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    平成29年第4回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:10122

    平成29年第4回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成29年3月28日(火)午後3時00分~4時14分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席委員の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本 裕子、委員 島田哲一郎、委員 塩田真紀子

    傍聴人 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第6号 教育委員会事務局及び教育機関の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部を改正する規程

    日程第5 議案第7号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱について

    日程第6 議案第8号 教育委員会職員等の人事について

    日程第7 報告事項① 羽村市生涯学習基本計画後期基本計画について

    ② 第三次羽村市子ども読書活動推進計画について

    ③ 羽村市特別支援教育就学支援委員会条例の一部改正について

    ④ 羽村市自然休暇村清里及び羽村市自然休暇村八ヶ岳少年自然の家の指定管理者の指定について

    ⑤ 羽村市図書館が実施した2015(平成27)年度図書館評価に対する 意見書について

    ⑥ 羽村市の教育大綱について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席委員は4名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成29年第4回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において江本裕子委員を指名します。よろしくお願いします。

    江本委員 よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    2月23日の午後2時半から、若手教員育成研修閉講式がありました。昨年の4月21日に開講式を行いまして、これまで若手教員の皆さんは市内視察研修や、夏季の宿泊研修、また、人権や道徳教育、接遇、児童生徒理解、特別支援教育などの数々の研修に取り組んでこられました。

    この閉講式に当たりまして、初任者研修者15人の出席がございまして、各教員から1年間の研修の振り返りを一人ひとり発表してもらいましたけれども、1年間の学校現場での経験をもとに、もっと子どもに寄り添うことが必要だった、教材の理解を深めたい、授業規律が大切だということがよく理解できた、学習指導力を高めたい、どのようにしたら自分が出した指示が子どもたちに通じるようになるのかなど、いろいろな自分自身への課題や反省が語られたところです。それとともに、これからの指導に取り組みたいという前向きな決意が感じられ、期待が高まったところです。

    若手教員が多く、東京都、また、全国的にもそのような傾向ですけれども、学校内で若手教員を指導する立場のミドルエージやベテラン教員が少なくなっているということも言われています。羽村でも毎年若手の教員がかなり入ってきております。こうした中で、初任者研修を通じて、また、学校でのOJTを通じて、しっかりと教員としての実力を養っていってほしいと思います。

    閉講式の中では、皆さんの決意の後、学校長や、教職員研修センターの外部指導員から激励の言葉がかけられたところです。

    次に2月25日、武蔵野小学校吹奏楽団の定期演奏会に行ってきました。これまで武蔵野小学校では体育館を利用して開催しておりましたが、今回からゆとろぎの大ホールに会場を移しての演奏会でした。今年度は、若手教員の樋口先生を音楽専科の作山先生が支える形での吹奏楽団の運営でしたけれども、子どもたちは非常に規律正しく、一生懸命演奏に集中していた印象を持ちました。また、指揮を担当した樋口先生も非常に律儀に、一生懸命指揮をとられていたと感じました。

    各学校の吹奏楽部、金管バンド、オーケストラの演奏会、合唱コンクールなど、小中学校8校の定期演奏会に出席しました。それぞれに特色があり、非常に楽しい演奏会であると感じました。

    子どもたちが1年でこれほど上達するのかと感心したところですけれども、この時期の演奏会ということで、卒部式、卒団式という形のセレモニーもあり、涙もあって、非常に立派な定期演奏会が行われたという感想です。

    次に3月5日です。委員の皆さんにも駅伝大会にご出席いただきまして、ありがとうございました。駅伝大会の開会式と閉会式の間に、東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアーが行われまして、市長がパラリンピック旗を、また、オリンピック旗を中学生「東京駅伝」で男子女子の主将を務めた中学生が受け取るという形で、温かく和やかにフラッグツアーが開催できたと思います。

