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    令和元年度第1回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議会議録

    • [2019年8月19日]
    • ID:12520

    令和元年度第1回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議会議録

    日時

    令和元年6月26日(水曜日)午後2時00分~午後3時30分

    会場

    羽村市役所 特別会議室

    出席者

    進邦徹夫、佐久間英明、岡嶋美保(代理)、佐久間将、伊藤保久、藤井金苗、石黒奈保美、菅原敬一、関口泰壽、阿部武司、小作裕徳、羽村滋彦、清水貢、矢部要、瀬戸紀、奥山正樹、井本博史、羽村義男、木下正彦、菊地郁江、橋之口律子、清水重良、中村千依

    欠席者

    小山夏樹(岡嶋美保代理出席)

    傍聴者

    0人

    配布資料

    ・令和元年度第1回 羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議 次第

    ・資料1「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議傍聴に関する定め」

    ・資料2「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議、会議録の作成と公表に関する扱いについて」

    ・資料3「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議について」

    ・資料4「羽村市防犯、交通安全及び火災予防に関する条例」

    ・資料5「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議要綱」

    ・第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画書

    ・羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議推進員名簿一覧

    ・「福生警察署管内犯罪発生状況」(福生警察署持込資料)

    ・「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議資料(交通人身事故発生状況)」(福生警察署持込資料)

    ・「羽村市防犯・交通安全及び火災予防推進会議(火災状況等)」(福生消防署持込資料)

    開会

    事務局

    委嘱状交付

    市長あいさつ

    (並木市長)皆さんこんにちは。お忙しいなかお集まりいただきまして、ありがとうございました。委嘱状をお一人お一人交付させていただきました。皆さん方におかれましては、新人の方も7人加わりまして2年間の任期で推進会議の委員としてお願いをさせていただきました。体調にご留意していただきご尽力を賜りたいと思います。

    この推進会議でございますが、第四次の推進計画が平成30年4月から令和3年の3月まででございますので、皆さん方には令和3年4月から令和6年3月までの第五次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画の策定に向けてご尽力を賜りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。羽村市の現状を把握していただき、そして市民の皆さんがいつまでも安心して暮らしていく環境を作るためにはどうしたらいいのか、さまざまな角度でご意見、ご討議をいただきたいと思っております。推進会議が初期の目的を果たして素晴らしいものになりますようご成果を期待申し上げて、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

    推進員及び事務局紹介

    各推進員及び事務局の自己紹介

    座長・副座長の選出

    推進員より伊藤推進員を座長に推薦、承認

    座長より佐久間推進員を副座長に推薦、承認

    座長あいさつ

    (座長)福生警察署管内防犯協会の副会長をさせていただいている、伊藤と申します。3市1町の協会の副会長として警察の方にご協力いただき、日々活動しております。前回務めさせていただいたということで、再度座長を務めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    副座長あいさつ

    (副座長)羽村市町内会連合会より代表して参加させていただきました。町内会でも防犯などの取り組みをしております。この会議の内容を町内会連合会に持ち帰ったり、町内会連合会での問題も発言させていただいたりして、次の計画に取り組んで参りたいと思っておりますので、皆さんご協力よろしくお願いいたします。

    会議の内容

    (座長)それでは次第6、報告事項等に移らせていただきます。

    まず⑴羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議の傍聴に関する定めについて、事務局よりお願いいたします。

     

    (事務局)それでは、次第6、報告事項等⑴羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議の傍聴に関する定めについて、ご説明させていただきます。

    お手元の資料1をご覧ください。

    市では、審議会等における傍聴に関する扱いを定めております。これに準じて、羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議の傍聴に関して定めております。この定めの中では、傍聴人の定員数、傍聴の手続き、傍聴人の遵守事項等を定めております。

    会議の始めに傍聴人がいるかいないか、報告をしたうえで、傍聴人に入場していただくことになります。なお、詳細につきましては、各自ご覧になっていただければと思います。なお、本日傍聴を希望される方はいらっしゃいませんでした。

