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平成28年度第4回羽村市文化財保護審議会会議録  (平成29年3月24日開催)

[2017年8月11日]

平成28年度第4回羽村市文化財保護審議会会議録  (平成29年3月24日開催)

日時

平成29年3月24日(金曜日) 午後3時10分~午後4時40分

 

会場

羽村市郷土博物館 会議室

 

出席者

白井 裕泰会長、島田 秀男 副会長、和田 哲 委員、坂上 洋之 委員、

金子 淳 委員

 

欠席者

坂詰 智美 委員、鈴木 秀和 委員

 

議題

1あいさつ

2議題等

(1)  平成28年度第2回会議要旨の確認について

3報告事項

(1) 平成28年度第3回管外視察の実施について

(2) 旧下田家住宅消火用放水銃用エンジンポンプ起動装置及び

  収納庫屋根等修繕について

(3) 阿蘇神社本殿防災工事(避雷設備改修工事)について

(4) 市内文化財包蔵地内の開発行為に伴う確認調査等について

(5) 文化財説明板の修繕について

(6) 第29回多摩郷土誌フェアについて

(7) 平成29年度文化財保護事業(案)について

(8) その他


傍聴者

なし

 

配布資料

・平成28年度第4回羽村市文化財保護審議会 次第

・【資料1】平成28年度第3回管外視察の実施について

・【資料2】旧下田家住宅消火用放水銃用エンジンポンプ起動装置及び

 収納庫屋根等修繕について

・【資料3】阿蘇神社本殿防災工事(避雷設備改修工事)について


 

会議の内容

1.あいさつ

(事務局)それでは、只今から、平成28年度第4回羽村市文化財保護審議会を開会させていただきます。本日は、お忙しいところ、ご出席をいだだきまして誠にありがとうございます。本日の審議会につきましては羽村市文化財保護条例第45条第1項「審議会は委員の過半数が出席しなければ会議を開くことができない」との条項より、過半数を満たしておりますので成立いたしております。なお、本日の傍聴希望者は0人となっております。それでは、会議にあたりまして配布物の確認をさせていただきます。

 

最初に「平成28年度第2回羽村市文化財保護審議会次第」がございます。

次に【資料1】平成28年度第3回管外視察の実施について、【資料2】旧下田家住宅消火用放水銃用エンジンポンプ起動装置及び収納庫屋根等修繕について、【資料3】阿蘇神社本殿防災工事(避雷設備改修工事)について、【資料4】市内文化財包蔵地内の開発行為に伴う確認調査等について、【資料5】文化財説明板の修繕について、【資料6】第29回多摩郷土誌フェアについて、【資料7】平成29年度文化財保護事業(案)について、となっています。過不足ございましたらおっしゃってください。また、平成28年度第2回会議の会議録については事前に送付しておりますが、もしお持ちでない方がおりましたらお申し出ください。それでは次第に沿いまして会議を進めさせていただきたいと思います。では、よろしくお願いいたします。

(副会長)それでは第4回の羽村市文化財保護審議会を開催するが、会長が少々遅れるということなのでそれまで私が代わりに務める。

(事務局)では、会議の進行について、副会長よろしくお願いします。

 

 

2議題等

(副会長)それではお手元の次第に沿って議題等に入る。

 

(1)平成28年度第2回会議要旨の確認について

(副会長)訂正等、ご意見等のある委員は発言をお願いする。

<各委員より訂正等の発言無し>

(副会長)では、会議録として承認する。

 

3報告事項

(1) 平成28年度第3回管外視察の実施について

(副会長)事務局からの説明をお願いする。

(事務局)委員の皆さんに行っていただいた視察について報告する。(「【資料1】平成28年度第3回管外視察の実施について」を用いて説明)

平成28年11月12日(土曜日)の午前10時30分から午後5時30分まで、神奈川県の生命の星・地球博物館の視察等を実施した。資料に当日の会計報告を記載しているのでご確認願いたい。内容等は、資料に写真等が添付してあるので、これをもって報告に代えさせていただきたい。

(副会長)質問等はあるか。なければ次に移る。

 

(2)旧下田家住宅消火用放水銃用エンジンポンプ起動装置及び収納庫屋根等修繕について

(副会長)事務局からの説明をお願いする

(事務局)(「【資料2】旧下田家住宅消火用放水銃用エンジンポンプ起動装置及び収納庫屋根等修繕について」を用いて説明)

国の補助をいただいて実施した旧下田家住宅に関係する補修である。こちらについては旧下田家住宅消火用の放水銃へ水を送るポンプ小屋の工事を今年実施している。また、長年課題となっていたが、放水銃の起動装置が旧下田家住宅の内部と旧下田家住宅よりも奥の2カ所にしかなく、火事が発生した際に現実的に使用しづらいという状況であった。これを本館に近い場所で、なおかつ、警備会社の警備員が夜間でも操作ができるように屋外に設置した。緊急時には職員がこちらから起動することができる。いたずら防止のために2段スイッチになっており、電源スイッチを入れてから起動スイッチを押すという方法を採っている。旧下田家住宅は国の重要有形民俗文化財の指定を受けているため、国からの補助をいただき、事業はすべて確定し終了している。なお、前年度にはポンプ自体の補修をしており、これで2カ年かけた放水銃ポンプ関係の修繕が終了した。

