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第2回羽村市障害者計画等審議会会議録

[2017年8月23日]

第2回羽村市障害者計画等審議会会議録

第2回羽村市障害者計画等審議会 会議録

日時

平成29年7月24日(月曜日)午後7時~午後9時15分


会場

羽村市役所 特別会議室


出席者

会長 井上克巳、副会長 坂口昇平、委員 鈴木茂泰、堀内政樹、河村茂、青木岳彦、田口尚子、押江起久子、中西瑞枝、中野修、橋本富明、須釜頼子、源真希、萩平淳子、渋谷清


欠席者

委員 なし


議題

開会

会長あいさつ

議題

 (1)羽村市の障害者計画策定のための基礎調査【確報版】について

 (2)障害者計画進捗状況

 (3)障害者に関する基礎データ

 (4)現在の計画の現状と課題整理

今後のスケジュールについて

その他


傍聴者

3人


配布資料

    資料1 羽村市の障害者計画策定のための基礎調査【確報版】

    資料2 羽村市障害者計画進捗状況(平成28年度)

    資料3 障害者に関する基礎データ

    資料4 羽村市障害者計画及び第4期羽村市障害福祉計画 ~現状と課題整理~


会議の内容

    開会

 

会長あいさつ

 井上会長あいさつ

 

議題

(議長) 本日の傍聴人はいらっしゃいますか。

(事務局) 3名いらっしゃいます。

(議長) それでは、今から入室いただきます。

 傍聴人入室

(議長) 傍聴人の方は遵守事項をお守りいただき、傍聴ください。

 

(1)羽村市の障害者計画策定のための基礎調査【確報版】について

(事務局) 資料1「羽村市の障害者計画策定のための基礎調査【確報版】」をご覧ください。こちらは前回配布した【速報版】と変わりがないことから、説明は省略いたします。前回、年齢別、障害程度別の結果の要望を受け、事務局で資料作成を試みたところ、表だけで約140ページとなってしまいました。これをさらに見やすいようグラフ等で加工すると、その3倍程度のボリュームとなることから今回は配布を見送りましたが、見たい部分を絞っていただければ、見やすい形で提示できるよう考えています。

(議長) 前回の審議会で指摘いただいた資料は膨大な量になるとのことで、必要な部分に絞って要望があれば、提供できるとのことです。

 

(2)障害者計画進捗状況

 事務局から資料2「羽村市障害者計画進捗状況(平成28年度)」の説明

(議長) 平成28年度は147の事業の進捗状況の説明があり、事務局としては概ね計画どおり進んでいるが、いくつか遅れている事業もあるとのことです。何か質問等はありますか。

(委員) ステージに応じた対応となっていることが感じられました。ただ、「ヘルパー不足」「ボランティア不足」「人材不足」という言葉が散見され、「職員の資質の向上」や「事業所がない」もよく見られます。これらの文言から、この先進むべき方向が見えているように思えます。40ページの「111.放課後等デイサービス事業の充実」の課題として「事業所の対応の質に問題が見受けられる」とあって、幼児期における保育園、幼稚園を含め、その対応にバラつきがあることが、資料全体からは受け止められます。幼児期の指導はとても大切なことなので、いかに専門的知識を持った指導員を確保して、まかせていけるようにすることは、大きな課題であるという印象を受けました。そこで事業者の第三者評価受審の促進という話がありましたが、乳幼児期から青年前期ぐらいに関わる機関や事業者には、なされていないため、今後、実施することで、ある程度の成果は得られると思います。

(委員) 資料1の基礎調査と関連づけてお聞きしたいのですが、基礎調査の結果は、障害者計画の具体的な中身を検討するにあたって、どの程度考慮されていくのでしょうか。

(事務局) 今回の基礎調査ですが、同様の調査を3年前にも実施しており、この3年間で皆さんの考えや推しているものの変化を見たかったという狙いがあります。今回と前回とを比較したグラフからは大きな違いはないと思えたことから、市がこれまで進めてきた施策は、詳細な部分も含めて大きな間違いはなかったと考えており、今後の方向性についても同様に考えております。

