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    平成29年第10回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:10669

    平成29年第10回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成29年9月15日(金)午後3時00分~3時41分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 島田哲一郎、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    会議経過

    教育長 ただいまの出席者は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから第10回羽村市教育委員会定例会を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において羽村章委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    まず初めに、8月15日の教育委員会定例会で、小学校の教科用図書「特別の教科 道徳」の図書選定に際しまして、委員の皆さんからはさまざまなご意見をいただきました。学校図書株式会社の「かがやけ みらい」を採択したところです。この教科書については、「読みもの」と「活動」という2分冊となっており、それについては今回の選定の要素ともなっていましたので、そういった特色をぜひ生かしてもらって、充実した道徳の指導を、学校、また教員の皆さんに展開してもらいたいと思っているところです。

    次に、8月16日の東京都市教育長会について報告させていただきます。まず初めに、今後の日程として、10月13日に東京都市町村教育委員会連合会の管外視察研修が行われますという報告があり、その時点ではまだ、視察先が未定でしたけれども、その後に連絡がありまして、山梨県立美術館、山梨大学教育学部附属小学校、そして山梨大学教育学部を視察するという予定になっております。10月13日の視察研修への委員の皆さんのご参加について、よろしくお願いいたします。

    また、都市教育長会では、8月7日に平成30年度の教育施策及び予算措置に関する要望書を東京都教育委員会に提出し、その要望事項の説明がありましたので、概要について報告させていただきます。

    これまでも、毎年、都市教育長会として教育施策及び教育予算の要望を行ってきましたけれども、今回の要望では、教育施設の整備要望9件、教員の配置について4件、指導の充実に関する要望4件、その他3件ということで、計20件の要望事項となっています。その中で、今回は2件の新規要望が上がっていますので、その2件について概要を報告させていただきます。

    1点目は、英語教育推進に向けた支援として、指導体制や学習環境整備のために英語専科教員の全校配置、ALT、地域人材活用のための財政支援を要望するというものです。

    2点目は、不登校対策事業を含む東京都モデル事業の補助時限の延長及び拡充です。これについては、不登校対策事業が効果を上げていることから、その他の補助モデル事業についても、あわせて、効果の高い事業については、その時限を延長するとともに拡充することを望むというものです。要望活動の中で、東京都教育庁からは、英語の教科化と、今、話題になっております働き方改革について、東京都としては重要と考えているというお話もあったという報告がありました。今回の予算要望事項については、個々具体的にはご説明しませんけれども、東京都の予算全体の中での検討という形になりますので、措置されるかどうかは、今後の東京都教育委員会に予算獲得の努力を期待するとともに、予算と密接に関係する東京都の教育施策の動向については十分注視しながら、取り入れるべき施策は積極的に対応していきたいと考えています。

    また、東京都教育委員会からの報告事項として、教育管理職選考受験状況と今後の教育管理職確保について説明がありましたので、報告させていただきます。

    まず、教育管理職の受験状況です。詳しい数については部外秘ですので、ここでは申し上げませんけれども、都教委が設定する合格予定者がA選考、B選考、C選考とありますけれども、それに対しまして、受験者数が下回っている幾つかの選考があり、そういった状況は相変わらずあるという説明でございました。今後も、受験者の確保については東京都としても努力をしていくということであります。

    あわせて、学校マネジメント強化モデル事業があります。これは、多忙である副校長の業務負担を軽減して、管理職の方々に、受験者促進につながればという方針も持った上で実施しているという説明でございました。

    東京都教育委員会の報告については以上です。

    次に、市内の教育関係の行事等についてですけれども、8月19日、子ども体験塾「米村でんじろうサイエンスショー」が2講演行われました。2回とも満席になりまして、テレビなどでもおなじみの空気砲や静電気などの科学実験が行われて、子どもたちの科学への関心を高めるよい機会になったのではないかと思いました。