    オリンピック・パラリンピック教育の推進に伴い、各学校でさまざまな取組みがされておりますし、教育委員会としても、市長部局と連携を図る中で、オリンピックは歴史に残る大会ですので、スポーツの振興につながっていくというところで、我々も一緒に経験していければいいと思っています。

    3月13日です。東京都の体力向上推進優秀校として栄小学校が表彰され、東京都教育委員会から表彰状が届きましたので、全体朝会の席で、私から小山校長先生に表彰状を渡す伝達式を行いました。子どもたちには、みんなが一生懸命に取り組んだ成果だと声をかけてきたところです。

    子どもたちが取り組んでいる体力向上施策というのは、地域と一体となって進められていることが羽村市の特色だと思います。小学生のキックボールやソフトボールの大会、はむら桜づつみジュニア駅伝大会といった地域で開催している大会や市が開催する大会に子どもたちが学校を離れて、学校の仲間と一緒に参加しています。そして、それまでの間、大会に向けて一生懸命練習します。

    今後も、市長部局と協力し、地域とともに子どもたちの活動の機会を充実させ盛り上げていければいいと考えています。

    3月14日の教育委員会表彰には、55人、3団体の皆さんを表彰することができました。小学生から90歳代の高齢の方まで、羽村市民がいろいろな分野で活躍されていることを改めて感じたところです。

    また、委員の皆さんには3月17日の中学校卒業式、23日の小学校卒業式にご出席をいただきまして、ありがとうございました。

    以上で教育長報告とさせていただきます。

    何かご意見、またご質問等ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了します。

    教育長報告は、以上で終了とさせていただきます。

    日程第3

    教育長 日程第3、教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の2月21日から3月27日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

    これから質疑を行います。ご質問、ご意見等ございませんか。また、ご出席いただきました委員の皆さんからご報告等がありましたらお願いいたします。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 3月は各学校の合唱コンクールや、定期演奏会、音楽会等の行事にできる限り出席をさせていただきました。どの学校でも、羽村の子どもたちの音楽性の高さというのをしみじみと感じましたし、やはりその背景には生涯学習センターゆとろぎ大ホールという立派な舞台があり、そして楽器等の購入など予算的な措置があり、その上に優秀な指導者の方がいらっしゃって、そして子どもたちの頑張りと全部うまく相まって、このようにすばらしい音楽性が培われているのだということを、今年も改めて実感いたしました。

    特に羽村第一中学校吹奏楽部の定期演奏会は、冷たい雨の降る中、私は、開始時間を30分勘違いして、少し早く会場に着いてしまったのですけれども、その中でも、長蛇の列で開場を待っていらっしゃる方々の姿を見て、このような大勢の市民の方たちのバックアップや応援があって、こうして子どもたちの音楽性というものが育まれているということに、非常にうれしい気持ちを持ちました。

    2点目ですが、小学校の卒業式は、羽村西小学校に出席させていただきました。非常に規律正しい中にも温かい雰囲気のある、本当にすばらしい卒業式でした。その中で、今回特に注目した点は、女子の10人を超える卒業生のはかま姿でした。

    式の前に来賓の方々とお話をさせていただいたときに、昨年も羽村東小学校ではかなりの数の子たちがはかまをはいていたという話を伺いました。確かに華やかですし、卒業式の雰囲気に合っているわけですが、日ごろ着なれない着物、はかまをはいて壇上に上がるときの足元のおぼつかなさが気になったことと、あの格好をしたくても、家庭の事情等々で、できないお子さんもたくさんいるということを考えると、これは果たして教育上よろしいのかということを考えたところです。

    式が終わった後、ある来賓の方とお話をしたときに、青梅市では、昨年度、はかまの裾を踏んでしまって転倒したお子さんがいたので、着用を禁止するということがあったとのお話も伺いました。何かあったからすぐに禁止となるのもいかがなものかと思いますけれども、これから羽村市の各小学校で頭を悩ます問題になってくるかもしれないという気配を感じたところです。

