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    平成29年第11回羽村市教育委員会(定例会)会議録

    • [2022年7月12日]
    • ID:10670

    平成29年第11回羽村市教育委員会定例会会議録

    日時 平成29年10月17日(火)午後3時00分~4時09分

    場所 羽村市役所東庁舎4階特別会議室

    出席者の氏名

    教育長 桜沢 修、教育長職務代理者 江本裕子、委員 羽村 章、委員 塩田真紀子、委員 永井英義

    傍聴者 なし

    議事日程

    日程第1 会議録署名委員の指名について

    日程第2 教育長報告

    日程第3 教育委員会委員活動報告

    日程第4 議案第19号 羽村市体育館管理運営条例施行規則の一部を改正する規則

    日程第5 報告事項① 羽村市体育館管理運営条例の一部改正について

    報告事項② 羽村市立中学校3学期制移行準備会報告書について

    会議経過

    教育長 皆さんこんにちは。

    ただいまの出席委員は5名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから平成29年第11回羽村市教育委員会(定例会)を開会します。

    本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりです。

    日程第1

    教育長 会議録署名委員の指名を行います。

    会議録署名委員は、羽村市教育委員会会議規則第33条の規定によりまして、教育長において塩田真紀子委員を指名します。よろしくお願いします。

    日程第2

    教育長 教育長報告を行います。

    それでは、お手元の教育長報告事項をご覧ください。

    初めに、9月15日の教育委員会において、教育委員会委員として、8年間、また委員長としてもご尽力をいただきました島田哲一郎委員から、会議の席上で、9月30日をもって退任する旨のご挨拶をいただきました。島田委員のこれまでのご尽力に改めて感謝を申し上げる次第でございます。

    9月19日から21日の三日間、羽村市議会決算審査特別委員会が開かれまして、教育費の審査では、外国籍児童の現状や、学校図書館司書のさらなる充実について、スクールソーシャルワーカーのケースへの関わり方について、不登校の状況について、教職員の働き方の実態についてなど学校教育関係の質問がありました。これらにつきましては、それぞれ現状等の対応を説明させていただいたところです。

    9月23日、24日、両日にわたりまして、小作駅東口で、はむらふるさと祭りが行われました。小学校全校の児童によるソーランの演技がロータリー全体を使って行われました。どの学校も非常に力強いソーラン踊りで、見物の方々も大変多く、大きな拍手があったところです。

    28日、羽村東小学校の教育委員会訪問がございました。委員の皆さんにはご出席いただき、ありがとうございました。

    30日には、中学校3校で体育大会が開催され、委員の皆さんにも各会場を回っていただきました。

    次に、10月1日、稲作体験の稲刈りが行われまして、開会式で教育委員会を代表して挨拶を行ったところです。

    10月2日は、新しく教育委員会委員になられた永井委員に市長から辞令が交付されました。永井委員をお迎えしまして、新しい教育委員会が動き始めました。永井委員の若く新しい感覚をぜひ教育委員会の運営に生かしていただき、ご尽力をいただきたいと思っております。よろしくお願いします。

    次に、10月6日です。羽村・瑞穂地区学校給食組合議員視察研修に出席しました。羽村市教育委員会からは私と塩田委員が参加させていただいて、埼玉県ふじみ野市の、今年オープンしたばかりの新しい学校給食センターの視察をしてきました。食材の搬入、下処理、調理、搬送とルートができていまして、非常に衛生的で近代的な施設だと感じたところです。また、アレルギー対応食の調理ルートもしっかりと分離され設定されていました。このような新しい施設がいろいろなところでオープンしておりまして、近隣では福生市、また府中市でもオープンしたとパンフレットをいただきました。新しい施設ですので、どうしても現羽村・瑞穂地区学校給食センターの施設と比べてしまいますけれども、子どもたちに、おいしくて、栄養のあるバランスのとれた給食を提供するという目的は同じだと思っております。アレルギー対応食の問題等を考えますと、施設のあり方を今後検討しなければいけないと感じたところです。

    同日6日の夕方から文化祭開会式とオープニングパーティーが開かれまして、11月3日まで約1カ月にわたる文化祭が始まったところです。文化協会の皆さんを中心に実行委員会を組織して、5月ごろから準備に取りかかっていただき、当日までの各参加団体のタイムスケジュールの調整や、パンフレットの作成、運営の打ち合わせなど、大変なご苦労をされまして、この日を迎えたというお話を伺ったところです。