    20日です。8月4日から6日に青梅市と羽村市の中学生を広島に派遣しました「青梅・羽村ピースメッセンジャー」報告会があり、生徒たちからは被爆者のお話を通して感じた平和の大切さなどについての発表がありました。学校や学年を超えて編成されたグループ活動を実施したところですけれども、また、発表もグループごとの発表でしたけれども、生徒たちは事前学習や現地での体験について学んだ内容を非常にしっかりと発表していたと感じたところです。

    26日、羽村西小学校で行われました27回目となる星空のコンサートです。途中、雨で中断となって、会場を体育館に移動して実施されたところですけれども、羽村西小学校だけでなく、一中校区の羽村東小学校、小作台小学校、羽村第一中学校も出演しまして、それぞれすばらしい演奏を披露してくれました。この星空のコンサートは、毎回、学校はもちろん、青少年対策西地区委員会、羽村西小学校のPTA、金管バンド部の保護者会、こういった方々がそれぞれに力を出し合って運営なされています。極めて大切な行事だと感じているところです。

    29日、羽村第一中学校と羽村第三中学校の職場体験に向けた受入事業所説明会が行われまして、既に実施しました羽村第二中学校の生徒たちは、職場体験で感じたこと、学んだことについての発表をしてくれました。後期の職場体験は、一中、三中を対象に10月に実施、また特別支援学級も11月に行われる予定ですけれども、100を超える事業所が受け入れてくださるということで、羽村市の事業所の皆さんには感謝を申し上げますと、ご挨拶をさせていただいたところです。

    9月1日、生涯学習センターゆとろぎの総合コーディネーター委嘱式が市長室で行われました。前任の靏貝コーディネーターが3月末をもって退任され、4月から総合コーディネーターが不在でしたけれども、元杏林大学の八王子事務部長をされていた樋田孝史氏に就任いただくことになり、市長から委嘱状の交付が行われました。また機会がありましたらご紹介させていただきたいと思います。

    9月3日、羽村市総合防災訓練では、羽村第二中学校がメイン会場となり、二中の生徒たちが、会場内で初期消火訓練、煙の体験、一斉放水の実技体験など、さまざまな防災訓練を体験したところです。今回、中学校がメイン会場としての防災訓練でしたが、従前から、各中学校2年生は各自主防災組織での体験をするという取組みをしてきましたけれども、今回は、1年生が会場で一生懸命取り組んでいたところが印象的でした。2年生は、従前どおり各地域に出ていって、さまざまな体験をしたということです。

    9月6日から羽村市議会9月定例会が開会しまして、一般質問の教育関係では、1人目に「子ども読書活動推進と図書館の充実について」、2人目は、「羽村の子どもたちに『郷土愛を育む』取組みを」、3人目、「中学校の3学期制への移行準備はどう進んでいるか」という、3人の方から3つの質問がありまして、答弁したところです。特に、3学期制移行については、移行準備委員会、また作業部会の検討が進んでいまして、9月中に方向が確定するとのお答えをしたところです。個々の行事の日程等については、平成30年度の実施にあたり、極力大きな行事の変更等はないということで、準備を進めているということを答弁の中で説明させていただきました。

    次に、この報告事項にはありませんけれども、9月10日、府中の森芸術劇場において開催されました第57回東京都吹奏楽コンクールで、羽村第一中学校吹奏楽部が金賞を受賞しまして、3年連続となる全日本吹奏楽コンクールに出場が決まりました。8月の予選では百数校が出場し、9月10日の都大会本選には予選を勝ち上がった14校が参加した中で、その中から小平三中、玉川学園中学部、そして羽村一中の3校が全国への切符を手にしたということでございます。

    また、羽村第二中学校、羽村第三中学校の吹奏楽部も、東京都中学校吹奏楽コンクールの東日本部門に出場し、金賞を受賞しましたけれども、惜しくも東日本大会の東京都代表には届きませんでした。

