ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

羽村市

はむらってこんなまち

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    平成29年度第8回羽村市社会教育委員の会議会議録

    • [2018年3月19日]
    • ID:10945

    平成29年度第8回羽村市社会教育委員の会議会議録

    日時

    平成30年2月19日(月曜日) 午後6時00分~午後7時05分

    会場

    羽村市役所3階 庁議室

    出席者

    議長 川津紘順、副議長 市野明、委員 小山夏樹、本田文栄、石川千寿、浦野雅文、折原伸司、岡部武彦、中野菊枝、江上真一

    欠席者

    なし

    議題

    1. あいさつ

    2. 報告事項

    (1)平成29年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第2回理事会について(報告)【資料1】

    3. 協議事項

    (1)平成29年度第7回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (2)3月の社会教育関係事業について【資料2】

    (3)次期社会教育委員の会議で調査研究する内容について【資料3】

     4.その他

    (1)平成29年度第8回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    傍聴者

    なし

    配布資料

    ・平成29年度 第8回羽村市社会教育委員の会議 次第

    ・平成29年度 第7回羽村市社会教育委員の会議 会議録

    ・【資料1】平成29年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会 第2回理事会 次第

    ・【資料2】3月 社会教育関係事業実施予定表

    ・【資料3】次期社会教育委員の会議で調査研究する内容についての主な意見まとめ

    会議の内容

    1. あいさつ

    (生涯学習総務課長) 皆さんこんばんは。

     ここ数回の会議では、次期社会教育委員の会議で調査研究する内容について議論していただいているが、本日が今期最後の会議となる。

     委員の皆さんがこれまでの2年間で経験したことを次期の会議につなげていきたいと考えているので、来年度以降どのようなテーマで議論するのかについて、本日の会議でまとめていただきたいと思う。

     本日は限られた時間であるが、ご協力をお願いする。

    (議長) 皆さんこんばんは。寒い中お集まりいただきありがとうございます。

     事務局からも話があったように、このメンバーで議論するのも本日の会議で最後となる。短い時間ではあるが、本日もよろしくお願いする。


    2. 報告事項

    (1) 平成29年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第2回理事会について(報告)

    (事務局) <資料1により説明>

    (議長) 事務局から説明があったが、何かご質問等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) よろしければ、この件についての報告は以上とする。

     

    3. 協議事項

    (1) 平成29年度第7回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (事務局) <事前配布資料により説明>

    (議長) 事前に配布されているが、訂正等何かあるか。

    (各委員) 特になし。

    (議長) 委員名を削除したうえで、市公式サイトで公表する。

     

    (2) 3月の社会教育関係事業について

    (事務局) <資料2により説明>

    (議長) 皆さんの関係する事業について、補足説明等はあるか。

    (各委員) 特になし。

    (事務局) 生涯学習総務課の初心者講座について補足説明させていただく。

     3月に初心者講座の第2弾として「大人の工作 レトロな下駄作り」を実施するが、昨年、第1弾として実施した「手作り絵本&ポップアップカード作り」の受講者の中でサークル化に向けた動きがあったので報告する。

     現在、初心者講座を受講された方が中心となり、新たなサークルが設立されようとしている。まだ、しっかりとした組織にはなっていないが、本日の午前中に初心者講座と同じ講師を招き、第1回目の活動として歩み始めたところである。

     初心者講座はただ実施するのではなく、受講した方が新たな活動を始めるきっかけにしてもらうことを目的としている。第1弾の初心者講座については、サークルを立ち上げて活動し始めるという状況なので、皆さんにご報告させていただいた。

    (議長) 大変良いことであると思う。講座などをきっかけに新たな団体ができるという事例が増えてくると、また地域が活気づくのではないかと思う。

     よろしければ、(2)3月の社会教育関係事業については以上とする。

     

    (3) 次期社会教育委員の会議で調査研究する内容について

    (事務局) <資料3により説明>

    (議長) 事務局から説明があった。

     資料には第6回、第7回の会議で議論した中での主な意見がまとめられている。資料に記載されている内容にこだわらず、ご意見をいただきたい。

     調査研究する内容は小さく絞るのではなく、ある程度の方向性を決めることができれば良いと考えている。また、その内容が次期の社会教育委員の参考になるのではないかと思う。