    傍聴に関する定めについては、以上となります。

    続きまして、会議録の作成についてご説明いたします。資料2をご覧ください。

    市で開かれている審議会等につきましては、会議録を担当課窓口及び市公式サイトへ掲載し、公表することとなっており、推進会議の会議録についても、羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準により作成、公表いたします。公表する内容につきましては、発言された方を座長、副座長、推進員、事務局と表記しまして、発言内容を要約し、作成します。作成した会議録は座長に確認していただいたうえで、防災安全課窓口及び市公式サイトで公表することとなりますので、ご承知おきください。

    また、会議録の取り扱いについて変更、または新たに取り決める場合は、あらかじめ推進会議にお諮りいたします。

    会議録の作成及び公表については以上となります。

     

    (座長)ただいまのご説明に対しまして何かご質問はございますか。

    無いようですので、次に、報告事項等⑶の条例、推進計画および推進会議について、事務局より説明をお願いします。

     

    (事務局)それではまず、本日皆さんにお集まりいただいている「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議」についてご説明したいと思います。

    お手元の資料3をご覧ください。

    私たちの日常生活は、常に犯罪、交通事故、火災の危険と隣り合わせであり、いつこうした被害に遭うかわかりません。また、羽村市が将来に向け、住みよいまちとしてさらに発展していくためには、こうした被害から生命・身体及び財産を守り、誰もが安全で安心して暮らせる環境を整備することが必要です。そのため、「自分たちの地域は自分たちで守る」という認識のもと、市・市民・事業者・土地等管理者がそれぞれの責務を果たしつつ、相互に連携・協力をしながら犯罪や交通事故、火災による被害のない、安全で安心して暮らせるまちの実現を目指すための条例である「羽村市防犯、交通安全及び火災予防に関する条例」を平成21年4月に施行しました。

    また、同時に「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進計画」を策定しました。この計画を推進していく組織として「羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議」を設置いたしました。

    同じような名称がいくつも出てきましたが、まず条例があって、計画があり、その計画を推進するための会議が、本日皆さんにお越しいただいている、この推進会議であるということでございます。

    続いて、裏面をご覧ください。

    では、推進会議で何をするのか、ということですが、生活安全に関する施策を総合的に推進するためには、推進計画に基づく市・市民・事業者・土地等管理者それぞれの取り組み内容や実施状況などについて情報を共有化することが必要不可欠であると考えています。

    推進会議では、その役割としまして、

    ①生活安全に関する各団体の取り組みや活動内容、生活安全に関する情報などの共有化があります。

    この推進会議には各方面からたくさんの方にお集まりいただいております。市内の団体や組織がどのような活動をしているのか、なかなかふだん知る機会がないと思いますが、この推進会議の中で皆さんが所属する団体での取り組み等について情報提供をいただき、情報の共有化を図っていきたいと考えております。

    次に、②推進計画に基づく施策の検討及び推進です。

    こちらにつきましては、お手元に配布させていただいています、第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画の計画期間が、平成30年4月から平成33(令和3)年3月までの3ヵ年となっております。推進会議は年間3回開催しており、今年度は、この第四次羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画を推進するとともに、次年度策定する第五次の計画策定に向け、準備していくことになります。

    また、計画にも記載してあります、市内における犯罪、交通事故、火災の防止に向けた取り組みなども併せて検討していただきたいと考えております。

    次に、③生活安全に関する情報提供の仕組みづくりです。

    生活安全に関する情報を、市民、事業者、市や関係機関で共有することが必要であり、それぞれが活動するうえで必要な情報を、必要な場所に伝達する仕組みづくりが不可欠であるため、情報伝達の仕組みづくりに取り組んでいただきたいと考えています。

