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    平成29年度第3回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    • [2017年12月26日]
    • ID:10729

    平成29年度第3回羽村市防犯、交通安全および火災予防推進会議会議録

    平成29年度第3回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議 会議録

    日時

    平成29年11月15日(水曜日)

    開場

    羽村市役所 特別会議室

    出席者

    伊藤保久、市川二三男、愛甲慎二、折原伸司、鈴木実保、鈴木將史、阿部啓一、小作裕徳、羽村滋彦、中野実、山﨑大、髙﨑光、小林辰雄(代理)、梶正明、木下正彦、菊地郁江、橋之口律子、清水重良、岡田千依

    欠席者

    進邦徹男、藤井金苗、菅原敬一、関塚久夫

    傍聴者

    0人

    配布資料

    ・次第

    ・第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画(案)

    ・福生警察署管内犯罪発生状況(福生警察署持込資料)

    ・平成29年9月末現在における交通事故発生状況(福生警察署持込資料)

    ・羽村市防犯・交通安全及び火災予防推進会議(福生消防署持込資料)


    開会

    事務局


    座長あいさつ

    (座長)皆さんこんにちは。お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。本日の会議は今年度最後の会議となりますので、第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画(案)について、忌憚のない意見をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

    会議の内容

    (座長)本日の会議は今年度最後の会議となり、今回の会議で第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画をまとめたいと思います。推進員の皆さんには事前にお配りしている、第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画(案)について、意見をいただきたいと思います。

    まず、第四次推進計画(案)の校正箇所及び質問事項の回答について事務局から説明をお願いします。

     

    (事務局)それでは、第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画(案)の校正内容につきまして、ご説明させていただきます。

    お手元の第四次推進計画(案)をご覧ください。

    前回の会議で、推進員の皆さんよりいただいた意見を反映させ、事務局で精査し、校正を行いました。

    まず初めに、第四次推進計画(案)につきまして、追記しているところもありますので、段落が崩れてしまい、皆さんにご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした。

    次回校正したものは、段落もきれいにまとめたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    それでは、順に沿って説明させていただきます。

    まず初めに、2ページの2行目「羽村市長期総合計画が目指す防災、交通安全、防犯の対策の面から」とありますが、ここには火災予防という言葉は入らないのですか。という質問に対して、羽村市長期総合計画につきましては、大きなくくりとして、防災、交通安全、防犯対策の面から実現するものでありますが、本推進計画としましては、防犯、交通安全及び火災予防を対象範囲とすることから、火災予防に関して追記させていただきました。

    次に、4ページの10行目「市営自転車駐車場が無料であり、近隣の会社に自転車で通勤している」とありますが、「市営自転車駐車場」の前に「駅周辺に設置している」と入れた方がその後の「近隣の会社に自転車で通勤している」という意味が分かりやすくなると思いました。

    という意見に対して、駅周辺に設置していることを追記し、近隣の会社に自転車で通勤している利用者のみが、夜間の駐車とは限らないことから、文面を削除させていただきました。

    また、監視体制が手薄な駐輪場として、一般住宅や集合住宅として文面を変更させていただき、無施錠の自転車については、自転車駐車に関して追記させていただきました。

    次に、5ページの3行目の「平成29年は、さらに減少しています。」とありますが、まだ29年の途中ですので、文言をかえたほうがいいと思いました。との意見に対しまして、「平成29年は、さらに減少しています。」という表記については、誤りがありましたので、29年のデータが固まり次第追記させていただきます。

    次に同ページの中段で「市でも交通安全推進委員会」とありますが、「市では交通安全推進委員会」の方がよいのではないかと思います。との意見に対しまして、春秋の全国交通安全運動やTOKYO交通安全キャンペーンなどにおいても羽村市として、取り組んでいますので、「市でも」とさせていただきました。

    また、下段については、市として、小・中学校において自転車の安全な乗り方を含めた交通安全教室を実施や高齢者の参加も呼びかけを行っていることから、「市では」と明記しました。