(委員) 調査というものは結果の検証という形で見るわけです。計画に調査結果を何らかの形で反映させるのであれば、最初の段階での調査設計が非常に大事で、その調査設計が、今議論している内容自体を規定するはずです。時代の流れも考慮して前回の調査項目とはかなり変わるものです。就労の部分では、「働く上での問題点」にあわせて、就労の目的を聞く設問もあるとよかったと思っています。先だって、私の担当している方から、結婚願望があるという話を伺い、衝撃を受けました。そうした彼らの思いに私たちはなかなか気づけていないものです。調査で結婚の意向を聞く設問があれば、かなり意向ありという結果が見られたと思われます。調査の連続性は当然大事なので、それはそれとして残しつつ、新たな項目を追加することで、今抱えている問題や課題がより洗い出されてくると思いますので、次回の調査の際には検討いただきたいと思います。

 次に計画のことですが、就労の部分で、保護者が自分の子どもにどのような活動や就労を考えているかというところも盛り込んでいただきたいと思います。

 それと第三者評価は今後大事になってきます。都内に関して言えば、保育園の第三者評価はかなり増えてきています。羽村市での現況が知りたいと思います。

 また、就労促進では、人材確保も大事ですが、より大事なのは定着です。定着に踏み込んでいこうと思ったら、生活全体の話から入ってくるわけですが、その辺りも網羅していただきたいと感じました。

(委員) 私は精神障害者の家族会を行っていますが、保護者も本人も日中活動の場が限定されています。例えば地域活動支援センター「ハッピーウイング」は福生市駅周辺にありますが、隣の駅とは言ってもなかなか行けない人も多いのです。資料2の26ページ、「72.地域活動支援センター1型事業『ハッピーウイング』の運営」を見ると、利用者が少なく、男性に偏っているという課題があって、今後、取り組みたいことに「利用の仕方を工夫して、誰もが利用しやすい環境を整える。」とあります。この点をもう少し詳しくお聞きできますか。

(事務局) 羽村市内にもハッピーウイングの設置をという声は確かにありますが、その是非もあり、また別の議論になるかと考えております。利用者に関しては福生市の方が人口が多く、登録者数では羽村市の方が若干少ないのですが、相談件数は羽村市の方が1,000件ほど多くなっています。従って、利用は羽村市の方が積極的に使っていただけております。

(委員) わかりました。私は家族の有志の福祉団体でカフェサロンを行っています。会員は9名ですが、そのほとんどが女性です。まだ社会性が育っていないので、男性が怖いというグループもいます。そのように障害のある方が自分に合ったサロンをいくつかの中から選べるよう、例えばそれをサロン事業として拡げて、市からも応援していただけるような体制があるとよいと感じています。

(委員) 知的障害者の方の将来希望する暮らし方として、グループホーム、あるいは福祉施設に入所したいという人が結構いたという基礎調査結果の話が前回ありましたが、やはり高齢者になったときの過ごし方として施設という線は必ず残ると思います。グループホームに住めなくなったらどうするのかという問題は確実に出てくるので、グループホームの方向性は明示しておく必要があるかと思います。

(委員) 進捗状況の評価をもとに次期計画のベースとされるのでしょうが、「1.計画以上」、あるいは「2.計画どおり」という評価の数量的な判断はどのようにされているのでしょうか。

 それと今後の方向が「1.充実させる」か「2.継続」のどちらかしかありませんでした。通常、アクションプログラムを作った際には、力を入れることができなかったものが必ずあるはずですが、それがない。従って次期計画ではすべて継続で残ると私は捉えています。新しいものを加えると、また多くのプログラムを動かす必要が出てくると感じていますが、いかがでしょうか。

 また、その「1.充実させる」「2.継続」といった判断基準は何ですか。以上3点を教えてください。

(事務局) 評価基準の「1.計画以上」「2.計画どおり」の判断は、数字をもとに判断したものではありません。各担当課でまず判断をし、最終的に判断させていただいています。

 147個の事業ですが、前々回、前回と増加している状況です。仮に今回の計画で事業が多すぎてわからなくなるため、既に実施しているもので安定的に続いているものは計画から“抜く”ということは、ありかと思います。

 今後の方向の「1.充実させる」と「2.継続」の判断基準ですが、こちらも数値では判断しておりません。また、事業を行っていて「3.見直し」が1つもないのはあり得ないというのは、ご指摘のとおりです。その理由ですが、各事業で小さな見直し点はありますが、今回それらは“見直しということではなく、継続して事業を行っていく”という解釈で「2.継続」と判断させていただいたものです。「1.充実させる」は担当課につけてもらっているので、担当課の心意気が出るところでありますが、実はそこに〇をした課は少なかった。それではその心意気がないのかと言えばそうではなく、障害のある方のための事業だということで、熱のある想いは各担当から伝わってきております。こちらも基準はありません。そうしたことから、「3.見直し」や「1.充実させる」が少なくなっています。