(副会長)質問等はあるか。

(委員)いたずら防止のために2段スイッチにしているとのことで、普通の操作では起動できない場合、職員はどこまでの方が操作できるのか。

(事務局)先日、防災訓練を実施して全ての職員が起動操作できる。臨時職員も含まれる。

(委員)添付資料の写真では、どこにあるのか。

(事務局)左横奥に電源スイッチがあり、中央に起動スイッチがある。二重構造である。

(副会長)質問等はあるか。なければ次に移る。

 

(3) 阿蘇神社本殿防災工事(避雷設備改修工事)について

(事務局)(「【資料3】阿蘇神社本殿防災工事(避雷設備改修工事)について」を用いて説明)

東京都の指定文化財であることから、都の補助をいただいて実施した工事である。先ほど報告した旧下田家住宅は羽村市主体で行った補助事業であるが、今回は阿蘇神社が主体で行った工事であり、東京都と羽村市で補助した事業である。場所は、阿蘇神社本殿から少し離れた場所に新たに避雷針の柱を設置した。第2回の審議会時に説明した杉の木の頂上に避雷針が設置されていたが、木が成長により劣化したことから代替えに柱を立てて設置したものであり、事業は既に完了し補助の確定もして終了している。

(副会長)施工前と施工完了写真の端子箱の位置は違うのか。

(事務局)施工完了後の端子箱は裏側の同じ位置にあり、構造的には同様なものである。写真は工事完了時のホワイトボードである。

(副会長)質問等はあるか。なければ次に移る。

 

(4) 市内文化財包蔵地内の開発行為に伴う確認調査等について

(事務局)(「【資料4】平成28年度埋蔵文化財調査一覧について」を用いて説明)

1埋蔵文化財に関する調査について、本日までに立合調査を6件調査し、殆どが個人住宅の造成・建築等である。一部道路の拡幅工事を行うにあたり立合調査を行い確認した。全件とも遺物・遺構は確認さられなかった。

2試掘調査について、平成28年度は案件が無く実施していない。

3発掘調査であるが、羽ケ田上遺跡で羽村駅西口土地区画整理事業に伴って、羽村東小学校東側隣接地の道路建設を行った際に発掘調査を実施した。委員にも現場を見てもらっている。先般、委託事業者で発掘調査が終了し、報告書を取りまとめ中である。相当数の遺物と複雑な遺構が出ており、報告書作成に時間がかかる予定である。文化財的な視点からは羽村市にとってかなり有用なものが確認できたと思われる。報告がまとまりしだい、郷土博物館での展示等や市史編さん資料としてフィードバックしていきたいと考えている。

(委員)複雑な遺構とは、どういう状況のものであるか。

(事務局)具体的には、お墓のような穴が出てきた。墓こうとしては羽ケ田上では初めてである。各層毎に掘った断面から何回も土器など遺物が出てきた。特徴的な石囲みの並び方なども意図的で特殊な状況であった。

(委員)何層にも何世代にも渡り遺物等があったのか。

(委員)れき層を主体とした層である。表土を剥ぐと遺物が出てきており、水の影響もあったと思われる。縄文時代中期の遺構であるが、他の遺跡場所には出てきていない状況である。最終的には墓こうであると思うが、よく検討してみないとわからない状況である。山根坂上遺跡等のれき層との比較が今後の研究テーマである。

(委員)研究テーマとなった場合、どういう人が行っていくのか。

(委員)報告書がまとまらないと進まないが、委託事業所がまとめ、一般の研究者がいろいろな方面から進めていくことになる。

(副会長)質問等はあるか。なければ次に移る。ここから会長に進行をお願いする。

 

(5) 文化財説明板の修繕について

(事務局)(「【資料5】文化財説明板について」を用いて説明)

先般、事前に原稿を配布し各委員から意見をいただいた。現在、意見を反映し製作委託を進めている状況である。工期は3月末予定である。

(委員)次回は、修繕する説明板の内容について議論をしたいので、早めに案件として提出していただきたい。

(事務局)早めに準備していきたい。

(会長)質問等はあるか。なければ次に移る。

 

(6) 第29回多摩郷土誌フェアについて

(事務局)(「【資料6】第29回多摩郷土誌フェア実施報告について」を用いて説明)

