飼い主は、ペットの一生に責任があります。動物をみだりに殺傷、虐待、遺棄することは法律により罰せられます。
繁殖を望まない、繁殖後適正に飼養することができない場合は、不妊・去勢手術を行いましょう。不妊・去勢手術をすると、生殖器系の病気の予防にもなります。
迷子になった動物の発見を容易にするためにも、犬には鑑札を着け、猫やそのほかの動物には名札を着けましょう。犬の飼い主には、登録と毎年1回の狂犬病予防注射を行う義務があります。
現在の交通事情や住宅事情を考えると、近隣トラブルを避けるためにも、市街地では、屋内で猫を飼うことが望ましいといえます。
また、上下運動ができるよう家具の上などにも上がれる工夫をし、専用のトイレ、爪研ぎなどを用意することが屋内飼育を成功させるコツです。
犬の散歩をさせるときは、リードでつなぎましょう。散歩中にオシッコをしてしまった時はすぐに水で流し、フンをした時は家まで持ち帰ることが飼い主の責任です。
災害が発生した場合、まずは人命第一です。飼い主が無事でなければ、動物は災害を乗り切ることができません。避難する時にどうするか、ペットホテルや安全な知人宅に預ける、避難所に同行できるか確認しておくなど、対策を事前に考えましょう。
また、動物のための防災用品(5日分以上のえさと水など)も用意しておきましょう。日ごろから、嫌がらずにケージに入るなどのしつけも大切です。