    次に同ページの下から2行目の「遵守」を使っておりますが、常用漢字表から削除されて「順守」を代用表記されているので、確認された方がいいと思いました。という意見に対しまして、

    「遵守」については、文面として順番の順の順守やこちらに掲載している「遵守」も活用できることから、警視庁などのホームページを拝見すると、こちらに記載している遵守を用いているので、こちらの遵守を記載させていただきました。

    次に、6ページの下から2行目の「環境づくり等」とありますが、この「等」には何が含まれるのでしょうか。特にない場合は「等」はつけない方がよいと思います。という意見に対しまして、意見のとおり、火災予防のための啓発活動や地域ぐるみで放火されない環境づくりを推進しますので、等を削除しました。

    また、その上に赤字で記載しているのは、平成29年10月21日に、火災による死者ゼロ4000日を記録しましたので、データを更新しました。

    次に、10ページの施策1の2行目に「意識を持つことが重要です。」とありますが、ここでは「もつ」と平仮名を使用した方がいいのではないか。という質問に対して、こちらも、漢字でもひらがなでもどちらでも、活用できることから、このまま漢字で明記させていただきました。

    次に11ページの1行目「自分たちの地域は自分たちで守ろう」とありますが、同ページのB市民の取り組みでは「自分たちの地域は自分たちで守る」となっていますので、「守る」か「守ろう」を統一した方がいいと思いました。という意見に対して、これも誤りでありましたので、「自分たちの地域は自分たちで守る」で統一させていただきました。

    次に、12ページの一番下の行に「認識向上を図ります。」とありますが、「意識向上」の方がいいのではないかと思いました。という質問に対して、内容を精査させていただき、具体的な取り組みとして、危険ドラッグに対する啓発活動と変更させていただき、取り組み内容については、危険ドラッグに対する危険性について、認識してもらうよう周知していきます。と変更させていただきました。

    次に、13ページ、Aの市の取組みで「市民主体によるNPO法人が平成23年9月30日に設立しました。」とありますが、「NPO法人として」とした方がよいのではないかと思います。との意見に対して、事務局で精査し、「NPO法人の団体として」と文面を変更しました。

    次に14ページ、Cの事業者の取り組みの「事業活動を通じて」とありますが、「事業活動として」の方が読みやすいと思いました。との意見に対して、

    いろいろな意味にとられてしまいますので、市内の事業者については、所有する車輌に「市民生活安全パトロール実施中」等のマグネットシートを装着し、個々の業務を通じて地域のパトロール活動に取り組んでいただきたいことから、個々の業務に変更しました。

    次に15ページの施策4、Aの市の取組みの「防犯カメラの機器選定等について」ですが、「機器設置等について」ではないのかと思いました。との意見に対して、設置や選定も含む意味で、「など」についてと変更させていただきましたが、これを訂正させていただき、漢字の等に変更させていただきます。

    次に、同ページの施策5、Aの市の取組みの「自発行式交差点鋲」の「鋲」はこの漢字でよいのか確認していただきたいと思います。との意見に対して、土木課に確認したところ、漢字はこの鋲を活用しているので、この鋲のまま、記載しました。

    また、施策5の文章に句点が抜けていましたので追記しました。

    次に16ページの中段の自転車盗難対策の充実で「盗難を未然に防ぐために広報媒体を活用し、情報提供に努めます。」とありますが、読点を「未然に防ぐために」の後につけ「活用し」の後の読点は取った方がよいと思います。との意見に対しましては、文章上、活用しの後にも読点が必要であることから、未然に防ぐためにの後にも読点を追記しました。

    次に、その下の「特別措置法」は法律であるので、かぎかっこをつけるべきだと思います。との意見に対しては、かぎかっこを追記しました。

    次に、空き家対策の実施について、更に「策定について、研究するとともに」とありますが、「研究」ではなくて「検討」ではないかと思います。との意見に対しては、現在担当している都市計画課に確認したところ、国の基本指針の策定に即した空き家等対策計画の策定について、具体的な対策の検討を行っていることから、「研究するとともに」を削除させていただきました。

