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第6回羽村市史編さん委員会会議録

[2017年4月13日]

第6回羽村市史編さん委員会会議録

日時

平成29年2月14日(火曜日)午後3時~午後4時35分

会場

羽村市役所3階301・302会議室

出席者

委員長 浜田弘明、副委員長 島田哲一郎、委員 深澤靖幸、白井哲哉、白井正明、菊池健策、白井裕泰、宮川修、増田一仁、和田豊

顧問 櫻沢一昭

欠席者

なし

議題

1.委員長あいさつ

2.議題

(1)第9回羽村市史編さん本部の報告について

(2)平成28年度羽村市史編さん事業実績について

(3)平成29年度羽村市史編さん事業計画について

(4)『羽村市史 資料編 近現代図録』構成について

(5)その他

傍聴者

なし

配布資料

  • 第6回羽村市史編さん委員会次第
  • 席次表
  • 【資料1】平成28年度羽村市史編さん事業実績報告について
  • 【資料2】平成29年度羽村市史編さん事業作業計画
  • 【資料3】『羽村市史 資料編 近現代図録』構成案
  • 羽村市史編さんだより「伸びゆくはむら」第7号・第8号

内容

1.委員長あいさつ  

委員長からあいさつ

 

2.議題

(委員長) それでは次第に沿って議事を進めてまいります。事務局に伺います。本日、傍聴希望者はいらっしゃるのでしょうか。

(事務局) 現在、傍聴希望者はいません。

(委員長) わかりました。傍聴者なしということで、それでは議題に入りたいと思います。議題の2の(1)「第9回羽村市史編さん本部の報告について」、事務局から説明をお願いします。

 

(1)第9回羽村市史編さん本部の報告について

(事務局) 第9回羽村市史編さん本部の報告について説明

・平成28年9月30日(金曜日)開催の第5回羽村市史編さん委員会の後、10月17日(月曜日)に第9回羽村市史編さん本部会議を開催した。

・本部会議では、第5回羽村市史編さん委員会で審議された平成28年度の進捗状況並びに『羽村市史』資料編の構成等について最終承認を得た。平成29年度は「近現代図録編」及び「中世編」の刊行を予定し、A4版で、写真・図版はカラー印刷を基本(中世編本文中の図版等はモノクロ)とする。

(委員長) 事務局からの説明がおわりました。ただ今の報告についてご質問等はございますか。

 特になし

(委員長) よろしいでしょうか。この件については、報告ということでご承知おき頂きたいと思います。それでは、議題の2の(2)「平成28年度羽村市史編さん事業実績について」、事務局から説明をお願いします。

 

(2)平成28年度羽村市史編さん事業実績について

(事務局) 平成28年度羽村市史編さん事業実績について説明【資料1】

〈羽村市史編さん本部の開催〉

・羽村市史編さん本部の会議は、次回3月15日(水曜日)の予定も含め年2回実施。

〈羽村市史編さん委員会〉

・羽村市史編さん委員会は、第1期委員の任期満了に伴い、平成28年9月30日(金曜日)に第2期委員(第1期委員全員再任)への委嘱状を交付。

・羽村市史編さん委員会会議は、本日を含め2回開催。当初3回を予定していたが、『羽村市史』資料編の構成等についての意見が1度の会議でまとまり、2回とした。

〈羽村市史編さん部会〉

【第1部会】

・「縄文班」「中世班」に分かれて活動。

・縄文班は、発掘調査資料の整理、住居址からの出土土器の接合関係などの確認作業をほぼ完了。比較検討の効率化や、資料編の図版などへの活用を図るため、土器の実測図や住居址の図面等のデジタルトレースも継続。

