下水道の整備には、たくさんの費用が必要です。
下水道の建設は、短期間での完成が必要で、またその効果は長期にわたります。そのために世代間の負担の公平性を図るため、地方債をあてることが適当なのです。
よって財源としては、国から補助金、地方債(市の借金)、市民の皆さんからの税金でまかなわれます。
借入先 | 償還期限 |
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財務省(関東財務局) | 30年以内(据置期間5年) |
総務省(日本郵政公社) | 30年以内(据置期間5年) |
地方公共団体金融機構 | 28年以内(据置期間5年) |
東京都振興基金 | 30年以内(据置期間5年) |
下水道を整備するためには多額のお金が必要です。そのため、市の財源では支払いきれないお金を、国等から借金をしなければ整備できないのです。この、国等からの借金を地方債といいます。借りたお金は毎年少しずつ返還していき、償還する期間はおおむね30年です。この30年という期間は、下水道管や、水再生センターの施設の耐用年数がだいたい30年ぐらいという事と、下水道は家族全員が必ず使用するもので、一部の人たちだけに負担させるものではなく、親から子まで、長い期間で負担を公平にしていくことを見込んで決められています。