    次に、④市が実施する施策、事業等への協力についてです。

    第四次推進計画にも記載しております内容について、4点ほどあります。

    まず1点目は、生活安全に関する意識の啓発として、生活安全に関する防犯、交通安全、火災予防の知識の習得に向けて努めていただくとともに、市及び官公庁が発信する情報を活用し、イベント等へ積極的に参加していただきたいと考えています。

    2点目は、地域におけるパトロール活動の充実として、「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識を持ち、地域の自主的なパトロール活動に取り組んだり、市や関係機関、地域の団体等が行っているパトロール活動等へ参加したり、協力に努めていただきたいと考えています。

    3点目は、生活安全の確保に向けての環境整備についてです。市内及び町内の消火栓・消火器等の点検や、自宅の防犯・防火対策及び地域や自宅周辺の環境整備、また、自転車盗難対策として、鍵の2重ロック、空き家対策として、地域での空き家状況について、行政等への情報提供に努めていただきたいと考えています。

    4点目は、学校・通学路等における安全対策の推進についてです。学校周辺のパトロールや地域における子供の見守りや危険個所の点検等を行い、通学路等の安全の確保に努めていただきたいと考えています。

    以上①から④の4つが推進会議の役割となっております。このような内容について、推進員の方が中心的な存在となって、ご協力をいただきたいと考えておりますのでよろしくお願い致します。

    最後になりましたが、推進会議の組織としましては、生活安全に関する情報を実際に発信したり受信したりする機関や施設、パトロール活動をはじめ、生活の安全を守る活動を行っている団体や組織の代表者等を中心に、学識経験者や公募市民を含めまして、この推進会議を組織しております。

    また、資料4、資料5につきましては、条例と推進会議の要綱になりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。

    以上、条例、推進計画および推進会議について、説明を終了します。

     

    (座長)ありがとうございました。ただいま事務局からの説明について、何かご質問はございますか。

    無いようですので、続いて、報告事項等⑷のその他について防犯、交通安全、火災予防の観点から最近の状況等について情報提供をいただきたいと思います。それでは、まず始めに防犯について奥山推進員よりよろしくお願いいたします。

     

    (推進員)福生警察署生活安全課長の奥山と申します。福生警察署管内の犯罪発生状況について報告させていただきます。お配りした福生警察署管内犯罪発生状況をご覧ください。

    令和元年度5月末現在の福生警察署管内の犯罪発生状況ですが、刑法犯の認知件数は528件で、前年同期比でマイナス120件、マイナス18,5%ということで減少しております。ほとんどの犯罪が減少しておりますが、特殊詐欺と自動車盗が若干増加しております。今後も特殊詐欺の被害防止、啓発にご協力いただきたいと思います。

    次に特殊詐欺やひったくり、侵入盗等の指定重点犯罪は61件で、前年同期比でマイナス4件でした。ただし過去3年平均では52,7件ですのでプラス15,8%で若干増加しております。

    次に羽村市内の刑法犯の認知件数は151件で、前年比マイナス7件でこちらも減少しております。中身を見ていただくと自転車盗が41件で、全体の約27%を占めております。これを減らしくために市の防災安全課や防犯協会と協力して、カギの配布などを行い減少傾向にあるが、いまだ発生している状況であり、引き続き駐輪場の整備等を検討していただきたいと思います。

    また侵入盗が緑ヶ丘、五ノ神で発生しておりますが、こちらの犯人は逮捕しております。今後も自宅や店舗の防犯対策についても注意をお願い申し上げます。

    次に特殊詐欺の被害状況ですが、昨日現在福生署管内は詐欺盗を含みまして、21件認知しており、前年同期比でプラス10件、被害総額は約3,100万円となっております。羽村市内においては8件認知で被害額は約800万円となっております。

    次に環境浄化対策ですが、市民が安心して暮らせるまちづくりとして小作駅前の飲食店街と福生駅東口の飲食店街において、環境浄化対策を行っております。昨年までは7月と年末に関係団体のご協力を得て、小作駅前のパトロールをお願いしておりました。今年は年末に実施予定でございますのでご協力をお願いいたします。

