表題の件につきまして、防衛省北関東防衛局横田防衛事務所から下記のとおり情報提供がありましたので、お知らせいたします。また、「横田基地周辺市町基地対策連絡会」では、在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対し、口頭要請を行いました。
北関東防衛局からの情報提供内容(3月6日)
実施内容及び日程等
- 内容:サムライ即応監査(SRI:Samurai Readiness Inspection)
- 日程:平成30年3月11日(日曜日)から17日(土曜日)まで
- 時間:通常の運用時間帯(午前6時から午後10時)において実施する予定ですが、一部運用時間外で実施される予定です。
実施に伴う航空機の運用
- 演習に伴う航空機(C-130J)の運用が予定されていますが、一部運用時間外にも運用される可能性があります。
PAS、GBS及び煙幕等の使用予定
- 通常の運用時間帯において、基地内全域でのPASの使用の予定がありますが、一部運用時間外にも運用される可能性があります。
- GBS及び煙幕の使用予定はありません。
その他
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本演習開始時に一回全てのゲートを短時間閉鎖する予定があります。
- 演習終了の通報を行う予定です。
- 演習等の予定については、諸事情により変更される場合があります。
北関東防衛局における対応
- 北関東防衛局から米軍に対し、演習等の実施に当たっては、日米合同委員会合意の遵守に努め、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れました。
「横田基地周辺市町基地対策連絡会」による口頭要請(3月7日)
3月11日から17日に実施される演習等に係る騒音及び安全対策について、以下のとおり口頭要請する。
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使用する航空機においては、安全対策の徹底を図り運用すること。
- 航空機の運用については、日米合同委員会合意の遵守に努め、通常の運用時間帯以外には、極力実施しないこと。
- 市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
- PASの使用に当たっては、音量及び時間帯をはじめ、基地外に影響を及ぼさないよう十分な配慮を行うとともに、通常の運用時間帯以外には、極力実施しないこと。
- 周辺住民の不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。
参考
・SRI(Samurai Readiness Inspection)・サムライ即応監査:有事における即応態勢の維持強化及びORE(※)に対する監査。
(※)ORE(Operational Readiness Exercise):運用即応演習
仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機または地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応体制をとることを訓練するもの。
・PAS(Public Address System):パブリック・アドレス・システム
以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行なう。
・GBS(Ground Burst Simulator):グラウンド・バースト・シミュレーター
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。