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平成28年度第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

[2016年9月7日]

平成28年度第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録

日時

平成28年8月9日(火曜日) 午後7時00分~午後9時00分

会場

市役所3階 庁議室

出席者

座長 若松 仁、委員 佐藤 美知子、佐久間 英明、池田 文子、川端 秀明、阿部 啓一、鶴我 佳子、山口 脩、伊藤 節雄、荻原 稔、岡田 千依

欠席者

副座長 雨倉 千恵子、委員 中根 透、細渕 陽右

議題

1.開会

2.議事

(1)第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について

(2)羽村市生涯学習基本計画の推進に関すること

 【テーマ】生涯学習社会の実現を目指して!~活力ある地域コミュニティと心豊かな安らぎに満ちた生涯学習のまち~

「循環型生涯学習の推進について」

3.その他

傍聴者

なし

資料

・ 第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会 会議次第

-以下、前回配布資料-

・ 資料6 【テーマ】生涯学習社会の実現を目指して ~活力ある地域コミュニティと心豊かな安らぎに満ちた生涯学習のまち~

・ 社会教育委員の会議の提言 

「市民や団体等が学んだ成果を地域社会に還元できる仕組みの構築について」

―別冊-

・ 羽村市生涯学習基本計画

・ 実施計画(平成28年度版)

・ 羽村市生涯学習基本計画 概要版

会議の内容

1. 開会

(事務局)  定刻となったので、ただ今から、第2回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会を開会する。

   本日は、お忙しいところ、ご出席いただきありがとうございます。

   早速だが、次第に沿い会議を進める。

   なお、雨倉副座長、中根委員、細渕委員は、本日、所用により欠席である。

   また、会議録については、第1回の懇談会において公表の際に「発言者の氏名は記載しない」と決定している。開催通知とともに皆さんに送付した会議録の中ではご自身の発言を確認するために発言者氏名を記載しているが、この後の議事の1で会議録の訂正の有無を確認したうえで「座長」「副座長」「委員」「事務局」と表記を直し、市公式サイト等で公表するので、ご了承いただきたい。

 次に、本日の会議の傍聴については、傍聴者なしである。

 それではこれからの議事の進行を座長にお願いする。

(座長) 議事に入る前に、前回欠席した委員に自己紹介とご自身の活動と近況について、お話し願いしたい。

(委員) 羽村市町内会連合会の理事をしている。過去にはボーイスカウトの指導者やPTA会長を経験した。現在は町内会長として地域のコミュニティに努めている。

 

2. 議事

(1)第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について

(座長) 会議に入るが、まず会議に先立ち、皆さんにご協力をお願いする。円滑に会議の議事を進行するため、発言のある場合は、挙手をお願いする。私から委員を指名するので、その後、発言をしてほしい。

 それでは、初めに、議事の1項目め、「第1回羽村市生涯学習基本計画推進懇談会会議録について」を議題とする。主にご自身の発言について、訂正等はあるか。

(各委員) 特になし。

(座長) 訂正等ないようなので、会議録については、委員の氏名を削除した形で、窓口での閲覧と羽村市公式サイトへ掲載をする。

 続いて、議事の2項目め、「羽村市生涯学習基本計画の推進に関することについて」を議題とする。事務局から説明をお願いする。

(事務局) それでは、事務局から説明する。

 この懇談会では、委員の皆さんの現在の活動や今までの経験から感じたことなどについて、積極的に発言願いたい。今回の議論の内容についての説明だが、前回の懇談会で配布した資料のうち、資料6をご覧いただきたい。今後の会議においても、この資料6を基に進めていく。

 1ページに記載している「1 循環型生涯学習の推進について」、市民一人一人が自主的・自発的に学んだ成果を、次世代や地域社会に還元する循環型の生涯学習とするため、市では、生涯学習基本計画に掲げる「楽しく学び、つながり、活かす、生涯学習」を基本理念に、循環型生涯学習の実現に向けてさまざまな施策を展開している。

 今後、さらに充実していくためにはどのような取組みが求められるのかを、(1)(2)の2つの視点から議論していただきたいと思うが、日頃活動している団体の立場から、団体に属していない方は客観的な立場から意見をいただきたい。

 まず、1つ目として、「自らが学ぶ機会の一つとして、社会教育関係団体が挙げられるが、少子高齢化や余暇の過ごし方の多様化などが要因で団体数や構成員数が減少傾向にあるといわれている。そこで、今後、市内の各団体が活性化するために必要なことは何か。