    また、平成28年度より、空き家対策担当部署が都市計画課となりましので、都市計画課と記載させていただきました。

    次に、同ページの下から2行目の「市内の来訪者」を「市内への来訪者」とした方がよいのではないかと思いました。という意見に対しては、文面の誤りでしたので、市内への来訪者に変更しました。

    次に17ページ、Bの市民の取組みの中の空き家対策の実施で「行政等」とありますが、行政以外に対象となることがあるのでしょうか。との意見に対して、例えば、不動屋や警察または、近隣の自治体や東京都への情報提供があることから、行政等をこのまま記載させていただきました。

    また、「防犯対策の実施」に防犯連絡所や緊急駆け込み場所についての記述は必要ないのでしょうか。との意見に対しましては、

    防犯対策の観点から、市民の取組みとして、市民個人が取り組めることとして、防犯連絡所や緊急駆け込み場所に記載としては、意味がかけ離れてしまうことから、追記は行いませんでした。

    次に19ページの学校における防犯対策の強化の中で「セーフティ教室などを実施し、犯罪被害を未然に防いだり、事件発生時に迅速かつ的確に対応します。」とありますがこちらの説明だと「セーフティ教室」ではなく「不審者対応訓練」が適切であると思います。また、その下の「福生警察署やPTAなどの関係機関」とありますが、「PTA」ではなく「保護者の協力」とした方がよいと思いました。との意見に対しましては、不審者対応訓練もセーフティ教室の一環でありますので、総体的な考えから、セーフティ教室と掲載させていただきました。

    また、「PTA」は個人団体となり、一つの団体として固定してしまうので、子どもの見守り活動団体として、変更させていただきました。

    次に、19ページだけは「など」が平仮名になっています。なになにするなどの「など」が平仮名になっているのはわかりますが、名詞の後の「など」は漢字の方がいいと思います。基本的に名詞の後の「等」は複数の名詞を並べた後に使用するものですので一つの名詞の後に「等」はつけない方がよいと思います。との意見がありましたので、名詞の後にいては、漢字で等と記載させていただきました。

    次に、20ページ、Bの市民の取組みの「通学路等の安全対策への協力」にPTA連合会による見守り活動やこどもかけこみ110番等を記載した方がよいのではないかと思いました。との意見に対しては、

    PTA連合会による見守り活動やこどもかけこみ110番等について、固定の防犯活動団体になってしまうので、市民の取組みとしては、内容が異なってしまうため、掲載は行いませんでした。

    次に、23ページに犯罪・不審者・事故・火災などの緊急情報の伝達方法について、この図では被害者・発見者・目撃者が通報する先が警察や消防以外にもたくさんありますが、これはどういう意味なのでしょうか。という意見に対しまして、事務局で精査させていただき、緊急情報の伝達方法として、警察署にダイレクトに通報する意味で、矢印を明記させていただきました。

    また、事件の内容によって、通報場所が異なることを追記させていただきました。

    最後に、27ページからの資料編については、グラフや表に表1などの番号を振るべきではないか。との意見に対しまして、

    27ページからの資料編について、グラフは、図1-1などと表記し、表については、表1-1などと表記させていただきました。

    また、防犯に関しては、図1や表1を用いて、交通安全に関しては、図2や表2を明記し、火災予防に関しては、図3や表3として記載させていただきました。

    また、資料編の文章については、現在までのデータから文面を記載しております。

    今後は、データが固まり次第、文面も変更させていただきます。

    最後に、資料編全体としまして、今までは、平成10年からのデータを記載しておりましたが、平成10年から記載しますと、グラフ等も小さくなり、過去のデータ内容を記載することで、文面が長文になることから、今後は、過去10年のデータを用いて、資料を作成したいと考えております。

