ユーラシア大陸のほぼ中央に位置する山々に囲まれた美しい国、キルギス共和国。かつては遊牧の民が行き交い、都が栄え、シルクロードの要でした。現在もたくさんの民族が共存し、変化に富んだ文化を織りなしています。
キルギス共和国男子柔道ナショナルチームは、2019世界柔道選手権東京大会と東京2020オリンピック競技大会の事前キャンプを羽村市で行うことが決まりました。キルギスの皆さんを歓迎し、温かく交流できるように、この機会に私たちもキルギスについて知識を深めましょう。
首都はビシュケク市。キルギス共和国の中心地でありながら、天山山脈が見渡せる、どこかゆったりした町です。
かつてのような遊牧生活は今ではほとんど見られませんが、郊外では馬に乗って羊などを追う人の姿が見られたり、羊や馬の肉、乳を使った料理には暮らしの知恵が詰まっています。
特色のある大小さまざまなバザールでは、食料品から、衣料品、日用雑貨におみやげものまで、ありとあらゆるものが並びます。
【キルギス共和国データ】
面積:198,500平方キロメートル(日本の約半分)
人口:600万人(2017年国連人口基金)
首都:ビシュケク(Bishkek)
言語:主にキルギス語とロシア語
主要産業:農業・畜産業(GDPの約3割)、鉱業(金採掘)
日本との時差:マイナス3時間
日本からは:飛行機で約10時間
「ホストタウン」とは、東京2020大会に向け、大会参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方自治体を内閣官房が登録する制度です。今後は、事前キャンプ実施を支援するとともに、文化などを通じた相互交流事業を実施していきます。
詳しくは、「羽村市がキルギス共和国のホストタウンに登録」のページをご覧ください。
7月4日、キルギス共和国ビシュケク市において、羽村市とキルギス共和国柔道連盟は「2019世界柔道選手権東京大会」「東京2020オリンピック競技大会」でのキルギス共和国男子柔道ナショナルチームの事前キャンプの実施について、合意書を締結しました。
詳しくは、「キルギス共和国男子柔道ナショナルチームによる「2019世界柔道選手権」・「東京2020オリンピック」事前キャンプに関する合意書の締結」のページをご覧ください。