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    平成28年第5回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:9147

    平成28年第5回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時

    平成28年5月17日(火)午前9時00分~9時29分

     

    場 所

    羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者

    教育長 桜沢 修 教育長職務代理者 江本 裕子 委員 島田哲一郎 委員 羽村 章 委員 塩田真紀子

    議事

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第17号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命について

    日程第5 議案第18号 平成28年度羽村市一般会計補正予算(第1号)のうち教育費に係る部分の意見聴取について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席委員は5名です。定足数に達しておりますので、ただいまから平成28年第5回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において島田哲一郎委員を指名いたします。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    今日の読売新聞朝刊の熊本の震災関係の記事で、小中学生2,143人の心のケアが必要だということが出ていました。眠れない、不安だということがあり、臨床心理士が現地に派遣され、いろいろと対応していると。アンケート調査は熊本市が実施したと出ておりました。特に不調を訴える児童・生徒が多かった29校には、九州各県の臨床心理士が派遣されたということです。東北福祉大学の教授の弁ですが、「過去の震災では、時間が経過して不登校や無気力、暴力的になるケースも報告されており、長期的な視点で丁寧に対応することが必要である」ということが書かれておりました。羽村市では、9月に防災訓練が実施されますが、地域防災計画等にも発災からの対応で、その後の子どもたちの心のケアというのも、一つ防災対策の中では重要なテーマになると考えているところでございます。それらを教訓として、教育委員会としても、また、学校としても、新たな視点で取り組んでいかなければならないと思ったところでございます。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    4月20日です。羽村市教育研究会総会がゆとろぎで開催されました。平成28年度の市教研の会長には富士見小学校の青山校長先生、副会長に羽村東小学校の西山校長先生、松林小学校の仙北谷校長先生、羽村第二中学校の三浦校長先生が就任されたとの報告がありました。市教研では、13部会、263名の部員によりまして、年間を通じての事業研究会、また夏期の研修会、来年2月の発表会などに取り組むとともに、小学校の音楽会や図工展、特別支援学級の発表会、小学校書写展を開催するなどの計画となっていると報告があったところです。

    総会では、日ごろの市教研の取組みにお礼を申し上げるとともに、今年度の研究主題が「自立した子どもを育てる小中一貫教育の推進」と挙げられておりましたことから、教員の皆さんが自主的に学び、また、この市教研の活動を通じてともに学ぶことも大変意義のあることなので、実り多い教育研究会になりますことをお祈り申し上げました。また、日々、教員の皆さんがみずから学んでいらっしゃることに対しましては、教育委員会としても敬意を表しますということで、壇上で教育委員会を代表して挨拶させていただきました。また、研究主題の「自立した子どもを育てる」とは、どのように子どもたちを育てられるのか、市教研のいろいろな取組みの中で、具体的に考えていただきたいと感じたところです。

    21日です。若手教員育成研修開講式が開催され、初任者の紹介と、初任者からの抱負の発表、学校長からの激励がありました。私からの挨拶の中で、小中一貫教育をさらに推進するためには、小学校の先生と中学校の先生が連携、協力、相互理解することが大切であることを念頭に、取り組んでほしいと申し上げました。

    また、今年4月の校長会で、いじめ・不登校ゼロ、学校事故、教員の服務事故もゼロにしよう、この3つのゼロを目標に1年間頑張りましょうと話をさせていただいており、特にいじめ・不登校については、教員一人一人が子どもたちへの気遣いや気づきを大切にすることと、危機管理や服務への問題意識を持って取り組んでほしいということを初任者の皆さんにもお話させていただきました。

    次に、学力向上に取り組むなかで、初任者の皆さんが教える技術を学ぶことはもちろん、子どもたちが勉強しようという意欲を育む指導力をつけてほしいということを申し上げたところでございます。

    22日、ゆとろぎ協働事業運営市民の会事業報告会の平成27年度の実績報告で、各部会での積極的な活動の報告がありましたけれど、幾つかの部会の組織や人員など、課題もあり、その解決に取り組むことが必要だと感じております。平成28年度においては、しっかりと対策を講じて、市民の会の組織力の向上を図っていけたらと考えているところです。

    23日です。羽村西小学校PTA総会に出席しました。29日は羽村東小学校、5月14日は富士見小学校PTA総会に出席しました。また、この時期、さまざまな総会が開催されており、町内会連合会定期総会、西多摩中学校教育研究会定期総会、青少年対策西地区委員会総会に出席し、総会開催のお祝いの言葉を申し上げたところです。教育委員会委員の皆さん方にも、それぞれ分担して、PTAと地区委員会の総会に出席をいただきましてありがとうございます。総会での感想等がありましたら、委員活動報告でお話しくださいますようお願いいたします。

    次に、5月12日、13日に開催されました関東地区都市教育長協議会総会です。関東地区の教育長が一堂に会し、さいたま新都心で開催されました。初日には、総会と講演会があり、この講演会の講師は、市民劇団シアターDAC代表兼埼玉県家庭教育振興協議会会長の青山孝行さんという80歳を超えた方でした。