    この件に関しまして、推進員の皆さんに、ご意見等をいただきたいと思います。

    続きまして、前回の会議で、清水推進員より、質問がありました市の空き家の現状について、回答させていただきます。

    現在、市内の空き家状況につきましては、都市計画課に確認しましたところ、市として、把握している空き家と思われる件数は、平成29年6月30日現在で、253件との事でした。

    以上で、第四次推進計画(案)の校正内容及び質問事項の回答について、説明を終了します。

     

    (座長)ありがとうございました。ただいまの説明につきまして何かご意見等ある方はいますか。

     

    (推進員)2ページのページ番号が消えてしまっています。

     

    (事務局)ページ番号について訂正させていただきます。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)まず、4ページ中段に「言うこともあり」と記載されていますが、口に出して言うわけではないので、「いう」と平仮名を使用した方がいいと思いました。また、その2行下の「上げられます」についても平仮名を使用した方がよいと思いました。

    次に、前回指摘した5ページの「遵守」という漢字についてですが、警視庁等が使用しているということなので「遵守」のままでよいと思いました。

    次に、資料編の各グラフや表に29年の表記がありますが、こちらは今後データを入れるということでしょうか。

     

    (事務局)まず、漢字表記と平仮名表記のどちらを使用するべきかにつきましては、事務局で検討させていただきます。

    また、資料につきましては29年の各データが固まり次第、入力させていただきます。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)まず、現在SNSの事件が問題となっていますので、第四次推進計画で触れといたほうがいいのではないかと思いました。

    次に、16ページの駅周辺等の防犯対策の実施のなかに年末に行う防犯パトロールを記載した方がいいのではないかと思いました。

    次に17ページのB市民の取組みに、自転車盗難対策の実施とありますが、C事業者の取組みにも自転車盗難対策と追記し、事業者にも自転車盗難防止に協力していただいた方がよいと思いました。

     

    (事務局)まず、SNSによる事件については、市や市民がどのような対策を行えるのかについて事務局と福生警察署で協議させていただきながら、推進計画に入れるか検討させていただきます。

    次に、16ページの駅周辺等の防犯対策の実施に年末防犯パトロールを追記することについてですが、追記する方向で検討させていただきます。

    次に17ページの自転車盗難対策を事業者の取組みにも追記した方がよいということにつきましては、文面等は変更するかもしれませんが、追記させていただきたいと思います。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)今回の会議後に事務局で修正した推進計画は来年パブリックコメントを募集すると思いますが、パブリックコメントの募集期間はどの程度なのでしょうか。

     

    (事務局)それでは推進計画の今後の流れについてご説明させていただきます。

    今回の第3回会議で皆さんの意見を反映した第四次推進計画(案)を作成し、12月1日ごろまでに、皆さんに郵送させていただきます。

    つきましては、ご意見等がありましたら、あまり時間がないのですが、12月15日までに、事務局までご連絡をお願いいたします。その後、12月下旬に開催する市の幹部会議で、報告を行います。その後、来年の平成30年1月4日より、パブリックコメントを募集し、募集期間を30日間設けます。広報はむらでのパブリックコメント募集記事につきましては、平成30年1月1日号に掲載させていただきます。

    その後、パブリックコメントの意見等を反映させた第四次推進計画を策定し、市長決裁を行い、3月議会へ報告させていただきます。

    また、第四次推進計画策定については、平成30年4月1日号の広報はむらで発表し、羽村市公式サイトでは第四次推進計画を掲載する予定となっております。

    また、皆さん方にも完成した第四次推進計画を来年の3月下旬ごろに郵送させていただきます。

    以上で簡単ではありますが、第四推進計画の今後の流れにつきまして、説明を終了させていただきます。

     

    (座長)他にございますか。無いようですので、次に次第4のその他といたしまして、福生警察署髙﨑推進員より犯罪発生状況について、ご報告をお願いします。

     

