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    平成28年度第2回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    • [2016年11月19日]
    • ID:10015

    平成28年度第2回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    平成28年度第2回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議 会議録

    日時

    平成28年10月19日(水曜日)

    開場

    羽村市役所 特別会議室

    出席者

    平辰男、伊藤保久、中村匠、小山一博、井口タヱ子、鈴木將史、櫻沢富士夫(代理)、阿部啓一、山﨑大、髙﨑光、梶正明、三村哲史、深野三枝子、木下正彦、菊地郁江、橋之口律子、木村明彦

    欠席者

    進邦徹男、佐々木辰寿、友常裕、小作裕徳、武藤清美、関塚久夫

    傍聴者

    0人

    配布資料

    ・平成28年度第2回 羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議 次第

    ・資料1「年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間について」

    ・資料2「年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間実施要領」

    ・資料「平成28年9月末現在における交通事故発生状況」

    ・資料「福生警察署犯罪抑止だより」

    ・資料「火災状況及び救急件数等」

    開会

    事務局

    挨拶

    人事異動により、福生警察署交通課長及び福生消防署警防課長挨拶

    会議の内容


    (座長)次第3、協議事項の(1)羽村市における防犯、交通安全及び火災予防の最新状況について、1の交通安全について、福生警察署交通課長の山﨑推進員より報告をお願いいたします。


     (推進員)お配りしました資料の平成28年9月末現在における交通事故発生状況をご覧ください。まず始めに都内の事故発生状況ですが、9月末現在で、発生件数、死者数、負傷者数いずれも減少となっています。しかし、先月行われた秋の全国交通安全運動の期間中に発生件数、死者数共に増加してしまい、期間中の死者数は8名、ここ10年で最多の数字となってしまいました。今年も残り3ヶ月余りとなりましたが、昨日現在の交通事故死者数が119名で、昨年度と比較するとマイナス8名です。警視庁がスローガンに掲げる交通事故連続減少チャレンジアンダー150の目標を達成するためには、まだまだ厳しい状況となっています。続いて、福生警察署管内の発生状況ですが、死者数こそ減少しているものの、発生件数、負傷者数は増加しています。先月だけでも重症事故が3件発生しています。3件の重症事故のうち、1件は一歩間違えれば死亡事故になっていた大きな事故でした。続いて、自治体別の発生状況について説明させていただきたいと思います。羽村市では、発生件数、死傷者数共に増加しています。時間帯別発生状況を見てみますと、8時からと午後4時からの時間帯が多くなっています。他の自治体を見ても似たような時間帯に集中していて、朝と夕方の時間帯に多く発生している傾向が見られます。続いて事故の関与率についてですが、高齢者が全体の4割、自転車についても全体の3割と非常に高い割合を示しています。今後、日が暮れるのが早くなってきますので、夕暮れ時には目立つ服装を着て、反射材を付けるようにしていただきたいと思います。併せてライトオン16キャンペーンというのを行っておりまして、日没前の午後4時に車のヘッドライトの点灯をお願いしています。今後とも推奨していきますので、皆さんもご協力お願いします。