・中世班は、古文書類の確認・筆耕・翻刻作業、石造供養塔の拓本・実測作業をほぼ完了。

・阿蘇神社と縄文時代以外の出土遺物の調査は、引き続き進めていく。

・平成29年度刊行予定の『羽村市史 資料編 中世』のための準備を進めている。

【第2部会】

・市内旧3村の旧家(羽村の坂本家・五ノ神村の渡辺家・川崎村の新井家)の史料調査をほぼ完了。

・郷土博物館収蔵資料、上記以外の市内旧家(指田家・川崎村中根家)などの資料調査も進行中。

・市内寺院所蔵史料(一峰院過去帳など)の確認調査。

・市外資料として、東京都公文書館・水道歴史館等の羽村市関連資料の内容確認。

【第3部会】

・平成29年度刊行の『羽村市史 資料編 近現代図録』編集のための写真整理を続行。写真類の確認・複写作業を進め、現在約31,000点を収集。

・文字資料編のための調査も並行して実施。新聞記事目録の作成・関連記事の複写・公文書などの調査、あわせて聞き取り調査も実施。

・市外については、東京都公文書館・武蔵村山市立歴史民俗資料館・一橋大学附属図書館・府中市立図書館等での作業を実施。

・平成29年度刊行予定の『羽村市史 資料編 近現代図録』のための執筆にかかる準備を進めている。

【第4部会】

・「地形地質班」「生態班」「気候班」に分かれて活動。

・地形地質班は、上総層群・立川断層等の観測と、データの整理・分析・解析作業を続行。

・生態班は、植生・動植物調査や、屋敷林の分布等の民俗的な調査も実施。カワラノギクの経年変化や定点観測も続行中。

・気候班は、市内気候気象観測調査として、定点観測・移動観測を続行。定点観測地として、これまでの市内の小学校3校に、羽村取水所を追加。市役所3階の定点カメラからの「観天望気」実証実験も続行中。データの解析作業も進めていく。(「観天望気」は、気象に関する言い伝え)

【第5部会】

・平成27年度の予備調査を基に、聞き取り調査の本調査を2回実施。聞き取り延べ人数は約70名。

・八雲神社の神輿川入りや羽村駅西口での六社山車曳き合わせ等も含めた春季祭礼の本格調査の準備。

・市内に残る蚕室・屋敷林・膳椀倉等の調査を実施。

〈市史編さん室(事務局)〉

・「羽村市史編さんだより 伸びゆくはむら」を年4回発行。平成28年度からこれまでより2ページ増やし、表紙と特集ページを設けて内容の充実を図るとともに、紙質を変更。

・平成28年11月26日(土曜日)第2回羽村市史関連講座を開催。第4部会の白井正明部会長を講師に迎え、「山と川と坂と~羽村市とその周辺の大地の営み~」と題した講座は非常に好評を得た。      

(委員長) ただ今事務局からの説明が一通り終わりました。各部会長から補足説明がありましたら、第1部会から順にお願いします。

(委員) 第1部会は平成29年度に『羽村市史 資料編 中世』が刊行予定ですが、中世班の中の、中世石造供養塔と中世文献史料がまず第1冊目として刊行されます。これを先行して進めています。縄文班はその次の年度の刊行に向け、準備を進めています。過去の発掘調査のデータをあらためて整理し、デジタルデータ化しています。過去の調査成果を、現在の学問レベルにあわせるとどれだけ新しいことが言えるか、検討しています。最近新たな縄文時代の遺跡の発掘調査も行われ、成果も上がっているようで、それらの調査の成果も含めて、第1部会の2冊目の資料編の刊行に向けて進んでいければと思っています。以上です。

(委員) 第2部会は、江戸時代を対象としています。江戸時代の羽村市域の羽村・五ノ神村・川崎村の3村のうち、五ノ神村・川崎村の古文書についてはほぼ調査が行き届きました。羽村については史料数が大変多く、あと1年かけて読み込みを進めていきます。来年度中に全体を見ることができればと思っています。お寺や神社についても調査を進めていますが、さまざまな事情で失われた資料も少なくありません。社寺ではありませんが、江戸時代に「修験」(里山伏)だったお宅があり、100点余りの史料が残っています。東京都全体で見ても比較的よく残っている方ではないかと思います。羽村市域に残されている江戸時代の史料として重視してよいかと思っています。江戸時代前半期の史料が市域にはあまり残っていません。玉川上水関係も含め、市外での検索を、少しずつ進めています。埼玉県立文書館には所沢北野天神の古文書があり、北野天神はこの近辺の神社の差配をしていたようで、文書に阿蘇神社の記録もあるらしいので探しています。東京都水道局には、地元には皆無といってよい羽村陣屋の幕府側の記録が残っているので、しっかり調査する予定です。以上です。