    (推進員)犯罪発生状況についてご報告させていただきます。皆さんにお配りさせていただきました福生警察署管内犯罪発生状況をご覧ください。1の表の福生警察署管内の刑法犯認知件数につきましては10月末で1347件となっております。前年同期と比べますとマイナス57件で約5パーセントの減少となっております。ただし一昨年と比べますと約27パーセントの減少となっております。ほとんどの犯罪が減少しておりますが、侵入窃盗、知能犯、風俗犯につきましては若干増加している現状です。

    次に、2の表につきましては、市町村別犯罪発生状況となっております。羽村市につきましては10月末現在で351件となっており、前年同期と比べますとマイナス102件で約22パーセント減少している状況です。皆さんのご協力、ご努力のおかげもありまして羽村市内の犯罪が減少していると感じております。

    次に、3の表につきましては羽村市内の侵入窃盗の内訳となっております。侵入窃盗につきましては若干の減少傾向となっていますが、年末に向けて侵入窃盗は増加することが予想されますので、さまざまな場面で警察としても啓発活動等を行っていきますので、推進員の皆さんにもご協力いただきたいと思います。ドアの二重ロックや窓に補助錠を付けるなどのご協力をいただければと思います。

    次に、4の表につきましては非侵入窃盗の内訳となっております。ご覧いただくとわかるとおり、減少はしていますが、自転車盗が153件と大きな割合を占めております。羽村市全体の犯罪件数の中でも自転車盗は約43パーセントを占めております。推進計画の中でも自転車盗についてさまざまな対策を計画していただいております。現在、福生警察署、羽村市防災安全課、防犯協会と協力してステッカーの配布等の啓発活動を行っているところではございますが、推進員の皆さんにもご協力いただければと思います。隣の福生市では駐輪場の整備によって自転車盗の件数が約半分になっていますので、駐輪場の整備についてもご協力いただければと思います。

    最後に、こちらの資料には記載しておりませんが、特殊詐欺について報告させていただきます。特殊詐欺につきましては福生警察署管内で大変増加しております。昨日現在で27件となっておりまして昨年と比べますとプラス15件とかなり増加をしております。被害額もすでに5800万円を超えており、昨年より2000万円増加しています。羽村市についても昨日現在で11件となっており、被害額は2540万円となっております。特殊詐欺の手口につきましては11件の約半分がキャッシュカード等を直接受け取りに来る詐欺となっております。銀行、警察、大手百貨店と偽ってキャッシュカードを直接取りに来て、お金を下ろされてしまうという手口です。こちらにつきましてもさまざまな場面で啓発等を行っておりますが、推進員の皆さんにも啓発にご協力いただきたいと思います。以上で報告を終わります。

     

    (座長)ありがとうございました。特殊詐欺についてはテレビなどでよく取り上げられていて、市民の皆さんもよく知っていると思うのですが、どうして被害が減らないのでしょうか。

     

    (推進員)振り込み詐欺という言葉を知らない人はいないというくらい国民に周知されていますが、自分とは無関係だと思っている方が多く、また、まさか自分が騙されるわけがないと思っている方が多いことが考えられると思います。騙された方の約9割が「私は騙されないと思っていた。」と言っている状況です。実際の詐欺師が言うには3分程度、高齢者と話ができれば騙せるといっています。つまり、犯人と話さなければ被害に遭うことはないので、犯人と話さないようになるような工夫を警察で進めております。留守番電話機能を利用するなどを推進しております。

     

    (座長)他に何か質問はございますか。

     

    (推進員)警察を名乗る方から振り込め詐欺に注意してくださいという内容の電話がかかってきたことがあります。警察ではそういった電話をすることはあるのでしょうか。

     

    (推進員)振り込め詐欺等は電話が同じ地域に集中する傾向があるので、警視庁全体の取組みとして民間の電話会社と契約して、電話会社から注意喚起の電話を流すということをやっております。そのような場合は必ず注意喚起の内容だけ伝えますので、お金の話や家族は今いるか等聞かれた場合は警視庁を偽った詐欺の可能性があります。一度電話を切って、警察に確認するなどしていただきたいと思います。