    この一、二年で、はかま姿の卒業生が急激にふえてきたような気がいたしますので、今後もこの動向は、学校からもお話を伺いながら考えていかなくてはいけない問題になるかもしれないと思いました。

    以上です。

    教育長 ありがとうございました。

    小学生のはかま姿ですね。私が出席した松林小学校の卒業式では見かけませんでした。

    塩田委員、何かお感じになったことがありますか。

    塩田委員 教育長

    教育長 塩田委員

    塩田委員 私は、小学校の卒業式は小作台小学校に出席させていただきました。やはり女子で10人ほどの子がはかま姿でした。平らなところは問題ありませんが、壇上に上がる階段のところで半数近くの子が裾を踏んで、転ばないか心配しました。ただ、日本らしく感じるところもあるので、複雑な気持ちです。家庭の経済的な問題や、危険ではないかが気になるところですが、とても卒業式らしくて、すがすがしい感想を持ちました。

    教育長 島田委員はいかがですか。はかまの着用について、何か感じたところがありましたか。

    島田委員 教育長

    教育長 島田委員

    島田委員 羽村東小学校の卒業式に参加いたしました。私の感覚では4、5人の着用だったように思うのですが、今お聞きしましたら羽村東小学校も10人ほどいたそうです。最初、1人のはかま姿の卒業生を見たときに、このような格好をしてくる子もいるのだという思いで見ていたのですけれども、次々に何人かあらわれて、今の時代の流れなのかなというふうに感じました。危険かどうかということは一切その場では思い浮かばなかったです。担任の先生もはかまをはいていて、卒業式らしいという思いで拝見しました。

    また、江本委員のご意見にもあったように、家庭の経済的な理由からか、はかま姿とは対照的に、明らかにふだん着で出席している卒業生がいたことが印象に残っています。

    教育長 ありがとうございます。はかま姿をうらやましく思う在校生が、自分も卒業式には着たいという話になっていくと、卒業式にはかまを用意できないご家庭も確かにあるとは思います。

    今後学校でも、卒業式の子どもたちの服装をどのように捉えるか、少し課題になっていく可能性はあります。

    中学校の場合には制服を着ていますから問題はありません。小学校の男子は中学校の学生服を着ている子もいますし、白いスーツを着ている子もいました。いろいろなパターンがあると思いましたが、あまり華美になって、経済的な負担を保護者に負わせるのは、今後少し考えていかなければならないと思いますし、学校もどのように認識しているのか、校長会等の中で話題にしていければと思います。ありがとうございました。

    また、先ほど江本委員がおっしゃっていたように、ゆとろぎの大きなステージで、演奏ができるということは、子どもたちにとってすごく自信になると思いますし、あの経験がコンクールの大舞台に行っても緊張せずに、しっかりふだんと同じように演奏できる、そういう土壌をつくっていると思います。

    羽村第一中学校の吹奏楽部の生徒も、全国大会で名古屋国際会議場の大ホールでいつもどおり平常心で演奏ができ、金賞という素晴らしい成果を出せるのかもしれません。

    羽村の子どもたちにとっては、いい音楽教育環境にあると思いますし、大きなステージで演奏できることの感謝の気持ちを子どもたちに持たせるのも必要だと思います。

    実際に、子どもたちからも「ゆとろぎの大ホールで演奏できることを大変感謝しています」と言われました。

    ほかに、委員の皆さんからの活動報告はありますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で教育委員会委員活動報告は終了します。

    日程第4

    教育長 議案第6号 教育委員会事務局及び教育機関の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部を改正する規程を議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    生涯学習部長 議案第6号 教育委員会事務局及び教育機関の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部を改正する規程についてご説明いたします。

    本議案は、羽村市職員の育児または介護を理由とする時差勤務に関する要綱の制定に伴い、教育委員会事務局及び教育機関の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程について変更の必要が生じたため、改正しようとするものです。