    羽村第一中学校吹奏楽部は、10月21日に名古屋国際会議場で開催される全日本吹奏楽コンクールに出場します。また全国でも金賞を目指して頑張ってほしいと思います。

    吹奏楽部だけでなく、今年も夏休み中には中学生たちが部活動で都大会に出場するなど、本当に頑張った報告が学校から入ってきました。その中で、全国大会出場について、2点紹介させていただきますと、羽村第二中学校の陸上部の小林萌々子選手が砲丸投げで全国大会に出場されました。また、羽村第三中学校のソフトテニス部も関東大会で3位に入り、団体で全国大会に出場したという報告でございます。

    教育長報告につきましては、以上です。

    最後に、島田哲一郎委員から、9月30日の任期満了をもって委員を退任したいという意向があると、以前お受けいたしまして、私からは再任をお願いしたのですけれども、ご本人の意志はかたく、後任人事を検討してまいりました。そして、今議会に新しい委員として永井英義氏の選任の議案を提案しまして、つい先日、9月12日の市議会定例会本会議において議会の同意を得ましたので、ここにご報告させていただきます。

    島田哲一郎委員におかれましては、2期8年の長きにわたりまして、教育委員会委員として、また委員長として、羽村市の教育及び教育委員会の充実・発展にご尽力をいただきました。ここに深く感謝を申し上げます。まだ任期満了まで期間がありますけれども、ここで島田委員からご挨拶をいただければと思います。教育長報告の中で恐縮ですけれども、一言ご挨拶をいただければと思いますので、よろしくお願いします。

    島田委員 それでは、貴重な時間をおかりしまして、一言ご挨拶させていただきます。

    子どもの学校行事など一度も参加したことがなかったのですけれども、保護者枠ということで、教育委員会の委員にならないかというお誘いを当時の角野教育長からいただきました。町の活性化のため、文化水準を上げるためには、教育水準を上げることが大事だという話を、そのころにどなたかから聞いた記憶がありまして、大いなる野心のもとに引き受けた次第であります。

    2期8年務めてきましたけれども、そのような活動に至ることは、ほぼできなかったのかなと、今、思っております。委員として、あんなことやこんなこともするべきだったのではないかなという反省ばかりで、大変申し訳ない思いでおります。

    また、委員長としての2年間、委員の皆さんには本当にお力添えをいただきまして、何とか任期を全うすることができたことを改めて御礼申し上げます。

    これからは、今までどおり、この町で産業人として活動してまいりますので、ただいま職場体験などの発表もございましたけれども、そのようなことでお手伝いすることがあれば喜んでさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

    本当に皆さん方のおかげで8年の任期を全うすることができて、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

    教育長 ありがとうございました。

    教育長報告の中で、島田委員から、ご挨拶をいただきました。

    私からの報告で何か質疑がございましたら、お受けしたいと思います。

    羽村委員 教育長

    教育長 羽村委員

    羽村委員 東京都市教育長会の報告の中で、学習環境整備のために英語専科教員の全校配置、ALT、地域人材活用のための財政支援を要望していくとのことですが、4月に、私どもが参加した東京都教育施策連絡協議会でイングリッシュビレッジ等々の説明がありましたけれども、例えば東京都から英語教育推進に向けた支援として、子どもたちに何か援助がある、専科教員や、ALTの配置は教える側のことですけれども、子どもたちが能動的な教育、自発的に自分で学ぶための援助を何か工夫されているところがあるかというような話はありましたか。

    教育長 東京都からは、「英語村」を江東区の青海に設置するという説明でした。参加費については1人4,000円ぐらいということです。これはかなり以前に、都市教育長会の中で話がありまして、多摩地区から参加するのは、時間的、費用的にも厳しいですねという話はさせていただいておりまして、東京都からは、それに対して、どのような支援をするかの説明は聞いてはいないのですけれども、要望的なところでのお話で終わっている状況です。

    本来であれば、英語を活用する場としての英語村ですので、都内のできれば多摩地区等にも、もう1カ所増設することも必要ではないかと思いますので、そういった面についても、今後の都の動きの中で、発言はしていきたいと思っています。

