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生涯学習とは一般には人々が生涯に行うあらゆる学習、すなわち学校教育、家庭教育、社会教育、文化活動、スポーツ活動、レクリエーション活動、ボランティア活動、企業内教育、趣味などさまざまな場や機会において行う学習の意味で使用されています。また、人々が生涯のいつでも自由に学習の機会を選択して学ぶことができ、その成果が適切に評価される社会をさすものとして「生涯学習社会」という言葉が使われています。
また、教育基本法第3条においては、生涯学習の理念として「国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生をおくることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に活かすことのできる社会の実現が図らなければならない。」と規定されています。
羽村市では、市民一人ひとりが生涯にわたって自主的・自発的に学べる環境を整えるとともに、学んだ成果を地域課題の解決や社会貢献といった主体的な行動として活かしていくことを目指して、これまでさまざまな生涯学習振興施策を推進してきました。詳しくは羽村市公式サイト「羽村市生涯学習基本計画」をご覧ください。
社会教育とは、「学校・家庭以外の広く社会で行われる教育」です。身近なところでは、公民館や少年自然の家など公的な施設での講座や青少年教育向け事業、大学等で行われる公開講座、民間で行われる通信教育、カルチャースクールなどが挙げられます。
「社会教育士」とは私たちの暮らしのなかにあるさまざまな課題解決に向け、学びの機会や人とのつながりをつくりながら、豊かな地域づくりへの展開を支援する人材です。
「社会教育士」は、自分たちの暮らす地域を面白くしたい、新たな人ともっと出会いたい、多様な人ともっとつながりながら活動したい、という前向きな気持ちになれるきっかけとしての「学び」の機会を、社会のいたるところに仕掛け、豊かな地域づくりへの展開を支援する専門人材です。
地域のつながりの希薄化、居場所のない子ども・若者など私たちのまちや暮らしの中にはさまざまな課題が存在しています。
そのような中で、多様な主体と連携・協働して、社会の幅広い分野における学習活動の支援を通じて、人づくりや地域づくりに携わり、行政や企業、NPO、学校等のさまざまな場で活躍することが期待されています。
「社会教育士」制度は令和2年度から始まり、文部科学大臣の委嘱を受けた大学等の教育機関が実施する社会教育主事講習や大学での養成課程を修了することで、「社会教育士」の称号を取得できます。
♦行政職員
♦NPOに所属する人
♦企業
♦学校の教職員
社会教育士の取得方法は主に2つです。
①社会教育主事講習を受講
②大学か短大で社会教育主事養成課程を履修
具体的には、文部科学省から委託を受けた実施機関が行う社会教育主事講習(通常1か月程度)を修了する、または大学が行う養成課程(通常4年間のカリキュラム)で必要単位を修得することになります。
「生涯学習コーディネーター」とは人と人、人と情報、人と資源を適切に結びつける(調整する)ことを行う人とされています。
近年の生涯学習領域では、コーディネーターの養成や配置が必要という声がたびたび上がっています。しかし、現状では本格的なコーディネーターの養成や研修がほとんど行われていません。このような状況から、一般財団法人社会通信教育協会が平成21年6月に日本で初めて開設した資格認証制度です。
♦学校支援や地域貢献活動をされている方
♦PTA・自治会役員、民生委員・児童委員の方
♦地域学校協働活動推進員の方
♦地域学校協働活動推進事業に携わっている方
♦放課後子供教室事業に携わっている方
♦公民館や青少年教育施設等の関係者
♦企業、団体、NPO等で社会貢献等に携わっている方
一般社団法人社会通信教育協会が実施する
①文部科学省認定社会通信教育「生涯学習支援実施講座 生涯学習コーディネーター研修」(基礎コース)
②社会通信教育協会認定社会通信教育「生涯学習支援実施講座 生涯学習コーディネーター新支援技法研修」(新支援技法コース)
のいずれかの講座を修了し、所定の手続きを行います。
資格取得により得た知識・技術を地域づくりや人づくりに活かしたい方・人のために役立てたい方ははむら人ネットへの登録をおすすめしています。登録をいただいた方については、冊子「はむら人ネットガイド」及び市公式サイトに掲載し、ご紹介させていただきます。
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