    それでは、議案書をご覧ください。

    下段になりますが、「本則中「及び羽村市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程(平成11年規程第3号)」を「、羽村市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程(平成11年規程第3号)及び羽村市職員の育児または介護を理由とする時差勤務に関する要綱(平成29年羽企職発第19350号)」に改める」とするもので、平成29年4月1日からの施行となります。

    羽村市教育委員会職員の勤務時間等につきましては、市職員と同様の条例、規則等によりまして扱うこととしております。

    ただいまご説明しましたこのたび制定されます市要綱を参考資料として配布しておりますが、子の育児または家庭等の介護を要する職員には柔軟な働き方を促進して、仕事と育児や介護の両立を支援するために、勤務時間に時差勤務を導入するというものです。

    市要綱につきましては、第1条から、勤務時間の割振りの別表(第3条関係)AからDまで4つの区分がございます。現在、8時30分から5時15分までの勤務が基本となりますが、子の育児または家族の介護等の理由がある場合には、AからDまでの勤務時間に変更することができるというものです。

    なお、それぞれの職場の勤務状況の関係がございますので、1カ月単位で申請をして、任命権者の承認を得てから必要に応じて変更するという内容になります。

    このように市職員の勤務時間等の要綱改正があったことから、教育委員会の規程につきましても改正させていただくものです。

    以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第6号 教育委員会事務局及び教育機関の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部を改正する規程は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    日程第5

    教育長 議案第7号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    生涯学習部長 議案第7号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱についてご説明をいたします。

    本議案は、学校保健安全法第23条の規定に基づき委嘱している羽村市立学校の学校医・学校歯科医・学校薬剤師について、平成29年3月31日に任期満了となるため、新たに委嘱しようとするものです。

    内容につきましては、別紙名簿に記載のとおりです。

    学校医(内科)委嘱名簿の武蔵野小学校ですが、ワタナベ整形外科の渡邉先生から松原内科医院の松原先生に変更になります。そのほかについては変更がございません。

    また、任期につきましては、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの1年間となります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第7号 羽村市立学校学校医・学校歯科医・学校薬剤師の委嘱については原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    日程第6

    教育長 議案第8号 教育委員会職員等の人事についてを議題とします。本案につきましては、人事案件でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項のただし書きの規定により、非公開としたいと思いますが、ご異議ございませんか。

    (「異議なし」の声あり)

    教育長 それでは、本案については非公開といたします。

    非公開審議開始

    非公開審議終了

    教育長 以上で非公開の審議が終了いたしました。

    日程第7

    教育長 報告事項① 羽村市生涯学習基本計画後期基本計画について、説明を求めます。

    生涯学習総務課長 教育長

    教育長 生涯学習総務課長

    生涯学習総務課長 生涯学習基本計画後期基本計画についてのご報告をさせていただきます。あらかじめ資料を配布させていただいておりますが、この後報告させていただく、報告事項⑥の資料で、教育大綱と合わせて、生涯学習基本計画後期基本計画(概要版)をお配りしております。こちらの2つはセットで、いわゆる基本計画の本計画書と、概要版という形の2つを策定させていただきます。

    こちらの生涯学習基本計画後期基本計画につきましては、策定の過程で教育委員会委員協議会、また、総合教育会議でご説明させていただいております。1月中旬から2月中旬までのパブリックコメント(市民意見公募)の手続をとらせていただき、特にご意見もないところで、その後、3月の議会最終日終了後に、議員の皆さんにもご報告させていただいたところです。

    本日、お配りしたこの計画書と概要版につきましては、まだ簡易印刷という形になっております。4月1日からこの計画に基づいた生涯学習の施策を展開していくものですから、本日の定例会でご報告させていただき、来月早々、正式に印刷製本されたものを、改めて委員の皆さんに配布させていただきます。

    以上で、生涯学習基本計画後期基本計画についての報告とさせていただきます。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了します。