    翌日の7日には、小・中学生音楽フェスティバルが行われました。各学校のレベルが非常に上がっていると感じたところです。特に松林小学校金管バンドは、まだ結成して日が浅いのですけれども、しっかりといい音で演奏していました。

    そして、羽村第一中学校吹奏楽部ですけれども、10月21日に名古屋国際会議場で行われる全日本吹奏楽コンクールで演奏する自由曲と課題曲の2曲をこの音楽フェスティバルで披露していました。演奏の質の高さはさすがですので、名古屋でのコンクールを楽しみにしているところです。

    10月8日には、第70回羽村市市民体育祭が行われまして、東京2020オリンピック・パラリンピックにちなんで、リオデジャネイロ・オリンピックのときにカンボジア代表でマラソンに出場した猫ひろしさん、また、陸上の400メートルで銅メダルに輝いたパラリンピアンの辻沙絵さんのお二人を招致しまして、秋晴れの中、無事に開催されました。

    今回の市民体育祭は第70回記念の大会で、町内会対抗種目4種目に加え、総合優勝を設けました。双葉富士見町内会が総合優勝でしたが、どの町内会でも加入率が年々低下しているという話を聞く中で、スポーツを通じたコミュニティーを醸成していただく一つの契機になればとの思いで、すばらしい優勝旗をつくらせていただきました。今後も総合優勝という形で表彰していければと考えているところです。

    10月12日の小作台小学校の学校訪問では、委員の皆さんに学校の状況を見ていただきました。ありがとうございました。

    10月13日の金曜日、東京都市町村教育委員会連合会管外視察研修会に参加しました。江本委員、羽村委員に参加いただきまして、山梨大学教育学部附属小学校の授業参観や、教育学部長の中村和彦氏の講義をお聞きする機会をいただいたところです。

    中村部長の講義の中で感じたところをお話しさせていただきますと、今の子どもたちが抱えている問題として、3つの低下というキーワードを示されていました。1つ目は学力の低下。ここで言う学力は、偏差値などであらわされる知識、記憶力ではなくて、思考力、判断力、表現力、学びに向かう力を学力として、そうした力が低下しているということ。2つ目はコミュニケーション能力の低下。国語や英語力の問題ではなく、人を思いやる力、慈しむ力の低下ということを挙げておられました。3つ目が体力の低下です。基本的な動きが習得されず、運動量が減少している現状があるということで、体力の低下、この3つの低下がキーワードで、さまざまな視点からお話をいただいたところです。

    「健やかな子どもたちを育むために」というテーマのお話でしたけれども、とても考えさせられる内容でした。その中でも、私自身は、運動遊びという言葉、スポーツや運動をする中に遊びという感覚を持って、それについて実践していく中で、スポーツ、運動嫌いの子どもたちも遊びという感覚で、スポーツや運動に親しんでいくことが必要で、今後のスポーツや学校教育の中でも、そういった視点も取り入れていけたらいいと思ったところです。

    最後に、10月16日に、羽村市青少年問題協議会が開催されまして、羽村市の東京2020オリンピック・パラリンピック教育の取組みの現状を説明し、また東京都から教育庁指導部の担当課長が来て、東京都の現状等の話をされました。羽村市の現状については、教育委員会の指導主事が各学校でのオリパラ教育の取組内容を説明し、また、オリンピック・パラリンピック準備室からは、羽村市の全体の取組みについて説明があったところです。

    この青少年問題協議会会長は市長ですが、副会長の選任が行われまして、協議会委員の皆さんの同意を受け、副会長に塩田委員が就任いたしました。

    9月末から10月にかけて、さまざまな行事等が行われました。本来なら秋晴れのいい気候の中で行われればよかったのですが、長雨の中、なかなか日程の消化も難しかった部分もあったように思います。市民体育祭も開催できましたし、小学生がたくさん参加した桜づつみジュニア駅伝大会も雨の中で開催され、無事終了したという報告を受けています。

    以上で、私からの教育長報告とさせていただきます。

    委員の皆さんから、質疑もあわせてご意見、ご発言等ありますか。

    質疑なし

    教育長 それでは、以上で教育長報告を終了します。

    日程第3

    教育長 教育委員会委員活動報告を行います。

    教育委員会委員の9月15日から10月16日までの活動については、別紙に記載のとおりです。

    委員の皆さんからご出席いただいた行事の感想などありますか。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 東京都市町村教育委員会連合会管外視察研修会についての報告と、感想を述べさせていただきます。