 また、年代を問わず、新たなサークル・団体の結成、会員の増加のために必要なことは何か。」について、ご意見いただきたい。

 2つ目は、「自ら学んだ知識や技能を、新たに学習しようとする市民に還元できる仕組みを構築するために必要なことは何か。」について、さまざまな視点からご意見いただきたい。

 以上で、説明を終わる。

(座長) 事務局からの説明が終わった。

 本日は、ただ今の説明のとおり、前回の資料6の1ページ「1循環型生涯学習の推進について」、今後、さらに充実していくために(1)と(2)の2つの視点からどのような取組みが求められるのか議論をしてほしい。    

 (1)は、「今後、市内の各団体が活性化するために必要なことは何か。」と、「年代を問わず、新たなサークル・団体の結成、会員の増加のために必要なことは何か。」について、(2)は、「自ら学んだ知識や技能を、新たに学習しようとする市民に還元できる仕組みを構築するために必要なことは何か。」について、以上、細かく分けると3点に分かれることから、一応の目安となる時間を決めておきたい。

 (1)-1「今後、市内の各団体が活性化するために必要なことは何か。」を30分間、概ね午後7時40分を目途に議論する。

 (1)-2「年代を問わず、新たなサークル・団体の結成、会員の増加のために必要なことは何か。」は35分間、概ね午後8時15分を目途に議論する。

 (2)の「自ら学んだ知識や技能を、新たに学習しようとする市民に還元できる仕組みを構築するために必要なことは何か。」は35分間、概ね午後8時50分を目途に議論をする。

 

議題(1)-1「今後、市内の各団体が活性化するために必要なことは何か。」

(座長) それでは議論に入るが、意見のある方は挙手をしてほしい。

(委員) 私の活動している団体は社会教育関係団体として登録しているが、社会教育関係団体に登録するためには団体の構成員の7割以上が市内在住在勤という条件がある。

 私が活動しているのは障害者の団体であるが、市内の障害者の人数を考えると構成員の増について羽村市だけで充足するのはなかなか難しいので、羽村市在住在勤が7割以上の枠があると会員数を増やし活動を活発化するにも制限がある。

 また、スイミングセンターを利用する際には施設の予約や使用料の面で支援を受けて活動しているが、一緒に活動したいと言う市外の方の申し出もあった時に「市外だから」と断ることもできず、正規メンバーにもできない現状がある。

 例えば、西多摩地区の図書館は広域利用が可能なように、市内・市外の人たちがお互いの活動の場を広く利用できれば、市外の人が羽村市に集うようになると思う。

(委員) 15年ほど前になるが、私は瑞穂町で生涯学習主管課に配属されていたことがある。瑞穂町では生涯学習推進団体という名称で180団体ほどあり、施設の利用や印刷機の使用などに関して行政が支援をしている。また、団体を紹介する冊子を作成し、活動に参加したい人には行政が団体との仲介をしている。

 瑞穂町でも会員の減少が問題であるが、会員の増加のために行政でも団体が活動を発表する場を作っている。

 羽村市の社会教育関係団体が掲載されている「羽村市市民活動・ボランティア団体等ガイド/団体・サークルガイド」を見たが、団体の連絡先の電話番号や活動日、活動時間が記載されていて、市を通さず、気軽に直接問合せができるので良いと思う。

 羽村市は生涯学習基本条例が制定され、さまざまな部署の職員から組織された会議が設置されていたり、市長が生涯学習のまちづくりに力を入れているなど、市民の生涯学習に対してとても意欲的だと感じた。

(委員) サークルなどの活動に参加する際には会費が必要になることが多い。気軽に参加できるように無料で参加できると良いのではないか。

(座長) 事務局に確認だが、無料で参加できるサークルなどの活動はあるのか。

(事務局) 社会教育関係団体は、法律的に行政から関与されず、自身の意思で活動を行っているものである。中にはお金をかけずに活動しているところもあるかもしれないが、具体的には把握していない。しかし、活動のために必要となる材料や場所などの費用を皆で負担している団体が多いと思う。