     (座長)ただいまの報告について、ご質問はありますか。よろしいでしょうか。それでは次に2の防犯について、福生警察署生活安全課長の髙﨑推進員から報告をお願いします。


     (推進員)まず始めに、10月2日に羽村市役所で行われた、全国地域安全運動の開始に伴う自動車防犯パレードにつきまして、市民の方や市役所にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。初めにお礼をさせていただきます。それでは、9月末現在の犯罪発生状況について報告させていただきたいと思います。福生警察署管内の刑法犯認知件数ですが、9月末で1,230件、前年度と比較しますとマイナス397件で減少率は24.4パーセント減少しております。都内の減少率が8.9パーセントですので、警察署管内の減少率としては、かなり減少しているという傾向にあります。減少している犯罪の種類ですが、特に侵入窃盗の空き巣や事務所荒らしが減少しています。更に指定重点犯罪といった警察で力を入れている特殊詐欺、ひったくり、強盗、侵入窃盗、自動車盗、性犯罪、子供に対する犯罪の七つの犯罪を指定重点犯罪として皆さんの安心、安全のために力を入れて減少させている犯罪の種類となります。この指定重点犯罪については、9月末現在で79件、前年と比べますとマイナス81件で減少率が50.6パーセントと半減をしている状況です。これは都内でもかなり減少率が大きく、警視庁管内102署ある中で、9番目に入る減少率です。続いて羽村市についてですが、羽村市内の9月末の刑法犯認知件数は380件、前年が446件ですから、前年に比べてマイナス66件、14.8パーセントの減少率となっています。ただ、380件中非侵入窃盗が74パーセントを占めていまして、このうちの43パーセントが自転車盗という現状です。なので、自転車盗を減らせば、今後、かなりの数を減らしていけるのではないかと考えており、市の防災安全課、防犯協会、警察で協力して駐輪場の対策等を進めているところです。今後、駐車場の整備及び防犯カメラ、電灯の設置等を進めて、自転車対策に努めていきたいと考えております。今後とも安全、安心まちづくりについて、推進していきたいと思いますので、ご協力お願いいたします。


     (座長)ありがとうございます。ただいまのご報告についてのご質問等はありますか。よろしければ3の火災予防について福生消防署警防課長の木村推進員からご報告をお願いします。


     (推進員)それでは福生消防署からのご報告をさせていただきます。始めに羽村市の火災状況という一番上の表です。福生消防署管内の火災件数ですが、9月末現在で火災件数が35件ということで、マイナス14件になっています。10月に入りまして1件火災がありましたので今日現在では36件という現状です。焼損面積につきましては、257平米のプラスということですが、1件福生市内で大きな火災があったので、プラスになっています。羽村市内ですけれども、9月末現在でマイナス15件と、半減しているのは、皆さんの活躍のおかげであると思っています。焼損面積につきましてはマイナス2平米とあまり変わらないですが、件数は減っている状況です。平成27年中の救急件数については中段の表のとおりです。続いて、下段が平成28年9月末現在の救急件数ですが、福生消防署管内が5,503件でマイナス10件です。羽村市内につきましては1,827件でマイナス37件となっています。東京消防庁の救急件数は緩やかに上昇傾向にあります。そのなかでマイナスになっているのは、隣の青梅消防署管内の日向和田出張所に消防車が1台増車されており、消防車が一台増えている影響がこちらの方にもでていると思います。また、これから寒くなってきます。11月には消防署として火災予防運動等を行いまして、市民の皆さんに防火の呼びかけをしていきますので、ご協力よろしくお願いします。


     (座長)ありがとうございました。ただいまの木村推進員のご報告に対する質問はありますか。


     (推進員)西多摩新聞で見たのですが、福生消防署管内の火災による焼死者が0人というのを2000日間達成したそうです。2000日を達成したということで、消防総監賞を授与したということでした。都内81の署がある中で、焼死者0ということは素晴らしいことだそうですが、福生消防署としてはどのように思っているのかよければ、教えてください。


    (推進員)住宅が多いところや繁華街が多い地域は火災が多くなる傾向があります。例えば、丸の内消防署は管轄する地域がオフィス街ですので、極端に火災件数が少ない状況です。10,000日や15,000日といった焼死者0人を達成しています。しかし、住宅地域や工場を抱えている地域は火災が多くなっていますので、怪我をする方や亡くなる方も多くなってしまいます。その中で2,000日とはかなりいい数字ではないかと思います。また、消防署としましてもこの数字を積み上げて行きたいと思っておりますので、ご協力お願いします。