    まず、山梨大学教育学部附属小学校で授業参観をさせていただきました。授業の研究の概要や、指導案の冊子も頂戴しました。授業参観の場ではゆっくり読めなかったのですけれども、家に戻りましてから、ゆっくりと研究の概要等を読ませていただきました。さすがに附属小学校だなという率直な印象でした。研究に対する視点や、そういうものについての文章から、子どもの実態に即しながら研究を続けていることに非常に感銘を受けて読ませていただき、勉強させていただいたところです。

    その後、山梨大学教育学部長である中村教授の講演を聞かせていただいて、このようなお話はいろいろなところでよくお伺いするわけですけれども、問題の背景とその要因について、やはり日本の子どもが抱えている問題は、ほとんどが1980年代後半ぐらいから始まって、私たちが子ども時代に体験できたことが今の子どもたちは体験ができていないために、心の問題や、体の危機などが生じているというお話でした。

    例えば、不登校、いじめ、暴力、学級崩壊というものが見えている部分は、見えているからこそすぐに対策も立てられるわけですけれども、やはりそれは氷山の上のほうで見えていることであって、実は見えていない部分がたくさんあるというお話も伺って、気をつけなくてはいけないところだということをもう1回認識し直したところです。見えないところで子どもたちがいろいろな問題を抱えて、それを逆に外に見えないようにして、学校生活を送っている子どもたちもたくさんいるのではないかということに、改めて気づかされました。

    中学校の体育大会に行かせていただいて、羽村市の中学生が整然と並んで、一生懸命体育大会に打ち込んでいる姿が立派で、私も安心したのですけれども、やはり中村先生のお話を聞いて、立派できちんとしている中学生の実は心の奥底にはきっと目に見えないいろいろなものがあるに違いないと感じます。私も学校現場にいたときに、学校がすごくきれいに整って、うまくいっているときこそ気をつけなくてはいけないということを常に危機意識として持っていました。きちんとしているときこそ、子どもは心の中にマグマのようなものを持っていてそれがいつ噴火するかわからないという気持ちを忘れずに見ていかなくてはいけない、また寄り添っていかなくてはいけないということを思った講演でした。大変いい勉強になった1日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

    教育長 ありがとうございました。ほかにございますか。

    羽村委員 教育長

    教育長 羽村委員

    羽村委員 私も、東京都市町村教育委員会連合会管外視察研修会について、少し感想を述べさせていただきます。

    最初に、山梨県立美術館を見学しましたが、見学時間が1時間ということで、館内全部を見ることができませんでしたが、設備が整い広々としたとてもきれいな美術館でした。その後、食事の後、国立山梨大学教育学部附属小学校で、6年生の英語活動、5年生の道徳、3年生の体育の授業を参観しました。

    6年生の英語活動の授業では、まず目についたのが教室の広さでした。真四角の教室で、横に十分な広さがありました。1クラスが35人で3クラスでした。教室の広さは十分で、PCプロジェクターが黒板に設置され、左右に移動できるようになっていました。また、外部につながる電話が各教室に設置され、設備面が非常に整っている感想を持ちました。

    英語活動の内容については羽村市の取組みと差はなく、決して卑下することはないと思いました。残念ながら、能動的な授業を見ることはできませんでした。やはり英語教育になるとなかなか能動は難しいのかなという感想です。その中でも、担任の先生がしっかり英語を話されているのが印象的でした。ALTの先生とかけ合いながら授業を進めていて非常に印象的でした。決してALTの先生に任せるということではなく、自分できちんと段取りをとって、コントロールしていた授業でした。

    一方、道徳の授業では、道徳でこんなに子どもたちがノートをとるのかというぐらいノートに書いていて、しっかりと書かせることをどのように指導しているのか興味がありました。先生は小さな字で黒板に書いていましたが、教室の後ろの子たちもきちんとノートに写していました。ただ、道徳の時間にこんなにノートに書く必要があるのかということも反面思ったところでした。

    体育の授業では、やはり施設面で小学校の体育館でこんなに広さがあるのだと驚きました。バスケットボールのコートが横に2面とれ、暖房設備もあるようでした。山梨は寒いですから、しっかりした暖房設備があり、うらやましく思いました。

    羽村市以外の小学校の授業を見る機会がほとんどないので、改めて、羽村市の教育が決して劣っていない、逆に誇れるということを認識できたことと、やはり、先ほど教育長もおっしゃっていましたが、ただ単に偏差値がいいというだけではなく学力を向上させていくには一体どうしたらいいのだろうと考えさせられた研修でありました。