    続きまして、報告事項② 第三次羽村市子ども読書活動推進計画について、説明を求めます。

    図書館長 教育長

    教育長 図書館長

    図書館長 第三次羽村市子ども読書活動推進計画につきまして、ご報告させていただきます。お手元の黄色い表紙の計画書でございますが、内容につきましては、前回の教育委員会委員協議会でご説明をさせていただきました。その後、計画案に基づいてパブリックコメントを行い、市民からの意見等について特にございませんでしたので、計画策定の委員会と図書館協議会で最終確認を行った後に、市長の決裁を経まして、策定を完了させていただきました。

    この計画につきましては、図書館及び市役所の市政情報コーナー、また、ウエブサイト等で公表しております。平成29年度から5年間の子どもの読書に関する施策につきましては、この計画書のとおり進めさせていただきます。

    以上で報告を終わります。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 以上で質疑を終了します。

    続きまして、報告事項③ 羽村市特別支援教育就学支援委員会条例の一部改正について、説明を求めます。

    教育支援課長 教育長

    教育長 教育支援課長

    教育支援課長 報告事項③ 羽村市特別支援教育就学支援委員会条例の一部を改正することについて、ご報告させていただきます。

    障害のある児童・生徒の特別支援学級、固定学級の就学先の決定にあたって、専門的な知識を有する者の意見を聞く場としての特別支援教育就学支援委員会につきまして、より専門性を高め、また、羽村市の特別支援学級の設置状況にあわせまして、委員の組織構成を見直すために、今回、条例の一部を改正するというものでございます。改正の主な内容につきまして、説明させていただきます。

    新旧対照表をご覧ください。

    まず、第3条第1号の、特別支援学級を設置している市立学校長3人以内から、市立学校の特別支援学級設置校の学校長6人以内に改め、同条第2号を削るものです。こちらは、特別支援学級が増えたことによるものです。

    次に、同条第3号、特別支援学級担任教諭3人以内を同じく担任教諭6人以内に改め、同号を同条第2号とし、同条第4号を削り、同条第5号を第3号とし、第6号を第4号として、同条第7号を削るというものです。

    次に、第3条第5号として、心理士の資格を有する者2人以内。同条第6号として、保健師の資格を有する者1人を新たに加えることとします。こちらは相談室の心理士及び教育支援課の発達相談、就学相談を行っている心理士等を含めることと、就学前の相談に当たっております保健師等を含めることにより、よりつながりを強めるというところで、加えさせていただいています。

    次に、第8号、教育委員会4人以内を2人以内に改めるものです。

    その他、文言等の整理をしています。

    なお、この条例は、平成29年4月1日から施行します。

    以上、報告とさせていただきます。

    教育長 説明が終わりました。何かご質問ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 質疑を終了します。

    続きまして、報告事項④ 羽村市自然休暇村清里及び羽村市自然休暇村八ヶ岳少年自然の家の指定管理者の指定について、説明を求めます。

    生涯学習総務課長 教育長

    教育長 生涯学習総務課長

    生涯学習総務課長 報告事項④ 自然休暇村の指定管理者の指定について、ご報告させていただきます。

    山梨県北杜市にあります自然休暇村につきまして、平成28年度までの指定管理の委託契約が満了することから、平成29年度から平成32年度までの4年間の指定管理委託を、ここで改めて契約したものです。指定管理につきましては議会案件になりますので、平成28年12月の議会において、承認いただいているところです。

    平成29年度から4年間の指定管理者につきましては、お手元の資料の裏面をご覧ください。指定管理者の名称及び主たる事業所とありますが、グリーンハウス・太平ビルサービス共同事業体。代表者、株式会社グリーンハウスで、こちらの共同事業体において、平成29年度からの委託業務を平成33年3月31日までしていただくこととなります。