(委員長) 第3部会は、近現代を中心とした調査を進めています。市内旧家の資料調査・整理を続行中ですが、近世から近現代まで、第2部会とも関わる資料整理となっています。これまで1万数千点の資料整理・目録作成・データ化・写真撮影を行い、これらが文字資料編の基礎データとなります。近現代図録編・文字資料編・本編と、最も刊行数が多く、5名の部会員で幅広く調査を進めています。平成29年度の『羽村市史 資料編 近現代図録』刊行に向け、3万点以上の写真をデータ化、その中から資料編に掲載できる5~600点の選定作業を進めています。東京都公文書館・国立国会図書館の調査も進めています。また『羽村町史』では横田基地関係の調査は行われていなかったので、基地関連の資料をあらためて見直そうと調査に力を入れています。その他、文献だけでは追えない部分もあるので、これまで議会や行政に関わってきた方からの聞き取り調査も進めています。これについては文字資料と照合させながら、歴史化を図っていきたいと考えています。以上です。 

(委員) 第4部会は3つの班に分かれて活動しています。気候班は春夏秋冬の年4回、気温その他の観測をしています。2月初めに冬の観測を終えたばかりです。昨年冬季の観測日は雨天で良いデータがとれなかったのですが、今年は典型的な冬のデータがとれました。定点気温観測では、水道局羽村取水所にも観測器を置けることになり、多摩川に近い羽村西小と取水所、台地の上の小作台小と松林小の、2地点ずつのデータが比較できるようになりました。川沿いの方が、冬の昼は暖かいが夜は寒くなります。季節風の影響、多摩川沿いの冷風の下降などの要素を検討していきます。生態班では、鳥類調査で市の鳥であるアオバズクにまだめぐり会えていないので、調査方法を検討中です。地形・地質班は、草花丘陵の地質を理解するために、丘陵全体のことを理解する必要があり、最近は昭島市から青梅市にかけて調査をしていますが、なかなか断定できるデータが得られていません。もう少しデータを集めていきます。以上です。

(委員) 第5部会は聞き取り調査を進めていますが、裏付け確認もしなければならないため、時間の割りにはなかなか先に進んでいかないのが現状です。今後は、もう少し焦点を絞り込んでいきたいと考えています。今年度も何度か聞き取り調査を実施し、蚕室の調査や小作本町会館に保管されている膳椀倉の共有の膳椀一式の調査も進めてきました。市内何ヵ所かの組が共有の膳椀を持っていましたが、使わなくなると処分され、残っているところがほとんどなくなっています。小作本町以外で膳椀倉の貸出帳簿が残っているところがあり、それと突き合わせて、どういう時に人を集め、どの程度のものが使われていたかなどの調査を実施しています。また、春まつりの調査も進めています。羽村駅前の六社山車曳き合わせの集中調査など、今年4月の春まつりの調査を準備中です。以上です。

(委員長) ありがとうございました。ただ今の事務局説明及び各部会長の補足説明に対して何かご質問・ご意見等はありますでしょうか。

(委員) 先ほど気象のことで、川沿いが寒いという話がありました。農業を始めた当初、上の畑のサトイモの葉の方が、下の畑のものよりも先に枯れました。上の方が寒かった。区画整理が終わり家がたくさん建つようになってから、逆に下の畑の方が先に枯れるようになりました。一般的な気象状況というより、市街化で変わってきた面もあるのではないでしょうか。

(委員) 以前サトイモのお話を伺った際には、小河内ダムの放水状況との関わりでは、ということだったと思いますが、市街化に伴う熱の放出などの影響もあるかもしれません。もう少し詳しく伺うと今後の調査につながるかと思います。

(委員) 膳椀組合の件ですが、隣の地区にも小屋があり、葬式があるとみんなで行って開け、座布団や茶碗などを全部出して葬式のある家へ持ち寄って使いました。家で葬式をしなくなり、全然必要がなくなって、地主さんから使わないなら返してほしいと言われたため、費用をみんなで出し合って膳椀倉を撤去して返しました。

(委員) 家で冠婚葬祭をしなくなってから必要なくなり、各所で解散しています。ある所では競売して処分し、ある所ではそれぞれ分けたなど、いろいろです。小作本町では持っていたものをそのまま保管していたので調査しました。一昨年の美原会館での調査では、膳椀関係の文書が残っていました。その中に、「くれ祝儀」と「もらい祝儀」という言葉があり、娘を嫁に出す「くれ祝儀」と、嫁をもらう「もらい祝儀」で借りる膳椀に微妙な違いが見える、という興味深い史料でした。