    (委員) 第6回の会議で家庭教育・幼児教育について議論した中で、幼児教育が大事であるとの意見があったと記憶している。

     確かに幼児の教育は大切だと思うが、具体的にどのようなことをイメージして発言されたのかお聞きしたい。

    (議長) 最近、子育てに関する知識の少ない親が多くなってきていると感じている。例えば、小学校に入学してくる子どもたちを見ると、自分勝手な行動をする子どもが多いように感じるので、幼児期において社会で生活していくために必要なことなどを教えることができれば良いのではないかという意味で発言した。

    (委員) 幼児教育というと、幼稚園での教育がイメージされると思う。幼児教育と幼稚園の教育が同じなのであれば、幼児教育は幼稚園が考えていく問題ではないか。

    (議長) 幼稚園で行っている教育ではなく、人としてどう育てていくかという部分の教育をイメージしている。

    (委員) 子どもたちに対して社会教育委員が直接何かを教えるというイメージなのか。

    (議長) 私たちが子どもたちに対して直接教えることができれば一番良いと思う。例えば、瑞穂町の社会教育委員は小学校入学前の子どもたちを対象にトイレの使い方を指導するなど、集団生活に慣れるための取組みを行ったと聞いたことがある。

     入学する前は学校の先生が強く指導できないため、違う立場である社会教育委員がしっかり教育することを目的に実施したとのことである。

    (委員) それは家庭教育のように親に対する支援をイメージしているのか。

    (議長) そうである。

    (委員) 家庭教育と幼児教育の違いについては、よくわからない部分がある。幼児を教育することは社会教育ではなく学校教育の分野だと思うので、ここで議論している幼児教育はイメージしづらいと感じる。

     家庭教育分野の研究は事務局からの提案であったと思うが、家庭教育が必要であると考える理由はどのようなものなのか。

    (事務局) 生涯学習基本計画後期基本計画では、子育て力向上への支援として家庭教育読本を活用した保護者への啓発を主な計画事業として掲げている。

     今後、編さん委員会を立ち上げて家庭教育冊子を作成していくにあたり、社会教育委員の皆さんからも家庭教育についての意見をいただきたいと考え提案させていただいた。

    (議長) 以前、羽村市では家庭教育冊子を発行していたと思うが、それを再発行するという計画なのか。

    (事務局) そうである。編さん委員会を立ち上げ、現在の社会状況に合わせた内容に改訂し、発行する予定である。

     家庭の教育力が落ちてきているのではないかという指摘もあるので、家庭教育冊子を作成して各家庭に配布し、子育て力の向上に役立てていただきたいと考えている。

    (議長) 以前発行していた冊子では、あいさつなどのコミュニケーション能力を養うための基本的な内容も書かれていたと思う。

    (委員) 以前、PTAの研修等で行っていた親業とは違うのか。

    (委員) 親業は一時期話題となっていたが、家庭教育の一部ではないか。

     子どもを育てるには、親が子どもに関する問題などを学ばなければならないということで、親業という言い方をしていたと思う。

    (委員) 親業についての講座やイベントが行われていたが、参加する人は限られていたと思うので、そういった部分では講座やイベントの人集めという課題ともつながってくると思う。

     講座やイベントを実施するにあたっては、主催する人たちが楽しめるかどうかも大切であり、人材育成にもつながってくると思う。

    (委員) 講座やイベントなどでの人集めに関連した話であるが、昨日、市教育委員会と羽村第一・第二・第三中学校区PTAの共催による家庭教育セミナーを実施した。昨年度と同様に体験型で、子どもと一緒に学べるゲーム形式の内容にしたところ、たくさんの親子に参加してもらうことができた。

     講演会などの話を聞くだけの内容では関心を持ってもらえないので、子どもと一緒に楽しみながら参加できるような内容であれば、参加者は増えていくと思う。

    (委員) 私も昨日の家庭教育セミナーに参加し、ゲームを行ったが、楽しめる内容であった。私の学校の児童も何人か参加しているのを見かけたが、例年よりも参加者は多かったと思う。