    子どもたちにとっての英語教育の東京都としての取組みというのは、学習指導要領の改訂の中で、平成32年度から教科化されますけれども、羽村市では平成30年度から先行実施することになっており、独自の教材など検討中で、対応を図っていきたいと考えているところです。東京都からは、特に今の段階で、具体的な指導や指示が来ていないと聞いていますが、事務局から何か情報等をつかんでいるのであれば、説明をお願いします。

    生涯学習部参事 教育長

    教育長 生涯学習部参事

    生涯学習部参事 ただいま、教育長からお話がありました内容について、少し追加の情報として、まず、いわゆる専科教員ですが、来年度、小学校の中で22学級以上、そして英語を来年度から70時間、この70時間といいますと、週2時間という言い方にも置きかえられるのですけれども、70時間以上実施する学校については、専科としての加配教員をつける予定があるということが東京都の人事情報としてはございます。

    ただし、羽村市においては、22学級を持っている学校はそもそもありませんので、先ほど教育長からお話がありました、授業時間としては、来年度から羽村市では5年生、6年生ともに70時間という先行実施を始めますけれども、学級数がそこまでありませんので、来年度に関しては、少なくとも羽村市の中に、専科教員はいないということになります。

    また、英語村、TOKYO GLOBAL GATEWAYですけれども、東京の青海で行うという関係で、どうしても多摩地区からは距離的にも遠いところで、行って1時間ほど何か体験して帰ってくるというのではなくて、半日、3時間から3.5時間ぐらいのコースというプログラミングがされているものですから、行き帰りの所要時間も含め、かなりの時間がかかる中で、また、費用も3,000円から4,000円、プラス、バスで行くとなるとバス代も当然かかるわけですから、費用対効果というか、そのあたりで多摩地区の自治体は、今すぐそこに参加するということではなくて、動向を見ながら検討しているというところです。

    羽村市でも、内覧会もありますので、そういったところに参加しつつ、実際にどのような英語的な効果があるかというところも踏まえた上で検討していくわけですけれども、あわせて、先ほど話がありました、ALTによる英語に身近に触れ合う体験を市独自でとり行っているものですから、そういったところを主に活用して、英語村と同様の効果がある教育活動を市独自で進めていきたいと考えております。

    教育長 生涯学習部参事から説明がありましたが、羽村委員、ご質問ございますか。

    羽村委員 教育長

    教育長 羽村委員

    羽村委員 羽村市は、ご説明があったとおり、ALTについては既に導入されていて、環境としては非常にいいと思います。せっかく教科化になるので、子どもたちが能動的に、自分たちで勉強できるような意識とか環境を私どもでつくり上げるといいますか、整えなければいけないということを痛感しております。私も海外へ出ることが非常に多くて、英語の重要性は痛感しておりますので、大人になったときに世界の共通言語として英語が使えて、きちんとコミュニケーションもとれて、そこで仕事もでき、自分のためにも使えるようになっていってほしいと思いますので、教育委員としてぜひとも力になっていきたいと思っております。

    教育長 平成30年度から羽村市の各学校で英語教育をどのように取り組んでいくか、今いろいろと検討している段階です。方針等、見通しを持ったものを、今後、教育委員会で説明させていただいて、委員の皆さんからご意見をいただきたいと思っています。

    羽村委員 教育長

    教育長 羽村委員

    羽村委員 例えば、イギリスでは、アジアのもとの植民地だった国に、直接ネットでつないで、子どもたちに直接話しかけてのeラーニング授業を、英語で子どもたちにやっています。もちろん大学教育でもやっています。ですから、少しでも子どもたちが理解できるようになると、実際にそこにネイティブがいなかったとしても、今は全世界とつながっていますので、そういうところでつながることができるのです。