(委員) 青梅在住で羽村の小学校の教師をされていた方のお宅に、戦後教科書がない時に作った手作り教科書が残されているそうです。

(委員長) 可能ならばお話を伺えればと思います。

(事務局) 事務局からご連絡して、調整します。

(委員) 私が昭和46年に羽村に越してきた当初は、駅までの出勤途上で積雪量に違いがあるなど、上の方が寒かった記憶があります。

(委員) 今でも、羽村と瑞穂の畑では圧倒的に瑞穂の方が寒い。ネギでもサツマイモでも先に枯れるのは瑞穂です。作物の時期を両方で調整しています。

(委員) 先ほどの報告の中で、一峰院の過去帳を調査したとのことでしたが、途中で火事になって前の過去帳がないため、それ以前のことがわからないというようなことを聞いたことがある。蔵には「打ちこわし」の主導者仲間のマゲが保管されているような話も聞いています。

(委員) 観天望気についてですが、羽村にはどんなものがあるのですか。

(委員) 基本的に天気は西から変わってきます。羽村の場合、草花丘陵や奥多摩の山の方に雲がどうかかるかで翌日の天気がどうかという言い伝えがあるようです。現在、それを定点カメラで実証実験中です。

(委員) アオバズクのことですが、渡ってくる時期には、羽村橋の大ケヤキに見られました。

(副委員長) 過去に見た経験がありますが、10年・15年前の話です。最近はどうなのかわからないですね。

(委員) 鳴き声はどうですか。

(副委員長) 気を付けていないせいか、聞いていない気がします。そのケヤキも、4・5年前の台風の影響を受け剪定してしまい、そんなことで環境が変わったかもしれません。

(委員) わかりました。ありがとうございます。

(委員長) 他の部会に関してはいかがでしょうか。 

(委員) 市内の社寺の調査はどのような状況ですか。羽村には臨済宗の寺が多いですが。

(委員) 市内4ヵ寺にアプローチし、いろいろとご協力いただいたところです。過去帳は前回の町史でも調査され、現在もあると確認がとれています。羽村市域の各村は江戸以前から続く古い村で、一峰院などは江戸初期にもうあったことは間違いありません。そういうところは、徳川将軍からもらった朱印状があることがありますが、明治政府に返上してしまったためか、今のところ見つかっていません。臨済宗についてはよくわかりませんが、曹洞宗は住職がよく変わり、その記録が残ります。そのような寺の経営に関する史料も、今のところ出ていません。逆にそれが残っているのが修験のお宅です。大変古いお寺・神社・修験もあるので、追加調査を進めていきたいと思っています。お寺や神社については、江戸時代にさかのぼる故事来歴を書いた「縁起」がないかと思っているのですが、今のところ確認しておらず、是非情報提供をお願いしたいと思います。

(委員長) その他にご意見・ご質問がありましたらお願いします。

(委員) 家は阿蘇神社の近くで、宮司と同じ宮川姓が3軒並んでいることについて伺ったことがあります。分家だそうで、神主職の免状を受けた時の書状などがあり、それで分家した年などについて教えてもらいました。

(委員) そのような神社の経営に関する記録もあったらと思います。今後確認していきたいと思います。

(委員) 先日熊本の阿蘇神社に行き、話を聞くことができました。いろいろと話をしましたが、関東には阿蘇神社は羽村の1つだけだそうです。

(委員) 阿蘇神社関係の記録は是非ほしいので、よろしくお願いできたらと思います。

(委員長) その他、いかがでしょうか。顧問よりご意見等をいただければと思いますが。

(顧問) 私の出身の五ノ神村についてですが、『羽村町史』の編さんの際も、「鋳物師の村」、「貧しい村」というイメージがあって、気になっています。

(委員) 五ノ神村の農地はすべて畑です。江戸時代の少なくとも後期は、換金作物で現金収入を得やすかったのではないか。いろいろなデータで見ていき、どういう暮らしだったかを、残された記録から探っていきたいと思っています。顧問からの投げかけとして受けとめていきたいと思います。近代で大きく産業が変わり、そこで人々の意識も変わります。いろいろな資料で復元していき、その結果どうなったかを見ていきます。

(顧問) 『羽村市史』の刊行が、羽村市の知名度アップにつながればと思います。

(委員長) 羽村市が注目されるような市史を作っていきたいと思います。

(委員) 第5部会の阿部家蚕室調査の際、母屋が明治末期の建物でした。羽村には、まだ明治・大正期の住宅が残っているようです。そのような調査もあわせてやっていただけたらと思いますが。

(委員長) 調査については、検討させていただきたいと思います。さまざまなご意見・情報が出ました。ありがとうございました。それでは議題の2の(3)「平成29年度羽村市史編さん事業計画について」、事務局から説明をお願いします。