     

    (座長)他にございますか。無いようですので、次に交通事故発生状況について山﨑推進員よりご報告お願いします。

     

    (推進員)本日お配りしました平成29年9月末現在における交通事故発生状況をご覧ください。

    まず、都内の交通事故情勢についてですが、9月末現在で発生件数、死傷者数共に増加しておりますが、福生警察署管内につきましては、皆さん方が日頃から交通安全の意識を強くお持ちいただいていることから、発生件数、死傷者数共に減少している状況です。特に発生件数と負傷者数については大きな減少を示している状況です。しかし先月に残念ながら福生市内で死亡事故が起こってしまいました。また、昨日現在で都内の死亡事故件数が141件となりまして警視庁が掲げるチャレンジロード140という死亡事故件数を年間140件以下にするという目標が達成できませんでした。しかし今後1件でも悲惨な事故が減るように残り1か月余りを警視庁一丸となって、努めて参りたいと思いますので、ご支援、ご協力お願いいたします。

    次に、羽村市内の交通事故情勢について報告します。福生警察署管内と同様に羽村市も発生件数、死傷者数共に減少しております。時間帯別発生状況を見ていただくと午後4時からの事故件数が多いのがわかります。更に自治体別事故関与率につきましては高齢者が関与する事故が高い割合になっています。

    年末に向けて交通量が多くなっていくので、ライトオン16キャンペーンという午後4時以降は車のヘッドライトをつける運動を皆さんにも推進していただきたいと思います。更に、日が暮れてからも歩行者が車の運転者からよく見えるように、特に高齢者は、なるべく目立つ色の服を着たり、反射材を身に付けたりするなどのご協力をいただきたいと思います。

    また、福生警察署管内の特徴といたしまして、飲酒事故が多い現状です。お店で飲酒して車を運転するという方よりも自宅で飲酒していてお酒が足りなくなったり、つまみを買いに行くのに車を運転するということが多い傾向があります。飲酒運転というのは禁止行為なので「つい」や「うっかり」では済まされません。福生警察署といたしましても、検問等の取り締まりを強化しております。飲酒したら車を運転しないのはもちろんのこと、運転する方にお酒を提供しない。お酒を飲んでいる人に車両を提供しない。飲酒運転の車に同乗しない。こちらも罰則の対象となっておりますので、十分注意していただいて、ご協力をいただきたいと思います。

    最後に、皆さん一人ひとりの交通ルールを守るという意識が交通事故の減少につながると考えますので、変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願いします。以上で報告を終わります。

     

    (座長)ありがとうございました。ただいまの報告について何かご質問はありますか。

     

    (推進員)一昨年くらいに、自転車の乗り方等に関する道路交通法の改定があり、14項目の違反事項が適用されることになりましたが、福生警察署では取締や警告等は行っているのでしょうか。

     

    (推進員)14項目に限らず違反をすれば取締を行っております。なかでも危険な行為の信号無視や踏切での一時不停止を中心に行っております。

     

    (座長)車道の脇に自転車レーンやナビマークを引くようになってから自転車の事故は減っているのでしょうか。

     

    (推進員)自転車レーンやナビマークを引くようになってから自転車も車両の一種だという意識が浸透されるようになり、自転車による交通事故は減っております。

    ただし、自転車レーンやナビマーク等は法定外表示ですので、まだまだ歩道を通行する自転車が多いのが現状です。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)歩道を自転車で通行できるのは子どもだけでしょうか。

     

    (推進員)基本的には子どもと高齢者は歩道を自転車通行可能です。ただし、一般の方も自転車で歩道を走ることを禁止しているわけではなく、車両を走ってくださいとお願いするようなかたちとなっております。

     

    (座長)他にございますか。無いようですので、次に火災発生状況等について、福生消防署小林係長よりご報告お願いします。

     