    教育長 ありがとうございました。

    塩田委員からはいかがですか。

    塩田委員 中学校の体育大会で、私は羽村第二中学校に行きました。先ほど江本委員からは、きちんと整列して、整然と並んで行進していたとの感想がありましたが、羽村第二中学校の開会式の行進の様子が今までになく乱れていたような印象でした。生徒に元気がないような、音楽に合わせず、ばらばらな感じがして、指導の重点がそういうところではなくなったのか、何か今までと違う感じを受けました。学校の中がきちんとしていればしているだけ、そのときが危ないという意見もありましたが、何かあったのかなという違和感がありました。

    また、先ほど教育長から報告がありましたが、給食組合の視察でふじみ野市の給食センターに行ってきました。給食を試食して、味については羽村・瑞穂地区の給食センターでつくられた給食のほうがおいしいと感じましたが、設備面ではやはり、衛生面などきちんと管理できるのではないかと思いました。老朽化している設備が新しくなるとよいと感じたところです。

    教育長 ありがとうございました。

    ふじみ野市のなの花学校給食センターを視察しました。施設には見学コースがあり、2階から見られるようになっていました。従業員が調理室に入っていくには、かなりの風でエアシャワーを浴びるとのことで、実際に体験することができたり、菌がついたりすることを防ぐために、手をかざすだけで石けんが出て、洗って、乾かせるという衛生管理も徹底していますという説明でした。子どもたちにも施設を見学させて食育の学習につなげるのだろうと思いながら見させていただきました。

    教育長 永井委員からは、委員に就任されて初めての小作台小学校の学校訪問の感想などありますか。

    永井委員 私にも子どもがいますので、保護者として何度か授業参観に行ったことがありますが、先生たちがどのように授業を展開しているか細かい資料をいただいて、その資料を参考に見ながら授業を見て回るというのは当然初めてでした。一番驚いたのは、校長先生はじめ、教育委員会の皆さんが非常に細かく、どのように教育を進めていったらいいかを悩んで考えて意見していらっしゃるところと、現場の先生たちも子どもが小さい声で言ったことを聞き逃さないくらいの緊張感の中で授業をされているということに非常に驚きました。親としてほっとしたというか、しっかりと見ていてくれているという安心感がありました。

    まだ、私は1校だけの学校訪問なので、これから訪問する学校と、来年以降も含めて、極力いろいろな授業を参観するなかで、私自身も勉強させていただきたいと思っております。

    教育長 ありがとうございました。

    他に意見や質疑などございますか。

    質疑なし

    教育長 それでは、教育委員会委員活動報告を以上で終了いたします。

    日程第4

    教育長 議案第19号 羽村市体育館管理運営条例施行規則の一部を改正する規則を議題といたします。

    提案理由の説明を求めます。

    伊藤生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    伊藤生涯学習部長 議案第19号 羽村市体育館管理運営条例施行規則の一部を改正する規則についてご説明します。

    本議案は、羽村市スポーツセンターの個人利用の使用単位及び申請の受付期間等の変更に伴い、羽村市体育館管理運営条例施行規則について変更の必要が生じたため、改正しようとするものです。

    細部につきましては、スポーツ推進課長よりご説明申し上げます。

    よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。

    小山スポーツ推進課長 教育長

    教育長 スポーツ推進課長

    小山スポーツ推進課長 それでは、議案第19号 羽村市体育館管理運営条例施行規則の一部を改正する規則の細部につきまして、ご説明いたします。

    この規則の改正につきましては、後ほどご報告いたします羽村市体育館管理運営条例の一部を改正する条例が関係しておりますので、先に条例改正の内容の一部をご報告いたします。

    まず、スポーツセンター、ホール等の利用区分を条例で改正することになり、現行の午前9時から正午までの午前、午後1時から5時までの午後、午後6時から10時までの夜間という3区分の利用区分のものを、午前と夜間は変更せず、午後を正午から午後3時まで及び午後3時から午後6時までを2分割し、1日の区分を4区分にする改正をしました。

    また、卓球室、トレーニングルームジム、スタジオといったスポーツセンターの個人利用の利用区分について、これまで午前3時間、午後4時間、夜間4時間の区分をそれぞれ1回としていたものを、午前、午後、夜間に関係なく、一律2時間にするというものです。

    また、個人利用の使用料についても、現行の1回大人100円、中学生以下50円というものを、大人150円、中学生以下70円というふうに改正し、あわせて4施設共通利用回数券の券種を150円券、70円券を追加するものです。