    講演のなかで、家庭の教育力の大切さを話しておりました。学力の高い、低いは、学校教育の責任だけではないということ、家庭の教育力と学校の教育力は掛け算であるということを話されていました。例えば、家庭の教育力が5として、学校の教育力が10としたら、足し算では15になりますけれど、掛け算で50になります。家庭の教育力が、もし5ではなく1だとしたら、掛けたら10です。50にするには、学校の教育力を50倍にさせなければいけないのですという話で、科学的な根拠に基づいたものかわかりませんが、教育力の話のなかで家庭教育がいかに大切かということを述べておられました。

    秋田県、福井県等々、学力の高いと言われる県と地域では、充実した家庭教育や家庭学習が行われているということも含めて、その地域の学力の高さは、家庭教育等が非常に影響しているということを話されていました。

    翌日の午前中には分科会が設けられ、学校教育部会に出席しました。事例発表では、長野県諏訪市の教育長が、信州のコミュニティスクールについて説明され、信州地区におけるコミュニティスクールの捉え方や、諏訪市の学校における取組みを知ることができました。コミュニティスクールの仕組みは、国が示しているところですが、信州版コミュニティスクールでは、学校評議員制度や学校支援地域本部、また、学校ボランティアなど、既存の組織を有機的に結びつけ、今あるものをそのままの形で、できるところから始めていくというところがこの信州版コミュニティスクールで、導入はスムーズにいきましたという話がされました。

    その後、出席者のフリートークの時間があり、東京都市教育長会会長であります清瀬市坂田教育長から、副校長の2人制を導入した話がありました。副校長をもう1人置くということは、教員定数を1人削らなければならない対応です。理科の教員1人の定数を削った上で、副校長2人体制にするということで導入したと話をされておりました。チーム学校、地域とのつながり、保護者対応など、さまざまなことで、学校がチームとして取り組んでいくには、うまくコーディネートできる副校長がもう1人いたほうがいいということが理由で、導入に踏み切ったということでございます。東京26市で希望している市がもう1市あるという話をされていましたが、教員定数1人減ということが理由で、あまり導入が進んでいないのが現状ではございます。

    最後に、14日の東京羽村ライオンズクラブ結成25周年記念式典です。東京羽村ライオンズクラブは、日ごろから、小学校におけるセーフティー教室で、薬物乱用防止のための取組みをしていただいておりますので出席させていただきました。こうした団体や町内会、また、地区委員会等々、学校運営に協力していただいていることを考えますと、先ほど、コミュニティスクールの話をしましたが、羽村市では既に地域と学校で実質的に行われているのではないかという感想を持ったところです。コミュニティスクールについては、国が進めており、羽村市としても、検討しなければならないと考えておりますけれど、実際、羽村市で導入する場合において、コミュニティスクールのあり方については、今後の検討課題にさせていただきます。

    以上、報告とさせていただきます。

    何か質問等がありましたらお受けします。

     

    質疑なし

     

    教育長 教育長報告は、以上で終了します。

    日程第3

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の4月19日から5月17日までの活動については別紙に記載のとおりです。

    これから質疑を行います。何かご質問またはご意見、ご出席いただきました委員からのご報告等がありましたらお願いします。

     

    江本教育長職務代理者 教育長

     

    教育長 江本教育長職務代理者

     

    江本教育長職務代理者 2点、報告させていただきます。

    1点目、5月13日に松林小学校PTA総会に出席させていただきました。いただいた総会資料の議案書に全て振り仮名が振ってあることに目を引きました。漢字に全て振り仮名が振ってあるのです。例えば決算報告書など数字が並んでいるところや小さい字の部分は、スペースの関係で振り仮名が振れていないところがあるのですが、ほかの部分はほぼ、漢字に全部振り仮名が振ってある。つまり、日本語を母国語としない保護者のために、読みやすいようにという配慮で、振り仮名が振ってあるのだと校長先生から説明を受けました。これは非常にいい配慮だと感じました。

    特に、PTAの会則は、保護者がPTAの会員として活動する上で、きちんと読めるかどうかということは大きな問題ですので、そういうところに配慮した議案書をつくられているということは、大変価値のあることだと感じ、ぜひこれは他の学校に横の関係で広がっていけばいいということを思いました。議事もスムーズに進み、PTA会長をはじめ役員の皆さんのこういう姿勢が大事だということを感じました。

    2点目です。これは委員活動報告ではなく感想になりますが、先ほど教育長からお話があったように、熊本の地震の件です。新聞の記事を読んでいましたら、ある熊本市の小学校に開設された避難所の運営が非常にうまくいっているところがあり、どのようなシステムになっているかを観察してみると、その小学校の校長先生が核になって、日ごろ培った校長先生と町内会会長の関係や、町内会の方たちとの日ごろのつながりを上手に生かして、避難所運営が非常にうまくいっている例がありました。