    最後になりますが、今後とも安全で安心なまちづくりのために対策を行ってまいりますので、皆さんのご協力をお願い申し上げます。

     

    (座長)ありがとうございました。ただいまの報告について何かご質問はございますか。無いようですので、次に交通安全について、瀬戸推進員より報告をお願いします。

     

    (推進員)それでは福生警察署管内および羽村市の交通事故の現況について説明をさせていただきます。お手元の福生警察署交通課作成の推進会議資料をご覧ください。

    まず交通人身事故発生状況につきましては、令和元年5月末現在の警視庁東京都内、福生警察署管内の件数を記載しております。東京都内発生件数は13,210件、前年同期比マイナス367件で減少傾向であります。福生警察署管内につきましては257件、前年同期比マイナス73件で、警視庁が約2%の減少ですが、福生警察署管内につきましては、おおむね20%弱減少で、今のところ減少傾向にあります。

    2の自治体別人身事故発生状況ですが、羽村市においても減少している状況でございます。

    3の発生時間帯について、羽村市においては午後6時から午後8時の通勤通学の時間帯が最も多くなっております。2番目に多いのが10時から12時のお昼の時間帯が多くなっており、こちらにつきましては高齢者が事故に遭ったり、起こしてしまったりする割合が高いところにみられる傾向であります。

    4の人身事故の関与率をご覧ください。福生警察署管内すべてで高齢者の関与率が東京都内よりも高く、高齢者が被害に遭ったり被害を起こしてしまったりしている事故が多いという状況にあり、高齢者の交通事故防止が今の一番の課題であると考えられます。ただし、高齢者の交通事故が多くなっているのかというとそうではなく、その他の年齢層の事故が減少しているなかで、高齢者の事故が減少しておらず、割合的に高くなっているのが現状です。

    5の免許の保有、返納状況を見てみると、福生警察署管内全体で高齢者の免許保有人口が増えております。羽村市は免許自主返納者数が若干減少しております。

    これからの大きな課題として、小さな子どもの事故、並びに高齢者が関与する事故をいかに減らしていくかが課題となってきますので、そのような事故を1件でも減少させていけるよう福生警察署としても取り組んで参りますので、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

     

    (座長)ありがとうございました。ただいまの交通安全についての報告で何かご質問はございますか。

     

    (推進員)前回の会議では、東京都で免許保有者最高齢は99歳ということでしたが、現在はいかがでしょうか。

     

    (推進員)免許本部に確認をしておりませんので、把握しておりません。

     

    (座長)他にございますか。

    最近、新聞テレビ等で事故の報道が増えていますが、なかなか返納は難しいのでしょうか。

     

    (推進員)東京は比較的返納する率は高いようです。地方に行くと車が無くなるなると移動手段が無くなるとのことで、今後社会的に移動手段への対応が課題となると思います。また、免許を返納した後に車を運転してしまい、無免許運転で取り締まりを受けるという事例もあり、返納後、家族のサポート等も必要になってくるという認識をしていただければと思います。

     

    (座長)他にございますか。無いようですので、続いて、井本推進員より火災予防について報告をお願いします。

     

    (推進員)福生消防署警防課の井本と申します。福生消防署作成の羽村市防犯・交通安全及び火災予防推進会議資料をご覧ください。6月15日現在、福生消防署管内では18件、焼損床面積が89平方メートルとなっており、昨年よりは減少しております。羽村市内におきましては、現在7件、7件の内訳は電気関係が2件、その他の原因が5件ということで、昨年と比べ1件増えていますが、焼損床面積は全くありません。全庁的には減少傾向になっており、特段大きな火災は発生していないという状況です。計画書32ページの火災発生件数の推移を見ていただくと、平成19年を境に多少の増減はありますが、減少傾向にあります。理由としましては、住宅の不燃化や住宅用火災警報器の設置率が高まっているということがあげられ、また町会・自治会の防災意識を高めていただいて、火災予防にご協力いただいているということがあげられます。

