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    平成29年第7回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:10666

    平成29年第7回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成29年6月20日(火)午後3時00分~3時22分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 島田哲一郎、委員 塩田真紀子

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第11号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任について

    日程第5 議案第12号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱について

    日程第6 議案第13号 羽村市図書館協議会委員の委嘱について

    会議経過

    教育長 ただいまの出席委員は4名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成29年第7回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において塩田真紀子委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    初めに、5月18日、19日に開催された全国都市教育長協議会について報告をさせていただきます。第69回の協議会は奈良市で開催され、18日には総会、文部科学省講話、教育研究部会、講演があり、19日には分科会別の研究発表が行われました。

    文部科学省の講話では、学習指導要領の改訂のポイントや次世代の学校教育指導体制、教職員の資質向上、特別支援教育の推進、いじめ対策、不登校対策、子どもの貧困対策などについて説明がありました。

    特に、次世代の学校教育指導体制について、我が国の学校は、教員以外の専門スタッフが諸外国と比べて少ない、児童・生徒の個別のニーズが多様化していて、教員に求められる役割が拡大している、教員の勤務時間が国際的に最長であるといった現状課題があり、チーム学校の推進が不可欠であるとの説明がありました。

    具体的には、教員を中心に多様な専門性を持つスタッフを学校に配置し、学校の教育力、組織力を向上させる。校長のリーダーシップのもと、教職員やさまざまな専門スタッフがチームとして適切に役割分担する。あわせて、業務改善を一層徹底する。こうしたことに取り組み、教員は授業、授業準備など、子どもへの指導に一層専念するというものであります。

    説明資料によれば、専門スタッフはスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、教育サポーター、羽村市では学習サポーターなどがあります。あわせて、部活動外部指導員の役割、任用、職務、講習などの規定整備を行うとともに、実技指導に加えて学校外での活動への引率が可能になるよう対応を図ることなどが、文部科学省の「学校教育法施行規則の一部を改正する省令等の施行について」に基づき、説明があったところです。

    チーム学校の推進について、これまでもスクールソーシャルワーカーの人員増や学習サポーター、特別支援教育支援員の増員などに取り組むよう対応を図ってきましたが、学校現場では適任者を探すのが大変だという課題があるようです。また、学校内に外部の人材が入ってくることに対する苦手意識があるようにも感じているところです。

    学校がみずから意識改革を図り、外部の力を取り入れ有効に活用し、共同して学校運営を行うこと。また、最近言われている長時間労働の働き方改善などに取り組んでいってほしいと考えています。そのための人件費をはじめ条件整備については、支援をしていきたいと考えています。

    18日の講演は、奈良市立一条高校の藤原和博校長による「10年後、君に仕事はあるのか?」とのテーマで行われました。この十数年でスマホ、SNSの急速な普及に伴い、社会や仕事は急激な変化をしてきており、今後はAIとロボットが今ある多くの仕事を代替することになるであろう、10年後の社会に今の仕事はあるのか、そんな社会を迎える子どもたちにどのような資質、能力を育成していくべきか、どのような能力を育んでいくべきかについて話されました。

    今回の全国都市教育長協議会では、さまざまな教育課題が議論され、示されましたが、その多くの課題に一つ一つ対策を打ち出していくことが、今後の教育、学校現場に求められていることだと強く感じたところです。

    全国都市教育長協議会の報告は以上です。

    そのほかの報告事項は、例年のごとく、PTAや青少年対策地区委員会などの各種総会の開催、小学校運動会、稲作体験などの行事が行われ、委員の皆さんにも手分けして出席をしていただきました。

    羽村第一中学校の創立70周年記念式典では、教育委員会を代表して70年という歴史の重みをひしひしと感じていること、そして、これからの羽村第一中学校のさらなる充実、発展に教育委員会として尽力していきたい旨の挨拶をさせていただきました。歴史と伝統の中で多くの卒業生が輩出されており、保護者や地域から大きな期待を寄せられていることを再確認して、よりよい学校づくりに励んでいってほしいと挨拶させていただいたところです。

    式典後の祝賀会では、学校がひどく荒れていた時代の校長先生の思い出が語られました。お話を聞きながら当時のことをいろいろと思い浮かべる一方で、現在の穏やかな子どもたちや落ちついた学校の様子を比較したところでございます。

    しかし、学校環境や児童・生徒の環境、家庭環境など、当時とはまた別の違った課題もあると考えておりますので、そうした面にも気を配って学校を見ていきたいと思っております。

    以上で私からの報告とさせていただきます。

    教育長報告につきまして、ご質問やご意見等はございますか。

    質疑なし

    教育長 それでは、教育長報告は以上で終了とさせていただきます。

    日程第3

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の5月17日から6月19日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

    これから質疑等を行います。何かご質問、ご意見、またご報告等がございましたらお願いします。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 教育長報告にありました6月4日の羽村第一中学校創立70周年記念式典に出席させていただきました。子どもたちが非常に落ちついた雰囲気の中で、本当に数多くの来賓の方々やかかわりのあった先生方を招いて、粛々とよい式典ができたという感想です。

    学校現場にいた者として質問も兼ねて、また、羽村市教育委員会として、この周年行事のガイドラインのような、何周年ごとに実施するのか、教育委員会予算から補助がどの程度出されるか、また、記念事業として、記念誌の発行や祝賀会の実施についてのガイドラインのようなものが、たしかなかったのではないかと思ったのです。