(委員) 60歳以上という年齢制限があるが、いこいの里では無料で参加できる活動がたくさんある。水彩画などは人気があって参加者も多いそうだ。

(委員) 年齢や性別の制限なく、誰でも無料で参加できるものがあると良い。

(委員) いこいの里で行っているものは、市の主催事業ではないだろうか。そうであれば、経費の財源は公費である。市の主催で行われる社会教育事業と社会教育関係団体の活動は、切り離して考えた方が良いと思う。

 私たちの団体では会費を集めている。講師料やその他の経費として会費の中で負担していただいているが、活動を希望される人の中には障害者が対象の活動なのにお金がかかるのかと言う人もいる。

 独自で活動するためには財源が必要であり、公的な補助金などがなければ受益者負担にする以外ない。

 市の主催事業で行っている活動と私たちの活動は外部から見ると同じに見えるが、今回の話題では切り分けて考えたほうが良いと思う。

(委員) 町内会の松林地区では、養護学校の小学部の児童と交流する機会が多いので、町内会の子どもたちも障害のある子どもと違和感なく接している。

 また、同じ町内に設立された五ノ神学園の児童とも市内一斉美化運動や町内会のお祭り、餅つき大会などの行事において一緒に活動している。障害者の団体も地域と一緒にする活動であれば、費用がかからない活動ができるのではないか。

(委員) 団体の活動を活発にするため、市内市外を問わず、主にチラシの配布やポスターで会員募集の働きかけを行っている。時々、加入や見学の希望を受けるが、中には会の意向にそぐわない方がいることも有り得るので懸念している。

(委員) 羽村市老人クラブ連合会の会員は約3,100人であるが、市内に60歳以上の高齢者が10,000人近くいることを考えると、加入率は充分ではない。会員数の減少はあるものの、増加がないことが懸案事項である。高齢者の生きがいや健康を高めることを目指して活動しているので、是非加入してほしいと募集活動に努めているところである。

(委員) 社会教育委員の会議の「提言」の3ページに「コーディネーターの設置」とあるが、コーディネーターとなる人が近隣の市町と情報交換や協力体制のネットワークが作れれば良いと思う。

(委員) わが子は、瑞穂町で団体登録されていると思われる太鼓の団体に入っている。羽村市の方はご遠慮くださいとは言われずに、他の会員と同様に活動している。市町を超えて交流することは、お互いの活動の活性化につながると思う。

(委員) 先ほど、新しい会員が増えないという意見があったが、例えば、1年に数回は「新しい人を受け入れる日」や「1から始められるコース」が設定されていると、新たに参加したい人が入りやすいのではないかと思う。

(委員) 老人クラブに加入すると会費が必要になるか。

(委員) 年間の会費は1,000円である。旅行やスポーツ、レクリエーションなど年間を通して計画されているさまざまな事業に参加すると、3倍以上の還元になっているのではないかと思う。

 会員を増やすために直接声掛けをするなど、加入していない高齢者へ働きかけをしているが、老人クラブの加入率は、同じ市内でも線路の東側と西側でかなり違う。昔から羽村市に住んでいる方と移り住んできた方とでは、高齢期に入ってからの過ごし方についての考え方が違うのではないかと感じている。

 老人クラブは31グループあるが、中には介護に関する勉強会を行っているところもある。将来、80歳以上の高齢者を介護するのは60歳以上の高齢者になるのではないかと考えられるので、老人クラブで皆と交流をもつなど、高齢者には積極的に行動していただきたいと思っている。

(座長) 時間になったので、この議題は終了とする。

 

議題(1)-2「年代を問わず、新たなサークル・団体の結成、会員の増加のために必要なことは何か。」

(座長) 次に、「年代を問わず、新たなサークル・団体の結成、会員の増加のために必要なことは何か。」を議題とするが、何か意見はあるか。

(委員) まず確認だが、「生涯学習」の基本となるものは何か?

(座長) 「生涯学習」とは、「学校教育」と「社会教育」を含めた全てが生涯学習である。

(委員) 町内会の加入率が低いと言われており、先ほどのお話の中にも老人クラブに入りたくない人が多いと聞いた。幼稚園においては、父母会の役員をやりたくないと言う人も少なくない。

 どこかに属して活動するというよりは、自分のペースでやりたいことをやった方が良い、あるいは団体に所属したくないと考えている人もいるようである。そういった人たちの意見を把握することや、活動したいという思いに変わるきっかけづくりを考えてはどうか。

 また、羽村市ではどのような団体があり、どのような活動をしているかを知りたいので、資料として「羽村市市民活動・ボランティア団体等ガイド/団体・サークルガイド」をいただきたい。