    火災のほかに、昨年は非常に暑かったということもあり、熱中症が非常に多くありました。昨年羽村市内の熱中症搬送人員を見てみると7月に22件、8月に12件で非常に多くありました。消防署の対策として、35度以上の高温注意情報が出た際は、うちわや熱中症予防飴をチラシとともに駅前やスーパーで配布し、最終的には自己管理が重要になりますので、水分をこまめにとり、風通しをよくし、帽子や日傘で日差し対策をしてくださいなどと注意喚起を行いました。

    また東京消防庁のアプリなども活用していただき、情報を収集していただければと思います。

    その他の情報としまして、昨年は台風24号が発生し、風台風でトタン屋根の剥離や倒木で道路が通れない、看板が落下したなどの被害が多数ありましたが、幸いにも死傷者は出ませんでした。また今年も梅雨時から台風シーズンになりますが、人的被害を出さないように皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。以上で報告を終わります。

     

    (座長)ありがとうございました。ただいまの火災予防についての報告で、何か質問はございますか。

     

    (推進員)熱中症で40代が多いのはなぜでしょうか。

     

    (推進員)業務で熱中症になる方が非常に多くなっております。高齢者だから熱中症になるというわけではなく、中年層でも仕事中に具合が悪くなり搬送されるという状況です。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)火災原因の詳細を教えてください。

     

    (推進員)電気配線のショートなどや溶断機で火花を散らしてしまい火災になったというものがあります。傾向としては電気火災が増加しています。最近の電気器具の消費電力が大きくなっており、今までの配線を使っていて火が噴いたなどの事例があります。

     

    (座長)他にございますか。

    火災による死亡者は出ていないのですか。

     

    (推進員)幸いにも数年出ておりません。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (事務局)羽村市の防犯等の取り組みについても、いくつかご説明させていただきたいと思います。

    まず特殊詐欺防止の取り組みとしましては、福生警察署や市民の方から市内に振り込め詐欺の電話が集中していると通報が多いときには、羽村市の防犯メールを配信しております。また、場合により、防災無線による注意喚起を行うとともに、市民パトロールセンターはむらへ、パトロール車による振り込め詐欺等の注意喚起のアナウンスの協力依頼をしております。

    そのほか、平成28年度より、65歳以上の高齢者世帯に対し、無償で自動通話録音機の貸与事業を、市独自で実施しております。民生児童委員等にもお願いして、自動通話録音機の設置促進に向けて、ご協力いただいております。

    年金支給日には、福生警察署管内防犯協会羽村支部と連携し、市内金融機関において、直接高齢者へ注意喚起を行っております。

    また、市広報紙や公式サイト、町内会回覧などを活用し、周知を行っております。

    次に、市では、街頭における防犯対策の一環としまして、平成25年度から3か年計画で、羽村駅・小作駅周辺に防犯カメラを設置しております。防犯カメラの設置状況につきましては、平成25年度に小作駅東口周辺に5台設置し、平成26年度には羽村駅東口周辺に4台設置し、平成27年度は羽村駅西口周辺に2台と小作駅西口周辺に2台設置し、3か年で、計13台設置しました。また、平成29年度には、防犯カメラ12台の寄贈を受けまして、市内各所に設置し、現在では計25台、作動しております。

    教育委員会の防犯カメラにつきましては、平成28年2月、通学路に防犯カメラを12台設置し、子ども達の見守り活動を補完しております。

    次に防犯対策の連携の強化として、平成28年度より、防犯等関係団体連絡会を立ち上げております。

    目的につきましては、各関係団体と防犯体制の強化を図るとともに、防犯活動等の情報を共有し、連携することを目的としています。

    内容につきましては、防犯等関連団体等にお集まりいただき、現在の取り組み状況や防犯に関しての状況及び情報を共有し、意見交換を実施しております。事業運営としましては、主催が羽村市で 共催は福生警察署になります。参加者につきましては、再任の方はご存じかもしれませんが、この推進会議の構成団体と、ほぼ近い形になりまして、次回第2回推進会議の後に、続けて開催したいと考えております。

