるといいと思う。権利擁護部会も深刻な課題のある部会なので、しっかり議論していただき、それをまた自立支援協議会でも議論していきたい。

     

    (4) 発達障害について

    (副会長)発達障害について、事務局から説明をお願いする。

    (事務局から、発達障害について説明)      

    (副会長)何か意見、質問等ないか。

    (委員)子どもが統合失調症だと言われてきたが、最近なって発達障害があるのではと医師がカルテに記載するようになった。過去に普通級以外を勧められたこともあったが、受け入れられず断った。今考えてみれば、その時に、そういったところへ通学させればよかったのだと思う。昔は発達障害など知らなかったので、知る機会があればもう少し早くから対応ができたのではないかと思う。

    (副会長)発達障害は知的の遅れは伴わないと言われている子どもであると、少し落ち着きがなくても、また、こだわりがあっても、子どもだから仕方ないと言われ、そのまま大人になってしまう。そこに発達障害が隠れていて、大人になった時に、社会への不適応をおこし、それがストレスとなって鬱を合併するケースが多いと聞く。今のケースもまさにそういった状況だと思う。他に何か意見はないか。

    (委員)昔は統合失調症の方が多かったが、発達障害と診断されている方の利用が増えた。所属の関係機関の病院の院長が発達障害について研究されているが、「誤診が多い。」と言っている。何かあると統合失調症と言われてしまうが、よく診断してみると、発達障害だったのを誤解して統合失調症にされているだけ。薬の使い方も変わってくるし、対応の仕方も違うので、診断が一番大事だという話をされる。利用者の中にも統合失調症と診断された方がいたが、支援していく中で、違和感を感じ再度診断をしてもらったら、発達障害と診断された方がいた。このことで、薬を変えて対応も変え状態がよくなった。今、就労されている。ただ、この時は今まで統合失調症と言われてきたため、家族が発達障害ということを理解できず、診断した医師に不信感を抱くといったことがあった。もっと社会全体が発達障害を理解していくといった、啓蒙活動も大事であるということを感じた。また、現場の職員の見極める力が必要。発達障害でも高次脳機能障害の方が多く、高次脳機能障害の方はその場の空気が読めず、他の利用者とトラブルになることが多い。対人関係に気を使ったり、話し方を工夫したり、「今こういう気持ちでいる。」という解説をいれてあげるなどの対応をしている。対応さえわかれば、トラブルは防げる。発達障害の方は、空気がよめないとか、こだわりが強く苦しんでいるなどの理解ができれば、すべてが変わると思った。極端な例だが、ある研修で、「発達障害の方は応用性がないため、うどん屋で一緒に行った者が「きつねうどん」を「きつね」と注文したことで、動物の「きつね」を注文したと思ってしまい、パニックになってしまった。しかし、その方の特性がわかり「きつね」だけではなく注文するときは「きつねうどん」と言う、それだけの配慮でいいし、またそういった配慮が必要であること認識できた。」という事例が紹介され、他の職員へも伝えた。こういったささいな意識を、みんなで共有できるといいと思った。

    (副会長)「きつね」の話は参考になった。ありがとうございました。他に何か質問、意見等ないか。

    (委員)18歳からの支援が長い。高機能の発達障害の方などは、学校を卒業する頃障害が発覚したり、就職してつまずいて障害がわかったりする。このため支援は少ないと思うが、青年期にどういった支援が羽村市にはあるのか伺いたい。もう1点、親支援に関わるところは、どういった機関になるか伺いたい。