 以前の幼稚園の父母会は、活発に活動していた。現在も活発ではあるが、取組む気持ちが強い人とそうでない人の温度差が大きいように感じられる。その原因については、母親たち自身が学校生活を経た過程で友人関係の難しさ、あるいはいじめなどを経験したことから、積極的に自分の意見を言ったり周囲と違う言動で目立つことを敬遠しているのではないかと思われる。幼稚園としては、子どもたちのために親が社会性を広く持ってほしいと思うので、父母会を大事にしていきたいと思っている。

(座長) 以前見たアンケート調査の記事で、「団塊の世代がリタイアした後に地域に戻ってくるか」というものがあった。「何か社会貢献したい」という回答が多い中で、町内会活動などについては否定的な意見が多かった。こういった話について何か意見はあるか。

(委員) 社会的な環境の変化のせいか、決められた時間に集まり、会費まで払って活動することに抵抗がある人もいるのではないか。

 最初のうちはみんなで集まることができても、だんだん参加できなくなってくるように、活動することにしばりがあるものより、オン・オフのゆるみがあるものでないと続かない、個人で好きなように活動したいというのが近年の傾向ではないかと思う。こういったことに対応するために、他の自治体、あるいは世界ではどんな状況なのかを知ることも大事である。

 また、先日昭島の環境フェスティバルに参加したが、子どもたちも多く集まり大変な賑わいだった。こういったことが元気なまちづくりにつながっていると感じた。

(委員) 小学校でもいろんな体験をさせたいと考え、職場体験やあこがれ夢広場などの取組みをしている。教育委員会の地域教育シンポジウムでは多くの小中学校の親子が参加している。羽村市環境フェスティバルにも多くの子どもたちが参加している。羽村市においてもさまざまな取り組みがあると思う。

(座長) 学校に関係する団体としてはPTAが挙げられるが、都内ではPTAがない学校もあるようだ。羽村市では全ての小中学校でPTA活動があるが、PTAに対するいろいろな意見はあるようである。

(委員) 親の年代によって考え方も大きく違っていることもある。

 私がPTA会長をしていた頃は、町内会対抗PTA運動会があった。参加するのは母親の方が多かったが、父親向けの競技を取り入れると父親の参加も増えて、とても盛り上がった。しかし、その運動会は、数年後に保護者の負担感から開催されなくなってしまった。

 町内会には子ども会があるが、「役員ができないから子ども会を辞める」「子ども会を辞めたから町内会を辞める」という人がいる。子どもは町内会や子ども会の行事に参加できなくなるし、子ども会も会員が減ると活動が困難になる。そういったことを割り切っているのが今の親の考え方なのかと思った。

(委員) そういった状況においても、リーダーシップがある母親が「一緒にやりましょう」と声をかけると賛同する場合がある。

 会員を集めることについては、お祭りなどの模擬店にはたくさん人が集まるので、そういった場を活用して団体の会員募集や初心者向け講座の案内などを試みるのも良いかと思う。

 また、生涯学習基本計画についてお願いだが、幼児教育に関することが少ないので、今後機会があれば、幼稚園の方にも情報をいただき、幼児に向けたものを生涯学習の計画に取入れていただけたら良いと思う。

(座長) 生涯学習の幼児期は、少年期との関わりもあると思う。中学校の学習コーディネーターとして、地域の保育園などに交渉をしているが、学校教育の中で児童生徒が幼児と異世代交流を図ることは、とても大事な学習となると思う。

 周知についてだが、私はフェイスブックをしていて、先日「でんきバスはむらん」を掲載したところ、車が好きな人から「羽村市はすごいですね」と反応があった。羽村市に住んでいると当たり前の情報が、外側から見るとすごいことであったりする。稲作体験にしても、田植えに子どもや大人の参加者800人が集う。こういった事業があり、そこに多くの参加があることは他ではなかなかないことであると思う。

 自治体のホームページはどこも同じ様に形式的である。皆さんの団体などのフェイスブックやインスタグラム、ツイッターで活き活きとした活動の情報発信をしていくと、それを見て興味を示す人は必ずいると思う。こういった情報発信の手段は今後のカギになるのではないか。

(委員) 情報を探している側からは、そういった情報発信があると内容が良くわかり、情報収集の効果は高いと思う。

(座長) 時間になったので、この議題は終了とする。

 