 

(3)平成29年度羽村市史編さん事業計画について

(事務局) 平成29年度羽村市史編さん事業計画について説明【資料2】

・平成29年度は、市史編さん事業が開始されてから4年目の年で、いよいよ成果として資料編の刊行が始まる。各部会ともそれに合わせた事業計画となっている。

・市史編さん本部会議は、平成29年10月と平成30年1月の年2回を予定。

・市史編さん委員会会議は、資料編刊行があることから年3回を予定。平成29年9月末予定の第7回会議では、『羽村市史 資料編 中世』と『羽村市史 資料編 近現代図録』の原稿を配布し、内容を説明。持ち帰って内容を再確認いただき、平成29年12月の第8回会議でご意見をいただいて最終校正に反映させる。それをもって市史編さん委員会の所掌事務である監修という形にさせていただく。また、平成30年度には原始・古代編、近世編、自然編(いずれも仮称)の3冊の資料編の刊行を予定しているところから、第7回会議では今年度同様、それらの構成等についてご意見を伺い、その内容を市史編さん本部に上げていきたい。平成30年2月予定の第9回会議では、この3冊についての最終確認を行い、平成30年度の事業計画についてご意見を伺う予定である。後半大変厳しいスケジュールとなるが、みなさまのご協力をよろしくお願いしたい。

・市史編さん室(事務局)では、「市史編さんだより 伸びゆくはむら」を昨年同様年4回発行予定。市民への情報発信を図る。

・平成29年11月に市史関連講座の開催を予定。詳細については今後の市史編さん委員会で検討。

・各部会の活動計画は以下のとおり。

・第1部会⇒縄文班は、本年度の作業の継続を含め、平成30年度資料編刊行を見据えた準備作業を進める。中世班は、平成29年度刊行の『羽村市史 資料編 中世』の入稿に向けた、史料の選定・原稿執筆・レイアウト等編集作業を進めていく。

・第2部会⇒平成30年度資料編刊行に向け、史料の確認・選定・筆耕・翻刻と準備を進めていく。

・第3部会⇒平成29年度刊行の『羽村市史 資料編 近現代図録』の原稿執筆・写真選定・レイアウト検討などと並行し、文字資料編のための資料調査・掲載資料選定・筆耕・翻刻などの作業を進めていく。

・第4部会⇒継続実施している野外調査のまとめを視野に入れながら、平成30年度の資料編刊行に向けて、各班それぞれ準備を進めていく。

・第5部会⇒平成31年度の資料編刊行に向け、聞き取り調査の内容のまとめ等の作業を進めていく。

・平成29年度資料編刊行スケジュールについて

(委員長) ただ今事務局から一通りの説明がありましたが、各部会長から補足の説明がありましたらお願いします。

(委員) 第3部会の文字資料編について触れられていましたが、第2部会は基本的に9割以上が文字史料になります。幸い羽村市域の3村には絵図がいくつも残されていて、村全体がよく描かれているものもあります。それらの写真を撮影し、できればそれをイラスト化して掲載したいと考えています。その作業も来年度手がけていく予定です。

(委員長) ただ今の内容に関してご質問・ご意見等がありましたらお願いします。

 特になし

(委員長) それでは、この計画に基づき、順次進めていきたいと思います。では、議題の2の(4)「『羽村市史 資料編 近現代図録』構成について」、事務局から説明をお願いします。

 

(4)『羽村市史 資料編 近現代図録』構成について

(事務局) 『羽村市史 資料編 近現代図録』構成について説明【資料3】

・前回の第5回市史編さん委員会でも、『羽村市史 資料編 近現代図録』の構成案を示し意見をいただいた。その後第3部会で検討を重ね、より具体的な構成案にまとめた。掲載写真を何万点の中から数百点に絞り込んでいくこともあり、タイトル等については、編集過程で変わっていくこともあり得る。全体構成については、テーマ性を重視した全6章とする。1章に5~6節、1節に4~5項目とする。今回は、テーマのくくり方、タイトルとテーマの齟齬、節や項目の順番などにつきご意見があれば、部会で検討し編集作業につなげていく。