例年のとおり立川市内で2日間に渡りフェアを実施した。会場では、紀要と図録が公表であったと思われる。

(委員)羽村市では、販売額を押し上げた理由は。

(事務局)図録が1,500円で、2年目であるが新しい冊子であり販売額を押し上げている理由と思われる。

(会長)八王子市は何の理由で冊数が売れているのか。

(事務局)品数が多く、内容が豊富であるからだと思われる。

(会長)市史編さん室では、平成29年度に資料編を出版する予定か。

(事務局)時間的に厳しいと思われる。展示などで一緒に出版できれば新聞記事などに取り上げられ、来館者の購買意欲につながると思われる。

(会長)少なくとも資料編の出版は市の広報で紹介されるのか。

(事務局)その予定である。

(会長)質問等はあるか。なければ次に移る。

 

(7) 平成29年度文化財保護事業(案)について

(事務局)(「【資料7】第29回羽村市文化財保護事業(案)について」を用いて説明)

1平成29年度予算説明では、旧下田家住宅屋根の葺替え補助金及び「羽村の祭りばやし」保存伝承事業についての資料である。2文化財保護審議会の開催については、今後委員の意見をいただきたい。3文化財説明板の修繕は、早めに内容を議案として示していきたい。4「東京文化財ウィーク2017」へ参加していきたい。5第30回多摩郷土誌フェアへ参加していきたい。6文化財保護法等に基づき、事務を進めていきたい。7文化財の保護の観点から、市内の文化財の確認・調査を行っていきたい。

(委員)「羽村祭りばやし」保存会は、申請しないと補助が出ないのか。

(事務局)申請を基に内容を精査するよう財政課や監査事務局より指示があり、適正な補助をしている。

(会長)補助金を出した後、実績報告は出ているのか。

(事務局)会計監査では、領収書などを確認し会議費や研修費として飲食を伴わない経費に対して補助していく形となっている。

(会長)会議費で13万円の用途は何か。

(事務局)登録人数が多く6団体が加盟している。1団体に対して補助しているのではなく、連合体の全体事業に対して補助している。金額ではなく効果が全体に行き渡るようになっている。

(副会長)平成28年度第1回審議会において、6文化財保護法等に基づく事務の中で、①羽村大橋拡幅②羽村橋耐震化③堂橋耐震化についての対応はどうなったのか。

(事務局)③堂橋耐震化については、すでに終了している。①羽村大橋拡幅については、直接国の史跡範囲に工事がかからない。空間として橋は架かっているので現状変更ではなく確認程度という形である。②羽村橋耐震化は、平成29年度に工事を行うもので、内容は現状変更を伴わないので、書類だけで終了するものである。

(会長)玉川上水路樹木整備について、羽村市は直接関係しているのか。また、羽村堰周辺のサクラを伐採するにあたり理由はあるのか。

(事務局)羽村市では直接関係はなく、平成19年度に東京都水道局で保存整備計画を作成しており、情報提供を十分いただき調整をしてサクラ等の樹木の伐採・抜根を行っている。けやきなどは、かなり強めに剪定していると聞いている。護岸の保護ではなく樹勢を保つという理由であると聞いている。

(会長)小作の宝篋印塔の保護については、方法が2通りあると思われる。屋根をかけるか、移転するか。

(事務局)地域の文化財は、地域に置いておくという考え方もある。最近、盗難などが起こっているので目を付けられやすい。持ち主の家系の方などに相談していきたい。

(会長)松本神社拝殿の傷みについて、文化財的な面として平成29年度中に確認することになっている。

(会長)質問等はあるか。なければ次に移る。

(委員)東京文化財ウイークへの参加について、詳しく教えてほしい。

(事務局)東京都の文化財ウィーク事業では、文化財の公開が第一目的である。羽村橋のケヤキも公開をするかしないか登録をすることでリスト化して周知されることが事業の動きである。公開できる連携事業があればガイドブックに掲載することができる。平成28年度は郷土博物館及び旧下田家住宅の公開のみの参加であった。

(委員)東京都のオーダーによって内容が作られていくことになるのか。

(事務局)基本的には、東京都の考え方によるスタンスである。平成28年度は、阿蘇神社が青梅市・羽村市の連係事業として載っている。東京都の学芸員が羽村市に来て調査しガイドブックに掲載された。

 

(8)その他

(会長)事務局より説明をお願いする。

(事務局)次回の会議の日程を決定したい。例年5月の第3週または第4週あたりに実施しているが、今年度はいかがか。

(会長)5月23日(火曜日)はどうか。

<一部委員予定あり>

(事務局)事務局で改めて日程を調整し、各委員に連絡し決定したい。

(事務局)その他として、平成29年度は多摩・島しょ広域連携活動助成金を受け、多摩川中上流域上総層群調査研究プロジェクトを実施する予定である。文化財保護審議会鈴木委員に水文学分野を受け持っていただいている。1~2年目は調査を中心に行い、3年目に成果報告が完成する予定である。

(会長)この調査は、市史編さん室で報告されないのか。

(事務局)中間で報告データを提出する予定である。

(委員)五日市のミエゾウは対象となるのか。

(事務局)実行委員の中に詳しい専門家がいるので、地層を調査すると年代がわかっていく。

(会長)では、これで本日の議題は終了とする。

(一同)ありがとうございました。


 

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