    (小林)まず始めに11月9日から本日まで行われております、秋の火災予防運動についてご協力いただきましてありがとうございます。おかげさまで期間中は大きな火災等はありませんでした。

    次に、平成29年11月12日現在の火災件数についてですが、福生消防署管内、羽村市内共に火災件数及び焼損床面積に関しまして、減少している状況です。

    次に、火災原因別件数につきましては、電気関係が多い状況となっております。電気関係の火災が増加傾向にあるということで、電気火災についてのリーフレットを各種行事で市民に配布し、啓発を行っている状況です。皆さんにもご協力お願いしたいと思います。

    次に、救急件数についてですが、増加傾向になっております。福生消防署管内では101件の増加、羽村市内においても62件の増加となっております。皆さんにはシャープ7119の救急相談センターをご活用いただき救急件数を減らせるようにしていただきたいと思います。救急車の有効活用のために、救急車を呼ぶべきか迷った時は救急相談センターに電話していただきたいと思います。以上で報告を終了します。

     

    (座長)ありがとうございました。ただいまの報告について何か質問はありますか。

     

    (推進員)シャープ7119を実際に使われている方は多いのでしょうか。

     

    (小林)実際に使っている方は多いです。

     

    (推進員)シャープ7119についてですが、私も実際に利用したことがあります。前身に蕁麻疹がでてしまって、利用しました。シャープ7119に電話するとまず、容態を詳しく聞かれ、救急車が必要かどうかを判断してくれます。救急車を呼ぶと近所に迷惑がかかると相談したのですが、極めて危険な状態なので、こちらで救急車を手配して向かわせます。と対応していただきました。なので、迷ったらシャープ7119に電話することがいいと思います。

     

    (小林)救急相談センターには医師、看護師、救急専門の職員がいます。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)消防団は定期的に消防車両による警戒を行っていますが、消防署の年末警戒はいつ頃から行うのでしょうか。

     

    (小林)年末の警戒は12月1日から行います。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)年末に今年も防犯パトロールを行うと思いますが、本年の7月にも小作駅で防犯パトロールを行いました。このように年末だけではなくて定期的にパトロールを行うことで、さまざまな事件が減ってきていると実感しています。

     

    (推進員)7月に実施した、パトロールについてご報告をさせていただきます。羽村市内の小作駅東口の繁華街と福生市内の福生駅東口の繁華街を環境浄化作戦ということでパトロールさせていただきました。こちらは定期的に防犯のパトロールを行っていきたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願いします。

     

    (座長)ありがとうございました。他にございませんか。

    無いようですので、次に年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間について事務局より説明をお願いします。

     

    (事務局)年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間について、ご説明させていただきます。

    今年度も、昨年と同様に、防犯・交通安全・火災予防パトロール週間として位置づけ、年末の1週間を各団体様にパトロールをしていただき、年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間を実施させていただきます。

    実施につきましては、配布させていただきました、年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間実施要領の資料1をご覧ください。

    1番は、方針としまして、誰もが安全で安心して暮らせることができる地域社会を実現させるため、市民主体によるパトロールや見守り活動を行い、「自分たちのまちは自分たちで守る」という理念の下、各関係団体と協力・連携し、防犯・交通安全・火災予防等の意識向上に努めるとともに住みよいまちづくりを推進していきます。

    2番の目的につきましては、市民パトロールセンターはむらを始めとする、市民主体による団体、町内会・自治会、学校関係者、福生警察署、福生消防署、羽村市消防団、羽村市交通安全推進委員会、福生警察署管内防犯協会羽村支部等と協力・連携し、市内をパトロールすることで、環境や風紀の改善や犯罪、交通事故、放火等の抑止を図る目的として、実施します。

    次に3番は活動内容でございます。(1)の市内パトロール週間につきましては、今年度は、12月21日の木曜日から27日の水曜日の1週間とさせていただきました。

    パトロール場所は、市内全域となり、パトロール時間の指定はございません。また、パトロールに当たりましては、各市内を徒歩もしくは、自転車、自動車によるパトロールを実施していただきたいと思います。