    それが自治体から見ても、モデルケースのような形で非常によかったという記事を読みまして、学校というのはますますいろいろな意味で求められるものが広がってくるということも思いましたけれど、日ごろの学校と地域との連携というものが、いざというときに役に立って、表に出てくるという一つの例として、非常に興味深くその記事を読みました。羽村市も地域と密接にかかわっておりますので、各校長先生がいい関係をつくってくださっていると思っておりますけれど、あってはならないことですが、もし大きな災害が起きたときに、地域との日ごろの結びつきが大切だということを感じたところです。

    以上です。

     

    教育長 ほかに何かございますか。

    江本委員の松林小学校PTA総会の出席報告で、資料に振り仮名が振ってあるということですが、ほかの学校の資料にはありましたか。

     

    島田委員 教育長

     

    教育長 島田委員

     

    島田委員 栄小学校の資料には振り仮名が振っていなかったと思います。

     

    教育長 低学年の子どもたちにも読めるよう配慮されたのではなく、外国籍の保護者に対する配慮だということを改めて認識しました。

    ほかにございますか。

     

    塩田委員 教育長

     

    教育長 塩田委員

     

    塩田委員 PTA総会に出席させていただいた感想です。

    支部役員や専門部委員会の新役員の紹介で、大勢の名前が呼ばれるのですが、返事をせず、起立しないという学校があり、残念に思いました。

     

    教育長 それでは、以上をもちまして教育委員会委員活動報告を終了します。

    日程第4

    教育長 議案第17号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

     

    生涯学習部長 教育長

     

    教育長 生涯学習部長

     

    生涯学習部長 議案第17号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命についてご説明いたします。

    本議案は、羽村市特別支援教育就学支援委員会条例第3条の規定に基づき、委嘱及び任命している羽村市特別支援教育就学支援委員会委員について、任期満了により新たに委嘱及び任命しようとするものです。

    委員構成につきましては、別紙名簿に記載のとおりです。

    任期につきましては、本日より平成29年3月31日までとなっております。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

     

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

     

    質疑なし

     

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第17号 羽村市特別支援教育就学支援委員会委員の委嘱及び任命については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    異議なしの声あり

     

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    日程第5

    教育長 議案第18号 平成28年度羽村市一般会計補正予算(第1号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

     

    生涯学習部長 教育長、生涯学習部長です。

     

    教育長 生涯学習部長

     

    生涯学習部長 議案第18号 平成28年度羽村市一般会計補正予算(第1号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についてご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、平成28年度羽村市一般会計補正予算のうち教育費に係る部分について教育委員会の意見を聴取する必要があるため、その内容を説明し意見を求めるものです。

    細部につきましては、別紙の資料をご覧ください。

    今回の補正予算の内容ですが、東京都からの委託事業5事業について、事業採択を受けて補正予算に提案させていただくものです。

    歳出の1番目は職員人件費です。こちらにつきましては、4月1日の人事異動に伴う職員の人件費の増減によるものです。

    次に、教育研究・教育指導に要する経費が90万円、国際理解教育に要する経費が650万円で、東京都から委託事業を受ける内容になっています。

    細かい部分は、歳入でご説明します。

    歳入の1番でございますが、オリンピック・パラリンピック教育重点校事業委託金です。羽村東小学校を重点校事業として指定を受けたものに伴う増額20万円でございます。

    2番に、スーパーアクティブスクール事業委託金といたしまして、中学生の体力向上について、先進的な取組みを行う事業で、羽村第一中学校がその指定を受けたもので、30万円です。

    3番目は、道徳教育推進拠点校事業委託金です。道徳教育推進事業といたしまして、松林小学校、羽村第二中学校がその拠点校として指定を受けたものです。40万円でございます。

    英語教育推進地域指定事業委託金につきましては、英語教育推進地域指定事業において、羽村市が指定を受けたことに伴い増額を行うものです。全小学校分として650万円です。

    歳入の東京都からの委託金を、先ほどご説明いたしました歳出の2番、3番の経費にそれぞれ割り当てて、講師の謝礼、消耗品、コーディネーターの費用等に使用していくものでございます。

    以上、簡単ですが、平成28年度羽村市一般会計補正予算(第1号)のうち教育費に係る部分の意見聴取についての説明といたします。

    以上です。

     

    教育長 以上で説明が終わりました。

    1点、私から、この委託事業の期間は何年間ですか。補足説明をお願いします。

     

    生涯学習部参事 教育長

     

    教育長 生涯学習部参事

     

    生涯学習部参事 2番のスーパーアクティブスクール事業ですが、3年間となっております。

    3番、道徳教育推進拠点校事業ですが、こちらは2年間です。

    4番、英語教育推進地域指定事業ですが、こちらは2年間です。

    1番のオリンピック・パラリンピック教育重点校事業につきましては、本年度ということになっておりますが、こちらについては、オリンピックまで4年半ございますので、次年度以降で多少変動があると考えております。

    以上です。

     

    教育長 ご質問ございますか。

     

    質疑なし

     

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第18号 平成28年度羽村市一般会計補正予算(第1号)のうち教育費に係る部分の意見聴取については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

     

    異議なしの声あり

     

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    これをもちまして平成28年第5回羽村市教育委員会(定例会)を閉会します。

    ありがとうございました。

     

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