     (座長)ありがとうございました。他にご質問はありますか。ないようでしたら、せっかくの機会なので、各団体でのご報告等がありましたら、お願いします。


     (推進員)資料の犯罪抑止だよりは、定期的に発行しているものなのですか。


     (推進員)だよりとは書いてありますけども、定期的に発行はしておらず、最新の犯罪手口や増加している犯罪の種類によって内容を変えて、だよりを出しています。


    後程、資料の説明をさせていただこうと思っていましたが、お話しがありましたので、今、加えて説明してもよろしいでしょうか。


     (座長)お願いします。


     (推進員)今月の10月は特殊詐欺根絶月間というのを掲げておりまして、警視庁をあげて行っています。警視庁全体で特殊詐欺の抑止、検挙を進めていこうという月間です。9月末現在の都内の特殊詐欺被害が1,393件で被害額は43億4,000万円という状況です。羽村市では今年9月末までで4人の方が被害にあわれて、被害額は1,940万円になっています。オレオレ詐欺はテレビ等でよく取り上げられているので、まだ被害にあう人がいるのかという質問を受けますが、現在でも被害の7割がオレオレ詐欺という現状になっています。また、アンケートによると、被害にあわれたほとんどが、私は大丈夫と思っていた方やなぜ被害にあうのだろうと思っていた方でした。息子や孫の声はわかると思っていても、犯人の手口がかなり巧妙になっていまして、声だけではなかなか判断できなくなっています。3度詐欺を見破った方でも4度に被害にあわれてしまうケースもあります。本日お配りした、犯罪抑止だよりですが、チェック表となっています。これをぜひご活用いただいて、地域の方々並びにお知り合いの方々に教えていただいて、このチェック表に一つでも当てはまることがありましたら、それは詐欺と疑っていただきたいと思います。被害防止に今後ともご協力お願いします。


     (座長)ありがとうございました。ただいまの説明についてご質問はありますか。


     (推進員)この「犯罪抑止だより」ですが、どのように配布されているのですか。


     (推進員)イベントやキャンペーン、各種会議でお配りさせていただいています。駅前や駐輪場で各種キャンペーンを行った際に、このたよりを一緒に配らせてもらっています。各団体で会合等ある際にお配りしたいということがあれば、遠慮なくおっしゃっていただければ、用意いたしますので、よろしくお願いいたします。


     (座長)ほかに質問はありますか。


     (推進員)火災が発生した際に、防災行政無線で火災発生の放送がされますが、その後、火災の事実はありませんでしたと放送されることがあります。市民は混乱してしまうと思います。どのような状況から火災がない場合でも放送してしまうことになるのですか。


     (事務局)火災が発生したとき、福生消防署から昼間は防災係、夜間は庁舎管理員に直通電話が入ります。直通電話を受けて、市の防災行政無線を流しています。例えば、鍋の空焚き等のケースでも火災として消防署から電話が来ます。実際に消防署と消防団が出動して、燃えていれば、もちろん消火活動を行いますが、火災の事実はないと判断し、防災行政無線で放送する場合もあります。


    他に先日ありましたケースとしては、障害者の施設で施設利用者が火災報知器を誤って押してしまいました。以前は消防署が一度火災報知器の反応した場所に確認に行き、燃えている場合は市の方に連絡をするというかたちでしたが、現在は制度が変わりまして、火災報知器がなると消防署も消防団も出動することになっています。なので、先日のケースは出動してみたら誤報であったという状況でした。

    また、午後9時以降に発生した火災が、鎮火した場合や、誤報であった場合の放送は流さないようにしています。


     (座長)ありがとうございました。他にご質問ありますか。


     (推進員)この夏にメールけいしちょうから、公然わいせつに関するメールが多く配信されていましたが、その後、公然わいせつに対して、警察の動きや検挙されたという情報は配信されないのですか。