    服装は、各関係団体様でユニホームなどがあれば、着用してパトロールにご協力していただきたいと思います。

    ユニホームなどが無く、携行品も無い場合は、事務局にパトロール用防犯ベスト、腕章または、自動車に貼付する安心安全パトロール中のマグネットシートがありますので、お貸しすることができます。

    次に、協力団体としましては、実施要領に記載しております、24団体様にご協力をお願いしております。

    パトロール週間につきましては、お手元に配布させていただきました、平成29年度年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間実施計画表に内容等を記載していただき、11月30日の木曜日までに、事務局であります、防災安全課に直接提出していただくか、もしくは、ファクスやメールで提出していただきたいと思います。

    少しでも大勢の方に活動を行っていただき、市民全体が一丸となり、市内の環境や風紀の改善とともに犯罪、交通事故、放火等の抑止にご協力いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    次に裏面の4番は、パトロール週間の出発式及び繁華街のパトロールについてとなっております。平成29年12月21日の木曜日、午後7時から8時に実施させていただきます。

    前年度は、午後8時から行ったので、今回は1時間繰り上げて、午後7時から行う予定です。

    式典場所につきましては、皆さんにお配りした資料の会場配置図のとおりでございます。

    式典は、JR青梅線小作駅東口多目的広場で行い、終了後、小作駅東口周辺繁華街のパトロールを2班に分けて実施する予定でございます。

    活動内容につきましては、パトロール週間の初日に、地域一丸となった取り組みに向けて、小作駅東口多目的広場で出発式を行い、終了後、小作駅東口周辺繁華街のパトロールを実施します。

    式典の次第につきましては、お手元の出発式次第の資料のとおりでございます。初めに羽村市長、市民パトロールセンターはむらの理事長、福生警察署長、福生消防署長、市議会議長、連合会長にご挨拶をいただき、防犯・交通安全・火災予防に向けての宣言として、小作西町内会の井上会長に宣言していただきます。その後、2班に分かれて、小作駅東口周辺の繁華街をパトロールして流れ解散となります。

    パトロールにつきましては、先頭者に横断幕を持っていただき、外部スピーカーでの啓発活動を行いながら、列を組んでパトロールを行います。

    服装につきましては、各団体様で制服やユニホーム等があれば着用していただきたいと思います。

    また、年末は寒いと思いますので、暖かい服装で集まっていただきたいと思います。

    参加者は、先ほどもお話しした、協力団体の皆さんでございます。

    最後の5番の運営につきましては、主催は、羽村市となり、共催はNPO法人市民パトロールセンターはむら、福生警察署、福生消防署、羽村市町内会連合会、各防犯等関係団体となります。 

    皆さんにつきましては、日々このような活動を行っていると思いますが、どうぞご協力のほど、お願いいたします。簡単ですが、以上で説明を終わります。

     

    (座長)ただいまの事務局からの説明につきまして何かご質問ありますか。

    本日の議題は全て終わりました。全体をとおして何か質問はございますか。

     

    (推進員)小作駅東口に無料案内所がありますが、あれはどこで設置しているものなのでしょうか。

     

    (事務局)民間の事業者だと思いますが、どこが設置しているかは把握しておりません。

     

    (推進員)無料案内所を設置するには警察に届け出をするような決まりになっております。無料案内所とはもともと客引きを無くすために、届け出制にして設置されているものです。街のイメージには無い方がいいと思いますが、法律上では規制というものは難しい現状です。

     

    (座長)他にございますか。無いようですので、会議の進行を事務局にお返しします。

     

    (事務局)伊藤座長におかれましては会議のスムーズな進行大変ありがとうございました。また、推進員の皆さんにおかれましても非常にご活発なご意見をいただきありがとうございました。以上をもちまして、平成29年度第3回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議を終了させていただきます。本日はありがとうございました。