議題(2)「自ら学んだ知識や技能を、新たに学習しようとする市民に還元できる仕組みを構築するために必要なことは何か。」

(座長) では、ここから「自ら学んだ知識や技能を、新たに学習しようとする市民に還元できる仕組みを構築するために必要なことは何か。」を議題としたい。何かご意見はあるか。

(委員) 先ほどの(1)-2にかかってくることだが、生涯学習のコーディネーターがいれば、団体等の中で会員数が少なくて困っているなど自分たちだけでは解決できないことの相談や他の団体と連携できること、他の自治体の広域連携でできることの提案など、横のつながりをつくる役割を担ってもらえると団体などの活性化につながるのではないか。

(委員) 文化協会の中でも、昨年は3件ほど登録団体の退会があった。メンバーの高齢化により活動が困難になったなどいろいろな要因があるが、一方で団体が全4回の講座を開き、その受講者たちが講座終了後にサークルを立ち上げることもできるという企画を行っている。また、最近は写真の団体が増えて活発に活動している。文化祭という発表の場があるので、是非そういった機会を活用してほしい。

(座長) 羽村市には、ゆとろぎというハード面ではとても良い施設があるので有効に活用できると良い。

(委員) 学校にもコーディネーターが配置されているようだが、どのようなものか。

(座長) 学校における学習コーディネーターの活動例として、さまざまな専門技術を持つ地域の方にお願いして、中学1年生を対象に「プロから学ぶ」という授業をしている。子どもたちは想像以上に興味深く話を聞いていて、後に読んだ感想文もすばらしいものだった。学校と地域がうまく交流していくことは、子どもたちにとても良い影響を与えるものであると思う。

(委員) 授業での地域交流ということになると、関わる子どもと地域の人が限られてしまうので、例えば休み時間を利用して広く地域と交流できる機会があったら良いと思う。

(委員) 幼稚園では、父母会以外に任意参加の「お父さんの会」がある。「おばあちゃんの会」があっても良いのではという話が出たことがあるが、リーダーとなる人がいないと実現はなかなか難しい。

 しかし、子どもたちは良いものを吸収する力がとても強いので、たくさんの人と接するチャンスをつくることは大切である。また、関わる側も子どもたちから元気をもらえるのではないかと思う。

(座長) 私は昨日まで八丈エコ教室に参加していた。活動の中でアジを3枚におろす体験があり、子どもたちは八丈島のおばあちゃんから指導を受けた。普段から包丁を持つことが少ない子どもたちだが、おばあちゃんたちの指導は素晴らしく、誰もケガをしなかった。

(委員) 幼稚園でも子どもたちに包丁を持たせる機会を作っているが、小学校に上がるとそういった機会が少なくなる。家庭では包丁を持たない母親も増えているのではないか。

 幼児教育では、生活に関する教育を必要なものとして行っているが、学校教育では、生活に関する教育については家庭で行うことであるとして、フォローが手薄になっていると思う。

(委員) 昔は専業主婦も多く、生活に関する教育を家庭でできたが、社会環境が変わり、働く女性が増えて親たちが忙しくなった。家庭での教育が難しくなっているのではないか。

(委員) 外食やスーパーのお惣菜、冷凍食品など、便利な食品を利用している家庭もあると思う。

(委員) 先ほどの意見に出た「おじいちゃん、おばあちゃんの会」はとても興味深い。もし、孫が通う保育園でそういった会があり、保育園のために何かをするという活動があったら、率先して参加すると思う。そういった会を始める保育園があったら、とても良い生涯学習になるのではないだろうか。

(委員) 市内各小学校では、地域の高齢者を呼んで、伝統的な日本の遊びであるけん玉やお手玉を教えてもらう機会がある。

(委員) 私たちの団体も、何校か小学校に出向いて工作教室を行った。おもちゃの病院では修理の他に、新しい命を生むという意味でおもちゃをつくる工作教室にも力を入れている。

 私が活動する目的は「子どもたちのために」というよりも、「子どもたちに工作を教えるために自分が勉強することが楽しい」ことである。子どもたちが喜んでくれるので勉強しなくてはいけない。自分にとっての生涯学習を子どもたちに助けてもらっていると考えている。