(議長) 他に意見、質問はありますか。

(委員) 計画に伴う予算の話ですが、例えばこの計画で予算がないために遅延や充実が叶わなかったとか、あるいはこの計画で必要なことがあるので予算化できないかといった話は、審議会で議論できないのでしょうか。

 それと計画に「96.保育所入所児童の健康管理」などが盛り込まれていますが、障害者計画に乳幼児の事業が入っているのは違和感があります。

 また、保育園の第三者評価ですが、都から経費補助が出ていますので、無認可であっても認証保育所であってもすべての保育園で3年に1回は義務づけられて実施されています。逆に実施しないと補助も出ないというシステムになっています。

(事務局) 計画自体の予算付けに関するご質問ですが、本日の議論では、障害のある方が地域での生活環境や困りごと、また地域自体が抱える問題の洗い出しをしたいということがメインとなります。その状況に応じた問題を考えていくのは、障害福祉課の仕事になろうかと思いますが、本日のところは、現状と課題を絞り出し、その解決にはどうしていけばよいのかという順序立てた協議をお願いしたいと考えています。

 また、保育所や乳幼児に関することが障害者計画に含まれているのはどうかということですが、昨年、発達障害者支援法が改正されたなかで、早期発見、特に発達障害児に関しては、いかに早期発見、早期療育に結びつけていくかが大事とされています。また、羽村市では現行計画から、障害のあるお子さんの健康づくりを含む部分も入っていることもあり、今回の計画にも入れさせていただいています。今後も発達障害児はもとより、それ以外の障害のあるお子さんに関しても考えていく必要があるため、このような形で入れされていただいています。

(事務局) 第三者評価については、先ほどスマイル工房が受けられたという話をさせていただきました。福祉法人そよかぜでは、福祉作業所のスマイル工房とひばり園の2事業所で受けていただいています。ただ、例えばヘルパー事業所や放課後等デイサービス事業所などの第三者評価は未実施かと思われますが、これは羽村市に限らず、都全体でほぼ進んでいない状況です。こちらには経費補助がないということもあるのですが、ヘルパー不足や事業所的にも厳しい状況にある中、第三者評価はかなり労力を要するものであり、かつ3年に1度ということも進んでいかない要因ではないかと事務局としては考えています。ただし、利用者にとってはよい制度であるはずなので、できるだけ受審していただけるような情報提供はしていきたいと考えています。

(委員) 42ページの「115.障害者就労支援事業の充実」で、羽村市では障害者就労支援センターのエールが頑張っているかと思いますが、「2.計画どおり」とされたのは今年何人就職という目標値があったからですか。

(事務局) 特に何名といった数字的な目標はありません。記述にあるとおり、平成28年度は地域開発支援コーディネーターを配置して就労定着の部分を手厚くできたということから、「2.計画どおり」進んでいるという評価としています。

(事務局) 補足になりますが、人数目標は設けてないという話をさせていただきました。先ほどもエールの方とお話しをしたのですが、精神障害者の方の一般就労は結構多いとのことです。ただ、一般就労の目標をたてたいのはやまやまですが、目標化してしまうと、逆にその数字に追われてしまうことにもなりかねないケースもあるという話です。他の事業者でも一般就労からの就労定着では丁寧にフォローしていただいているところもあるのですが、そこを急かすと難しいし、就労しても辞めてしまうケースもあるため、長い目で見た対応が必要になってきます。それでは何の目標もないのかと言われると難しいところですが、前年を下回らないようにという形で、皆が取り組んでいるところです。

(委員) 42ページ「117.授産製品の販路拡大への支援」について、販路拡大は相当難しいと思いますが「2.計画どおり」と評価された根拠は何ですか。

(事務局) 販路拡大が難しいのはご指摘のとおりです。それなのになぜ「2.計画どおり」としたのかということですが、スマイル工房を例にとると、皆でパンをつくることを作業の1つとして、パンを販売し工賃を得るという形を取っています。作れば作るほど仕事が発生し、工賃に跳ね返る形です。ところが、販路を拡大したいという想いはありますが、仕事をたくさん取ってきても、作業側の能力にも限界があるという側面があります。施設で実施している仕事を都のウェブサイトに掲載していただいていますが、生産能力の限界から拡大は難しいと思われます。それでも何かしようということで、大手コンビニエンスストアとの協定を考えており、レジ横に作業所で作ったクッキーや福祉センターで作った雑巾等を置いていただくことをお願いしようと思っています。これもPRになるかと思います。まだ協定の結果は出ておらず、現在調整をしているところですが、こうした全体的な状況を踏まえて、「2.計画どおり」とさせていただきました。