(委員長) 若干の補足説明をいたします。全6章で、第1章が羽村市全体の概説、第2章から第5章が具体的な展開の章になります。第2章は生産と生業に視点を当てていきます。第3章は、羽村市の近世・近代を通しての変化を、ソフト面の教育と文化の視点から追い、第4章は、昭和30年代以降のまちの変貌を主にハード面から見ていきます。第5章では、市民生活が戦後どのように変わったかを写真構成で見ていきます。第6章はいわゆる資料編に当たり、現在事務局に羽村の近現代年表の作成を依頼中です。それに合わせて、人口・農業・工業・商業・学校等の近現代の統計資料を一連で掲載したいと考えています。最後には写真や図版の出典を目録として掲載予定です。項目は基本的に見開き2ページです。4~5項目、すなわち8~10ページで1節、5~6節で1章、この繰り返しで全体を構成していきます。項目の見開き2ページは、400字程度の説明と写真・図版4・5枚で構成。現在、項目までのリストを作ってありますが、写真の構成次第で変わり得るため、節までを示してあります。ご質問・ご意見等がありましたらお願いします。

(委員) 第5章に「住民の活動」とありますが、地域の高齢化・核家族化等に伴う町内会・自治会の加入率低下をなんとかしたいと考えているのですが。

(委員長) 羽村に限らず、どこも町内会・自治会の組織率が下がっています。町内会・自治会が特徴的な面白い活動などをしている写真があれば提供していただいて掲載し、市民のみなさんの理解をいただくという方向が考えられるのではないでしょうか。

(委員) 第5章の「くらしの変化」に関わると思いますが、建築物の写真というのはどの程度あるかわかりませんが、まとめて掲載できないのでしょうか。

(委員長) 農村から都市化し、居住形態がどのように変化したかは、この章の流れの中で示したいと考えています。建築だけまとめるのは難しいとしても、全体の中でさまざまな建築的特徴は出していけたらと思います。

(委員) 第2章の「生産と生業」のサブタイトル「台地のまち・はむら」について気になりました。近現代の視点では圧倒的に崖上の台地の開発が中心になるかと思いますが、第2部会的視点では、多摩川に接した部分が羽村の核としてあって、そこから台地へと出て開発が進みます。第2章には、田や玉川上水や多摩川の話もあるので、それらを含んで「台地のまち」というサブタイトルがふさわしいのでしょうか。

(委員長) ご指摘のとおりで、悩んだ所です。「川と台地のまち」なども考えましたが、近代から現代への発展過程を考えると、台地の上がメインになるので、とりあえず「台地」が望ましいかとこの形になりました。ご意見を踏まえ部会でもう少し検討したいと思います。

(委員) 先ほど上がった「台地と川のまち」が良いような気がします。養蚕なども、どちらかというと台地の下で行われ、玉川上水など台地の下の話も含まれるので、「台地と川のまち」が良いかと思います。

(委員) 第1章は他の章と少し仕立てが異なるようですが。

(委員長) 第1章だけは、項の内容についても示しています。それは、他の章の項を、基本的に見開き2ページと考えていますが、第1章については、4ページもしくは6ページになると考えているからです。そのため、他の章の節レベルの内容に相当することもあり、このように示させていただきました。

(委員) わかりました。最後の参考文献一覧その他は、第6章とは分けて別に扱うべきなのではないでしょうか。

(委員長) はい。新たに章を立てるかどうかは検討しますが、これは第6章とは別の扱いになります。

(委員) 第6章の掲載写真・図版一覧は、この章に含まれるのでしょうか、それとも参考文献などと同列なのでしょうか。

(委員長) これらは資料として取扱い、第6章に含める考えです。どこのどういう資料かというリストにしたいと思っています。その他に何かございますか。

 特になし

(委員長) では再度ご検討いただき、何かご意見がありましたら事務局の方にお申し出ください。第3部会としては、みなさんからいただいたご意見を踏まえ、再度構成を検討し、まとめていきたいと思います。以上で本日予定していた議題については終了となりますが、議題の2の(5)「その他」に関して事務局から何かありますか。

 

(5)その他

(事務局) 次回の会議の日程について説明

(委員長) ただいま事務局から、次回の会議日程について、9月の最終週から10月の第1週の間という提案がありました。具体的な日程については、今後調整させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 異議なし

(委員長) では、事務局には日程調整をお願いいたします。委員のみなさんも、日程調整にご協力をお願いいたします。その他何かございますか。

 特になし

(委員長) よろしいでしょうか。次回の会議はだいぶ先になりますが、その頃には資料編が目に見える形になっているかと思います。また、改めて具体的な審議をお願いしたいと思います。それでは、これで第6回羽村市史編さん委員会を終了いたします。どうもありがとうございました。 

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