特別展「おさいほうを習う~きもののひな形~」
[2019年10月1日]
[2019年10月1日]
「きもののひな形」は裁縫雛形と呼ばれるもので、正確な縮尺でつくられたミニチュアの衣類です。
明治時代以降の裁縫学校などで、おもに学生の課題としてつくられていました。
ひな形を製作することで、実寸のきものを仕立てるよりも布地を節約することができ、さらに短期間でさまざまな技術を習得できるという利点があります。
布の裁ち方や縫い方などは実物の仕立てと変わらず、そのつくりはとても緻密です。
ひな形は、その当時の裁縫教育の内容やファッションの文化がうかがえるだけでなく、ひな形自体にもミニチュアとしてのおもしろさや、かわいらしい魅力があります。
本展示では、羽村に残されている明治末~昭和初頭につくられたさまざまなひな形をご覧いただけます。
9月24日(火曜日)~9月26日(木曜日)
※空調設備工事に伴う臨時休館です。⇒令和元年度 8月・9月の臨時休館のお知らせ
開庁時間:午前8時30分から午後5時15分(祝日および年末年始を除く、土・日曜日は一部窓口のみ)