(委員) 都内の事業者は財政状況が厳しくなる一方なので、収益事業を拡大する必要があって、施設の現状維持と発展につなげるため、作業される方と収益の事業をいかに両立させるかということがカギとなってくるわけです。中にはパチンコ屋さんの景品に使ってもらうことでまとまった数を販売して、売上を伸ばしている事業者もおりますが、こうした例は稀です。施設が経営力を向上にするにあたっての販路拡大のネックを解消するためには、今後、専門のコンサルタントへの依頼も視野に入れていく必要があるように思います。

(委員) 販路拡大は施設にとって大きな課題であり、販路拡大のためには、売れる商品としての差別化が必要です。スマイル工房のパンやクッキーにしても天然酵母を使っているように、同じものを売るにしても、セールスポイントとなる部分があることが販路拡大においては重要なポイントです。

 また、コンビニエンスストアとの協定等も、施設としての長期計画の中では当然販路拡大の1つとして考えています。しかし一方で、利用者も年々高齢化、障害の重度化があり、働ける方は一般就労されていくため、せっかく注文をいただいても、想像以上に約束された数をつくることができないといったことも起きています。そこのバランスをどう取るかが、今、施設に突き付けられた課題であると考えています。

(委員) 資料2の43ページ「118.展示・販売の促進」ですが、私どものサロンでは手芸品を作っており、作り手としては誰かに見てもらいたいという気持ちがあります。それは社会参加という意味もあって、福生市のプチギャラリーのひまわりショップに毎月出させていただいていますが、これも隣町ですから、「118.展示・販売の促進」に書かれているように、市役所の中で展示し、販売につなげていけるとよいと思います。

(議長) まだ、ご発言されていない委員の方で何かあればどうぞ。

(副会長) 先ほど事務局から、障害のある方たちが必要とするものを調査したいと言われていましたが、それは何らかの形で予定をたてられているのでしょうか。

(事務局) それを直接、調査するという意味ではありません。先ほど指摘があったような、盛り込みたい設問や困っていることなどという意見は、審議会の場、自立支援協議会の場、あるいは皆さん方の所属する団体の場などで、何かあればお伺いしたいというところが発言の真意です。

(副会長) そうした声を集めていただきたいと思います。私の経験から言えば、このような計画では、最初に計画をたてて、その計画ありきではないですが、そのまま進めて、ただそれを評価するということになりがちです。しかし、そもそもその計画がニーズに沿っていたかどうか、いわゆるPDCAによるチェックが必要となるわけです。計画書を見ると数多くの事業が載っており、自治体の方が努力されている様子は理解しますが、当事者の視点から見ると、使えるサービスはわずかということはよくあります。大事なことは、当事者やその家族の方々にとって、この計画はどのような意味があったかという視点での見直しです。この計画には出てこないけれど、先ほどから出ている利用の場、就労や結婚といったニーズがあるのではないかという意見はぜひ活かし、利用者にとって真に意味のある計画に近づける努力を続けていただきたいと思います。現状でできることと、できないことは当然ありますから、決してよい評価を並べたてる必要はありません。でも皆さんの想いが同じ方向を向いているのであれば、1つ1つ実現していけばよいことです。ぜひ多くの声を拾い、調査票の作成設計も含め、計画自体の見直しをしていくことで、本当に必要なことが次の計画に盛り込むことができるよう、この審議会で実現していけるとよいのではないでしょうか。

 

(3)障害者に関する基礎データ

 事務局から資料3「障害者に関する基礎データ」の説明

(議長) 今の説明について何か質問等はありますか。

(委員) 9ページ「学年別特別支援学級等在籍人数」の表には、特別支援学校が含まれているのですか。

(事務局) 含まれておりません。

(委員) 羽村市から特別支援学校に通っているお子さんもたくさんいますよね。

(副会長) ここには羽村市のみのデータがないため、お答えできないのですが、特別支援学校自体のお子さんは年々増えています。現在、小中合計で431名ですが、小学部の子たちが増えていて、特に1年生から4年生までは学年30名前後で推移しています。5年生、6年生は10数名ですが、低学年の子たちが減っていないので、これからその子たちが中学部へ進めば、中学部が増えて、高等部が増えることになります。特別支援学級の在籍者や幼保で支援を受けている学区域内の子どもたちの在籍数の今後の推移としては、この2年間で450名に達し、さらにその先では500名という数字も見えてきています。