     (推進員)確かにこの夏、羽村市内の公然わいせつに関するメールは多かったと感じています。先週に関しても、1週間で3件ほど発生している状況です。これ以上の被害が出ないようにということで、メールの配信をさせていただいております。警察としましては、犯人を検挙するため、夜間に張り込んだり、防犯カメラの設置をしたりしています。しかし今のところ犯人の検挙に至っていません。公然わいせつは夜の犯罪ですので、いち早くメールを配信して次の犯罪が起こらないようにするという目的でメールを配信しています。皆さんのご理解をいただければと思います。


     (座長)ほかに質問はありますか。無いようですので、次に協議事項の(2)年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間について事務局よりご説明お願いします。


     (事務局)それでは(2)年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間について、ご説明させていただきます。

    前回の会議でお話しした、年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間実施要領について、修正し、正式に決定しましたので、皆さんにお配りさせていただきました。平成27年度は、各関係団体様に、ご協力をいただき、年末繁華街防犯等パトロール作戦と称して、小作駅東口多目的広場で式典を行い、繁華街をパトロールしました。今年度は、防犯・交通安全・火災予防週間として位置づけ、年末の1週間を各団体様にパトロールしていただきたいと思っております。

    それでは資料1をご覧ください。1の目的につきましては、市民パトロールセンターはむらを始め、市民主体による団体、町内会・自治会、学校関係者、福生警察署、福生消防署、羽村市消防団、羽村市交通安全推進員会、福生警察署管内防犯協会羽村支部等と協力・連携し、市内をパトロールすることで、環境や風紀の改善とともに犯罪、交通事故、放火等の抑止を図っていきます。

    次に2の内容です。パトロール週間の内容については、各市内を徒歩、自転車、自動車によるパトロールを実施していただきたいと考えています。

    また、前年度と同様に、パトロール週間の初日につきましては、結束を高める意味で、各防犯等関係団体様に小作駅東口多目的広場に参集してもらい、地域一丸となった取り組みに向けて、出発式を行い、終了後、小作駅東口周辺のパトロールを実施したいと思います。

    詳細については、別添の資料2の実施要領のとおりですので、後程ご確認をしていただきたいと思います。

    次に3と4、日時と場所につきましては、パトロール週間としては、平成28年12月16日金曜日から、22日の木曜日とさせていただき、市内全域を対象にパトロールをお願いしたいと思います。

    参加を呼び掛ける実施団体としましては、実施要領の1ページの下と裏面の初めに記載してある団体となります。

    常日頃より各団体様で防犯等に対し、パトロールなどを実施していただき、犯罪等の抑止にご協力をいただいておりますが、今後は、各団体様と活動を共に行い、協力・連携を行う事が、防犯、交通安全、火災予防の更なる強化につながると考えております。

    また、前年度に、防犯等関連団体様の、ご協力をいただき、平成27年の12月に防犯等関連団体意見交換会を初の試みとして、開催させていただきました。その会議を継続し、今年度より防犯等関係団体連絡会として、防犯・交通安全・火災予防に向けて環境改善を図り、誰もが安全で安心して暮らせることができる地域社会を実現させるため、現在の取り組み状況や防犯に関する状況及び情報を共有し、今後の防犯対策の更なる強化に向けて、年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間について協議を行うとともに、第一線で活動を行っていただいている方との意見交換をこの会議の後に、実施する予定となっております。

    年末で、皆さん何かとお忙しいと思いますが、羽村市内で犯罪や交通事故、火災が1件でも、減らせるようご協力お願いします。

    簡単ですが、以上で説明を終わります。


     (座長)ただいまの事務局からの説明について何かご質問はありますか。

    無ければ会議全体で、ご質問はありますか。内容ですので事務局より次回の会議の予定についての説明をお願いします。


     (事務局)次回の第3回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議は平成29年2月24日金曜日午後2時から行いたいと思います。よろしくお願いします。


    (座長)それでは、28年度第2回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議を終了させていただきます。推進員の皆さんには円滑な議事進行にご協力いただきましてありがとうございました。