    条例改正に合わせて、体育館管理運営条例施行規則を改正するものでございます。

    では、資料に移らせていただきます。羽村市体育館管理運営条例施行規則新旧対照表をご覧ください。

    スポーツセンターの個人使用の使用単位につきましては、先ほどご報告しましたように、現行では午前9時から正午までの午前、午後1時から5時までの午後、午後6時から10時までの夜間、これをそれぞれ1回とみなしているもので、スイミングセンターの個人使用に合わせて、午前、午後、夜間に関係なく一律1回2時間とするものです。これに伴いまして、旧の第2条の個人使用の使用単位の規定を削除します。

    続きまして、第3条のスポーツセンター第1ホール、第2ホール及び第3ホール並びにスイミングセンター、プールの全面貸切使用の申請受付期間について、現行では、全面で使用する場合は、使用日の属する月の3月前の月の初日から使用日の前日まで、それ以外の貸切使用、または会議室及び和室を使用する場合は、使用日の属する月の1月前の月の初日から使用日の前日までとしているものを、全面使用である、なしにかかわらず、使用日の属する月の3月前の月の初日から使用日の前日までに統一することと改正します。これにより、第3条が第2条に改正されます。

    次に新旧対照表の2ページの別表1の部分でございます。

    現行では、午前9時から正午までの午前、午後1時から5時までの午後、午後6時から10時までの夜間をそれぞれ1回としています。こちらを午前、夜間は変更せず、午後を正午から午後3時まで及び午後3時から午後6時まで2分割し、1日の利用区分と合わせて、4区分に合わせて使用料を収受するように改めるものです。

    議案書の裏面以降に様式を載せてございますが、左上の様式第何号と記載がありますが、第2条がなくなった関係で条文が変わっており、様式の内容に変更はございません。

    3枚おめくりいただきまして、様式第7号の4施設共通利用回数券につきましては、回数券の券種を2つ、70円券と150円券を追加しています。

    なお、この規則につきましては、平成30年4月1日から施行しようとするものです。

    以上で、議案第19号 羽村市体育館管理運営条例施行規則の一部を改正する規則の細部説明を終わります。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    質疑なし

    教育長 以上で質疑を終了します。

    お諮りします。議案第19号 羽村市体育館管理運営条例施行規則の一部を改正する規則については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。

    異議なし

    教育長 ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定しました。

    日程第5

    教育長 報告事項① 羽村市体育館管理運営条例の一部改正について、生涯学習部長からの説明を求めます。

    伊藤生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    伊藤生涯学習部長 それでは、報告事項の1点目、羽村市体育館管理運営条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明させていただきます。

    ただいまご審議いただきました議案第19号 羽村市体育館管理運営条例施行規則の一部を改正する規則に関する説明と一部重複しますけれども、この条例改正案件は報告事項となっておりますことから申し上げさせていただきます。

    本条例改正につきましては、平成29年第5回羽村市議会定例会の議決を経まして、9月21日に改正を行ったものです。

    お手元に配布させていただきました報告事項① 議案第53号 羽村市体育館管理運営条例の一部を改正する条例の一番後ろの資料の、①スポーツセンターホール利用区分等の見直しについてをご覧ください。

    先ほどスポーツ推進課長がご説明したとおり、現行では、午前が9時から12時までの3時間、午後が1時から5時までの4時間、夜間が6時から10時までの4時間となっておりますものを、矢印の右側、改正案の、午前と夜間はそのままに、午後①を12時から3時までの3時間、午後②を3時から6時までの3時間と、4区分に見直しを図るものです。下段のところの四角の中ですが、区分見直しの理由として、利用実態を反映させるということで、現在では、午後をずっと4時間抑えていても、午後②の時間帯での利用が多いという実態がございます。あわせて、その区分の間に設けております休憩時間のあいている時間をなくし、利用できる時間帯をふやしていくこと。また、市民や団体の方々が利用しやすいように区分を見直して、施設の有効活用を図ること、こういったところを主眼に置いて改正するものです。

    続きまして、2ページの、②ホール貸切利用区分の見直しに伴う使用料についてをご覧ください。ホールの利用区分の見直しに伴う使用料の設定ですが、午前、夜間、全日については変更はございません。新たに2分割した午後の部分を時間単価を変えずに、この単価をもとにしまして、それぞれ3時間ごとの使用料を設定することとしたものです。改正案の、午後①、②、3時間ずつでございますが、それぞれ時間単価2,150円を使いまして、3時間ずつで6,450円、10円単位を四捨五入しますことから、この部分を使用料6,500円と設定させていただくものです。

