ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

羽村市

はむらってこんなまち

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    第1回第七次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会会議録

    • 初版公開日:[2023年03月15日]
    • 更新日:[2023年3月15日]
    • ID:12763

    日時

    令和元年8月30日(金曜日)午前10時00分~11時20分


    会場

    市役所東庁舎4階大会議室B


    出席者

    山川仁、北島保、安達健吾、新井昭生、根岸徹、並木功眞、田辺みどり、早野和則、原昭子、佐藤ゆり、貝塚循子、中村修二(代理:桃井尭大)


    欠席者

    石嶋隆之、遠藤勉、池田恒雄


    傍聴者

    0人


    配布資料

    【資料1】羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会要綱

    【資料2】コミュニティバス「はむらん」の運行について

    【資料3】ダイヤ・ルート改正後の利用状況について

    【その他】次第、名簿



    開会

    事務局


    会議の内容


    (事務局)定刻となりましたので、ただいまから第七次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会(第1回)を開催いたします。開催に先立ちまして、細谷都市建設部長から挨拶をさせていただきます。


    (都市建設部長)みなさんおはようございます。「はむらん」を担当している都市建設部長の細谷と申します。この度は、懇談会の委員をお引き受けいただきありがとうございます。今回は15人の委員のうち10人が新任ということで、大きくメンバーが変わりましたのでよろしくお願いします。

    また、運転業務をしていただいている西東京バスさんに関しては、いつも安全運転をしていただきありがとうございます。

    「はむらん」は運行開始15年目を迎えておりまして、利用者数も昨年度約21万人、1日あたり約570人の方に利用していただいております。この懇談会では、主にルートを改善することや、バス停にベンチを設置すること、太陽光発電による電気を利用した電気バスの導入など、さまざまな取り組みをしています。

    近年では、ICカードリーダーを設置するとともに、利用者のICカードにポイントが貯まる制度の導入を行い、利便性向上もはかっています。それでもまだまだ利用者からは要望がありますので、その点に関して、皆さんにご意見をいただき、はむらんが便利になるようにご協力いただきたいと思います。よろしくお願いします。


    <都市建設部長退席>


    (事務局) 改めまして、本日は、ご多忙の中、第七次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。まず、お手元の配布物の確認をお願いします。次第と名簿に加え、資料1から3まであることをご確認ください。

    また、委嘱状につきましては、委員の皆さん、お一人お一人に委嘱状をお渡しすべきところでございますが、時間の関係で既に机上に配布させていただいておりますので、ご確認をいただきたいと思います。

    それでは、お手数ですが各委員の皆さんには、自己紹介をお願いします。


     <委員及び職員自己紹介>

     

    (事務局)ありがとうございました。なお、石嶋委員、遠藤委員、池田委員につきましては、本日欠席の連絡を受けております。各委員の皆さまには、はむらんの運営につきまして2年間ご協力をお願い致します。


    (事務局)次に次第4、座長及び副座長の選出に移ります。羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会要綱では、懇談会に座長及び副座長を置くとあり、座長は、委員の互選により定め、懇談会を代表し、会務を総理するとあります。第七次の懇談会座長の選出について、ご発言等ございますでしょうか。


    (委員)第六次の懇談会で座長を務めていただいた、山川委員に引き続きお願いしたいと思います。


    (事務局)ただいま委員より、山川委員に座長をお願いしたいとのご発言がございましたが、いかがでしょうか。


    <異議なし>


    (事務局)それでは、第七次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会の座長を山川委員にお願いしたいと思います。山川委員よろしくお願いします。


    <山川委員了承>


    (事務局)それでは、山川座長から一言ご挨拶をいただきたいと思います。


    (座長)私が東京都立大学で講師をしていた頃、市の職員に羽村市でもコミュニティバスを作りたいと相談を受けてから、「はむらん」について一緒に検討してまいりました。第七次の座長に互選していただき、引き続きよろしくお願いいたします。委員の皆さんには忌憚のないご意見をいただければと思います。