    また、連携の強化に向けて、平成27年度より、各関係団体にご協力をいただき、年末防犯・交通安全・火災予防パトロール週間としてパトロール等を行っていただいております。

    活動内容につきましては、年末における防犯・交通安全・火災予防に向けて、普及啓発を図るとともに、市内全域によるパトロールを実施しております。

    実施場所につきましては、市内全域とさせていただき、パトロール場所及び実施時間については、各団体と調整を行い、事務局が取りまとめを行いたいと考えております。

    実施日については、現在調整中でありますが、今年度も、年末防犯・交通安全・火災予防等パトロール週間にご協力をお願いいたします。

    次に、交通安全対策の取り組みについて、ご説明します。

    市では、市民ボランティア交通安全活動講習会を実施しています。内容につきましては、市内交差点等における交通安全活動を主体的に行っているPTAやボランティアの方を対象に、自分自身の安全確保も行えるよう支援を実施しております。

    このほか、小学生を対象とした自転車安全教室を各学校で開催しています。また、中学生に対しては、スタントマンが生徒の目の前で実際の事故現場を再現するスケアードストレート方式を用いた交通安全教室を行っております。

    また、都立羽村高校の生徒に対しては、交通安全推進委員による街頭での交通安全指導を実施しているほか、市が年2回開催している運転者講習会において自転車の安全運転に関する意識啓発を図るなど、さまざまな機会を通じて、自転車の交通ルールの遵守やマナーの向上への啓発に取り組み、自転車事故の防止に努めております。

    最後に、火災予防の取り組みについて、ご説明します。

    福生消防署等の関係機関と連携・協力しながら、消防団による火災予防のための警戒・啓発活動を行っています。また、市のイベント時における広報活動等を通じて、市民等の火災予防のための知識の普及と意識の向上に向けての啓発に取り組んでいます。

    また消防体制・設備の充実として、各分団に配備された消防ポンプ自動車や災害活動用装備用品の更新を行い、消防活動を支援しています。そのほか、防火水槽、消火栓等を整備し、消防水利を確保しています。

    以上、防犯、交通安全、火災予防の市の取り組みについて、説明を終了します。

     

    (座長)市の取り組みについて報告していただきました。

    それでは、全体の会議について何かご質問ございますか。

     

    (推進員)いまだ飲酒運転はあるのでしょうか。

     

    (推進員)福生警察署管内、人身事故のみならず物件事故も含め飲酒運転による事故は約14件発生しております。羽村市内で発生したものは約4件発生しております。昨年飲酒運転で死亡事故を起こしたのは都内で10件ありました。今年に入って町田署管内で飲酒運転による死亡事故があり、飲酒運転による事故はいまだ発生しております。東京につきまして7月1日から7日間飲酒運転させないTokyoキャンペーンを行います。バーベキュー等で昼間からお酒を飲む機会が増加しますので、注意喚起をしていこうという狙いです。福生警察署管内では、日曜日の朝方が飲酒運転での事故が非常に多くなっております。土曜日の夜中お酒を飲んで朝運転をして事故を起こしてしまう方が多くみられますので、ご注意いただければと思います。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)自転車マナーについてですが、飲酒しながら、喫煙しながら自転車を運転している方に対して、警察は注意などを行っているのですか。

     

    (推進員)非常に自転車の事故が多くなっており、片手運転は安全運転義務違反に該当し、警察としても指導をします。また、イヤホンをつけ外の音が聞こえない状態で運転している方に対しても注意を行っております。また、自転車は車道を走るという指導をしているが、徹底されていないのが実情です。自転車について道路上に自転車ナビマークをつくっており、そちらを通行するよう指導しております。