    ここに記載された金額につきましては、スポーツセンターの第1ホールを全面使用した場合をモデルとして表示しておりますので、利用の広さによってこの金額は変わってまいります。

    続きまして、3ページ、③個人利用区分の見直しについてをご覧ください。卓球室、トレーニングルーム、スタジオの個人利用区分につきましては、これまで1回を午前が3時間、午後が4時間、夜間4時間のそれぞれ1回としておりましたけれども、これをそれぞれ午前、午後、夜間に関係なく、一律1回を2時間と改正します。利用の実態として、トレーニングルーム等の利用につきまして、2時間以内で利用される方がほとんどでございますことから、実態に即した改正を行うものです。

    次に、④個人使用料についてです。個人利用の使用料につきましては、現行では、卓球室、トレーニングルーム、スタジオともに1回大人100円、中学生以下50円と設定しております。これを大人1回当たり50円、中学生以下を20円、それぞれ引き上げまして、大人が150円、中学生以下70円に改正するものです。あわせて、先ほどのスポーツセンター、スイミングセンター、動物公園、水上公園の4施設の共通利用券も券種に150円券と70円券を追加するものです。

    個人利用料の見直しに関しては、羽村市の使用料等審議会での審議を経まして、平成29年7月10日に市長に提出された使用料等の適正化についての中間答申の内容を尊重した上で、9月議会定例会に付議し、議決をいただいたものです。

    続きまして、羽村市体育館管理運営条例 新旧対照表をご覧ください。

    ただいま申し上げました利用区分と、個人使用料の見直しに係る条例上の改正点ですが、今回の条例改正では、本則の改正はありませんで、条例の別表第1と第2のそれぞれ該当する箇所を改める内容になっております。新旧対照表では、1ページから5ページまでが別表第1、6ページが別表第2となっております。

    まず、1ページから5ページの別表第1では、スポーツセンターの貸切使用の午後の項を、正午から午後3時までと、午後3時から午後6時までに2分割し、それぞれの利用形態に応じた使用料を新たに追加するとともに、スポーツセンター、スイミングセンターの個人使用の項の表記を、大人、子どもともに、これまでの1回から2時間以内に改め、使用料を大人が100円から150円に、子どもが50円から70円に改めるものであり、あわせてスポーツセンター第1ホール、第2ホールの個人使用料を削除し、備考欄の表記について、必要な文言の整理を行うものです。

    続いて、6ページをお開きください。

    別表第2では、個人使用料の改正に伴う4施設共通利用券の券種を追加するため、4施設共通利用回数券、70円券11枚綴り700円の欄及び4施設共通利用回数券、150円券11枚綴り1,500円の欄を新たに追加するものです。

    なお、本条例は、平成30年4月1日から施行するものですが、平成30年4月以降の施設予約に対応する必要があることから、付則において、準備行為として、使用の承認に係る手続その他の行為については、この条例の施行の日前においても行うことができる規定を設けております。

    以上で、羽村市体育館管理運営条例の一部改正についての説明とさせていただきます。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    これから質疑を行います。何か質疑ございますか。

    羽村委員 教育長

    教育長 羽村委員

    羽村委員 2つお伺いします。

    1つは、スポーツ施設を使用するに当たって、「使用」と「利用」のふたつの文言を使っています。何か違いはありますか。

    教育長 まずその1点について、事務局から説明をお願いします。

    伊藤生涯学習部長 教育長

    教育長 生涯学習部長

    伊藤生涯学習部長 「使用」と「利用」が混在しているというご指摘かと思いますが、特に明確な規定があるわけではございませんので、混在している部分は、整理をしていかなければいけない点と考えております。

    羽村委員 教育長

    教育長 羽村委員

    羽村委員 条例施行規則の改正では全て「使用」となっているように読み取れます。全て表記は合わせたほうがいいと感じました。

    また、第2条が全て削られましたが、第2条に個人使用の使用単位が規定されていて、スイミングセンターにあった2時間を1回とみなすということがありましたけれども、それがなくなって、個人使用が2時間単位であるというのは施行規則の中のどこかに記載がありますか。

