歳入総額は、205億5,794万円で、前年度に比べて1億2,962万円(0.6%)の減となりました。
国庫支出金、都支出金や地方交付税などが増となったものの、市税、繰入金や繰越金などが減となったことなどから、前年度と比較して減少しました。
主要財源である市税は、101億7,548万円で、前年度と比較して1億3,259万円(1.3%)の減となりました。固定資産税は新築家屋の増加や一部企業で設備投資が行われたことから、1億5,670万円(3.2%)の増となりましたが、市民税個人分が、景気低迷による個人所得の減などにより、3億5,075万円(9.5%)の大幅な減となりました。歳入全体に占める市税の割合は49.5%で、前年度より0.3ポイント下回るものとなりました。
繰入金は2億9,901万円で、対前年度比で12億96万円(80.1%)の減となりました。この大幅な減は財政調整基金について、「第1次・第2次の緊急経済財政対策」に基づき、歳入の確保、経常的経費の削減などに努めた結果、平成22年度予算において繰り入れた分を全額繰り戻すことができたことなどによるものです。
平成22年度 | 平成21年度 | 比較 | ||||
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決算額 | 構成比 | 決算額 | 構成比 | 増減額 | 増減率 | |
市税 | 10,175,477 | 49.5 | 10,308,063 | 49.8 | -132,586 | -1.3 |
地方交付税 | 456,630 | 2.2 | 100,667 | 0.5 | 355,963 | 353.6 |
地方譲与税などの交付金 | 1,326,501 | 6.4 | 1,329,499 | 6.5 | -2,998 | -0.2 |
保育料などの負担金 | 203,639 | 1.0 | 213,421 | 1.0 | -9,782 | -4.6 |
使用料および手数料 | 382,050 | 1.9 | 363,275 | 1.8 | 18,775 | 5.2 |
国庫支出金 | 2,638,623 | 12.8 | 2,034,393 | 9.8 | 604,230 | 29.7 |
都支出金 | 3,020,217 | 14.7 | 2,510,512 | 12.1 | 509,705 | 20.3 |
繰越金・繰入金・諸収入など | 1,454,800 | 7.1 | 3,147,728 | 15.2 | -1,692,928 | -53.8 |
市債 | 900,000 | 4.4 | 680,000 | 3.3 | 220,000 | 32.4 |
歳入合計 | 20,557,937 | 100.0 | 20,687,558 | 100.0 | -129,621 | -0.6 |