    (議長) 家庭教育セミナーのような講座を、小学校入学前の親子を対象に実施すれば良いと思う。

    (委員) 小学校ごとにできれば良いのではないか。

    (委員) 元々は各学校で家庭教育セミナーを実施していたが、参加者が集まらないことや予算が確保できないことから中学校区ごとの実施になり、中学校区ごとでも参加者が集まらないため、各中学校区合同で実施するようになったという経緯がある。

     学校が親を教育するのは難しい部分があり、羽村学、人間学、親学の羽村3学のうち、親学についてはあまり深く掘り下げず、家庭教育セミナーを実施する程度にとどまっている。

     以前のように、中学校区ごとに家庭教育セミナーを実施することは難しいのか。

    (事務局) 予算は中学校区ごとにセミナーが実施できるよう計上している。

     家庭教育セミナーの実施方法については、年度当初のPTA連合会の会議で事務局が説明を行った際に協議決定していただいているので、中学校区ごとに実施することも可能である。

     来年度についても同様にPTA連合会の会議で協議し、実施方法を検討することになる。

    (議長) ほかに何かご意見等はあるか。

    (委員) これまでの会議で出た意見をまとめた資料には「家庭での教育は、それぞれの親の思いで子育てしているため、意見がまとまらず行政の施策につなげづらい」という意見が記載されているが、この意見の趣旨はどのようなことなのか。

    (委員) 現在の社会状況を10数年前と比べてみると、共働きの世帯が増加していたり、多くの子どもが習い事などに通うようになるなど、家庭で子どもを育てる時間が短くなってきていると感じる。

     このような現状で、親が家庭教育に関心を持つのかは疑問であり、行政が家庭教育の冊子を発行したり、講演会等を実施しても興味関心を持つのは一部の親に限られてしまうと思うので、今までの家庭教育とは考え方を変えていかなければならないのではないか。

     共働き世帯やひとり親世帯など家庭の状況はさまざまなので、家庭教育について一律に議論するのはとても難しいと思う。一方で、このような現状だからこそ、何か指針のようなものが必要なのかもしれないとも感じている。

    (委員) 最近の家庭教育セミナーには多くの方が参加している印象がある。家庭教育に関心を持つ方々が増えてきているのではないか。

    (委員) 子どもと一緒に参加できる内容にしてからは、参加者はある程度集まっていると感じている。大人だけを対象とした講演会などは、参加者が集まらないのが分かっているので、1校あたり10人ずつ参加してもらうようになってしまい、仕方なく参加した方は講演の内容も覚えていない場合がほとんどではないか。

     講座やイベントは内容の濃いものを実施し、参加者の印象に残ることが大切であると思う。

    (委員) どの事業も内容を濃くしようと努力していると思う。

    (委員) 家庭教育セミナーについては、親子で参加できる内容となってからは喜んで参加してもらえるようになり、やりがいも感じている。

     子どもと一緒に参加できない場合でも、参加者の心に残るような体験型の講座やイベントを実施した方が良いのではないかと思う。

    (委員) 家庭教育に限らず、どの分野においても体験型などの内容の濃い事業を実施していく必要があると思う。

    (副議長) 皆さんから意見があったように、事業を実施するにあたって創意工夫することは大切であると思う。しかし、ここで議論しているのは次年度の社会教育委員の会議の研究テーマである。事業をどのように実施するのかを話し合うのではなく、ここまで議論した内容をどのようにテーマにつなげていくのかを話し合うべきではないか。

     また、家庭教育については、各家庭でいろいろな考え方があり、こうあるべきだという内容を打ち出すのは難しいかもしれないが非常に大事であると思う。しかし、社会教育委員の会議で議論する場合、10人いれば10通りの考え方があると思うので、それらの意見をまとめ上げて教育委員会に提言するのは少し難しいと感じている。

    (委員) 家庭教育なのか幼児教育なのかを絞り込む必要があると思う。議論する範囲が広すぎると、意見がまとまらないと思う。

    (議長) 今期の会議で無理やりまとめるのではなく、皆さんにさまざまな意見を出していただいた中から、来年度に向けたある程度の方向性が示すことができれば良いと考えている。