    小山スポーツ推進課長 教育長

    教育長 スポーツ推進課長

    小山スポーツ推進課長 そちらにつきましては、条例の中で2時間と規定していますので、施行規則では規定する必要がないということです。

    教育長 よろしいでしょうか。

    ほかに何かご質問ありますか。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 利用者の料金の払い方の便宜という点で質問します。回数券だけで7種類になっていますが、水上公園などには利用料金を払う機械がそんなにたくさんなかったと記憶しています。夏の暑い盛りの入場に、お金を払うのに相当時間がかかり、結構いらいらしたという話も聞いていて、回数券よりも、以前にあったようなプリペイドカードのような、またはICカードのようなものを導入していく考えはないのでしょうか。この回数券の種類が多くて大変なことだという意識があったものですから、カード1枚にまとめられるといいと思います。

    小山スポーツ推進課長 教育長

    教育長 スポーツ推進課長

    小山スポーツ推進課長 プリペイドカードにつきましては、機械が高価で、メンテナンス費用や、カードを作成するのもコストがかかるということがございましたので、検討した結果、回数券に変えさせていただいたものでございます。現段階では回数券で対応していきます。

    教育長 補足します。以前のプリペイドカードについては、その機械自体も取り扱いや、メンテナンスがきかなくなる状況で廃止することになりました。ただ、割引券のようなものはないのかということになり、4施設共通利用回数券が残り、種類が増えているということです。プリペイドカードがなくなり、今後はICカードで対応できるか研究をしていく必要があるかと思いますけれども、今の段階では、料金改定に合わせて回数券で対応していくことになります。

    江本委員 教育長

    教育長 江本委員

    江本委員 利用者の便宜を考えれば、時間区分を午後2つに分けていただいたことや、2時間単位で使用できることはとてもいいことだと思います。ただ、料金の支払いについては、煩雑な思いをしなくても、これだけ発達している時代ですから、何かいい方法があればと思い申し上げました。

    教育長 回数券を買っている人は、定期的に施設を使用していると思うので、利用者の立場に立った事務局の考えはありますか。

    小山スポーツ推進課長 4施設を共通で利用できる回数券ですが、複数の施設での利用ではなくスポーツセンターで購入した人はスポーツセンターで、スイミングセンターで購入した人はスイミングセンターで回数券を使っているという人が多くいますので、同じ券種のものしか買わないという人が多いような認識です。

    教育長 現状の状況も含めて、以上のような説明です。

    ほかに何か質疑ございますか。

    質疑なし

    教育長 それでは、以上で質疑を終了いたします。

    続きまして、報告事項② 羽村市立中学校3学期制移行準備会報告書について、生涯学習部参事から説明をお願いします。

    仙北谷生涯学習部参事 教育長

    教育長 生涯学習部参事

    仙北谷生涯学習部参事 このたび、羽村市立中学校の3学期制移行について、羽村市立中学校3学期制移行準備会から、お手元にありますように、羽村市立中学校3学期制移行準備会報告書として報告がございました。私から中学校3学期制移行に向けた進捗状況も含め、本報告書に沿ってご説明させていただきます。

    報告書1ページをご覧ください。

    「はじめに」として、中学校3学期制移行に関するこれまでの経緯が掲載されています。平成27年7月に羽村市立小中学校2学期制検証委員会が設置され、それまで10年を超えて取り組み、実践を重ねてきた2学期制の成果と課題、今後の学期制のあり方について検討を重ねました。平成28年3月には最終報告書が提出され、翌4月の教育委員会定例会において報告されました。

    提言の内容としては、「今後の学期制の在り方についての提言や学期制を検討する上で考慮すべき事項が示され、各校の教員の意見を参考にし、各校が子どもたちにとって必要であるという目的意識をもって主体的に進めていくことが大切である」とされたことから、提言に対する各校の意見聴取を実施し、平成28年8月の教育委員会定例会において、小学校は2学期制を継続、中学校は「新たな3学期制」に移行するという方針が確認されました。

    同年9月には羽村市立中学校3学期制移行準備会及び羽村市立中学校3学期制移行準備作業部会が設置され、中学校3学期制の移行時期や移行準備に関する協議が行われました。中学校3学期制移行準備会から実施時期として、平成30年度からという意見をいただき、教育委員会定例会において決定しました。

    本年平成29年1月には、教育委員会から小・中学校における学期制についての基本方針が示されました。基本的な内容としては、次の3点となります。1点目は、2学期制の成果として、学習の継続性の考えのもと、さまざまな特色ある教育活動が各校において創意工夫されて実施されていること。2点目は、発達段階に応じた評価期間として、小学校は2学期制という長い評価スパンでじっくりと育成すること、中学校は3学期制という短い評価スパンでフィードバックによる振り返りをさせ、生徒自身の成長へつなげていくこと。3点目は、中学校3学期制移行準備会を通して、平成29年度を準備期間として、十分な準備のもと、スムーズな移行を目指すことや、あらゆる機会を使い周知活動を行うこと。