    費用は誰が負担するのかということになっても、費用が必要ない、人と人のつながりでやれるというところもたくさんありますので、ぜひとも、子どもたちが少しでもステップアップすることによって、また、先生たちもそれで頑張るというふうになって、どちらが先かわかりませんけれども、子どもたちが世界につながっているということが理解できると、より能動的に自分たちで勉強していくのではないかと思いますので、とてもいい機会であると思います。

    能動的な教育についての話が東京都から出ていないというのはちょっと残念に思います。常に教える側のことで、教員をどうするか、ALTをどうするかというところは当然のことですけれども、子どもたちがどのように自分たちで勉強していくかというところの話がないのが残念です。やはり言葉は生き物であり道具ですから、使ってもらわないと全く意味がない。

    例えば英語の教科化ですから、点数をとって、自分はどの位置にいるということだけでは不十分だと思うのです。あくまでも、自分の点数が低かったとしても、それは自分で使うことをどんどん学んでくれれば、いつかは必ず花が咲くと思いますし、それが楽しいことだというふうに思いますので、羽村市の英語教育はいい環境にありますから、先駆けて、来年から5、6年生が、授業数70というのは非常に長い時間ですが、それがよい結果を生むように願っています。

    教育長 ありがとうございます。

    全国的に地方の話などを聞くと、英語だけで生活する合宿のような体験授業の実施など、いろいろ動きは出てきていますけれども、羽村委員が言われたように、学校で学んでいる中で、子どもたちが自分から能動的に英語を使って活動することに対して動けるようなものを羽村市でも構築していければいいと私も思います。

    教育委員会と学校が一緒になって、取り組んでいくことを今後も研究して、生かしていければと思います。大変貴重なご意見をいただいたと思います。羽村委員のご意見は学校教育課でお受けします。ありがとうございました。

    ほかに何かございますか。

    質疑なし

    教育長 それでは、教育長報告は以上で終了します。

    日程第3

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の皆さんの8月15日から9月14日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

    この内容について、報告、感想等ありましたら、お願いします。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 8月21日に東京都市町村教育委員会連合会第2回理事会に出席してまいりましたので、報告をさせていただきます。議題は主に今後の研修会の予定についてでした。

    まず、10月13日、先ほど教育長からもお話がありましたように、視察研修会で、山梨県の甲府市へ行くということの説明がありました。

    また、11月2日には、第1ブロックの研修会が行われまして、今回担当が、あきる野市になっておりまして、戸倉しろやまテラスというところで行われます。戸倉小学校が廃校になったので、そこを研修施設兼宿泊施設に改築され、その施設を会場にして、英語教育についての講演会があるというお話でした。私は、個人的には戸倉小学校がどのように変身したのか、ぜひ見に行きたいと思っておりますし、また、多摩教育事務所から英語教育についての講師が見えるということですので、この話も伺ってみたいと思っております。委員の皆さんもぜひご出席ください。

    また、来年の2月2日には、連合会研修会として、東京自治会館でロバート・キャンベル氏を講師としてお招きして、テーマ等は未定だそうですけれども、講演会が行われるという、お話でした。ロバート・キャンベルさんは、よくこのごろテレビ番組で、コメンテーターや、クイズ番組などにも出ておられますけれども、その方のお話があるようです。理事会の議題としては研修会の予定が主な内容でございました。

    理事会が終わった後、理事研修会がございまして、多摩教育事務所の相原指導課長の講演会がございました。「学校の安定度 どのような視点から捉えるか」というテーマで、学校の安全・安心の観点から、教育委員としてどのような側面から学校を見ていったらいいのかというお話でございました。