(委員) 「自ら学んだ知識や技能を、新たに学習しようとする市民に還元できる仕組みを構築するために必要なこと」についてだが、「羽村市生涯学習基本計画実施計画(平成28~30年度)」の189ページに記載されているようにさまざまなリーダーの養成講座を行っているが、今までの意見を聞いている中で、魅力的なプレゼンテーション能力を養成する講座があったら良いと思った。魅力的なプレゼンテーションができれば、これから学習する人にその学習の良さを充分に伝えることができるのではないか。

(委員) 今年度から教育委員会の後援を得て実施することになった「理科好きになる工作塾」のチラシを、教育委員会を通して市内小中学校に依頼し、対象となる学年の子どもたち全員に配布をした。材料費がかかる講座なので保護者にも見てほしいチラシだったが、子どもから親に渡されていない家庭もあるようだった。

 また、先生の方でどう説明して配布したかわからないが、地域の団体が学校とつながりを持つためにも協力をお願いしたいと思う。できればチラシではなく、数分で良いので直接子どもたちに事業の話を伝えたい。チラシを渡して応募を待っているのではなく、情報の発信者が直接対象者に向けてアピールする方が効果的ではないかと思う。

(座長) かなり前の話になるが、土曜日の学校が休みになる時に地域教育シンポジウムで「学校週5日制に向けて『今度の土曜日何しようかな』」というテーマで話し合ったことがある。意見交換の中で「友達と遊びたい」より「科学の実験がしたい」という意見が多かった。しかし、実際はその意見をフォローできていない。今は土曜日の休みが定着しているが、今後、夏休みの空き教室を利用して子ども向けの講座をすることができたら良いのではないか。保護者も学区外のゆとろぎなどが会場だと心配であるが、学校が会場であれば抵抗なく参加しやすいと思う。

(委員) 8月4日にゆとろぎで開催した「工作教室」は大変好評であった。ゆとろぎイベントガイドなど、PRが良いと参加者数も多いと実感した。

(委員) 「自ら学んだ知識や技能を、新たに学習しようとする市民に還元できる仕組み」ということは、教える力量や経験、深い知識が必要になることなので難しいと思う。

 例えば「0から外国語を学べるまち」を目指したとする。教える人がプロではなく初歩的な語学力のみであっても、3年後には学習者が日常会話くらいは教えられる程度に成長する。それが繰り返されるような循環型学習の形があっても良いと思う。

(委員) 循環型の生涯学習も組織の継続もとても大切なことであるが、必ずしもそれにこだわらず多様な形があっても良いと思う。

 障害者の団体では、赤ちゃん、青年と成長していく上で、それぞれの時代の課題があり、経年変化していくこともあると思う。当事者が教えられるようにはならないが、最初は支援を受けて子育てをしていた親たちがやがて相談員になるなどの支援をする側になることは多々ある。

 同じ組織を維持しなくてはならないものもあるが、サークルなどは経年変化したり、新しいものができるのは当たり前なので、それらをうまくつないでいくことも1つの方法になってくると思う。

 生涯学習は学校教育と社会教育のとても範囲の広いものであるが、社会教育のサークルなどは、経年変化したり新しいものができたりする。例え続けられなくなったとしてもそれは敗北ではない。いろいろな在り方があっても良いと思う。

(座長) 時間になったのでこれで終了させていただく。次回は資料6の2ページ、「生涯学習によるまちづくりについて」を議題とする。

 

3. その他

(座長) 「その他」として事務局からは何かあるか。

(事務局) 次回は9月5日(月)である。「生涯学習によるまちづくりについて」、皆さんの希望や夢を語っていただきたい。

 本日の会議録については、次回の開催通知と一緒に送付するので、あらかじめ確認をお願いしたい。

(座長) 他に何かあるか。

(委員) 提案だが、この懇談会にはさまざまな分野の団体の方が参加されているので、それぞれの活動を紹介する資料を持ってきていただき、交換したいと思うがいかがか。

(事務局) 団体活動の紹介などの資料の配布については、可能である。

(座長) それでは、皆さんからそれぞれの活動の資料があれば、お持ちいただきたい。

 これで、第2回の生涯学習基本計画推進懇談会を閉会します。皆さんのご協力をいただきありがとうございました。それでは事務局に戻します。

(事務局)  座長におかれましては、議事進行ありがとうございました。

 委員の皆さんにおかれましても、長時間にわたりご審議いただきありがとうございました。

 

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課(生涯学習推進係)

電話: 042-555-1111 (生涯学習推進係)内線362

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