    (副会長)事務局お願いします。

    (事務局)青年期の支援は、市として用意があるものは少ない。就労に関わるものは障害者就労支援センターエールに繋ぐ。それ以外の支援としては、東京都にも発達障害者支援センターがあるので、そちらへ繋ぐ窓口となる。行政が発達障害者支援センター、発達障害支援室のような事業を展開し、子どもから大人まで切れ目のない支援を実施することもある。羽村市は課毎にいろんな形で支援している。軸となる機関はもっていないが、輪の中で支援をしているという形になっている。26市中9市が発達障害者支援センターの機能をもっている。有機的に動いているかどうかというと全部を抱えることは難しいと考えている。羽村市においては、3部にまたがって現在発達障害者支援センターについて検討をしている状況である。もう1点目の親支援だが、まずは、保健センターで健診毎に発達が気になるお子さんへのフォローで、経過観察健診に繋げて、最終的に病院への受診へ繋げるが、その都度おやごさんへ寄り添って支援を入れている。子ども家庭支援センターについても、保護者の寄り添った事業を展開している。教育分野でも、保護者、本人、学校で寄り添った支援をしている。その中でそれぞれの部署で臨床心理士が関わっていたり、保健師であったり、専門的な者が相談業務にあたるということで、親への支援をしている。義務教育が終わるまでは、基本的には家庭への支援も関わっているが、そこから先の支援が行政としては手が薄くなっていると感じている。

    (委員)どこの市町村も行政だけではとても難しい。発達障害の方は発達バランスが悪く障害がでてきたところで、発達障害というラベルを貼られる。自分はどこも変わっていないのに、ある日ちょっとつまずいたら障害者になってしまったということで、理解がすごくしにくい方も多い。高校に入学して、周りについていけなくなり特別支援学校へ転校。愛の手帳4度が交付され発達障害と言われた、本人や家族の気持ちや、そこから人生がスタートとなることを考えると、本人の気持ちに寄り添う期間が非常に短い。このためつまずいて具合が悪くなると病院へ繋がったり、障害者だからと障害者の就労支援センターの登場となったり、発達支援センターを持つ持たないに問わず、非常に裾野の広い障害だと思う。障害が発症する前からなので、保健センターでの対応の中で、非常に元気なお子さんの中にもいるだろうし、生活保護にならないための自立支援の窓口の中にもいると思われるし、市役所でと考えるのであれば、みなさんに理解を深めてもらって、何かにつまずいたときに、「ご心配なく、発達バランスの悪い方も生きていますから。」と声掛けしていただき、シフトが切れるような理解をいただきたい。支援策がないので、みんなで協力して応援していかなくてはいけない。親支援は母自身も、勉強してもらい、繋がってもらい、実力をつけつつ、羽村で子育てしていくんだという感じになってもらえるとよい。放課後等児童デイに発達障害児を持つ母が数人来ていたら、勉強する機会があって、その時は外部講師がきてくれるなど、障害が固定されている方ではないので、一緒に人生を併走してくれるような、親とも併走してくれるようなサポートが、また困った時に来てくれる方がいるといいと思った。

    (副会長)事務局何かあるか。

    (事務局)理解や親の受容を受け止めることはなかなか難しい。保健センターでも、親へお子さんが発達障害であることを伝えても、なかなかすんなりとは受け入れてもらえない。一方で、早くわかっていればと思われる方もいる。羽村市も多機関で支援しているが、いろいろな力をもってしてもなかなか解決できない。それでもさまざまな形で支援していかなくてはいけない。市の体制も今後検討していくことになる。またこのことについて、報告できるようになったら、協議会でも引き続き協議していただきたい。

    (副会長)ありがとうございました。いろいろなところで苦しんでいる発達障害者の方、また振り回されてしまう周囲の者なども、話題にもなってくると思う。今回は事務局から情報提供という形で、報告いただいた。今後も引き続き検討をお願いしたい。

    (会長)議事を終了する。

     

    5.その他

    (1) 今後のスケジュールについて

    (会長) 今後のスケジュールについて、事務局から説明をお願いする。

    (事務局から、今後のスケジュールについて説明)

    (会長) 質問はあるか。

     ―なし―

    (会長) 特にないようなので、これをもって議事を終了する。

    お問い合わせ

    羽村市福祉健康部障害福祉課

    電話: 042-555-1111 (障害福祉係)内線172 (障害者支援係)内線185

    ファクス: 042-555-7323

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