    (委員) 幼児教育については国会でも無償化が議論されているが、幼児教育は金銭面での負担はそれほど大きくなく、共働きなどにより家庭で子育てする時間が確保できない方が大きな問題である。

     金銭面で大変なのは高校や大学に進学するときである。ひとり親世帯などでは所得が低いなど金銭的な理由から、大学への進学を諦めたという事例もある。

     幼児教育については、金銭面よりも幼稚園や保育園の送り迎えといった手間の方が大きな問題であると思う。

    (議長) 家庭教育分野以外で何かご意見はあるか。

    (委員) 私は子どもたちとの関わりが少ないので、後継者問題やイベントの人集めなどについて議論したいと考えている。

    (副議長) 先ほどの都市社連協第2回理事会の報告の際に説明のあった、平成30年度の統一テーマ案である「知の共鳴~『学ぶこと』『つながること』その先へ」は、生涯学習における後継者問題にもつながってくるテーマであるという印象を受けた。どの地域も同じような課題を抱えているのではないかと感じる。

    (議長) 以前は都市社連協の統一テーマに基づき、各自治体が研究を行っていた。本来であれば、それぞれの自治体が都市社連協の統一テーマに沿って研究するべきであると思う。最近は統一テーマに関係なく、各自治体でテーマを決定して活動しているのがほとんどである。

     都市社連協の統一テーマは毎年変わってしまうという問題はあるが、羽村市においても統一テーマに沿った調査研究をしても良いのではないか。

     ほかに何か意見はあるか。

    (委員) これまで数多くの意見が出ているが、テーマが決まらないと、具体的なことは考えられないと思う。

    (議長) 理事会で提案された来年度の統一テーマは、総会で承認されてから正式決定するが、このテーマにサブテーマを付けたものを羽村市のテーマとして研究するのも良いのではないか。

     そのほかには、東京都の生涯学習についての方針やテーマの中から羽村市でも課題となるもの選び、研究するという方法もある。

    (委員) 議長の意見のとおり、来年度の都市社連協のテーマを基にサブテーマを決定するのが良いと思う。これまで、人材の確保や講座等の人集め、家庭教育などの区分ごとに議論してきたが、よく考えてみると、どの区分にも共通した課題があると思うので、区分を考えずに議論した方がいいと思う。

     家庭教育についても、皆さんの意見に同意する部分もある一方で、家庭教育という枠にはめてしまうと、議論の幅を狭くしてしまうと思う。もう少し分野を広げ、全体に共通するようなサブテーマを探っていった方が良いのではないかと感じている。

    (委員) 来年度の都市社連協の統一テーマ案は、今までの議論で出たさまざまな分野の意見をまとめられると思うので、統一テーマに沿って議論していくのも良いと思う。

    (議長) 私たちが設定したテーマを、まちづくりや地域づくりにつなげていく提言ができれば良いと思う。

     また、本日配布された社教情報には、さまざまな地域の活動が掲載されており、私たちが議論していくうえでのヒントになると思うので、是非読んでいただきたい。

     来年度新たに社会教育委員になられる皆さんには、都市社連協の統一テーマを基に調査研究する具体的な内容を決定してはどうかという方向性を示し、今期の議論を終わりにしたいと思う。

     それでは、協議事項(3)次期社会教育委員の会議で調査研究する内容についての協議は以上とする。

     

    4. その他

    (1) 平成29年度第8回羽村市社会教育委員の会議 会議録について

    (議長) 本日の会議録は、後日、事務局より各委員に送付されるので確認をお願いする。なお、確認後は市公式サイト等で公表させていただく。

     何かご質問等はあるか

    (各委員) 特になし。

    (議長) よろしければ、以上で会議を終了とする。

    (副議長) 本日の会議もお疲れ様でした。

     2年間ありがとうございました。

    お問い合わせ

    羽村市教育委員会 生涯学習部プリモホールゆとろぎ(生涯学習センターゆとろぎ)

    電話: 042-570-0707 

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム