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あしあと

    平成20年度第2回羽村市文化財保護審議会会議録

    • [2010年4月22日]
    • ID:1532
    平成20年度第2回羽村市文化財保護審議会会議録
    1 日時平成20年7月11日(金曜日)午後3時00分~午後4時40分
    2 場所羽村市郷土博物館会議室
    3 出席者会長 櫻沢一昭
    委員 白井裕泰、和田哲、坂上洋之、持田友宏、坂詰智美、金子淳
    事務局 郷土博物館長 須田進午、郷土博物館係長 宮沢賢臣
    4 欠席者なし
    5 議題 1確認事項
    ア 平成20年度第1回会議要旨の確認について
    2議題等
    ア 東京都指定天然記念物阿蘇神社のシイ現状変更について
    イ 文化財説明板の文言について
    ウ平成20年度東京都区市町村文化財担当者会議について
    エ その他 
    6 傍聴者なし
    7 配布資料・文化財説明板文言原稿
    ・東京都指定天然記念物阿蘇神社のシイ現状変更資料
    8 会議の内容

    (1) 確認事項
    ア 平成20年度第1回会議要旨の確認について

    (会長) それでは、平成20年度第1回の会議要旨の確認について、事務局から説明をお願いします。

    (事務局) 前もって送付させていただきましたが、不都合な点などがありましたらご指摘いただければと思います。

    (会長) 何かお気づきの点、ご意見などございますか。
    それでは、これでご了解いただければと思います。第1回会議要旨については、この内容で確認とさせていただきます。

    (2) 議題等
    ア 東京都指定天然記念物阿蘇神社のシイ現状変更について

    (会長) では、東京都指定天然記念物阿蘇神社のシイ現状変更についてご審議願いたいと思います。これもまた事務局から説明をお願いします。

    (事務局) お手元の資料をご覧ください。この件については、昨年度の会議で、まいまいず井戸の現状変更と一緒に内容を確認していただいて、一応は問題なしという結論をいただいていますが、先般、東京都補助金の交付が正式に決定され、事業内容が確定したことから、改めて、阿蘇神社より現状変更申請書が提出されましたので、再確認ということでご審議いただければと思います。なお、本件については、東京都文化財保護条例に基づき、羽村市教育委員会において処理する事務とされていますので、よろしくお願いします。内容ですが、現況では、台風で折損してしまった枝があり、それを支えていた支柱が宙に浮いている状態となっています。これらの不要な支柱を撤去し、新たに支えの必要な枝に支柱を設置して、枯れ枝を切除しようとするものです。あわせて、折れた枝の元が大きく裂けてしまっていて、不定根が露出してしまっているので、ここに覆いをして腐葉土を充填しようとするものです。事業費については、総事業費が3,203,046円となっており、うち、3,203,000円が補助対象経費として認められています。東京都の補助金が、補助事業者の過去3年間の決算状況や資産等によって補助率の上乗せが認められて、総事業費の65パーセントである2,081,000円、これはすでに交付決定を受けています。羽村市の補助金が、羽村市文化財保存事業費補助金交付要綱により、残余の額の50パーセントである561,000円となっています。この内容については、樹木医の指導を受けて仕様書を作成し、東京都教育委員会の了承も得ています。この事業については、事務局としては許可の方向で考えていますが、文化財保護審議会のご意見を伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    (会長) とくに、何かお気づきになった点、ご意見などございますでしょうか。

    (委員) 神社との連絡調整はどうなっていますか。

    (事務局) 今週初めに宮司とお話しをしてきました。神社としては、経費の負担を含めてすべて了解していただいています。

    (委員) 2社から見積もりをとったということですが。

    (事務局) 東京都の指導により、複数の業者から見積もりをとることになっています。今回、事業者側が作業を発注しようとしている業者は、以前からずっとシイの木の修理に携わっていただいている樹木医の方が所属しているところで、この木に関して非常によく理解されています。

    (会長) 他に何かございますか。

    (委員) 基本的な考えではそうなるでしょう。

    (委員) 東京都でも内容をチェックして、交付決定が出ているのでしょうけれども、東京都文化財保護審議会の自然担当の委員さんのご意見などはどうなっているのでしょうか。

    (事務局) 東京都文化財保護審議会の方は承知していませんが、昨年末に、都教委の補助金担当と自然担当学芸員が現地を視察しており、その折にアドバイスを受けており、それに沿った形で事業計画をたてていますので、今後問題となることはないと思います。

    (委員) 了解しました。

    (委員) 以前修理したのはいつですか。

    (事務局) 平成11年度です。

    (委員) そのときにモルタルを使っていますが、最近は合成樹脂を使うような修理をしているようなんですが、モルタルと木の相性というか、不具合はあるのですか。

    (事務局) 現状では、枝が折れて抉られてしまった箇所ははがれてしまっていますが、何も影響のなかった部分に関しては問題ないようです。

    (委員) 素材を代えるような流れになっているようですが、今回はそういう検討はされたんですか。

    (事務局) 今回は、そういうもので覆うのではなく、土を埋めて根を保護するという方針だったので、検討はしていません。

    (委員) 今回の修理は、平成11年の修理を補完するのではなく、新たに台風の被害にあった部分を修理するということですね。

    (事務局) そういうことです。

    (委員) 他の同じような文化財指定の樹木の修理など、比較できるようなものはあるのですか。

    (委員) 青梅市あたりはあるでしょうけれども、詳しくはわかりません。

    (事務局) 武蔵村山市の三本榎が、枯死して伐採したという事例は聞いています。

    (委員) あきる野市の二宮神社の下の柳が枯れてしまって、文化財の指定を解除したという事例があります。

    (会長) 今後も、文化財保護審議会としてもしっかり観察していくということになりますか。

    (委員) 枝の剪定など、定期的にメンテナンスしていったほうがいいのでしょう。

    (会長) 他に何かありますか。ないようでしたら、以上の議論を踏まえて対応していくということで、今回の現状変更については、事務局の考えどおり許可するということでまとめたいと思います。

    イ 文化財説明板の文言について

    (会長) 次に、文化財説明板の文言についてご審議をお願いします。事務局から説明をお願いします。

    (事務局) 前回の会議で、市内60か所の文化財説明板について、改修が必要なものとその優先順位のリストアップをお願いして、最優先として「川崎の渡し」と「根岸地蔵」について進めていくということになりました。今回は、その2件について、現在の説明板の文言をお配りしましたので、内容をご検討いただければと思います。前回の会議では、改修する説明板は英文併記ということに決定していますので、日本語文も横書きとなります。文字数、行数については、現行の英文併記説明板のものとなっていますので、この範囲内で修正をお願いします。

    (会長) では、一度現行の説明文を読んでいただけますか。

    説明文を朗読する

    (会長) では、「川崎の渡し」から検討していきたいと思います。お気づきの点はございますか。

    文字、用字、文意などについて意見交換する

    (会長) 以上のとおりの修正でよろしいでしょうか。修正後の文言を通して読んで見てください。

    修正後の文言を朗読する

    川崎の渡し

    遠江坂(とおとおみざか)を下った鎌倉街道も、堂坂(どうざか)からの道も、この辺りから対岸の折立(おったて)へ渡りました。対岸には今も渡し場の石積みがあり、傍らに古い馬頭観音もあります。ここから滝山方面への道を、土地の人は今も鎌倉街道と呼んでいます。
    この渡しは、秋から冬の間は、川崎と折立の共同で板橋をかけ、春から夏の増水期には船で渡りました。秋留台地と埼玉方面との物資の交流が多く、渡し場には小店もあって大正期まで利用されていましたが、羽村の堰下橋や福生の永田(ながた)の渡しが便利になるにつれて廃止されました。

    (会長) 「川崎の渡し」については、これでよろしいでしょうか。では引き続いて「根岸地蔵」を検討しますが、これも原文を一度読んでください。

    説明文を朗読する

    (会長) では「川崎の渡し」と同じように、適宜修正していただければと思います。

    文字、用字、文意などについて意見交換する

    (横書きにおける年号、月日等の数字の取扱いは算用数字に統一することとされる)