    (事務局)ありがとうございました。続いて、副座長の選出についてですが、要綱の定めで、副座長については、座長が委員のうちから指名し、座長を補佐し、座長に事故あるときは、その職務を代理するとありますので、 山川座長から、委員の指名をお願いいたします。


    (座長)それでは、第六次の懇談会でも副座長を努められた、羽村市商工会副会長の池田委員にお願いしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。


    <異議なし>


    (座長) では、第七次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会の副座長を池田委員にお願いしたいと思います。池田委員は本日欠席ですが、事前に了承を得ております。


    (事務局)ありがとうございました。次に、傍聴についてお諮りいたします。本日は今のところ傍聴はございませんが、もし傍聴の希望がありましたら、傍聴を許可してよろしいでしょうか。特に異議がないようですので、傍聴希望があった場合には許可という形をとりたいと思います。

    次に、次第5、報告事項等に移りたいと思います。ここからは、座長に進行をお願いいたします。


    (座長)それでは次第5、報告事項等の(1)羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会について、事務局からお願いします。


    (事務局)それでは、次第5の報告事項等の(1)の羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会について、ご説明させていただきます。

    はじめに、コミュニティバス「はむらん」は、平成17年5月29日に、交通不便地域の改善、高齢者・運転免許証を持たない方などの移動手段の確保、にぎわいの創出による商店街の活性化、環境負荷の低減、バスの中で市民のふれあいを通じたコミュニティの醸成といった5つを目的に、運行が開始されました。懇談会は、この運行開始に伴いまして、「はむらん」の利用促進と市民、行政、事業者が一体となったバス事業の運営を図ることを目的に設置されました。

    資料1の「羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会要綱」をご覧ください。

    この要綱に基づき、これまでに六次の懇談会が設置されており、今回委員の皆さんにお願いするのが、第七次の懇談会になります。

    では、懇談会で何を行うのかというと、第2条の所掌事項として、1「はむらん」の運行ルート、運行時間帯、運行間隔に関すること、2利便性向上のための方策に関すること、3採算性向上のための方策に関すること、4利用者増加のための方策に関すること、5その他「はむらん」の円滑な運営に関することの以上5つについて、調査及び検討を行うこととしております。これまでに改善したことについては、事前に配布した資料2のとおりですので、各自ご確認ください。

    次に懇談会の委員につきましては、第3条の組織として、委員は15名以内で構成し、また、2年間の任期としております。

    次に裏面の第6条として、会議は座長が必要に応じ招集し、委員の過半数の出席をもって開催するとしております。

    続きまして、会議録の作成についてご説明いたします。

    市で開かれている審議会等につきましては、会議録を羽村市公式サイトで掲載し公表することになっており、懇談会の会議録についても、「羽村市審議会等の会議録の作成及び公表等に関する基準」により作成、公表いたします。公表する内容につきましては、発言された方を座長、副座長、委員、事務局等と表記しまして、発言内容を要約し、作成します。出席者の個人名は掲載されますが、発言に対する個人名はお出ししません。作成した会議録は座長に確認していただいたうえで、羽村市公式サイトで公表いたしますので、よろしくお願い致します。

    以上で(1)の羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会について、説明を終了いたします。


    (座長)事務局から報告のありました、懇談会について何か質問はございませんか。特にないようですので、次の報告事項等(2)の平成31年3月ダイヤ・ルート改正後の利用状況について、事務局より説明をお願いします。


    (事務局)それでは、平成31年3月ダイヤ・ルート改正後の利用状況について報告させていただきます。お手元の資料3をご覧ください。

    資料3につきましては、直近10年分の「はむらん」利用者数になります。まず、平成31年の改正までの利用状況を報告します。

    「はむらん」は平成17年5月29日に運行を開始いたしましたが、運行開始年度の平成17年度は79,367人の方にご利用いただきました。以後増加傾向にあり、特に平成23年度からは毎年度増加を続けております。運行開始前には1日206人の利用を予想しておりましたが、平成30年度には、年間利用者は209,760人で、1日平均では約574人の方にご利用いただいており、順調に利用者数は増加しております。