    なお、こちらの委託事業者につきましては、平成28年度までの4年間と同じ事業者となります。引き続きサービスの維持・向上を図りながら、今後4年間の運営を担っていただくこととなります。

    2枚目の資料になりますが、こちらは12月議会の議案資料として添付させていただいたもののうちの一部の資料となります。グリーンハウス・太平ビルサービス共同事業体の詳細につきましては、ご覧のとおりとなります。いわゆるグリーンハウスというところが、保養所と自然休暇村の運営の主たる業務をしていくこととなります。それを太平ビルサービス株式会社が施設のメンテナンス、施設部分の維持管理について行っていくといった共同事業体という形での運営を、平成29年度から4年間していくこととなります。

    以上で、羽村市自然休暇村の指定管理者の指定についての報告とさせていただきます。

    教育長 説明が終わりました。特に教育委員会では八ヶ岳少年自然の家を所管しております。今後4年間の指定管理者の説明がありましたけれども、何か質疑ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 質疑を終了します。

    続きまして、報告事項⑤ 羽村市図書館が実施した2015(平成27)年度図書館評価に対する意見書について、説明を求めます。

    図書館長 教育長

    教育長 図書館長

    図書館長 報告事項⑤ 羽村市図書館の2015(平成27)年度図書館評価に対する意見書についてご報告させていただきます。

    今回の意見書につきましては、2015(平成27)年度の図書館が行った事業の評価でございます。図書館におきましては、図書館法の中に、運営の状況を評価して、改善を図るための必要な措置を講ずるよう努めなければならないという規定がございます。このために、羽村市図書館協議会に、運営の状況について項目のチェックを行っていただき、その評価を受けております。

    今回、お手元にあります意見書につきましては、図書館協議会の意見書としてまとめられたものでございます。評価に当たりましては、日本図書館協会が策定しましたチェックリストがありまして、100問を超えるいろいろな設問があります。サービスの内容や、図書館の規模、蔵書の点数、人員体制、予算の規模など、各方面からどのようなものかチェックを受けまして、全体の数に対して、それぞれの項目において、「よかった」「a評価」の合計数の割合を見ているという評価でございます。

    全体的な評価につきましては、平成27年度については、図書館職員の司書資格を持っている者が、その前の年の平成26年度から1人減となった影響がありまして、a評価の数が減っているというところで、評価点数が下がりました。そのほかの項目については、同じように推移しております。

    このチェックリストですが、全国統一的につくられておりまして、全国の図書館は、ほとんどこのチェックリストに基づいて評価を行っているのですけれども、チェックの中では、市内の病院の図書開放や、市内にある大学や短大との業務協定など、羽村市の実情とは若干異なる項目もございます。

    しかしながら、業務改善や見直しによりa評価に高められる可能性のあるものもございますので、引き続き図書館運営の改善努力をしてまいります。

    また、設問の解釈によりまして、a評価ととれるものも見られますので、図書館協議会の知識経験者の委員にも判断を仰ぎながら、来年度の評価チェックに臨みたいと考えております。意見書の内容については、後ほどご覧いただければと思います。

    以上で説明を終わります。

    教育長 説明が終わりました。

    7ページの「7.職員」のところで、図書館職員の司書資格を持っている者が、平成26年度から1人減となった影響がありb評価となっているとの説明がありましたが、平成29年度は改善される予定ですか。

    図書館長 教育長

    教育長 図書館長

    図書館長 平成29年度の人事異動で司書資格が2人ふえまして、15人中12人、司書資格を持つ者ということで、計算しますと8割になりますので、またa評価に戻る予定でおりますが、それは平成29年度の評価ですので、次年度の評価については、b評価のままという形になると思います。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 1点要望です。

    このc評価の中に「移動図書館はあるか」という設問がありますが、羽村市は大変小さな市ではありますけれども、小さいお子さんのいる保護者や高齢者のことを考えると、将来的には、移動図書館の設置について検討していただくといいと思っております。