(委員) 少子化が進んでいるのに、障害児の数は増え続けるのですね。

(副会長) 全国的にも小中の在籍就学者数が年間10万人ずつ減少していくのに対し、特別支援教育の対象者は年間1万人ずつという驚異的な勢いで増加しています。ある大学教授の話では、平成32年度あたりがピークになるのではないかとのことですが、多摩地域の羽村市に関してはもう少し先に延びるのではないかということです。

(事務局) 今、副会長からお話いただいた内容でよろしいかと思いますが、補足いたしますと、今回は市内の小中学校ということで数字をお示ししましたが、現行計画の132、133ページに平成26年度までの特別支援学校の数値が掲載されていますので、参考にしていただきたいと思います。

(委員) ちなみに保育園では今、加配のお子さんは80名でほぼ市内の園でお預かりしています。幼稚園も7園で6名です。障害が明確である子は今後社会に出ても福祉で対応できるが、グレーゾーンのお子さんも多く、その子たちが大人になったときには、福祉の網から漏れてしまうのかもしれないなと思いながら聞いていました。

(議長) さまざまな現状等も報告をいただきありがとうございました。

 

(4)現在の計画の現状と課題整理

 事務局から資料4「羽村市障害者計画及び第4期羽村市障害福祉計画~現状と課題整理~ 基本目標1 ともに生きる地域づくり」の説明

(議長)基本目標1について質問や意見があればお受けいたします。

(委員) 私どもは障害者施設を運営している中で、夏の体験ボランティア、小学校の職場体験などを催し、一般の小学校の子どもたちに施設に来ていただき、障害のある方と一緒に各種活動をすることで、地域に将来の理解者を増やしていくという取り組みをしています。その姿を見ていると、「ともに生きる」ということを実感するには、実際に触れ合う場や機会があることが最も効果的であると思います。若い世代に機会を作っていくことで、将来的な地域の障害者の理解者、支援者が増えていきますので、じっくりと根気よく続けていくことが大切であると思っています。今までもそうした取り組みがあるわけですし、社会福祉協議会などでも取り組んでいただいているので、ぜひともその流れは充実させ、計画にも盛り込んでいただけるとよいと思います。

(委員) 先ほどの資料2の8ページ、「②福祉ネットワークの充実」の「23.障害者団体間のネットワークづくりの支援」では、障害者団体の話もあり、これは「ともに生きる地域づくり」という意味では大事なことです。その次には「24.障害者団体への助成」という項目も入っていますが、現在、助成があるのは5団体に限られています。以前の審議会でも申し上げたのですが、羽村市が求める障害者団体とはどのようなものかという規定が明確にされていないと感じます。今、必要に応じてさまざまな障害者団体が出来上がってくるのも地域からなので、そうした部分にもつながるような施策をお願いしたいと思います。

 

 事務局から資料4「羽村市障害者計画及び第4期羽村市障害福祉計画~現状と課題整理~ 基本目標2 安心してサービスを利用できるしくみづくり」の説明

(議長) 基本目標2について質問等があればお願いいたします。

(委員) 市役所の障害担当の方と、私の働いている場とで話をすると、なかなか通じないところがあると感じられます。それは市役所の方が現場に降りてこない、現場経験が非常に少ないのが理由ではないかと常々感じています。これに関しては、市役所では何らかの対応を取られているのでしょうか。

(事務局) 現場経験とはどのようなことを言われているのでしょうか。

(委員) 就労支援や計画をつくっているとか、あるいは現場の業者の方のところに行って、ヒアリングやモニタリングをするといったことです。

(事務局) ワーカーがさまざまなケースに関連して、実際に就労している現場に行き、働いている様子を見させていただきながら、今後の支援の相談に乗らせていただくことも多々ありますので、現場に行っていないということは決してありません。

(事務局) 羽村市の障害福祉課は課長以下10名が担当しています。今のご指摘の計画をたてるということですが、計画が出てくれば係長以下5人の職員がすべてに目を通しています。ただし、当事者の輪に入って一緒に作業をしたということはありません。しかし、施設の方ともいろいろ接点を持たせていただいており、グループホームにも行き、当事者やその保護者から聞き取り調査等も行っています。話が通じないことはないと考えております。