    続きまして、平成31年3月30日ダイヤ・ルート改正後の利用状況について説明します。改正の主な内容は、バス停2か所の追加と運行周期の変更、羽村中央コース最終便の減便です。改正後の平成31年4月から6月までを前年の4月から6月までと比べると、全コースでは1,166人の増加、羽村東コースでは1,142人の増加、羽村西コースでは112人の減少、小作コースでは654人の増加、羽村中央コースでは518人の減少となりました。羽村中央コースの減少は、最終便の減便によるものと思われます。

    改正に伴う苦情については、時刻表を全戸配布したこともあり、今のところございません。

    今後も、ダイヤ・ルートの改正を通じて、「はむらん」の利便性向上を図りたいと思いますので、委員の皆さんにもぜひご意見をいただければと思います。

    以上で (2)平成31年3月ダイヤ・ルート改正後の利用状況について、説明を終了いたします。


    (座長)事務局から報告のありました、改正後の利用状況について何か質問はございませんか。特にないようですので、次の報告事項等(3)のバスポイント付与漏れについて、西東京バスの中村委員より説明をお願いします。


    (運行事業者)バスポイント付与漏れについて、西東京バスから説明させていただきます。平成28年に導入したICカードですが、不手際により、バスポイントの付与が漏れていたことが発覚しました。この懇談会でご報告とお詫び、今後の対応を説明させていただきます。

    交通系ICカードを使うとポイントがつく「バス特」という制度があるのですが、平成28年にICカードリーダーを、「はむらん」の全ての車両に設置した際、「バス特」が付かない設定にしてしまいました。よって、この導入から発覚まで、バスポイントが付くと周知していたにも関わらず、ポイントが付かないまま運行をしておりました。発覚した日は平成31年2月22日で、「はむらん」の利用者から青梅営業所にポイントがついていないということで連絡があり、判明しました。その2年7ヶ月の間にICカードを使った方は約24,000人で、非常に多くの方が対象になります。ポイントがつくように、翌日から設定を修正しましたが、今までバス特が付かなかった方への対応としては、専用の電話センターを設置し、車内や広報を通じて心あたりのあるお客様にご進言をいただくべく周知しております。また、心あたりがないままポイントがつかなかったことに気付かない方もいますので、ICカード協会に調査をかけています。膨大な量なので調査に時間を要しますが、調査結果を基にアプローチせていただきます。今後は、順次返金の準備をしております。ご不便をおかけし申し訳ございません。今後このようなことが起きないようにいたします。


    (委員)町内会でこのお知らせをしてもいいですか。何月号の広報誌に掲載したのですか。


    (運行事業者)お知らせしていただいて構いません。4月15日号に掲載しています。


    (委員)バス特というシステムを知りませんでした。「はむらん」でICカードを使うとポイントが付くのですか。


    (運行事業者)同月内にバスでICカードを使うと、金額に応じてポイントがつくというものです。1000円使った場合は100円分のポイントがICカード内に付与され、その次の乗車時に割引されます。


    (委員)10回使ったら1回乗れるということですね。期限はありますが、いちいち買わなくていいのは回数券よりも便利ですね。


    (座長)いいシステムだと思います。ICカード利用者の割合はどれくらいですか。


    (事務局)約40%です。増加傾向にあります。


    (座長)40%はすごいですね。では、バス特以外のことを含め、他にご意見がある方はどうぞ。


    (委員)まず、小作コースについて、羽西の利用者は、小作駅経由でしか羽村駅に行けないので不便です。また、羽村西コースについて、川崎の利用者がいこいの里に行くためには、郷土博物館や羽村駅を経由するため時間がかかり不便です。また、いこいの里では10時から講座があることが多いですが、小作コースは9時7分着しかないので、到着時刻を10時少し前に合わせてほしいです。また、福生病院に行くために小作駅で乗り継ごうとすると時間が合わないことが多いので、小作駅で小作コースから羽村中央コースにうまく乗り継げるようにしてほしいです。最後に、全てのコースを双方向にしてほしいです。