    (会長) 他に修正が無ければ、修正後の文言を読んでみてください。

    修正後の文言を朗読する

    根岸地蔵

    根岸とは、古くからの地名で、この地蔵は昔から「根岸の地蔵さま」とよばれ、ご利(り)益(やく)があるということから、周辺の人々の信仰を集めていますが、これがいつ、どのような事情で建てられたかは不明です。
    近年まで地蔵講があり、9月24日の縁日(えんにち)には、講中(こうじゅう)で念仏を唱えたり、芝居もかかるほどでした。
    この付近には、かんなんどう(観音堂のこと)とよばれた建物や墓地などもありましたが、いまは、地蔵堂を残すのみとなりました。
    堂の隣にある万(ばん)霊塔(れいとう)は安永8年(1779年)の造立で、すべての霊を供養するものです。

    (会長) 以上で説明板の文言については終了します。

    ウ平成20年度東京都区市町村文化財担当者会議について

    (会長) 次に、平成20年度東京都区市町村文化財担当者会議について説明をお願いします。

    (事務局) 6月18日に開催された「平成20年度東京都区市町村文化財担当者会議」の席上、東京都より説明があった事項のうち、委員の皆さんにご報告しておいた方がいい内容について説明いたします。1点目は、前回の会議で課長会での内容をお話しましたが、近代和風建築の追加調査について、より詳しい事情がわかりました。この調査は3次調査まで行って、今年度調査報告書がまとめられる予定なのですが、東京都では件数が多くて、それを全部まとめるのが難しいということで、1次調査の充実に方向転換したようです。そのなかで、1次調査件数の少ない所を補充調査していきたいということです。南多摩地域が圧倒的に少ないようです。2点目は、文化財の保存管理と防災計画についてということで資料が配られました。指定文化財建造物の保存管理防災計画というのは、所有者が基本的には作る必要があるが、それが出来ない場合には、市町村が作ることができるという規定があるようなので、できるだけ早い時期に各市町村でも作成するようにとのことでした。羽村の場合は、旧下田家住宅と都指定と市指定の社寺の物件がありますが、早急に作る予定は無く、近隣市町村の動向を見極めながら考えていきたいというスタンスです。その他の件もありましたが、事務的なことですのでここでは省略させていただきます。以上が会議の内容です。

    (会長) これに関しては報告ということですので、これでご了承ください。

    エ その他
    (ア) 平成20年度管外視察について

    (会長) それでは、「その他」で2点ほどあるようですが、あわせてお願いします。

    (事務局) まず、平成20年度の管外視察ですが、例年11月に第3回会議の日程と兼ねて実施しています。本年もそのように実施したいと思いますが、いかがでしょうか。視察先と日にちを含めて調整させていただければと思います。それと、13日から企画展「縄文土器の不思議」という展示がはじまります。考古資料、出土文化財の活用ということで、文化財保護審議会でも報告させていただきます。

    (会長) 管外視察の場所について、何かご意見はありますか。まだ時間もありますので、何かありましたら事務局の方へ連絡しておいてください。

    (委員) 玉川上水、野火止用水の関係で、平林寺あたりはいかがでしょうか。

    (委員) 埼玉では「渡し」の整備をあちこちでしていると聞いたことがあるが。

    (委員) 荒川の新河岸のあたりでしょう。ただ、詳しいことは判りません。

    (委員) 日野の真慈悲寺のプロジェクトなんかはどうか。研究センターが開所したというニュースがあったが。

    (事務局) まだ事業がはじまったばかりで、研究センターにも何も展示していないのではないか。成果が出てくるのはまだ先だと思う。

    (会長) 場所はまだ先でいいでしょう。日程について予定しましょう。

    (事務局) 11月28日(金)ですと何かと都合がいいのですが。

    (会長) では、あくまでも予定ということで、この日としておきましょう。

    (事務局) 会議も同日でよろしいでしょうか。

    (会長) そのような予定でお願いします。
    大変長時間にわたり、有意義な審議をすることができました。ありがとうございました。今日の会議はこれで終了とさせていただきます。

    午後4時40分終了

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