    この3点を踏まえ、報告書2ページにありますように、今年度の準備作業が行われました。

    それでは次に、本年度の準備作業についてご説明します。

    初めに、1、中学校3学期制移行における準備作業についてですが、この報告書の巻末の資料、最終ページにありますとおり、昨年度発足していた中学校3学期制移行準備会及び中学校3学期制移行準備作業部会が新たなメンバーとなりました。あわせて、巻末資料ページに準備会設置要領や組織の体系図も掲載してありますので、後ほどご覧ください。

    2ページに戻りますが、作業部会の日程としてこれまでに3回行われ、主に中学校において、定期考査や個人面談、通知表などについて具体的な話し合いが進められました。3学期制に移行するにあたって、おおむね骨格部分については共通確認できたため、3ページにあります作業部会長が取りまとめた内容について、中学校3学期制移行準備会に報告があり、内容を精査した上で、報告書として、このたびの10月定例会において報告しているところです。

    それでは、具体的な内容について、報告書3ページをご覧ください。

    (1)定期考査・面談・通知表については表のとおりとなります。具体的には、資料にありますとおり、定期考査は年4回行います。面談については、学年によって実施回数は異なるものの、表のとおりに実施します。また、通知表についても、各学期末に配ることになりますが、3学期については1年間をまとめた成績を家庭にお示しすることになりました。また、(2)として、主な学校行事について記載がありますが、これらの行事、取組みについても、平成30年度については、実施時期に関して、平成29年度に比べて特に大きな変更はないものとして、今後、教育課程の編成に際し計画していくというものでした。(3)その他には、総括する意味で、教育課程の編成に当たっての考え方が記載されています。

    次に、4ページをご覧ください。

    今後の会議日程として、2回の作業部会が開催されますが、先ほど挙げた具体的な内容をさらに詳細に確認したり調整したりする予定です。例えば、通知表の様式が変更されることから、記載項目をどのようにするか、また中学校区ごとの小中一貫教育関連事業の日程調整などとなります。

    次に、4ページ上段の2、中学校3学期制移行準備会での審議結果についてをご覧ください。

    (1)審議結果については記載のとおりですが、一読させていただきます。おおむね中学校の骨格部分が決定した。学期ごとに通知表が出され、夏休み、冬休み前に面談を継続することにより、学習の連続性の継続が図られている。また、定期考査の時期、回数を変更せず今までどおりとすることで、学校行事を大きく動かさずに実施できる。このことにより、小中一貫教育の取組みの継続が図られている。

    以上により、基本方針に示された方針は達成されると考える。

    以上です。

    次に、(2)の今後の周知活動ですが、枠内にありますとおり、丁寧な説明をしていく旨の報告となっています。これを受け、現在、担当ではリーフレットを作成しているとともに、「はむらの教育」11月号において、市民向けにも周知する予定です。また、学校においては、先ほど申し上げたリーフレットを活用し、児童・生徒及び保護者向けに説明を行っていきます。

    (3)その他としては、来月の教育委員会定例会において、「羽村市公立学校の管理運営に関する規則」の改正を行う予定でいます。これについては、長期休業日の変更といいますか、今までは中学校も2学期制でしたが、3学期制になるということで、その旨を変更することになります。

    また、先ほども触れましたけれども、今後2回の移行準備作業部会を行い、最終的な報告を移行準備会に上げて審議する予定ですので、時期としては、年明けの1月を目途に移行準備会としての最終報告を教育長に向けて行います。

    「おわりに」、報告書5ページにありますように、平成30年度は中学校3学期制への移行初年度となるために、移行そのものを着実に行うとともに、児童・生徒へ周知することだけでなく、今後の学習指導要領の全面実施に向けた新しい教育課程の編成の中で、児童・生徒の求められる資質・能力の向上を図っていくことが大切であると述べられています。これまでの小中一貫教育をさらに充実させるとともに、各校区や各学校での特色を生かした教育課程編成につながるよう、この中学校3学期制移行をプラスに捉えていく必要があるとまとめています。

    以上です。

    教育長 以上で説明が終わりました。

    何か質問がありますでしょうか。

    質疑なし

    教育長 それでは、これをもちまして平成29年第11回羽村市教育委員会定例会を閉会します。

    ありがとうございました。

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