    教育長 移動図書館について、図書館長からの説明を求めます。

    図書館長 教育長

    教育長 図書館長

    図書館長 移動図書館の評価の趣旨ですが、中央館から分室がありまして、地域の中で、図書館をある程度使いやすいように、行きやすいようにという趣旨から、その場所が確保できないときに移動図書館の設置がされています。

    先ほど江本委員のおっしゃるように、羽村市は行政面積が狭いので、この移動図書館につきましては、全国的に見ると、山間部や、行政面積が広く図書館の空白が多いところで、検討していくものですので、現状としては、羽村市では移動図書館の設置がないということです。

    教育長 分室等のあり方も含めて、今後の図書館の配置計画について、図書館協議会が教育長宛てに具申を出されています。このような図書館の配置計画について、提言をしており、それらを参考にすれば、基本計画、整備計画の策定も可能であろうということでございます。

    いろいろな評価をいただいておりますので、その中で取り組んでいけるもの、移動図書館が必要かどうかということの議論等も含めて、基本計画、整備計画の策定が必要だという指摘もありますので、今後、調整を図りながら、よりよい図書館の運営がされるよう、整備ができるように、教育委員会としても、図書館が主体となって、検討を進めていきたいと思っております。

    何かほかに、ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 それでは、よく内容を確認しておいていただければと思います。また、ご意見等がありましたらいただきたいと思います。

    それでは次に、報告事項⑥ 羽村市の教育大綱について、説明を求めます。

    生涯学習総務課長 教育長

    教育長 生涯学習総務課長

    生涯学習総務課長 報告事項⑥ 羽村市の教育大綱についてご報告させていただきます。

    羽村市の教育大綱につきましては、市長と教育長また教育委員会委員の皆さんで、平成27年度、平成28年度の2カ年の計4回の総合教育会議の中で、どのような形で策定していくかという議論をしていただき、多くの意見をいただきました。

    その中で、平成28年度第2回総合教育会議において、今後策定される生涯学習基本計画後期基本計画を教育大綱とすることでいかがかという結論がつけられたところです。

    先ほど報告させていただきましたが、ここで生涯学習基本計画後期基本計画が策定されたことに伴いまして、改めて羽村市の教育大綱はこの後期基本計画をもって位置づけることで、市民の皆さんには概要版をもって広く周知していきたいと考えております。

    今後、市の公式サイトで、周知していくこととなりますが、報告事項⑥の資料にあるとおり、羽村市の教育大綱のデータと、位置づけとして、生涯学習基本計画後期基本計画を掲載し、概要版もあわせて掲載して、羽村市教育大綱の全体像を見ていただきたいと考えております。

    ここで計画が策定されたこと、また、教育大綱が平成29年3月27日をもって決定したことから、本日報告をさせていただきました。

    以上です。

    教育長 教育大綱については、生涯学習基本計画後期基本計画の概要版を大綱に位置付けたらどうかというご意見もいただきましたけれども、内容を見ていただきますと、概要版については前段の部分の計画の位置づけ、また、生涯学習ビジョン、羽村市の目指す生涯学習の2つの柱、循環型生涯学習の推進と生涯学習を通したまちづくり、ここが主なところで、本来であれば基本施策の計画事業の内容が網羅されればよいのですが、概要版ですので、いわゆるタイトルだけの体系的なことになっております。生涯学習基本計画後期基本計画を大綱と位置づける中で、市民の皆さんへの説明等については、概要版を活用していくという対応を図らせていただきます。

    何かこの件について、ご質問、ご意見等ございますか。

    (質疑なし)

    教育長 平成29年3月27日付で並木市長のサインのある「羽村市の教育大綱」をこのように定めましたので、よろしくお願いします。

    以上で各報告事項を終了します。

    それでは、これをもちまして平成29年第4回羽村市教育委員会定例会を閉会します。

    ありがとうございました。


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    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

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