    (座長)目的地に行くことはできるけど、もっと便利にしてほしいという意見ですね。コミュニティバスで全てが網羅できるわけでないので、どこまでサービスをするかですね。


    (事務局)ご意見としてお聞きし、ルート・ダイヤ改正時に改めて検討します。


    (委員)同様に、川崎の人は使いにくいと聞いたことがある。行きは良いけど帰りのバスがうまく時間が合わないので、使いたいけど使えないという意見を聞きます。また、時刻表パンフレットの路線図は分かりづらく、バス停に貼ってある路線図は小さくて見づらいです。理想としては、時刻表や路線図のアプリを作ってほしいです。


    (座長)市内には全戸配布し、市外の人でも希望があれば時刻表は配っているので、時刻表は誰でも入手できるわけですよね。この情報量をバス停に全部載せるのは難しいのではないですか。


    (委員)路線図に関しては、全体を載せるのも大事ですが、もう少し何か工夫できないのかなと思います。バス停の時刻表については、少しずつよくなってきているのは感じています。


    (委員)バス停については、羽村駅には市役所行の抜粋した時刻表が載っていて、皆さんとても便利に利用しています。このように改善している点もあるので、今後も少しずつ検討していけばいいのではないですか。時刻表についても、大きくなってよくなったという意見が多いです。


    (委員)委員になったため一度乗りましたが、運転が荒く、ステップが高いように感じました。また、安全のため座席にシートベルトを付けたらどうかと思うのと、もっと分かりやすい車内アナウンスがあればいいと思います。それと、青梅市立総合病院にも行ってほしいです。


    (委員)運転の荒さは運転手さんによると思います。丁寧な方も多いです。


    (運行事業者)ノンステップバスなのでステップが高いということはありませんが、停車する場所によって乗りづらいなどあるかもしれません。シートベルトは、基本的に路線バスやコミュニティバスには付いていませんが、転倒防止のため、手すりが付いています。車内アナウンスについては、機械放送と肉声放送を両方実施しています。


    (事務局)青梅総合病院に関しては、市外で距離もあるため難しいと思いますが、ルート改正時の参考とさせていただきます。


    (委員)動物の絵を入れてバスに愛称を付けている自治体もありますよね。羽村市も動物公園がありますし、子どもも喜んで乗ってもらえるようにゾウさん号やキリンさん号などのように愛称をつけてはいかがですか。


    (委員)富士見公園の中にバスを乗り入れてくれると、もっと便利になると思う。


    (委員)「はむらん」は乗り継ぎが難しいが、それを考えるのも楽しいです。大きな時刻表になってから乗り継ぎが分かりやすくなりました。ただ、遅れを見越した時間設定にした方がいいと思う。たとえば小作コースはさくらモールで既に5分必ず遅れています。それと、羽村駅で福生病院方面や市役所方面とアナウンスする時、遠回りで向かう場合でも一応向かうことを一言言っていただけると親切なんじゃないかなと思います。


    (委員)羽村東コース栄小学校周辺で、以前は12時台のバスがあったのですが、無くなってしまいました。また、私は川崎に住んでいますが、羽村駅に行こうと思っても郷土博物館経由しか無い。双方向にしてもらえるともっと便利になると思います。


    (事務局)行くことはできるが不便というご意見が多かったです。さらなる利便性向上のため、今回のご意見を含めて検討をすすめていきます。


    (山川座長)それでは、閉会にあたり、事務局から挨拶をお願いします。


    (事務局)以上をもちまして、第七次羽村市コミュニティバスはむらん運営推進懇談会(第1回)を終了させていただきます。次回の日程については2月の平日の午前10時~特別会議室で行いたいと考えておりますので、また改めて通知させていただきます。

    委員の皆さま、ご多忙の中ご出席いただきありがとうございました。