    さまざまな観点を示していただきましたけれども、例えば、校門の施錠がどうであるか、受付簿がどうであるか、校庭のサッカーゴールが固定されているかどうか、靴箱の整理整頓、先生たちの言葉遣い、教室のランドセルの入れ方、掲示物の内容や貼り方、教育目標の掲示の仕方等々、こういうものが安定度のバロメーターになり、危機管理意識や組織的な学校運営ができているかどうかという指標になりますという話でしたが、これは既に、羽村の教育委員会が学校訪問の中で、ほとんど実施されていることでしたので、私としては、きちんとやれているなという確認になった内容でした。どの地域でも学校訪問は実施されているのでしょうけれども、例えば八王子市などは、学校数が多過ぎて、教育委員が複数ではなかなか学校訪問ができなくて、単独で割り当てを決めて訪問するというところもあると伺うと、羽村市の場合は、事務局の皆さんも一緒に全員で訪問させていただけるという意味では、非常にたくさんの目で学校を見させていただける大変恵まれたことだと思いました。

    学校を、きちんと正しい目を持って、しっかり見ていきたいということを改めて感じさせていただいた講演会でした。

    以上です。

    教育長 ありがとうございました。

    今後の研修日程等も含めて、江本委員が出席されました理事会での内容の報告でした。

    また、9月9日の富士見小学校の道徳授業地区公開講座について、ご出席された委員から報告はございますか。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 出席してまいりました。授業を全部見させていただいた後、意見交換会で、「道徳の教科化に向けて」ということで、学校側から、パワーポイントを使いながら説明があって、学校の姿勢が非常にいいなという印象でした。残念ながら、参加者は多くはなかったのですけれども、それでも、子どもが4時間目をしている間に、保護者の方はぜひ話を聞いていってくださいという、そういう時間設定の仕方などに非常に工夫があってよかったと思います。子どもも保護者も、下校と同時に帰ってしまう場合が多いので、子どもは授業、保護者は意見交換会に参加しお勉強というような、プログラムが組んであり、出席者は30人ぐらいで、全保護者の1割ぐらいしかいないのは残念でしたけれども、地域の方もたくさん見えていて、ざっくばらんな意見交換の場もありましたし、何よりも学校側が道徳の教科化に向けてこのように取り組んでいくということを、しっかりと地域や保護者に向けてお話ししてくださったのは非常によかったと思いました。

    教育長 どうもありがとうございました。

    江本委員から、公開講座の持ち方も非常によかったという評価もありましたので、事務局ではぜひフィードバックしておいていただければありがたいと思います。

    ほかにございますか。

    島田委員 教育長

    教育長 島田委員

    島田委員 委員の活動報告とは別ですが、9月2日に東京消防庁主催の「はたらく消防の写生会表彰式」がゆとろぎで行われました。羽村市内の小学校と、都立特別支援学校の小学生を対象に、各校に消防車両を運んで、写生をしていただくという、もう67回に及んでいるというイベントですけれども、この表彰式が、羽村市で行われました。

    表彰対象は58人であったかと記憶しております。市内の小学生の大変すばらしい作品をスライドで映写しながらの表彰式で、非常にパフォーマンス豊かな、楽しい表彰式でございました。

    第2部としては、東京消防庁の音楽隊の演奏がありまして、私は挨拶の中で、「皆さんは、図工、美術を学ぶとともに、音楽もたくさん学ぶよい環境にあるので、頑張ってください」と伝えました。

    教育委員会から伊藤部長、校長会から海東校長に、大変お忙しい中、ご出席いただきました。

    教育長 今回は、福生消防署管内では、羽村市の子どもたちを表彰していただいたということですね。

    この表彰式には、私は出席できなかったのですけれども、小学校校長会を代表して海東校長に出席していただき、また、教育委員会としては伊藤部長に出席してもらいました。

    消防署と学校がタイアップしてこのような取組みをしている中で、子どもたちがただ絵を描くだけではなくて、表彰という形で還元してくれているということで、とてもありがたいと感じたところです。

    ほかにございますか。よろしいですか。

    質疑なし

    教育長 それでは、教育委員会委員の皆さんの活動報告、また、質疑についてはこれで終了させていただきます。

    本日の議事日程につきましては以上です。

    これをもちまして平成29年第10回羽村市教育委員会定例会を閉会といたします。

    ありがとうございました。

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    羽村市教育委員会 生涯学習部生涯学習総務課

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