    羽村第一中学校の創立60周年記念事業を10年前に実施したかどうか記憶が定かではなくて、最終的には校長先生が決めることだと思いますが、例えば創立75周年事業を実施するかどうか、校長の判断に委ねられるのも困るだろうし、教育委員会も、その都度相談されるのも大変なことだろうということを思いまして、周年事業のガイドラインのようなものを決めておいたほうがいいのではないかということを感じました。

    教育長 ありがとうございます。

    周年事業に関するガイドラインについて、生涯学習部参事から何かありますか。

    生涯学習部参事 教育長

    教育長 生涯学習部参事

    生涯学習部参事 今回の周年事業については、数日前に事務局でも同じようなことが話題になりまして、私も昨年度まで市内の学校長でしたので、従前から、創立10年、30年、50年、70年と、十の位の奇数年のとき、また、20年、40年、60年といった偶数年のときと、扱いを軽重をつけているんではないかという現状を市内の校長同士でも話しておりました。

    委員がおっしゃるとおり、羽村第一中学校は創立60周年事業も実施し、70周年も実施したということで、つまり偶数年は実施していない学校もあれば実施した学校もあるという現状があるのではないかということで、教育委員会としてガイドラインのような方向性を、確立したらいいのではないかという意見が事務局の中で出ていたのは事実でございます。

    今後、直近ですと、あと三、四年で次の候補の学校がありまして、まだ少し時間があるものですから、方向性について、教育委員会や、また校長会とも意見交換をする中で進めていければと考えております。

    以上です。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 わかりました。よろしくお願いします。

    教育長 よろしいですか。ほかに何かございますか。

    質疑なし

    教育長 以上で質疑を終了します。教育委員会委員活動報告は以上で終了しました。

    日程第4

    教育長 議案第11号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    生涯学習部長 議案第11号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任について、ご説明いたします。

    本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定に基づき実施する教育委員会の点検及び評価について、羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する要綱第5条に基づき、有識者を選任するものです。

    有識者として、金子秀夫氏、佐藤美知子氏を委嘱しようとするものであります。

    任期につきましては、本日より平成31年3月31日までとなります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    質疑なし

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第11号 羽村市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に伴う有識者の選任については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    「異議なし」の声あり

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    日程第5

    教育長 議案第12号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    生涯学習部長 議案第12号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、羽村市公立学校の管理運営に関する規則第29条及び羽村市立小・中学校評議員会設置要綱第3条第2項の規定に基づき委嘱している羽村市立小・中学校評議員会の委員について、同要綱第3条第1項の規定に基づき、市内の学校より推薦があったため、新たに委嘱しようとするものです。

    各校の委員構成につきましては、別紙名簿に記載のとおりとなります。

    任期につきましては、本日より平成30年3月31日までとなります。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。何か質疑ございますか。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 各学校の学校評議員会委員の定員について、評議員会が設置された当時の定員は、10人くらい設置するようにと規定されていたように記憶しているのですけれど、今は要綱に何人くらいと規定しているでしょうか。

    学校教育課長 教育長

    教育長 学校教育課長

    学校教育課長 学校評議員会委員につきましては、羽村市立小・中学校評議員会設置要綱に「学校長が学校教育に関して理解と識見の有する者を推薦する。」と規定しており、評議員の人数については、「10人程度とし、各学校の実情に応じて学校長が決定する。」と規定しております。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 わかりました。下限が何人という規定は特にないということですね。

    5人という学校もあるので、これ以上少なくなってしまうと運営がどうなのかと心配したものですから、質問いたしました。

    学校教育課長 教育長

    教育長 学校教育課長

    学校教育課長 下限はございませんが、武蔵野小学校が6人、羽村第三中学校が5人ということでございますけれども、小中一貫教育の観点から評議員会を合同で開催している状況があります。次年度につきましては、例えば両校で同じ方を評議員として推薦していただくという検討も進める必要があると考えております。

    以上です。

    教育長 ほかにご質問はありますか。

    塩田委員 教育長

    教育長 塩田委員

    塩田委員 この任期の間に、何回ぐらい会議は開催されるのですか。

    学校教育課長 教育長

    教育長 学校教育課長

    学校教育課長 評議員会の開催については、「原則として年3回開催する。ただし、学校長が必要と認めたときは、臨時に評議員会を招集することができる。」と規定しております。

    以上です。

    教育長 塩田委員、よろしいですか。ほかに、質疑ございますか。

    質疑なし

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第12号 羽村市立小・中学校評議員会委員の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    「異議なし」の声あり

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    日程第6

    教育長 議案第13号 羽村市図書館協議会委員の委嘱についてを議題とします。

    提案理由の説明を求めます。

    生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    生涯学習部長 議案第13号 羽村市図書館協議会委員の委嘱について、ご説明いたします。

    本議案は、羽村市図書館協議会規則第2条の規定に基づき委嘱している羽村市図書館協議会委員について、任期満了により新たに委嘱しようとするものです。

    委員構成につきましては、別紙委員名簿に記載のとおりとなります。

    任期につきましては、平成29年7月1日より平成31年6月30日までとなっております。

    以上、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    質疑なし

    教育長 特にないようですので、以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第13号 羽村市図書館協議会委員の委嘱については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    「異議なし」の声あり

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    これをもちまして、平成29年第7回羽村市教育委員会定例会を閉会します。

    どうもありがとうございました。


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    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

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