     

    (推進員)違反にはならないのですか。

     

    (推進員)具体的危険性が伴った場合に違反となり、ただ通行しているだけではなりません。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)スクールゾーンとは別にキッズゾーンという言葉がある政党から提案があったかと思いますが、市や警察に情報提供はありますか。

     

    (事務局)現在、国や都からの情報提供等は特にありません。

     

    (推進員)警察についても情報提供はありません。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)自転車でスマートフォンを使用して運転している方に対して、注意をしたほうがよいのでしょうか。

     

    (推進員)注意をするのは非常に正当だが、相手によってとらえ方が異なり、トラブルになりかねないので、そういった場合は110番をしてください。

     

    (座長)他にございますか。

     

    (推進員)交差点で旗振りや立哨をしている際に、自動車や自転車の違反を発見した場合、どこに情報を伝えたらいいのか。

     

    (推進員)まず現場にいる状況でしたら、110番をしてください。110番をすることにより、無線指令で近くの警察官が向かいます。すでに通り過ぎナンバー等を見たという場合は、交通違反に対するものは交通課、取り締まりに関しては交通課の交通執行係に連絡してください。

     

    (推進員)通学時の信号待ちの際、子どもが歩道に大勢いるなかで、自転車が歩道を走行してきた場合の対処についてはどうすればいいか。

     

    (推進員)歩道上については歩行者が優先ですので、自転車を待たせてください。自転車は車道が原則、歩道は例外です。ただし65歳以上の高齢者や小さな子どもについては走行できます。

     

    (推進員)交通安全推進員の制服や旗振りのベストを着用している状態で、自転車等に対して注意を行ってもよいのですか。

     

    (推進員)交通整理を行っていることがわかる状態であれば、言っていただいて大丈夫かと思います。

     

    (座長)市内にゴミ屋敷はありますか。

     

    (事務局)担当課は環境のほうになりますので、そちらが把握しているかはわかりかねます。

     

    (推進員)キッズゾーンという話がありましたが、先日のPTAの役員会においてキッズゾーンについて話がありました。小作台小の通学路について踏切は絶対に通らず、駅を通るという約束があるようです。しかし朝、電車の発着と時間がかぶると非常に危険な状態にあるようで、そちらを子ども優先の道を整備していただけないかという話がありました。今後通学路の危険箇所ということで正式に話が上がってくるかとは思いますが、事前に情報提供をさせていただきます。

     

    (事務局)毎年PTAから、教育委員会へ要望を出していただいていると思いますので、事前に担当にお話しがあったことを伝えさせていただきます。

     

    (座長)他にございますか。

    無いようですので、会の進行を事務局にお返しします。

     

    (事務局)伊藤座長ありがとうございました。

    続きまして、次回の会議を令和元年10月16日(水曜日)午後2時から、特別会議室で行いたいと思いますので、ご出席をよろしくお願いいたします。

    それでは最後に閉会にあたり、島田市民生活部長よりご挨拶申し上げます。

     

    (事務局)皆さん、本日は活発な意見交換ありがとうございました。本日は第1回ということで、新しい体制で推進会議がスタートいたしました。座長、副座長はじめ推進員皆さんの2年間ご協力をよろしくお願いいたします。

    この会議は羽村市防犯、交通安全及び火災予防を推進する計画にもとづき、さまざまな施策を推進する組織として位置づけられております。また今期は令和3年度から始まる新たな推進計画の作成をお願いするようになりますが、引き続き、誰もが安心して安全に暮らせるまちの実現に向けて、さまざまな施策を実施してまいりたいと存じますので、推進員の皆さんにおかれましては、ご協力よろしくお願いいたします。

    以上をもちまして、令和元年度第1回羽村市防犯、交通安全及び火災予防推進会議を終了させていただきます。

    推進員の皆さん、ご多忙の中、ご出席いただきありがとうございました。