(委員) 言葉足らずでしたが、市の担当者が当事者のところに行かれたときと、私たちが行ったときでは、やはり話が違うのです。市の方が来られたときは、かなり遠慮されているようで、そこが食い違うところではないかと思われます。そのような食い違い、あるいはギャップを解消するための方策は、今後必要となることでしょう。

(委員) 私には障害の息子がいるので、実際障害福祉課に相談に伺うことも多いのですが、友人の住むまちと比較しても、羽村市は前向きな対応をいただいておりますし、私としては安心してサービス利用ができる環境をつくってくださっていると感じています。

(議長) それでは今のようなご指摘を計画に盛り込んではどうかということかと思いますが、それでよろしいですか。

(委員) 誤解をしないでいただきたいのですが、市の批判をしているわけではありません。我々現場に携わる人間と、行政サービスとは表裏一体の関係にあるわけです。そこの食い違いがこれまであまりなかったものですから、質問させていただいたということです。

(議長) 今後の参考にしていただきたいと思います。

 

 事務局から資料4「羽村市障害者計画及び第4期羽村市障害福祉計画~現状と課題整理~ 基本目標3 自立を支援する基盤づくり」の説明

(議長) 基本目標3について質問等があればお願いします。

(委員) 親亡き後の地域生活支援が出ていましたが、親があるうちに本人の自立プランをぜひたてていただきたいと思っています。千葉県の家族会では、親亡き後の自立プランというシートを作っていて、私たちも参考にしています。これは成年後見制度や住まいをはじめ、考えられる範囲のことがかなり載っています。こうしたものは保護者だけではなかなか作ることができないため、ぜひ相談センターの職員さんと一緒に考えていっていただきたいと思っています。

 

 事務局から資料4「羽村市障害者計画及び第4期羽村市障害福祉計画~現状と課題整理~ 基本目標4 育ち、働き、社会参加することのできる環境づくり」の説明

(議長) 基本目標4について質問等はありますか。

(委員) 「学校教育の充実」に「全小学校において通級指導学級による指導を展開しています。」とありますが、これは今の言葉で言うと巡回の特別支援教室なので、誤解を招きかねません。この書き方だと各学校に以前の通級指導学級があるという印象を受けます。

事務局から資料5「羽村市障害者計画及び第4期羽村市障害福祉計画~現状と課題整理~ 基本目標5 安心して生活できるまちづくり」の説明

(議長) 最後に基本目標5の説明がありました。

(委員) 30年前と比較すると、外出時の移動の負担はかなり減ったと思います。しかし車いすを押しているとわかるのですが、電柱の地中化が進んでいる一方で、車の出入り用の段差はまだ多く、車いすではバランスがとれない場所が多々あります。その辺りを考慮し、さらに改善を進めていってほしいと願います。

 

(議長) 基本目標ごとに質問、意見をいただきましたが、全体として何かあれば、お伺いいたします。

(委員) この審議会には難病当事者の方が参加されていないので、ご意見を代弁させていただきます。資料3の説明で、指定難病の増加に伴って、難病対象者の方が増加という話がありました。神経難病のALSの方では人工呼吸器を付けているので、災害特別支援計画で停電時の電源確保等、東電と協力しながら把握できているというところもあるのですが、皆さんの認識があまりないようですが、実は数として多いのは潰瘍性大腸炎であり、下痢が頻回で通常就労がしにくい。例えば長距離のドライバー等の離職を余儀なくされるケースもあり、今後はそのような方たちの就労支援も考えていく必要があると思います。

(議長) 今後の計画の中でそういったことも必要になってくるでしょう。その他にはありますか。
(各委員) 特になし

 

今後のスケジュールについて

(事務局) 次回の審議会の日程は、9月14日(木曜日)午後7時0分よりこの会場と予定しております。よろしくお願いいたします。

(議長) 皆さん、お忙しいとは思いますが、ぜひご協力よろしくお願いいたします。


 その他

(議長) 本日は長時間にわたり、活発なご意見をいただきまして感謝いたします。ありがとうございました。それでは本日の審議会は以上で終了とします。

 

お問い合わせ

福祉健康部障害福祉課

電話: 042-555-1111 (障害福祉係)内線172 (障害者支援係)内線185

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